春秋時雨です
いや~
書いてて思ったんですけど
キンジ視点は原作とほとんど変わらんです
まあオリジナルの要素・言い回しとかはありますが・・・
ともあれ
どうぞ
~キンジ視点~
ありえんだろコイツ・・・・
イキナリ空から降ってきて
隣の席に座ってきて
家に押し掛けてきて
挙句の果てにドレイになれだ!?
武偵高生にこんなことを言うのもなんだが
非常識にも程があるだろコイツッ!!
「ほらさっさと飲み物ぐらい出しなさい!無礼なヤツね!
エスプレッソ・ルンゴ・ドッピオ!砂糖はカンナ! 一分以内!」
(何なんだその呪文みたいなコーヒー)
アイツなら何のことか分かるかもしれんが
俺に出来るのはせいぜいインスタントコーヒーくらいだ
カチャ
「・・・・・・・これホントにコーヒー?」
アリアはインスタントコーヒーも知らないようで
訝しみながら匂いを嗅いでいる
「俺にはそれしか
「・・・変な味、ギリシャコーヒーにちょっと似てるけど違う
っていうか[
他のヤツなら作れるの?」
「それは分らんが・・少なくとも同居人なら俺よりもコーヒーを入れるのは上手い」
アイツ料理関係に関しては変に凝ってる所があるからな・・・
「なにそれ、使えないわね」
「味なんてどうでもいいだろ・・それよりだ
今朝助けてくれたことには感謝してる
それに、お前を怒らすようなことを言ってしまったことは謝る
だが、だからってなんで押し掛けてくる?」
「分んないの?」
「分るかよ」
「あんたならとっくの昔に分ってると思ったのに
まあいいわそのうち思い当たるでしょ」
勝手に自己完結して納得してやがる
アリアはソファーにしなだれかかりながら
「ねぇ、お腹すいた。なんか食べ物ない?」
全く関係の無いことを話題に出してきた
「・・・さあ、取りあえず冷蔵庫の中を見てみんことには分らんが
多分無い・・というか食材があっても料理はからきしだぞ」
「なにそれ、あんた普段何食べてんのよ」
「食い物は同居人が作ったものか下のコンビニに行って買って食べてる」
「コンビニ?・・そういえばその同居人ってヤツいないの?」
「いるにはいるが・・・あっ、オイッ」
俺が言葉を濁しているとアリアのヤツは勝手に来た道を引き返し
アイツの仕事部屋の前までさっさと歩いていく
「ここね」
「おい、アリアお前何するつもりだ?」
「決まってるでしょ。ソイツにご飯を作らせるのよ」
「やめとけ、大体アイツは今仕事中なんだ。邪魔しちゃ悪い」
「何よあたしより仕事を優先させようっての?」
「それを俺に聞くな」
「もうなんでもいいわ」
引き留めようとする俺の言葉を無視してアリアはドアノブに手を掛け
ガチャ
開けた
ノ ッ ク し ろ
と書いてある張り紙も無視して
キィ←ドアがわずかに開く音
ダッ バタン!←キンジダッシュ アリアを押し倒す音
ヒュヒュヒュン!←ドアの隙間から
「な・・何すんのよ!!この変態!!」
ゲシッ
アリアが俺を蹴り飛ばしてくる
「イツツ、庇ってやったのにその言い草は何だ?」
言いながら俺は壁に刺さっている三本のナイフを指さす
「は?・・何コレ・・敵!?」
勘違いしてガバメントを抜こうとするアリア
それを俺は押さえつける
「!?・・何すんのよキンジッ!アンタ敵を庇うつもり!?」
「予想通りだがいったん落ち着けアリア!」
「話しなさい・・よっ!」
アリアが抜けだしてしまう
「おいっ、シュウお前にお客さんだぞ!!」
俺が叫び
「風穴を・・」
「・・・ん?ホントか?キンジってうおおおぉ!!?」
バンバンバンッ
あ~やっぱりこうなったか・・・・
~シュウ視点~
一体イキナリ何なんだ!?
来客かと思えば二丁拳銃をもった女の子だし
挨拶する間もなく拳銃ぶっ放してくるし!!
横っ跳びでよけた俺は(今日はヤケに横っとびするな~)
すぐさま起き上がり居合のスタンスをとりつつ
「イキナリ、何なんだ!?」
当たり前の疑問を口にする
「イキナリですって!?それはこっちのセリフよ!!」
バンッバンッ
飛んでくる銃弾を・・斬る!!
キキィン!
「!?」
「・・・・」
とりあえず目の前の敵に集中する
まずは相手の出方を伺いつつ
・・・・・・・キンジが出てきた
「おいっ、キンジ危ないぞっ!」
「キンジ!斬られるわよ!早く逃げなさい!」
「あ~、一先ず落ちつけお前ら」
キンジのヤツなに言って
『どういうコト?キンジ』
拳銃少女とハモる
「どういうことも何も、二人は互いに敵だと勘違いがあるようだからな」
「勘違い?おいキンジ、イキナリ拳銃ぶっ放すようなヤツが敵じゃないってことか?」
少女を警戒しつつもキンジの言葉を確認する
「ああそうだ。
「あ~そういうコト」
キンジに言われて俺は納得する・・が
「キンジっ、ソイツと打ち解けていないでさっさと援護しなさい!!」
少女の方は落ちついていないようなのでとりあえず俺はホールドアップする
「・・・?」
効果はあったようで訝しみながら銃をしまってくれる
「よし、順を追って説明していくからな
まず、アリアがドアを開けてそれに反応したお前がナイフを投げコイツがお前を敵と認識した
ここまではいいか?」
「ああ」
「何言ってんのキンジ?」
「話しは最後まで聞け」
口を挿んでくるアリアをキンジが諌めつつ話を続ける
「まずここからだが・・コイツ、シュウがナイフを投げたのは単なる癖だ」
「はあ?」
キンジは説明頼む・・と視線をよこしてきた
「あ~、何って言うかホントに癖みたいなものなんだよ
イキナリ入って来られるとナイフを投げるの」
俺は説明するも
「あ・・あれが癖・・ですって!?」
ご立腹の様だ
「ああ癖。昔っからじいちゃんに仕込まれてな~
《断りもなく入ってくるものに容赦はするな》って」
「どんな癖よ・・」
「あははは。俺の家は代々、刀鍛冶をやっていてね
モチロンその技術はみだりに公表できないもんだから侵入者に対して過剰に反応しちまうんだ」
「そういうコトだ、コイツ今では無意識のうちにナイフを投げてくるからな」
キンジからの援護射撃が功を奏したのか若干冷静さを取り戻した少女が口を開く
「でも、イキナリナイフを投げてきた謝罪もなしに許してくれっていうの?」
冷静なのは表面と口調だけだった
ってか
「アレ?張り紙取れてた?」
「いや、コイツが無視しただけだ」
「そういうこと」
「何二人だけで話ししてんのよ」
いまだに腹の虫がおさまらない様子さてさてどう宥めるか・・・
「確かにナイフを投げたシュウもシュウだが。張り紙を無視したお前もお前だぞ」
「張り紙?」
「ドアに貼ってあったでしょ?二ヶ国語でノックしろって」
「え?・・あ・・・」
「つまり警告を無視したお前も悪いよって両方悪いってことだ」
キンジがそう締めくくる
まあ、妥当な判断だろう
「それで?結局キミは何をしに来たの?」
なんとか纏まりそうだったので話題を変えつつ用件を聞く
「お腹が減ったから夕ご飯作りなさいよ」
・・・・・・はい?
「キンジ、ガチ?」
「ああ。ついでに言っとくがコイツはコッチの話を無視してくるからな」
「はあぁ~~」
俺は盛大にため息をつく
「な・・なによ」
「いいかいお嬢ちゃん?俺は今も仕事をやらなくちゃいけないから
御夕飯は作れないんだよ」
「あ・・あたしは子供じゃない!!」
「はいはい、分ったから騒がない、ご近所さんに迷惑がかかるだろ」
神崎をイジリつつ適当にいなす
「とにかく、晩御飯作りなさい!口答えするんなら・・風穴開けるわよ」
「ったく、ちょっと待ってろ」
言いながらデスクに戻りスケジュールを確認する
(うん大丈夫コイツは明後日までに終わらせておけばいいヤツだった)
「OK。大丈夫だった」
「すまんな、シュウ」
神埼の代わりにキンジが謝ってくる
「いいってことよ」
俺は腕まくりをしつつ答える
さ~てと
そんじゃあ、作り始めますかね~
な・・長かった今までで一番・・・
区切りの良い所で終わらせようとしてみたら
いつの間にかこんな長さに・・・
主人公は常識がありますが
やっぱりユーモアあ大切かなと思い
アリアとの刺激的な再会になりました
誤字脱字があればご指摘お願いします!!