魔法少女リリカルなのはStS 夢のつづき(FFⅩ) 作:八神煌斗
パソコンを買い替えました。
キーボードも変わりました。
なにこれ打ちにくい
「警備任務?」
「そ。襲われるかもしれない施設を守るの」
フェイトとの模擬戦闘から幾日かの日数が経った。
いくつか任務もこなし、ガードではなく、起動六課としての仕事にも慣れてきた。
その任務の中には日本、なのは達の故郷の故郷にも行った。
別の世界に行くこと自体はスピラ、ミッドチルダに続いて三つめだった為に特に余計な混乱も起きることなく、事件を解決することができた。
そんな時、新しい任務があり、ティーダはフェイトに説明を受けていた。
「襲われるかもって、まだ襲われるって決まってるわけじゃないんだろ?それなのになんで?」
六課で働き始め、というか手伝い始めてティーダに分かったことがあった。
それは六課には人が足りていないということだった。
なのに襲われるかもしれない施設にわざわざ出向く理由がわからない。
それこそ他の人間に任せればよいのではないか、と。
「その襲われるかも、っていうのが重要なんだ。今回私たちが守るのはオークションなんだけど、出品されるのがロストロギアなんだよ」
「あれ、良いのか?ロストロギアって危険なものなんじゃ……」
「そうなんだけど、ここで出品されるのは管理局で許可が出た安全なものだよ。ただ、それでもロストロギアには変わりないから……」
「あぁ。ガジェットが反応するかもしれないってことか」
「正解」
右手の人差指を立てて、答えるフェイト。
「まぁ、内容は今フェイトちゃんが説明した通りやね。レリックが出品されないことは確認済みやけど、相手はあくまで機械や。ガジェットが出品される物を誤認した場合の……また保険やな」
ティーダたちは今、ヘリの中でこれから行われる作戦のブリーティングを受けている。
その前に今戦っているガジェットの製作者、レリックを集めていると思われるジェイル・スカリエッティの説明も受けていたが、こちらは正直詳しくは教えてもらえなかった。
精々思えておいてくれ、といったことだった。
「あとは、この手のオークションは闇取引の隠れ蓑にもなったりするし、そっちの警戒も忘れないでね」
「任せとけって!」
「頼りに」してるよ
拳を握り答えるティーダ。
そんなティーダをみてフェイトは微笑み、自らも拳をつくり、ティーダと触れ合うようにぶつけた。
「あと、会場には昨日からシグナム副隊長とヴィータ副隊長、他、数名の隊員が張ってくれてる。」
「私たちは建物内の警備にあたるから、前線は副隊長に従ってね」
「「「はい!」」」
はやて、なのはの言葉に気合十分と答えるフォワードメンバー。
そしてそのメンバーの一人、キャロが手を挙げながら質問を投げる。
キャロが気になっていたのは、六課の医療チームの一人。シャマルの椅子の立てかけるようにおいてある箱のことだった。
「これ?これはね、館内組のお仕事着」
「なぁ、もしかしてそれって……」
笑顔で答えるシャマルに対して露骨に嫌そうな顔をするティーダ。
ティーダはその箱の中身に心当たりがあった。
「正解。この前着てもらったやつよ」
「やっぱり!絶対にイヤっスよ!!」
ヘリの壁にまで後ずさり、服を拒むティーダ。
しかしそれを逃がさない者もいる。
「あかんよ~ティーダ君。これは隊長命令やで」
「それでも嫌だって!あんな動きにくい服!」
ズイっとティーダに近づき妙にゆっくり話すはやて。
すでに仕事モードではなくなっているが、周りは何も言わない。
フォワード陣は自分たちに火の粉が来ないように、隊長陣は自分たちが着る服を知っている為、ティーダがどのような服を着るのか気になっている為。
隊長命令という言葉を出しても折れないティーダに業を煮やしたはやては、最後の切り札を出すことにした。
「なら例のブリッツボールの話は無しやなぁ~」
「なっ!?」
すでにブリッツボールの開発は終わっていると聞いているティーダ。
この任務が終われば正式に自分の手に渡ると思い楽しみにしていたのだ。
「それはずるいだろ!」
「ならちゃんとお仕事着、着てくれへんか?今日我慢したらええんやし」
ここぞとばかりに畳み込むはやて。
それとは対照に顔が曇るティーダ。
そんな彼らを乗せたヘリは、今回の任務地。
ホテル・アグスタに近づいて行っているのであった。
「はぁ……」
「テ、ティーダ君?ほら少しのしんぼうだからさ」
ホテル・アグスタについたかティーダはすでに前線組のフォワード達と別れ、なのはと館内を巡回していた。
ティーダの横に立つなのはは自身の魔力色と同じ桃色をベースにしたドレスを着飾り、普段はしない化粧をしている。
また19歳と若いなのはだが、化粧をしたことによりより美人という言葉がぴったりだ。
また髪型もいつものサイドテールではなく、おろしている為さらに拍車がかかっている。
そんななのはが歩けば男女問わず目を引くのは当然だった。
そしてそれははやての思案通りだった。
なのはやフェイトといった管理局でもトップをあらそう有名人が館内を巡回することにより、その存在を知らしめることにより、犯罪の抑止に繋げようとしていた。
ただ、なのはに限れば注目を集めていたのは彼女の容姿だけではなく、その横であるくティーダにも要因があった。
今来ているモノは一般的なフォーマルスーツ。
もともと体系がしっかりし、顔も整っているティーダもスーツを着て髪型を整えるだけで見られる姿となっている。
そんな二人が並んで歩いていれば、目を引くものだがティーダの顔はすぐれなかった。
その原因は一つ。
ヘリの中でも言っていたことだが、動きにくくて仕方がないのだ。
元々スピラではザナルカンドエイブスのユニホームを着て生活していたし、普段でもある程度ゆとりをもった服を好んで着ていた。
しかしどうしてもスーツとなると動きにくくて仕方がない。
唯一の抵抗としてネクタイは無しにしてもらったが、それでも窮屈なのは変わりない。
なのはとしてもドレスや化粧に憧れはあった。
しかしそれは仕事柄無関係だと思っていたので、見て見ぬふりをしていたもの。
それが今回仕事とはいえ、着ることになり、更に恋心さえないとはいえ一般的には男前と言えるだろうティーダと組むことになりすこし浮ついた気持ちもあったのだが……。
「あぁ~、動きにくい!」
「あはははは……」
こうもこの言葉を何度も聞いて、しかも通常運転なティーダを見ていると苦笑いしか出てこない。
駄々をこねるティーダとそれを見守る?なのは。
そんな二人は、館内の見回りを続けるのだった。
そしてその頃、アグスタの外ではフォワード陣が警護のため、辺りに気を配っていた。
なんなティアナも周りを探りつつ、スバルと念話をしながら辺りを警備していた。
『(でも今日は、八神部隊長と守護騎士団全員集合かぁ)』
「(そうね……。あんたは結構詳しいわよね? 八神部隊長とか、副隊長達の事……)」
『(うん。父さんやギン姉に聞いたことくらいだけど……)』
そしてスバルは簡単にだけど知っている事を話し出す。
八神部隊長のデバイスが魔道書型で、名前が夜天の書という名前の事。
副隊長達や、シャマル先生、ザフィーラが八神部隊長の特別固有戦力だと言う事。
それにリィン曹長合せたら無敵の無敵の戦力だと言う事。
「(まぁそれくらいなら私も知ってるけど……他になにか知らないの?)」
『(ん~、ごめん。でもほら!部隊長達の詳しい事は特秘事項だし)』
スバルが最後にフザケた様な口調で締めた。
そう、特秘事項なんだ。レアスキル持ちの人は皆そう……。
『(何か気になるの?)』
「(別に……)」
『(そ。じゃ、また後でね)』
そしてスバルと念話を切り、私は思考を巡らせる。
六課の戦力は無敵を通り越して明らかに異常だ。
隊長格全員がオーバーSランク、副隊長でもニアSランク。
他の隊員達だって前線から管制官まで未来のエリート達ばっかり。
あの年でもうBランク持ちのエリオに、レアスキル持ちのキャロ。
危なっかしいけど、潜在能力の塊で、家族のバックアップのあるスバル。
やっぱり、うちの部隊で凡人は私だけ……。
でも、そんなの関係ない。
私は立ち止まるわけにはいかないんだ。
それに、新しく来たティーダ。
八神部隊長の話しだと時空漂流者で、今回の事件に協力することになった一人。
あのシーモアという人物と関わりがあり、私たちの知らない技術を使う人。
「あの白魔法?だったかしら。それを使えば私は強くなれるのかな……」
考えを巡らしていると、突然アラートが鳴り響いた。
敵が来たらしい。
私はホテルの方に走り出し、クロスミラージュのアンカーガンで二階部分のテラスに一気に駆け上がった。
一気にあわただしくなるアグスタ。
その様子を見ている人影があった。
「よし。いっちょ暴れるか」
おくれてごめんなさい。
次はうん。
頑張って3が日の間に更新します!
うん!
でもあれですよね。
ティーダの口調がおかしくなってきてる気がする。
少しだけなのは陣も込みでしゃべりの口調を見直そうと思います。
それでは!!