「おはようございます」
山田先生がそう言う。それはブロリーにとってこの学園に住み始めて(学校に通うようになって)一月、もうすっかり見慣れた光景の一つだ。
「「「オハロットォーーッ!」」」
山田先生の挨拶の後にそう言い返すのも今ではすっかり馴染み、最初はブロリーだけが言っていたが今ではすっかりクラス全員で言うようになった。尚、女子生徒の大抵は恥ずかしげに言っているのだが……
「今日も皆さん元気ですね♪それでは出席を取りますよ~」
(……ん?何だぁ……この知らない気は)
ブロリーはふと廊下に見知らぬ気を持つ者がいることに気づく。ブロリーは一夏と悟飯、更に箒にアイコンタクトを送る。その前にブロリーは見えない範囲で、少し気を高めた。こうする事で三人はブロリーの方に目を向けるのでその時に連絡をする。
案の定三人はブロリーの方を向いたので、ブロリーは廊下の方に指を指した。すると三人とも頭を頷かせたのでどうやら既に気付いているらしい。
そうこうしているうちに、突然教室の自動扉が開いた。そこから入ってきたのは銀髪で眼帯をしている小さな女子に岩盤浴要員二号こと(ブロリー命名)我等が織斑先生、そして────
「……お、男?」
最後に入ってきたのは男性専用の学生服を着た金髪の男?だった。その織斑先生を除いた二人の転校生は、教卓の近くまで来てから皆の方を見て立ち止まる。そして山田先生が言う。
「では、自己紹介をお願いします」
「フランスから来ました。フランス代表候補生のシャルル・デュノアです。宜しくお願いします」
その瞬間、教室が以前にも似たような異常な静寂に包まれる。それと同時にブロリーはピキーンと、直感的に感じた。
『カカロットの息子ォ!』
『分かっています!』
『一夏ァ!』
『俺もわかってる……って、来るぞ!』
ブロリーは個人間秘匿通信で素早く一夏と悟飯に通信を入れて、すぐさま両手で耳を塞ぐ。その瞬間、
織斑先生とシャルル・デュノアはポーカフェイスを貫いているが、口元が引きつっている。山田先生は慣れたのか普通にして、耳を何も塞いでない。その代わり銀髪の転入生の耳を両手で塞いでいる。
それに対して悟飯と一夏は思った。五月蝿いと、しかしこれは女性特有の行動の一つでもあり仕方が無い物だと思っている。少なくても二人は……そう、一人であるブロリーは違った。
「……ピクピクッ」
余りの五月蝿さに、呆れを通り越しキレている。それと同時に教室中に物凄く濃厚な殺気が、ブロリーを中心として放たれる。それに目撃した一夏が叫ぶ。
「やっ、やめるんだぁブロリー!それ以上気を高めるなあ!」
「ウルセエェェェェェェッ!……ウオオアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアーッッッッッッッッッッッッッッ!!」
ブロリーは気のバリアを纏いつつ、叫びながら大空高く舞い上がる為に天井を突き破る。途中他学年の教室に突っ込むが、今怒り心頭のブロリーの目には何一つ入らない。
「ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」
遂に声にならない叫び声をあげながら、ブロリーの姿が爆発と共に変化した。唯でさえ巨大なブロリーの体が巨大化し、金髪白眼になりつつ金色のオーラをスパークさせた姿に変化する。
穴があいた天井を見ながら一夏は悟飯にあの姿について聞いた。
「ま……まさか、アレは伝説の超サイヤ人状態!?」
「……今回は世界がとばっちりを受けますね」
「「「「もうダメだ…おしまいだぁ…」」」」
「ぺジータ先生いつの間に!?」
「うん。いつもの光景だ」
悟飯の一言で、千冬・箒……そして何故か居るベジータに鈴がいつもの光景になりつつあるヘタレ状態になった。
この光景にシャルル・デュノアと銀髪の転入生────ラウラ・ボーデヴィッヒは驚愕した。 世界最強である人間が怯えている姿はまだこのクラス以外の人間は、誰も知らないのだから。因みに、以前の特別デデーン試合で負けてことは知られているが、ヘタレることは知られてない。
「きょ、教官!これは一体なんですか!?」
転校生の片割れが千冬を教官と呼びながら質問をする……が、 同時に、廊下から一人の男がやって来る。
「全員避難する準備だぁ!!」
やって来たのは、IS学園の良心的な用務員としても有名であるパラガスである。一つ考えて欲しい……既にブロリーがどのくらいの高さまで飛んだのか。 この時ブロリーは学園の上空に浮かんでおり、すでに気のバリアは中まで緑色
つまり時すでに遅しである。
パラガスはそれを悟り、一言呟いた。
「全員、お約束の時間でございます」
デデーン☆
その瞬間、緑色の光と共にグラウンドが爆発した。よく見ると空にあちこちに向かって緑色の光が飛んでゆくのが確認される。
まず、アメリカが吹き飛ぶ。次にロシアが、中国が、イギリスが、フランスが、ドイツが……無差別に爆発されていく。
海もデデーン☆と音を出しながら爆発する……そんな光景を見てセシリアが言う。
「こ、ここ今回のお約束の時間とは、な、なな、なんですの?」
セシリアの一言に、シャルル・ボーデヴィッヒの転入生コンビや悟飯を除くクラスの人々はうなづく。 自分達で確認できる限りお約束の時間とは、はしゃいで岩盤に叩き込まれる・デデーン☆される・吹き飛ばされる・ポッドに押し込まれて投げ飛ばされるかしか知らないのだから。
それに対してパラガスは「お答えしようではありませんか……腐☆腐」と言った後、ゴホン……っと咳き込んでから言う。
「今回のお約束の時間とは、『ブラスターメテオ』で、御座います。」
「ブラスターメテオ……まさか!?」
その瞬間、とびきり大きな叫び声が辺りに響く
「ウウウゥゥゥオォオオォォォォォーーーーッ!!」
ピュンピュンピュンピュンピュン……そんな音と共に先程から見えていた緑色の光、ブロリーの気弾の着弾地点がどんどん狭くなっていく。
その光景にラウラ・ボーデヴィッヒはなんだこれは!?……と、頭の中で考える。そんなラウラ・ボーデヴィッヒの隣に織斑先生が立ち、「ボーデヴィッヒ」と言う。
ラウラ・ボーデヴィッヒは混乱する状況の中、織斑先生の方を向いてから「な、何でありましょうか!」と言った。それに対して、どこか諦めな空気を放ちながら織斑先生は言う。
「ラウラ……よく見ておけ!これがこの教s『デデーン☆』」
「きょーかーーーーん!?」
なぜか、ピンポイントで飛んできたデデーン玉が千冬に直撃する。そして、気弾の一つが爆発したグラウンドに放り込まれ、学園自体が爆発する……そう、シャモ星人を消滅させたアレである。
「「「「「「「「どぅうわぁぁぉぁぁぁぁぁああああああああ!!!!????」」」」」」」」
この日、世界中がたった一回の叫び声を原因とする爆発でデデーン☆された。
~5分後~
「すっきりーです」
「ブロリーさん、手加減してください!」
何故かあれだけの大惨事にも関わらず、結局完全に使い物にならなかったのはIS学園一年一組の教室だった。
世界中でデデーン☆が起きたにも関わらずブラスターメテオによって壊れた所はIS学園一年一組の教室だけである。
「手加減って……なんだぁ?」
「ブロリーさんは、手加減を知らないから意味無いですよ」
「あ、あんまりですわー!」
すっかり使い物にならなくなったIS学園一年一組の教室で、セシリアの悲鳴が響く。
「セシリア五月蝿いぞ」
「そうだよ。他のクラスの邪魔になるよ」
「何故にですわ!?」
「さて、教室はこんな状態だが自己紹介を続けるぞ」
ブラスターメテオの直撃を貰った織斑先生がいつの間にか復活し、さり気なく先程中断された自己紹介を再開させようとする。
「続けるんですの!?」
「……オルコット。貴様も受け入れろ……これがこのクラスのお笑いの運命だ」
「 」
セシリアは気絶してしまった!
「良し、オルコットも黙った所で……ボーデヴィッヒ」
「 」
「ボーデヴィッヒも……気絶しているのか。だったら代わりに私が言っといてやろう。この今絶賛気絶中の奴が、現ドイツ特別IS部隊『
織斑先生の話に対して、何気に気絶しているシャルルとセシリア・ボーデヴィッヒを除いた全員が「ハーイ!」と返事をする。
「5分ほど授業に支障が出ている。今からは実習のため、速やかに着替えをしてグラウンドに集まるように。尚気絶しているオルコットとボーデヴィッヒは……篠ノ之が責任を持ってグラウンドまで運ぶ様に、デュノアは織斑が運べ」
そう言ってから織斑先生と山田先生が教室から出て行く。それに伴って男子であるブロリー・悟飯は窓から飛び降りて舞空術でグラウンドの更衣室を目地し、一夏はデュノアを担いで窓から飛び降りて舞空術でグラウンドの更衣室を目地して飛んでいく。
それを見と遂げた一年一組の生徒達はいそいそと着替えをし、グラウンドにへと走っていった。尚、セシリアとボーデヴィッヒは箒が二人を両脇で抱えて舞空術を使いながら空中輸送した。
今回もシャルルが空気に……まあいいか……腐☆腐
次回予告
??
「ハチャメチャはたとえ授業中であろうと止まられないのです……腐☆腐」
授業になっても止まる事の無いお笑いの運命……人それを、お笑いサイヤ人という
次回=授業中でもハチャメチャは止まらない……腐☆腐=
ブロリー
「親父ぃ……何やってんだあ?」
パラガス
「シュワッ「てりゃあ!」……あ〜う☆」