作者 「ザイアエンタープライズ!!」
指揮官「急にどうした? バーニングレインを叩き込むぞ」
作者 「物騒だな!? それより、今回はユニオンの愛が重い三姉妹で定評のあるヨークタウン、エンタープライズ、ホーネットが登場だ!」
指揮官「ライトニングホーネット?」
作者 「それはバルキリーの方な!まぁ、ホーネットなら似合うと思うけど」
指揮官「そう言う意味ではエンタープライズは斬月・真が似合いそうだ」
作者 「個人的にデュークの方が好きです!」
指揮官「知ってる。それじゃ、いきますか」
作者&指揮官『第03話をどうぞ!』
「エンタープライズ、それが終わったら今度はこっちの書類確認を頼む」
「了解した、指揮官」
「指揮官様、こちらが上層部から送られて来た最後の書類になります」
「ありがとうヨークタウン。そこに置いといてくれ」
「しきかーん、昨日出撃した艦隊からの報告書を貰ってきたよー」
「態々ありがとう、ホーネット。報告書を貰う代わりに、これの確認を頼むよ」
「はいはーい。任せておいて」
まだお昼前の時間帯。
執務室では、書類作業に勤しんでいる指揮官と、その業務をサポートしている3人のKAN-SENがおり、3人は姉妹でもある。
指揮官の右側には、白いロングスカートに上着の右胸に青薔薇を付けた紺色の軍服を纏い、長い白銀の銀髪をした儚い雰囲気を醸し出している美女──ユニオン所属の航空母艦ヨークタウン型ネームシップ"ヨークタウン"
左側には、黒いミニスカートと白いノースリーブの上から両肩が出るぐらいに着崩したコートを着用し、腰より下まである白銀の髪の上には軍帽を被っている──ヨークタウン型2番艦"エンタープライズ"
先程、執務室に報告書を持って入ってきたのが、黒のビキニと黒のホットパンツ、黒のマントを靡かせた金髪のツインテールの上にはテンガロンハットを乗せた──ヨークタウン型3番艦"ホーネット"
この3人が、本日の秘書艦となっていた。秘書艦の主な業務内容としては、上層部から送られてくる各種書類と母港運営に関する書類の選別・整理・記入漏れの確認、指揮官以外でも記入可能な書類の処理である。
そんな3人のサポートを受けながら、指揮官は右手にペンを持って書類に書き込みながら、左手はデスクに設置されているパソコンのキーボードを高速でタイピングしながら報告書を作成するという、最早器用というレベルを越えた事を平然と行っていた。
それから時間が経ち、お昼の12時を30分程過ぎた辺りで、指揮官は椅子の背凭れに寄りかかって背伸びをしながら呟いた。
「うぅ~、はぁ。今日中にやるべき仕事は終わったな。3人ともご苦労様。本当に助かったよ」
「今日の秘書艦は私たちだからな。気にすることはないさ、指揮官」
「うんうん、エンター姉の言う通りだよ!」
「うふふっ、確かにそうね。それに、指揮官様の作業スピードが早いので、私たちはスムーズに行えますから」
「ホントッ、指揮官って早いよね。しかも、記入漏れとかなんて一切ないし」
「慣れてるからね。前の職場での経験が役立って良かったよ」
そう言って、笑いながら会話を楽しむ指揮官たち。
実際、ヨークタウンたちが言っていることは事実なのである。指揮官の作業スピードは凄く早い。ただ早いだけではなく、誤字脱字や記入漏れなどがない正確さと、読みやすい・見やすい・分かりやすいの3拍子が揃った報告書を作成するなど、指揮官の執務能力はかなり高い。
ただ、指揮官の常人離れした動きとスピードで仕事している姿を初めて見たKAN-SENたちは、揃って軽く引いてたりすることを指揮官は知らなかったりする。
指揮官が言っているように、執務能力が高いのは前職のおかげなのだ。前の職場は、指揮官曰く、『あらゆる面でBLACKを越えてRXな感じだった』と述べている。
四人で話している最中、指揮官のお腹が鳴る。
「執務も終わったし、昼御飯を食べに行こうか」
「賛成~! 私はカレーにするけど、指揮官は?」
「今日は麺類が食べたいから、そうだな……ラーメンも捨てがたいけど、パスタにしようかな」
「今日の日替りランチはなんだったかな、ヨークタウン姉さん」
「ふふっ、楽しみね」
4人は食べたい料理を頭に浮かべながら、食堂へと向かっていった。
食堂へとやって来た4人は、それぞれ券売機で食べたい料理の食券を買い、それをカウンターに居る"饅頭"と呼ばれる黄色のヒヨコに似た生物に渡して、運ばれて来た料理が乗ったトレーを受け取った。
空いているテーブルに座り、四人で「いただきます」をしてから食べ始める。パスタを食べながら指揮官は食堂を見渡す。食堂には、各陣営の子達が入り乱れており、楽しそうに食事を摂っていた。
「インディちゃんインディちゃんインディちゃんインディちゃん!!! あぁご飯食べてるインディちゃんもホントに可愛いどうしてこんなに可愛いどうしてそんなに可愛いのいや分かってるのそれはインディちゃんだからインディちゃんが可愛いのは当たり前のことであってあっ私のことは気にしないでインディちゃんはそのままご飯食べててね食べてる姿が可愛くて食べようとしてる姿も可愛いとかこれもう反則レベルですよインディちゃんマジキュートあぁもうインディちゃんインディちゃんインディちゃんインディああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!!!!」
「お姉ちゃん……ご飯ぐらい、普通に食べたら?」
「シグニット、今日もフィッシュ&チップスなの? 本当に好きよね」
「う、うん。うちの大好物だから」
「はい瑞鶴、アーン♪」
「は、恥ずかしいよ翔鶴姉……!」
「イヒヒ~♪ この超激辛カレーをこっそり~」
「いけませんよ、アバークロンビー」
「げっ!? フッドおばさん!?」
本当に賑やかだな、と内心で思いながらパスタを口に運ぶ。
それから10分程の時間が経ち、食べ終えた食器等を片付けに行こうとした時、指揮官と一緒に食事を摂っていたエンタープライズに近寄って声を掛ける者が居た。
「グレイゴースト、ちょっといい?」
話した掛けて来たのは、先程、姉である翔鶴にアーンさせられていた重桜所属の航空母艦"瑞鶴"であった。
「瑞鶴、私に何か用か?」
「この後、少し時間ってある? もしあるなら、私と演習に付き合って欲しいんだけど」
「せっかくの誘いだが、すまない。今日の私は秘書艦なんだ」
「あちゃ~、そうだったか。それじゃあ無理だよねぇ」
「だが、明日だったら大丈夫だが……どうする?」
「良いの? じゃあ、明日にお願いするわ! 約束よ!」
「あぁ、勿論だ」
明日、エンタープライズと演習することを確約した瑞鶴は上機嫌に去っていった。
「別に今日でも良かったんじゃないか? もう執務は終わったんだし」
「そうはいかないさ。私は今日の秘書艦だからな、ちゃんと務めは果たすさ」
「エンター姉はマジメだねぇ」
「そこがエンタープライズの良いところでもあるのよ。さっ、私達も片付けに行きましょう」
ヨークタウンにそう言われ、4人はトレーごと食器を返却ボックスに返した後、母港内を見廻りに行ったのだった。
その日の夜。
執務室とは全く違う別の部屋で、指揮官は1人作業を行っていた。作業台の上には、複数のモニターとキーボードが配置されている。それぞれのモニターには、何やら設計図のデータが表示されており、それらはこの前に指揮官が使っていたタカウォッチロイドや、ケースに入っていた缶やディスクのデータだった。
「取り敢えず、一通りの整備は終了したな」
呟きながら椅子の背凭れに寄り掛かり、目を瞑る。
(それにしても、
指揮官は思い出す。この世界に転生する前の世界、
(投資対象の人物・企業・組織の詳細な資料作成、どんな物を開発しようとしているのか、その技術提供をされたらどんな風に転用するのか。実験の結果・問題点・量産可能かどうか。戦場での実施テストや人体実験を俺自身でやったのも懐かしい。あぁ、拠点を襲撃されたこともあったなぁ)
時には裏切り者の始末も担当したっけ、などとブラックな前職を鼻で笑いながら懐かしんでいる辺り、この男も頭のネジが何本か飛んでいるのは間違いないようだ。
(……そろそろ寝るか。明日も早いし)
彼は椅子から立ち上がり、モニターを消してから作業部屋から出ていった。
エンタープライズ「私の強さは桁外れだ……!」
1000%社長の台詞を言わせたかった(笑)
ヨークタウン姉妹って良いですよね。ヨークタウンとホーネットはもっと衣装が増えてもいいと思う!
今回も最後に、指揮官の過去の仕事について軽く書かせていただきました。一体、どこの職場に勤めていたのか(すっとぼけ)
感想をお待ちしております!次回もお楽しみに!