いやはや・・・最近は湿気がすごくてすごくて・・・
熱いのは良いんだけど湿気はねぇ・・
さてさて、緋弾のアリア第18巻8月に発売!!(予定)
正直、今から8月が待ち遠しいです
多分、コミックとAAも同時発売されるだろうし
メタい発言もここまでにして
ついにシュウvsアニエス
なんやかんやで引っ張ってきましたが
追憶編もピリオドに近づいてきました
では、どうぞ!
~アニエス視点~
ベルリン武偵高の
いくつかある中でもあたし達がいるのは一番広いところだ
そうでなければ
「さーて。ギャラリーも賑わってきたようだし
そろそろ始めようか?」
「ええ。いつでもどうぞ」
あたしと彼の距離はおよそ10メートル
完全に銃の間合い
そして、完全に刀の間合いの外
(初撃をどうにか避けるか防ぐかして一気に間合いを詰める・・・かな?)
相手の戦術を大まかに予想しながらあたしはマガジンを交換する
「?・・・なんだ、ロードしてこなかったのか?」
「・・・違うけど。まあ、そんなところね」
「???」
さてと・・・いくわよ、アニエス・L・アルノルト
勝負をするからには。絶対に勝つ!
「・・・それじゃあレディーファーストだ。先手は譲るよ」
「あら、ありがとう」
(ふふっ・・・その優しさは致命的なミスだよ)
「それじゃあ・・・遠慮なく!!」
パパパン!!
M93Rから3点バーストで銃弾が発射される
そして
「げっ」
相手もそれに気付いて用だがもう遅い
(
そう確信し動きが止まった所に追い打ちの
マガジンを変えようとした瞬間
「ぅらあぁ!!」
ビュオン!!
と裂帛の掛け声と共に強風が吹き抜ける音
その強風に煽られたのかほぼ全ての破片が彼の脇を通り過ぎて行った・・・
「・・・あり得ないでしょ」
思わずつぶやいてしまったあたしは悪くない
いくら飛散弾が風の影響を受けやすいと行っても
ここは室内・・・あ
図書室であたしと接触しそうになった時の風
あれは彼が意図的に起こして空気の壁を作り
衝突を避けるために行った行為だとすれば・・・
目の前の現象にも一応の説明がつく
おそらく、剣風を使い空気の壁を生み出し弾丸の軌道を逸らした
「・・・なら!」
(風に流されることの無い弾で勝負!)
パパパン!
こんどこそ炸裂弾の3連撃が相手を襲う
軌道は前方15度づつ。つまり45度の範囲で
ドドドン!!
これなら流石に風で逸らす事は出来ない・・・
ピッ
(え?)
爆炎に切れ目が入り中から無傷の相手が姿を現した
「嘘・・・どうして?」
「いや~、悪いけど、俺に爆発物は効かないんだよ
360度同時に起爆されたら流石に拙いけど
あの程度なら文字どおり一刀両断できる」
・・・規格外でしょ、こんなの
何をどうやったら爆発を斬るなんて芸当ができるのよ!?
「・・・だったら・・・これで!」
「どうだ!・・ってか?」
「!!?」
気が付けばいつの間にか彼が眼と鼻の先に居た・・・刀の間合い!!
あたしは全力でバックステップしながら発砲するが
彼に軽々とあたしごと飛び越えられて回避される
チャキ・・・
「いや~流石に驚いたよ。・・ああ、もしかしてだけど、マガジン事に
違う武偵弾が入っているとか?」
「・・・ふふっ・・・大正解!」
言うと同時に弾丸を放り目を瞑る
カッ
「
光で目が眩んでいる内に相手の間合から離れ試作品を装填し狙いをつけた所で
あたしは動きを止めざるを得なかった
なぜなら、目を瞑ったまま、体の向きも刀もこちらに向けているのだから
(・・・いや、閃光弾が効かなかったわけでは無い
目が見えなくても、音とかの情報からあたしの位置を特定しているだけ
こっちの発砲のタイミングまで分るワケない、分った時にはもう手遅れなんだから)
そう結論付けて構わず発砲した・・・弾丸を真っ二つに斬られたけど
(・・・流石に予想外だけど。その弾丸に殺傷性・攻撃性は0に等しい)
「ゴッホ、ゴッホ・・
「残念、ハズレ!」
パアン!
あたしの撃った二発目の弾丸が
大爆発が起きる!!
ドオオォォォ!!
「やった!成功!大成功!!」
始めに撃ったのは
これは物体に当たった瞬間に金属粉を撒き散らす
そして、次に撃ったのが
小さめに作った銃弾に次から次へと特殊な金属を塗装していくことで完成する発火弾だ
一番外側の部分にはあえて脆い金属を使用し発砲時の衝撃で剥がれる構造
これは、不用意に発火し他の銃弾が暴発するのを防ぐための物だ
次に来る金属はマグネシウムなどを混合した発火部分
外層部分とマグネシウム合金との僅かなスペースにはリンが仕込んであり
マッチのように弾丸と空気の摩擦で弾丸自体が発火する
(粉塵弾も発火弾もそれ単体では何の効果も発揮しないけど
両方を組み合わせることで文字通り爆発的な力を得ることができるんだよ)
勝った。そう確信した瞬間
「うう・・・ヤッバイスンゴイ頭痛い」
あちこちが焦げているものの、五体満足の彼が出てきた
「えっ・・・なんで!?どうして!?」
「あー、悪いけどあんまり大声を出さないでくれるかな
今頭痛いから」
「・・・粉塵爆発を受けてなんで五体満足で出て来れるのよ?」
「言ったろ?俺に爆発物は効かない・・・まあ、爆風は斬って
爆熱は我慢出来ても、爆発に伴う酸素の消失は避けられなかったけどね
・・・こりゃ、爆発物は効きませんっていうキャッチコピーは不成立かな?」
軽く言いながらもこちらに一歩一歩確実に歩いてくる
(マズイ・・あれ以上の威力を持つ弾丸は無いし
炸裂弾が効かない以上、
マガジンを変え二発発砲
今度は剣で受けずに後退
さらに目を瞑る・・・正解だけど
ギィィィン!!
「ぐっ」
着弾時に強烈な衝撃音を発生させ敵の戦意を喪失させる武偵弾
・・・ハンドガン用に音量小さめだけど
そして・・・素早くマガジンチェンジ
(まずは、その刀を折る!)
パアン!
ギイン!
「・・・・嘘でしょ・・・」
ごく普通の銃弾を斬ったのならば驚きこそすれ納得は出来る
日本刀で45ACP弾を斬った実験記録があるのだから
あたしのM93Rは9mm弾を使用するけど今撃ったのは
戦車の装甲をも貫くこの弾丸を斬ったっていうの!?
「・・・危ない危ない
今の徹甲弾でしょ?
コイツじゃなかったら確実に折られてた
コイツは俺の打った刀の中でも傑作の内の一本でな
『折れず・曲がらず・良く斬れる』の日本刀三拍子がそろっているんだ
特にその切れ味は・・・」
ビュオン!
「なっ!」
あたしは驚愕する
刀の軌道直線上の地面に一筋の亀裂が走っていた・・いや亀裂ではなく
「・・・切断?」
「そ。俺の一刀は空をも斬る・・・次は、その銃を狙うよ」
あたしの武偵弾を悉く対処してくれちゃって・・・
だったら・・・こう言うのはどう?
パパパン!
「食らうか!」
3発の弾丸を回避しつつも接近しようとする・・けど
「ぐうっ!?」
驚いてる驚いてる
(これは・・
ブレ弾は銃弾に溝を入れあいて軌道を不規則にする特殊弾
軌道が不規則になる分命中精度が落ちるが銃口の延長線上真っ直ぐには飛ばないため
紙一重の回避をしようものなら当り易くなる・・・当然相手に向かうこともあるが
その逆もあり得るので乱用できないしあたしの作る銃弾の中でも不人気ナンバーワンの
銃弾だ・・・あたしも実戦で初めて使ったけど
「あいたたた・・久々に食らったけど、痛いねやっぱ」
それでも怯むのは一瞬
腕を引き突技の構え・・・あたしの脳裏に先程の地面を切断した光景が映る
(まさか、飛ぶ突き!?)
ほぼ反射的に焼夷弾をあたしと彼の中間地点に発射していた
炎が強く揺らめき穴が開く・・・これ!
大きく身を翻すと防弾制服に切れ目が入っていた
「ありゃりゃ・・かわされた・・そうか、焔を目印に」
「正解・・・斬撃は見えなくてもその軌道が分れば回避できる
どうするの?もしかしてこの炎の壁を踏み越える?」
焼夷弾の効果であたしと彼の間には炎が舞っている
回り込む気ならハチの巣に・・・
「ああ、勿論・・正面突破だ」
「えっ?」
刀を大上段に構え振り下ろす
それだけで炎が吹き散らされた
「・・・あなた、ホントに人間?」
「失敬だなぁ・・・ただ規格外なだけの普通の人間だよ
君と同じ赤い血が流れているんです」
「ちょーっと信じられないかな?」
「あららら」
モーゼよろしく火の海を割って悠々と歩いてくる敵に
渡りきるまで楽しく会話する趣味は無い
あたしは上に向かって弾丸を投擲、さらに飛散弾を3点バーストで撃つ
「・・・?・・・!!」
気付いたかな?
今投げたのは粉塵弾
それが火の海に落ちれば・・・面白いことになるよね?
あたしは背を向け全力疾走・・3・・2・・1
ドオン!
爆風が過ぎた後に再び飛散弾を3点バーストで発射
相手の銃弾防御は銃口が見えていること前提
爆発で酸素が失われ、爆煙で銃口の見えないこの状況で
迎撃は不可能!
煙が晴れるとそこには四角いシルエット・・・?
「ゲッホゴッホ・・・酸素奪われるとツライって言わなかったっけ?」
四角い物体・・・土?
それによりかかって気楽に話しかけてきた相手に殆ど傷が無かった
「どうして・・・?」
「
土を切り取って即席の盾にする技だ・・面白いものを見せてくれたお礼に
もう一つ技を体験させてあげよう・・・見える頃には終わってるから」
最後の言葉はすぐ傍で言われた
「え?」
「
ドッ
あたしは衝撃と共に意識を失った
現在
~シュウ視点~
「・・・とまあ、こんな感じの馴れ初めだったね」
「・・・随分と過激だったわね」
「あの後、何故がアニエスが急激に刀のファンになっちゃってね
流石に折れて友人兼商売関係を築いているわけだよ」
「だって、あそこまであたしが作る銃弾に対処して見せた人っていなかったんだもん
それに、戦っている時も思ったけど日本刀は美しいんだよ~」
全く、元から日本文化に興味があったとはいえここまではまるとは・・・
「それじゃあ、なんでアンタは刀鍛冶を目指さなかったのよ
日本刀が好きなんでしょ?」
「まあ、憧れていないといえば嘘になるけど・・・実は
お試しで一日、体験してみたんだ」
「それで?」
「あたしにはそっち方面の才能が無いってことがわかりました、まる
だから、シューイチの打つ刀を買い占めることで何とかしようと思ったわけだけど
・・・・シューイチの刀皆高いんだよ!!」
「そりゃあ高級品だからな。一般的な物でも90万はするぞ」
「まあ、だからこそ集めがいがあるんだよね~」
あ、全然諦めていない目だ
「それはそうとアニエス、アンタにお願いしたい事があるんだけど」
「ん?」
「45ACP弾の武偵弾。作れる?」
「オイッ、アリア!?」
「作れるよ。勿論報酬は貰うけど」
おっと・・商談が始まってしまった・・・アリアのヤツ
強引に話題を変えやがった。場の空気お構いなしか
まあ、こっちも大体の時で商売の話はウエルカムだからいいんだが
「おい・・シュウ」
「何だ、キンジ?」
「アリアのヤツ、これからの戦いに備えて・・だよな?」
「さあ?言うことを聞かないドレイ用じゃないの?」
俺の適当極まりない返答に項垂れるキンジ
・・・ああ、今日も武偵高は平和だ
はいっここまでです!
さて、追憶編も終わったわけですが
あと数話挟むべきかキャストオフテーブルへと進めるか悩んでいます
なので今週中の仕事中に考えていこうと思います
ヒマ結構あるしww
それでも1週間から2週間くらいかかっちゃうかもです
読者の皆さんにはご迷惑をおかけすることになるとは思いますが
それでも今月中にはキャストオフテーブルに入るように頑張って行きます
ではまた次回、こうご期待!