緋弾のアリア~装備科の剣士   作:春秋時雨

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はいどうも~
お久しぶりです春秋時雨です

今年も残すところあと僅か!

♫もうい~くつね~る~と~お~しょう が~つ~♪っと

仕事している間も暇な時間を見つけては
次はどんな展開にしようかと思案し続ける毎日
・・・まあ、気分が乗らなかったりでなかなか執筆には繋がらないわけですが・・・

ウオッホン!!

ではどうぞ!


第65話 反省&誤解解消

「・・・ん・・んぅゅ・・・ふぁ・・・!?」

 

目が覚めるとあたしは布団の中で眠っていた

どうやら気絶した後どこかに運ばれたようだ

強襲科(アサルト)の医務室じゃないだろうことはたしかだけど・・・

 

「おっ。起きた?」

 

「・・・シュウ・・・先輩・・・」

 

あたしが目覚めた事に気がついたシュウ先輩が声をかけてくる

 

「いや~驚いたよ。あかりちゃんが倒れたって聞いた時は

 いくら強くなりたいからって自分を追い詰め過ぎて体を壊しちゃ

 元も子もないってのに。もうこんな無茶を

「無茶じゃありません

 あれは・・・無謀でした」

 

「・・・覚えてるんだ?」

 

「はい・・・あんなハッキリとした夢

 そうそうないですから」

 

「ん~・・・何も覚えてないなら

 誤魔化せると思ったんだけどね」

 

先輩は苦笑して真面目な顔になり

にこやかに笑いながら目は全く笑っていない

これは結構本気で怒っている証拠だ・・・

 

「まあ、無茶はいくらでもしていいんだよ?

 そのたびに心配もするし怒りもする

 けど、無謀ってのは見過ごせないかな、それも自分で分っていたならなおさらね」

 

 

「・・・で?なんであんなことになったのかな?」

 

先輩は一拍置いて

絶対に誤魔化しは許さないといった眼光であたしのことを射抜いてくる

 

「・・・・腹が立ったんです」

 

「は?」

 

「あたしじゃあ先輩とは釣り合わないって言われて

 それに自分ならふさわしいって言われてそんな態度に腹が立って

 気がつけば模擬戦の了承をしていました」

 

そう言って俯くあたしの頭に

先輩はポンっと手を乗せてきた

 

 

「・・・なんで俺と釣り合わないからって腹が立つのさ

 そもそも、あかりちゃんはまだまだ発展途上なんだから

 釣り合わなくて当然。

 これから俺と釣り合うようにしていけばいい。違う?」

 

言いながら頭を撫でてくる

その優しさに溺れてはいけないと感じながら

あたしは目元に涙を浮かべ先輩に抱

 

 

 

「あのさ~~・・・そろそろいいかな?」

 

「!!?」

 

あたしは慌てて先輩から距離をとり

声のした方へ顔を向ける

そこには居心地の悪そうな顔をした小鳥が壁に背を掛けて立っていた

 

「なっななななんでここにあなたが!?」

 

「あっうん。俺が呼んだ」

 

「センパイ!?」

 

「はいは~いシュウくんに呼ばれた小鳥さんで~す」

 

小鳥は手をひらひらと振りながら

気さくに話しかけてくる

あたしは思わず先輩の方を見る

 

「・・・センパイ?」

 

「いやちょっ・・何をそんなに怒ってんの!?」

 

「いえいえ?全然?怒ってなんかいませんよ?

 一体先輩は何を勘違いしているんですか?」

 

「何も勘違いしてない!

 その『?』の数!下手に怒鳴るよりも怖いんだけど!?」

 

「あっはは。兄さんは乙女心が分っていないね~」

 

「やかましい!そもそもこうなった原因はお前にあるだ「センパイ」っ!」

 

先輩がゆっくりとあたしの方に向いてくる

そして

 

「納得のいく説明をお願い致します」

 

「・・・・畏まりました」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・兄妹・・・ですか?」

 

「んまあ双子だけどね

 だからあたし達はお互いの事を知り尽くしてるってワケ」

 

「まあ、武者修行の旅に出ますなんて書置きして家でした放蕩娘だけどな」

 

「・・・なんというか、色々と失礼なことを言ってしまいスミマセンでした」

 

「ううん、先に仕掛けたのはこっちだから気にしないで

 それに・・・謝るのはこっちの方。本当に申し訳ありませんでした」

 

そう言って小鳥さんは土下座をする・・ってええ!?

 

「ちょ、小鳥さん!?

 何をやっているんですか!?」

 

「土下座。この度は本当に申し訳ありませんでした」

 

深々と頭を下げる小鳥さんにあたしは戦々恐々とする

 

「余り気にしない方が良いよ、コイツの謝罪は

 悪い事をしたら普通に謝る

 とても悪い事をしたら土下座するっていうルールを決めてるだけだから」

 

「うん、これはあたしが好きでやってる事だから

 あかりちゃんも気にしないで」

 

「いやいや!そんな事を言われても・・・」

 

「それから、敬語禁止

 加えて今回迷惑をかけた侘びとしてあたしに出来る事なら一回

 報酬無しであかりちゃんの依頼を受けるよ」

 

「え!?」

 

「言っとくけど要らないなんて言わないで

 これは謂わばけじめ、何も今すぐってワケじゃない

 好きな時に依頼して。殺人とかそういう依頼じゃない限り引き受けるよ」

 

そういう小鳥さん・・・いや、小鳥の顔は真剣そのもので

とてもじゃないけどその贖罪を断る事は出来なかった

 

「分った、でも今年だけ

 あたしが2年生になってそれでもまだ依頼が見つからない時は

 この話は無かった事にして」

 

「いや、それだとあたしの気が済まないんだけど」

 

「ううん、あたしも気が済まないの

 そもそも、今回の事はあたしが弱かったから起きた事なんだし」

 

「・・・・・・はあ、分ったその条件を飲むよ

 言っとくけど、依頼って言っても殺人や窃盗は請け負わないからね」

 

「いやしないよ!あたしのことどんな目で」

 

「あかりちゃん。怒らない怒らない

 この手の条件確認はやらなくちゃダメなんだよ

 どんなに非礼になったとしても

 様々な条件を明確化しておくのは交渉の基本の基本

 任務を請ける時も同じだから注意して」

 

「あ・・・はい」

 

「あっはは。兄さんってば

 年下の女の子は花のようにもっと優しく扱って上げないと」

 

「俺は大切に育てられた美しい花よりも

 風雨に曝されながら気高く、逞しく咲誇る花の方が好きなんでな」

 

うわぁ・・・

先輩はこう言うことをスパッと言っちゃうから・・・

 

「ふーん・・・」

 

「それはそうと小鳥

 最後の青嵐。すごかったな、横から見てたから軌道が分ったけど

 真正面にいたらフェイントに引っ掛かっていただろうな

 ・・・ホントに成長したな」

 

そう言いながら先輩は小鳥の頭に手を置き撫で始める

 

「んっ・・・そりゃあ家飛び出してまで修行してきたからね

 もう兄さんなんか追い越してるかもね」

 

「そうかそうか・・・で

 今回の事はやりすぎじゃあないかと俺は思うんだがお前はどう思う?」

 

「いたっ!いたたた!なでなでからのアイアンクローとか反則はんそ・・・

 いだだだだだいだいっ!やめて~シュウ兄!」

 

「あの。先輩?」

 

「あ、そうだ。今日はここで飯食ってけよ

 お前の大好きな(・・・・)ピーマンのフルコースが待ってるぞ」

 

「ひいっ」

 

 

 

 

後から聞いた話だけど小鳥は

ピーマンが大っ嫌いらしい

 

 

 

 




はいっここまでです!

自分の仕事は火曜日までなので
30・31で投稿できるかは気分しだいになりますが
少なくともお正月休み中には一話投稿しようかなと思っています

では次回こうご期待!!
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