「beautiful tomorrow」を買って聴いたので初投稿です。
円盤二枚目であのクオリティは素晴らしくないか?
皆も聴いて♡聴け(命令)
それとコロナさんはCUE!のイベントのために感染自粛して。
「お初目にかかります。宮路まほろの兄、宮路優斗です。本日はよろしくお願いいたします」
「エールブルー社長の鳳真咲よ。まほろから話は聞いているわ。よろしくね」
握手をしながら真っ直ぐに自分の瞳を見つめる優斗に真咲は僅かとはいえ恐怖を感じた。
なぜこんなにも綺麗に、かつ真っ直ぐに人を見れるのか、と
人材をプロデュースする企業の社長である真咲の人を見る目は確かである。
そうでなければ企業直後に所属している声優が16人もいるわけない。
普通は4,5人が適切であり、多すぎるとその分失敗したときのリスクが大きくなるからだ。
それを理解していて猶、スターティングメンバ―は多くした。
つまり何が言いたいかというと、鳳真咲は自分の観察眼と駆け引きには自信を持っていた。
そんな彼女が目の前にいる青年に抱いた最初の印象が上述のそれである。
もっと言えば「微塵の濁りもよどみも感じないどす黒い青年」であった。
矛盾しているようなこの印象に最も近いのが「深淵」であろう。
如何に透き通った海であろうと深く行けば行くほどその先が見えなくなる。
彼がまさしくそれである。
否、どころか彼は表面でそうなっている。
真っ黒でありながら(実際のところ彼の瞳は妹と同じ翠なのだが)見るものを映し返すオニキスのようであり、また見るものを逃がさない果てしなく続く深淵のよう。
実は彼の妹であるまほろにも似たような印象を最初は持っていた。
真っ黒で形の整えられた、しかしそれでいてまだ拡張できる宝石。
だがその根幹には何もかもを映すような黒が観えた。
その根幹が今目の前にいる。
そんな瞳で彼は自分を「観察」している。
裏があるのかとか契約どうこうとかを探るのではなく、純粋に鳳真咲という個人を「観て」いる。
だというのに真咲からしてみたら、深夜に呪いの鏡でも見てる気分になる。
この「在り方がきれいすぎて不気味な青年」に呑まれることがないよう気を張って真咲は本題に入る。
「あなたの経歴は調べてあるわ。12歳にして読モデビュー、15歳のころには演技やラジオも行っていたそうね」
「そうですね・・・まあ辞めたのは18でしたし今となっては昔のことですけど」
「前職はマネージャーだったの?」
「ここに
「具体的にお願い」
「14からまほろの当時のマネージャーの手伝いっすね。流石に仕事持ってきたり企画練るのは向こうの仕事でしたので、自分は付き添いだったりスケジュール調整だったり、たまに企画のアイデアだししたり・・・まあ一番主だったのはプライベートでの配慮ですね。俺とまほろは中高一貫校だったので目をかけられる機会は多かったですから」
絶句した。
簡単に言ってのけているが中学生にできることではない。
ましてや彼自身もまたプロデュースされる側の人間であるのに、だ。
それを18歳になるまでの5年間、いや、恐らくはまほろが辞めるまでの8年間続けてきたのか。
もっと言えば今の私生活のまほろを支えているのも彼だろう。
だとしたらすでに10年近く専属マネージャーを務めているのか。
驚くべきは実力、恐れるべきは原動力だ。
8年間もやってきたということは彼女の前任にそれほどまでに認められていたということ。
そしてマネージャー業とモデル業を兼業しなければならないなにかが、宮路兄妹にあったのではないかということを考えさせられてします。
「そういえば、今日は予定の時間より少し遅れてきたけど何かあったのかしら?」
「ああ、レッスン室に立ち寄らせてもらいました。まさか遅刻するとは思ってませんでした。申し訳ありませんでした」
やはりか。
多少の遅れは気にしないが、まほろの遅刻と彼を最初に観た感じから恐らくだがそんな感じはしていた。
自分が見極めるより先に向こうから見極めるか。
どうやらその観察癖は筋金入りらしい。
「それで実際に観た感じはどうだったかしら、うちの子達は」
「今日のメンバーで言えば全員面白いですね。夜峰さんと鹿野さんはどちらも掴みどころはない風のようでしたけど、夜峰さんは包み込むような、鹿野さんは気まぐれに通り抜けるような印象でした。日名倉さんと九条さんは逆に元気な鳥のようですけど、九条さんが突き進む雛鳥のようだとしたら、日名倉さんは後ろから支えていく親鳥のような感じでしょうか」
「そう…今日は特にキャラが濃い子達の日だったわね」
「なるほど」
ほんとに末恐ろしい。
まだ出会ってちょっとしか経ってないというのに各人の名前と雰囲気を一致させているのか。
まだデビューしていない声優のタマゴだというのにその演技の特徴を掴んでいる。
さらに真咲は彼のハンドバッグに注目した。
僅かに覗き見えるのは未開封のハンドタオルに湿布、あの大きさだと他にも色々入っているのだろう。
観察力、洞察力、準備と手際の良さ、行動力。
どれもが近ごろ稀にみる逸材だ。
これを逃すのは惜しい。
「・・・分かりました。宮路優斗さん、あなたをエールブルーのマネージャーとしてスカウトします。受けてもらえるかしら?」
「これは随分と速い決断ですね。もうちょっと迷うべきでは?」
「実はね、まほろが連れてくるって言った時点である程度決めてたのよ。流石に引き抜きにかかる費用とかを考えたらもうちょっと悩んだけど、無所属だったら迷うことはないわ。まほろが『一番信頼できる人』って言うんだもの」
「あいつは買いかぶりすぎだと思うんですけどねー……仕方ないんですが」
「それであなたの答えは?」
「こんなに期待されちゃあ断れませんよ。期待にそぐえるかどうかは兎も角、やれるだけの事はやらせてもらいます」
「ありがとう。それじゃあ早速あなたに最初に担当してもらうチームのメンバーとミーティングしてもらうわ。といってもまほろ、美晴、莉子とあと一人絢って子の四人だから・・・」
「その絢って子に会えばいいんですね」
「その通りよ。絢は多分寮にいると思うけど、いなかったらまほろに聞いてね」
まほろが社長室から出て10分くらい経った後、お兄ちゃんが出てきた。
「どうだった?」
「ん、採用だってさ」
「ふーん、まあ当然じゃない?それで、さっそくお仕事?」
「ああ、まほろの所属するチームのメンバーと顔合わせしろってさ。とりあえず絢っていう子に会えば達成だから寮に案内してくれないか」
「りょーかい」
寮にはみんな出かけているのか、絢の靴以外はなかった。
「お兄ちゃんはリビングで待ってて。まほろが呼んでくるから」
「おう、頼んだ」
絢の部屋に行ってノックをすると絢が出てきた。
どうやら少女漫画を読んでたところらしく、困惑した顔で尋ねてくる。
「まほろ、どうしたの?今日はお休みだよね?」
「ちょっとあんたに用事があって。とりあえずリビングに来て」
何が何だか分かってない様子で絢がついて来る。
ロビングにお兄ちゃんがいるのに気が付くと余計に訳が分からないという顔になった。
「まほろ、この人は?」
「まほろのお兄ちゃん。それで今日からまほろ達のマネージャー」
「えっ、この人が!?」
そんなに驚くことかな。
確かに髪はまほろとは違ってストレートだけど目と髪の色は同じだから割と似てると思うんだけどな。
「初めまして、宮路優斗だ。これから君たちのマネージャーを務めることになった。未熟者だけどよろしく」
「あ・・・こちらこそ、神室絢です。よろしくお願いします」
「早速で悪いんだが絢、この台本のこのページのここからマーカーで線引いてあるところまで読んでみてくれ。君がどんな演技をするのか観てみたい」
「わ、分かりました」
「もう一つのキャラはまほろにやってもらうけどいいよな?」
「うん、構わないよ」
お兄ちゃんの前で演技をするのは結構久しぶり、ちょっとだけ本気だしちゃおっかな。
・・・けどここで敢て妹キャラの方をまほろにやらせないのは、結構いい性格してる気がするなぁ。
ーーーーーーーー演技終了後ーーーーーーーーーーーー
「なるほどねぇ・・・まほろは多少我が強いな。演じ慣れてるキャラならまだしも今回のには合わないな。それでもメリハリの出し方は流石だな」
「まーね、伊達に役者やってないから」
「絢は手探りでキャラを作り上げていってるな。そのやり方はあらかじめ自分でキャラを固定させるやり方より本番の修正がしやすいが、スタートが遅いっていう弱点があるんだが・・・」
「言われてみれば、私そんな風に考えて演じてたかも・・・」
「無自覚か。悪い癖じゃあないけどそのやり方を続けるならエンジンを早める必要があるな。桐香さんと相談してみようか」
「分かりました」
お兄ちゃんの簡単な講座が終わるとお兄ちゃんはスケジュールと睨み合い始めた。
それを横目に絢が小さな声で話しかけてきた。
「まほろのお兄さん、すごいね。高校生のときとかにコーチとかしてたのかな」
「うーん、似たようなことはしてたけど、声優に関してはほぼ素人だよ」
「えっ、それであんなアドバイスができるんだ」
「まあお兄ちゃんは特殊だから。それにもしかしたらまほろが今回の話をした3日前から予習してたかもしれないし」
絢にもお兄ちゃんのすごさが分かってもらえてうれしく思う。
けど同時にちょっとだけ嫌な気分になる。
多分お兄ちゃんが素敵だからだ。
その魅力に気付いてアプローチをしかけられるとお兄ちゃんがまほろから離れちゃうかも。
それは嫌だ。
でもエールブルーの皆に分かってもらいたい。
2つの矛盾した感情にまほろは押しつぶされそうになる。
「……ろ…ほろ、おーい、まほろ?」
「え、何?」
「何って、お前…美晴と莉子が帰ってきたからミーティングやるぞって言ったんだけど」
「あ、ごめん。考え事してた」
「……まほろ、顔色悪くない?大丈夫?」
絢が心配そうにのぞき込んでくる。
でもまだこの気持ちを悟られちゃいけない。
「ううん、気のせいでしょ。さ、ミーティングするならやろ」
Windの何がいいかってさカップリングが自由なところだと思うんだよねストーリー上一番目立つのはみはまほと莉子絢なんだけどさ「Aya's diary」だとどうみても莉子がオトンであってとなるとオカンは誰だって話になってCUE!全体で言ったらそれはもちろん千紗なんだけどこの際千紗にバブりたいとかいう欲望はおいといてあのチームではオカンはいないんですよしいて言うならマネージャーなんですけど美晴はお姉さんと見せかけて実際お姉さんなんですけど一番自由人だから酒飲み特有のダル絡みでどの子ともカップリングが生じるんですよそれが一番顕著に出るのが成人済みでありながら酒を飲むシーンがないまほろでその姿が手のかかる姉の世話をする次女なんですよそれでもってダル絡みの矛先が絢に向かうんですけど初見ではチーム内で一番ハッちゃけてそうで確かにその通りなんだけどこの手のギャルキャラ特有の面倒見の良さを持っているから絢に助け舟を出すんですよあるいは酔いつぶれた美晴を介抱するのもきっと莉子であって何故ならそれは莉子が父性の塊だからですまほろよりも莉子の方が美晴に膝枕をする姿が似合うと思うんですねじゃあまほろは結局何なんだって話になるとやっぱり次女が落ち着くんですよ確かに世話焼きという点では莉子の方が上なんですけどそれはお祭り騒ぎの中で如実に感じることであって騒ぎが沈静化した後に不満げな顔しながら後始末を手伝ってくれるような感じなんですよここまで聞くと美晴がダメ人間なように聞こえるんですけど決してそうではなくて志穂とのリンクストーリーとか読むと分かるんですけど典型的姉ではなくなんだろうな人生の先輩的な立ち位置なんですよそれこそ偶々居酒屋で隣り合ったかのような雰囲気でございまして初めて会ったときは素敵な人だなって思えるんですが深く関わるとその割と低めの精神年齢がひしひしと感じます幼くなきゃ結構な頻度でテヘとか言いませんむしろ美晴は常にアルコール入ってるんじゃないかって疑ってます近いうちに二代目高垣楓とか言われても可笑しくないし私もそう呼んでるんですけど絢に関して言えば最年少であるとはいえあそこまで保護欲を感じさせるのは流石におかしいと思いますこの小説では作者の願望を言語化したが故にまほろが妹になってますしそれがとても書きやすいんですけどキャラ全体で言ったら絢は妹ランキングトップ3に入りますあいりとかまほろとタイ張る時点で相当やばいですよくある何かしらにコンプレックスを持つ妹を抽象化した存在そのものであってまほろがツンデレだとしたら絢は甘えたなんですよでもそれを表に出せなくて自室のベッドで悶えているようなね正直単純な大人っぽさで考えたら聡里の方が適任なんですけど絢がいてあのパーフェクトハーモニーが生成されているのでありまた絢がいるからこその多種多様なカップリングが生まれるんです
尊い・・・†┏┛墓┗┓†
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