緋弾のアリア~装備科の剣士   作:春秋時雨

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どうも皆さんお久しぶりです。

春秋時雨です!!

この度は約一年ほど投稿せずにサボっていました
いや~殆どの作者さんが途中で力尽きてしまうのが良く分りました。

一言で言えば創作意欲が湧かなくなっていくんですよね
一回休むと。

これからも気が向いたらPCの前で
作品を書いていこうと思います。




開幕!キャストオフ・テーブル!!
第61話 再会


ブラドとの死闘を終え

俺達を待ちかまえていたのは

窃盗を働いたことによる

武偵3倍刑ではなく

分厚い司法取引の資料だった

まあ、要約すれば

 

〔犯罪を黙ってやるからそっちもブラドとのことを黙ってろ〕

 

という、何もこんなに大量の紙を用意せんでも、紙代の無駄だろ

と思ってしまう内容だったが必要な事の為記入していく

そして・・・

 

「え~皆さん、任務(クエスト)の為

 またしばらくお休みしていた峰さんですが・・・

「皆たっだいま~!!

 りこりんが月の都から帰ってきたよ!!!」

 

先生の言葉を遮り

『りこりん!』『りこりん!!』

と謎の掛け声と共に盛り上がるクラス中の男子達(3名ほど除く)

 

・・・まあ、いつものことと言えばいつものことだが。

 

そんな風に堂々と元気な姿を晒せるのも

理子がアリアとの約束を守ったからだろう

 

あの後ブラドは土方さん達が厳重な監視の下

長野県のLevel5の拘置所に護送された

 

加えて理子の証言により

かなえさんの差戻審が確実になり

無罪を勝ち取るチャンスが増えた。

 

それで次は・・・

 

 

「シュウシュウ」

 

「ん?何だ理子?」

 

「シュウシュウのPCにメールしといた

 そこに行けば会えるよ」

 

「ん、サンキュな

 ・・・やっぱこれだけは聞いておきたいんだが、いいか?」

 

「質問するだけならいいよ。応えるかは別問題」

 

「・・・小鳥は、犯罪をおかしたか?」

 

「・・・なんで今まで聞かなかったのか。おかしな質問だね」

 

「それは、分ってる。

 一つはタイミングを逃した

 二つ目にやっぱどこかで小鳥が無法者の組織に居るのが

 信じられなかった

 三つ目に聞くのが怖かった・・・じっくり理由を考えればキリが無い」

 

「くっふふ。シュウシュウ意外とヘタレだー

 ・・でもま、安心してことりんは犯罪を犯していない・・・

 と言うよりもそれを条件にイ・ウーに入学したから」

 

「条件?」

 

「イ・ウーにも任務みたいなのがあって

 あたしが武偵殺しとして

 ジャンヌが魔剣(デュランダル)として活動していたのはそのため

 ・・・それで、イ・ウーに入学したことりんは犯罪行為に手を染めない代わりに

 教授(プロフェシオン)の言うことに従う条件で今までやってきていたんだよ」

 

「ほう・・・まあ、アイツにしては考えた方か」

 

「あれ?意外と辛辣だ~」

 

「親兄弟に連絡一本よこさずに修行の旅に出て行ったんだ

 妹でも辛辣になるさ」

 

「ふ~ん。続けるけど

 それでも、イ・ウーの生徒として任務はこなさなくちゃいけないから

 犯罪組織を狩ったり。違法な実験をしている研究機関を潰すことを基本に

 ことりんは活動してきたのでした」

 

「了解、了解。

 後の事は小鳥に聞くよ

 理子・・・あ~その。ありがとな」

 

「なんのなんの。相手に嘘をついて騙しても

 理子は約束だけは守るよ!」

 

「悪魔の契約みたいだな」

 

「出来れば小悪魔って言って欲しいな」

 

「それじゃあ、俺はそろそろ行くよ

 それから理子、もう一度言うが。ありがとう」

 

「いえいえどういたしまして。

 またドロボーしたくなったら声を掛けるね!」

 

そんなやり取りの後

自室に戻ると確かにPCにメールが一件届いていた

開けてみると

どこかのアニメのEDのように

ホップな音楽と共に

走って行く理子の周りを様々な人物が彩っている

そに節々に

数字が表示される・・・これが日時と時間

コートを着たカナさんとその背景の折れた風力発電機

『あなたは大切な物を盗んでいきました』

カナさんの言葉と共に飛行機とそれに被さるように

穂先を下に向けた(・・・・・・・・)十文字槍を持つ(・・・・・・・)ジャンヌ

『あなたの心です!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

6月30日 18:00

 

俺とキンジは車輌科(ロジ)のモーターボートを借りて

空き地島に来ていた

 

「しっかし考えたよな」

 

「何をだ?」

 

「考えてみろよキンジ

 ここは元から人気の無い場所だったが

 4月のハイジャック事件からもう2ヶ月は経とうとしている

 そんな場所で待っているのは・・・」

 

その視線の先に人影が二つ

 

折れた風力発電機のプロペラ部分に腰掛けているのが一人

飛行機に車輪に寄りかかるようにして立っているのが一人

 

「後ろ暗いヤツか

 行方不明になっておきながら電話の一本もよこさない不良共ぐらいだろ」

 

 

「・・・そんな台詞を言われるのは覚悟していたけど

 もう少し言い方っていうのがあるんじゃない?兄さん(・・・・)

 

タイヤに寄りかかっていた人影

それは、行方不明になっていた俺の妹

 天地小鳥だった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「キンジ、お前は上に行け。こっちはこっちで話がある」

 

「おう」

 

キンジにとっても

小鳥とは久しぶりという関係だが黙って行ってくれたのは

正直有り難かった

 

 

「よう小鳥。久しぶりだな」

 

「うん、兄さん。なかなか会えなくてゴメンね」

 

兄妹の再会は色気もへったくれもない第一声から始まった

 

「さて、俺としてはお前が居なくなった理由を簡潔に話してもらいたいんだが?」

 

「まったく、そんなにせっかちだと女の子に嫌われちゃうよ?

 んまあ、出て行った理由は至極単純

 場所が欲しかったの

 あたしが思う存分鍛錬できるそんな場所が」

 

「それで行きついたのがイ・ウーってワケか」

 

「そう、イ・ウーは無法者の組織だけど

 逆に言えばあたしが何をしようと口出しはしてこない

 んまあ、手出しはしてくるけどね

 ・・・そんな理想的な鍛錬場所を手に入れたあたしだけど

 何もかも都合が良かったワケじゃないんだよ?」

 

「当たり前だ。家族に心配をかけて置いて

 当の本人は楽しんでいましたっていうのは

 問屋が降ろさんよ」

 

「あははは・・・耳が痛いな

 んまあ、色々と面倒なことはあったんだけど

 去年の暮れに金一さんが正式に(・・・)イ・ウーに入学してきたのには

 流石に驚いたよ」

 

「・・・それで?

 態々おまえと金一さんが俺とキンジとの再会しに来ただけ

 っていうワケじゃないんだろ?」

 

「さっすが兄さん、話が早くて助かるよ

 ・・・単刀直入に言うとね・・・・・・神崎・H・アリア

 あの子をここに居る4人で殺さない?」

 

 

その台詞に俺は呆然となる

まるで買い物に行かない?

と言うようなくらいに自然に放たれた言葉は

俺を呆然とさせるには十分だった

 

 

「・・・家に随分と帰らないと思ったら

 今度はイキナリ頓珍漢(トンチンカン)な事を言い始めるのな」

 

「非常識なことを重ねているのは

 あたしも金一さんも分ってる

 けど、何も言わずに手伝って欲しいの」

 

 

小鳥の目は真剣だ

ふざけたことを言っているが

決してふざけてはいない

しかし・・・

 

「人を殺すっていうのがどういうことか

 分って言っているんだよな?

 お前も、金一さんも」

 

「うん、あたしも金一さんも

 沢山悩んだ、それで世界の危機を救うのに一番簡単なのが

 アリアの暗殺なの」

 

「随分とスケールがでかくなったな

 アリアを殺せば世界が救われる?

 今時そんなベタな台詞と聞くことになるとは思わなかったな」

 

「手伝ってくれないのなら

 静観してくれるだけでもいい

 あたしが自分の役目(・・)を果たす

 ・・・それだけだ――――――

 

パアン!

 

「!」

 

 

イキナリの発砲音に俺は周囲を見渡す

・・・が考えてみればこの場に銃を使う人間は

二人しかいない

 

「あー。向こうは交渉決裂っぽいな~」

 

そこには風力発電機のプロペラの上に立っているカナさんと

そこにワイヤーを掛け、ぶら下がっているキンジがいた。

 

「そうみたいだな、小鳥

 俺は、お前の邪魔をするよ

 正直に言ってお前の言っていることは

 訳が分らん。現時点ではな」

 

「兄さんなら、ある程度の予測はついていると思うけど?」

 

「ああ、いくつかな

 だが、俺にとっての将はアイツ(キンジ)なんだ

 アイツにはでっかい借りがある

 アイツがそう決めた以上

 俺はそれを助けるだけだ」

 

「・・・武偵は自立するものじゃ無かったけ?」

 

「武偵憲章4条。武偵は自立せよ、要請無き手出しは無用の事

 だが。俺がそうしたいんだ

 アイツが間違った事をしたならば

 俺は真っ先にぶん殴る・・・それが親友だからな」

 

「・・・・あっははっ

 それ、キンジ君には絶対に言わないでしょ?」

 

「・・・恥ずかしくて言えっかよこんなこと

 とにかく交渉決裂だ。こっちはこっちで

 お前達はお前達で好きなようにやる

 今日のはお前らなりの宣戦布告と捉えるよ」

 

「・・・はあ。こうなる予感はしてたけどね

 いいよ。別件だけど個人的に興味が湧くことがあるからね」

 

そう言って小鳥は踵を返す

まるで決闘に臨む剣士のように

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おいシュウ!シュウ!」

 

「ん?どうした、キンジ

 夢見が悪かったのか?」

 

「あ~いや、スマンさっきとんでもない事が

 ・・・イヤ、あれは夢だったんだろうな」

 

あ~キンジは最後の方気絶してたからな

少なくともカナさんは今すぐに仕掛ける気は無いようだったし

はて、どう誤魔化すか・・・

 

ふぃんひ(キンジ)ふぁひあふぁっふぁふぁふぁふぁ(なに朝っぱらから)

 おおふぉえふぁふぃふぇんふぉふぉ(大声出してんのよ)?」

 

「っ、あ・・・アリア・・・生きて・・・」

 

「は?寝ぼけてんじゃないわよ。さっさと仕度する!

 今日から夏服でしょ!」

 

「・・・・・・」

 

どうやらキンジは昨日のことを夢と捉えたようだ

客観的に見れば魔剣の時と似たような対処だが

事情を知っている身からすればそれだけ荒唐無稽な話だったからな

 

 

「アリア、学校。一緒に行くぞ」

 

「・・・なによぅ

 いつもあたしと学校に言うのイヤそうだったのに・・・」

 

「ちゃんと帯銃したか?」

 

「・・・へー、キンジにしては高い警戒心ね

 武装確認はいい習慣よ」

 

そうして白銀のガバメントを掲げるアリア

 

「・・・キンジ、ホントどうした?

 アリアが怪我する夢でも見たのか?」

 

「っ・・・いや、何でもない」

 

 

・・・本当に何も起こらなければいいがな

 

そう願いたくなるほど

7月1日の天気は晴れていた

 

 




はいっここまでです!

いや~なんとか
書いて見るもんですね!

中々案外、指が動きました!
あと追記ですが

ほったらかしにしている

キャストオフ・テーブル編ですが
正直邪魔になりそうだけど
消すのがMOTTAINAI
ということで新しくキャストオフ・テーブルで
もうひと枠作ってコピペしようと思います

これからも 緋弾のアリア 装備科の剣士

作者の気分次第ですが応援よろしくお願いします。
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