「何だったんだ?アイツ……」
ギガドラモンが飛び去った後、被っていたシートを持ち上げた『選ばれし子供達』の1人――金髪の少年、『石田ヤマト』が、すでにない姿を見送る様にその方向を眺める。
「見たことのないデジモンだったけど、ナノモンみたいに以前エテモンに負けて、腹いせに襲い掛かってきたのかな?」
「トコモン達も知らないデジモンっているの?」
「うん、エテモンやナノモンみたいに、ぼく達も見たことないデジモンはいっぱいいるんだ。そもそもファイル島の外に出たのだって、今回が初めてだし」
彼の問いに推測を答えたのは、進化先の『ガルルモン』の毛皮を被ったパートナー、『ガブモン』。その他にもヤマトの弟でメンバー最年少な『高石タケル』と、訳あって退化を通り越しデジタマからやり直した『トコモン』、
ピラミッド内部がダークネットワークの影響で
「いでで……ん?ここは……?」
「確か急に襲撃を受けて……って、おい!ティラノモンや、モノクロモンもいるぞ」
一方ピラミッド崩壊と、その原因たるダークネットワークの暴走に巻き込まれなかったガジモン達が転送されたのは、現在潜伏中の『メタルエンパイア』が拠点にしている無人の工場街。かつて子供達がファイル島でアンドロモンと戦った工場の様に稼働しておらず、すっかり寂れ果てて誰も訪れないのをいいことに、こうして戦力を隠蔽していた。
『お、無事転送されてきたぞ。ムゲンドラモン様に報告しろ』
『
『おいお前達、聞こえているか?運がよかったな。お前達はムゲンドラモン様に助けていただかれただけでなく、こうしてその傘下に連なることを許されたのだ。感謝しろよ?』
そんなことなど知らず、戸惑う彼等を見て、歯車型の『ハグルモン』と、色違いの『ソーラーモン』達が、慌ただし気に連絡や説明を試み、あちこち動き回ったり、様々な機器を操作する。
「む、ムゲンドラモン様?誰だそりゃ?」
「よくわからんが、エテモン様より強いのか?」
『
「お、おい待ってくれよ!もうちょいしっかり説明をだな……」
『じゃあ頼んだぞ』
「「「「ドワァ~~~~!!」」」」
説明を欲するガジモン達を無視し、赤く丸いボタンを押して噴射される転送ガスで、再度サーバ大陸に送り飛ばすハグルモン。その後ピラミッドに残っていたが、運よく助かった同胞を始め、多くの戦力を集めてきたのはまた別の話。
「ほう、お前なかなか強そうだな。丁度お前みたいな奴を探してたんだ」
猫ともネズミとも取れる風貌の『テイルモン』。話しかけた相手は自身の何倍もある体躯だが、全く物怖じする様子なく、高圧的に話しかける姿は、無謀にも思える。
(ほぅ、どっちが来るかと思ったが、お前だったか)
そしてその相手――ハグルモンから無事戦力確保の報を受け、計画を次の段階へと進めるべくギガドラモンとは異なる完全体に退化したムゲンドラモンは、
「ふむ、敵意を示さないということは、乗ってくれるようで何よりだ。我々の拠点まで案内しよう」
>『
某宇宙戦争ものの機械兵達のやりとり
見てないけど旧作キャラの待遇とかストーリーとか大分ぶっ叩かれたそうですが、やっぱ身売り先が悪かったんだろうか
>ボタンとガス
全国巡り系バラエティの1コーナー演出
それとは違うけど今のご時世1晩駅周辺散策する企画はできんよなぁ(24時間営業のチェーン店でさえ8時以降は持ち帰り限定だし)・・・