【更新休止中】寝落ちしたらモビルアーマーになってた件 ~鉄華団に「厄災の天使」が味方したようです~ 作:睦月透火
……はい、という訳で前書きも私ことセファーが直々にやっちゃいます!
主な内容は私が抜けた後の鉄華団とその周りの人達の様子です。
「
『レディ~、ゴ~ッ!!』
ここ一番の声を張り上げて、アトラちゃんの声がマイクで格納庫内に響く……
離脱直前に12席まで拡張したシミュレーターを使っての模擬訓練……鉄華団では、もはや恒例となったらしい試合形式の実力披露の場だ
今回のパターンは6vs6のチーム戦、内訳はオルガ、ユージン、三日月、シノ、ハッシュ、NPC1体と昭弘、チャド、ライド、ダンテ、そしてNPCが2体……なんでNPCかというのは、このシミュレーターがあるゲームを参考にしているからである……
それはガンダム好きならばご存知の「機動戦士ガンダム エクストリームVS.」シリーズ……ここにあるシミュレーターはその鉄華団特別仕様なのだ
そして、穴埋め参加になっているNPC……昭弘率いるRED側に「アムロ・レイ/
……え? アムロ&バナージでパワーバランス崩れてるって?
……実はちゃんとバランスが取れていたりする、それは対するBLUE側が「セファー・イツカ/堕天使ザドキエル(幻のオリジナル太陽炉ver.)」を選択したからだ
「待て!
「その言葉、チート級2機も選んだ昭弘に返したいんだけど?」
NPCに選択した機体とパイロットの事で揉めたダンテさんとミカ兄……正直言って、どっちもどっちである
なお、ゲーム参考とは言っても中身はシミュレーターであり、ゲームライクなシステム選択画面や、外部モニターによって外からでも観戦可能という仕様以外は至って普通である……
ただし、再現NPCのデータは軒並み本物と同等というチートっぷりw
そしてNPCの選択をしたのはミカ兄と昭弘兄……
昭弘兄が速攻でアムロさん達を選択したのに対し、ミカ兄は時間ギリギリまで待ってから私を選んだのはご愛嬌であるw
まぁ、それ故ダンテさんが噛みついたのだが……
そして、ステージは宇宙……暗証宙域にほど近い円筒形の廃棄コロニーの中と外、という広大なフィールドで……兄さん率いるBLUEチームはコロニー港内部、昭弘兄率いるREDチームは反対側のコロニー港の外というシチュエーション
昭弘兄達はチームを2つに分け、昭弘・ライド・アムロ組がコロニー内を突っ切り、挟撃と奇襲妨害を兼ねてチャド・ダンテ・バナージ組が外から回り込むという作戦を取った
対する兄さん達はというと……
「……オルガ、昭弘達は2手に別れて来るだろうな……NPCがあの2人だから……」
「あぁ、だが迎撃するにはココは不利だ……せめて移動でもしなきゃ……」
戦力的不利さを感じている兄さんとユージンさん……いくらミカ兄と私(NPC)が居るとはいえ、個人戦などで散々戦わされ、実力差を思い知らされたアムロさんとバナージくんのデータを、NPCとして使ってきた昭弘兄達との戦力差を感じるのは当然かな……だけど
「じゃあ、片方……中から来る方は俺とセファーだけで良いよ」
ミカ兄の提案にぎょっとする一同、つまりチームを2-4に分けて迎撃に出るという事だ……コロニー中側の迎撃に2人で行くというのは、「地形的に数が不利でも、立ち回り次第で侵攻そのものは抑えきれる」という考えらしい
さすがミカ兄……と褒めたい所だが、兄さんが待ったを掛けた
「ちょっと待てミカ、相手の人数分けが判明してからでも遅くねぇ……幸いココは建物(?)の中だ、俺ら以外が入ってきた時にすぐ分かるように仕掛けをして、最初は取り敢えず全員で中から来る奴らを迎撃……後から回り込んできた奴の数と内訳次第で別れるぞ」
兄さんも兄さんでちゃんと考えていたようだ……確かにその方法なら、一時的とはいえ数で有利だし、それだけ双方の消耗具合に差を出すことも可能……回り込まれる前に片が付けられれば、そのまま勝ち逃げもできる
ミカ兄も納得し、後から入って来た事が分かるように仕掛けを施した後、全員で港内から奥へと進入……挟撃してくるであろう相手の片割れを待ち構えるのだった
「……っくしょー、マジで焦ったぜ……」(ダンテ)
「さすがにアレはどうにも出来ん、完敗だ」(昭弘)
「アレすら止めるって、三日月さんマジで強すぎだよなぁ……」(ライド)
「俺ら、あの2人使って負けたのか……どうなってんだよ」(チャド)
辛勝とはいえ勝利は勝利、今回のチーム戦……結果は兄さん率いるBLUEチームの勝利だった
「……バルバトス、俺たちはもっと強くなるよな?」(三日月)
「……今回はあんまり出番は無かったが、さすがに三日月は強えぇな……」(シノ)
「俺も、まだ強くなれる……アイツの代わりに……!」(ハッシュ)
「ミカもそうだが……セファーがあんだけ強いとは思わなかったぞ」(オルガ)
「だな……もう、チビ嬢とか言えねぇぞ……」(ユージン)
それは半分、機体のお陰でもあります♪
戦況の推移を軽く説明すると……
まずは先述の通り、昭弘兄達は3-3でチームを分けて内外から挟撃を仕掛けようとしたんだけど……手を読まれて先に接敵する内側から来た昭弘兄・ライドくん・アムロさんの3人を全員で迎撃……途中からチャドさん・ダンテさん・バナージくんが後ろから来たんで、私とミカ兄が迎撃でそっちに回り、しばらくは膠着が続いたんだけど……兄さんがアムロさんに撃墜寸前まで追い込まれた時、ミカ兄のバルバトスが怒りからリミッター開放してユニコーンをコロニー外まで弾き飛ばした直後、取って返す刃で兄さんからアムロさんを引き剥がして滅多打ち……厄介だったフィンファンネルもテイルブレードで全て薙ぎ払って、背合わせ組み付きからの投げっぱなし攻撃で沈黙させた後、シノさんと一緒に昭弘兄とライドくんをジリ貧に追い込んだ
その間に私もチャドさんとダンテさんの機体を四肢断裂させて戦闘不能にし、ユージンさんとハッシュくんがギリギリでユニコーンの拘束に成功……そのまま降伏勧告をしたのがトドメとなり、今回の戦闘の幕は降ろされたのだった
それから数時間後、昭弘兄達は夕空のクリュセで買い出しをしていた……メンバーは昭弘兄、ライドくん、アトラちゃん、そしてラフタさんの4人だ
……なぜ、ラフタさんが付いて来てるかって? そりゃフラグ立てさせる為です
この状況に持ち込む算段や詳細は、アトラちゃんに
「……ねぇ、昭弘……アンタ、もしかしてずっとアタシを見てない?」
昭弘兄の肩が大げさに反応する……隠すの下手だよね、昭弘兄……ぶきっちょさんめw
「……あ、いや……俺は、別にその……」
「クスクス……嘘が下手すぎ、そんな反応した時点でバレバレだよ……」
ライドくんとアトラちゃんは店舗内で、あれやこれやとメモしておいた品々を集めて回っており、車と荷物持ち番として残った昭弘兄とラフタさんは車内でいい雰囲気だ
「アタシね、この前ホントはタービンズに帰るつもりだったんだ……」
突然のラフタさんの告白……実は数日前にタービンズからエーコさんが鉄華団宛に、とマクマードさんから預かった新型機「辟邪」を持ってきた時……一緒に帰る筈だったと告げた
内心では少し驚いたが、昭弘兄はそのままラフタさんの言葉を待った
「でもさ、エーコからダーリンの伝言を持ってきた時……揺れたんだ、ダーリンとアンタの間で」
昭弘兄は表情が凍ってしまった……今コイツは何を言ったんだ……俺と名瀬の兄貴の間で揺れた?! 一体何の話だ!? 見当が付かん……俺と名瀬の兄貴にの間に、比肩する何かがあるとでも言うのかコイツは……!?
そんな事しか考えられない昭弘兄はもう筋金入りの鈍感である……尻を蹴っ飛ばしてやりたい
しかし、平静を装ってラフタさんの顔を見た瞬間、さっきまでの昭弘兄の考えは超高速で打ち砕かれていた
……そこに居るのは、それぞれ魅力にあふれる漢の間に挟まれ、激しく揺れる乙女心……最早、男からの告白を懇願しているとも見えかねないラフタさんの顔だった……そして、その顔を見た昭弘兄は漸く全てを理解する
(ヤベェ……コイツ、マジで可愛い……そんなに俺なんかが好きだったのかよ)
私から言えば、もっと早くに気付けよ……とグーで殴りたい所である
全てを悟った昭弘兄の顔は当然ながら紅潮、ラフタさんと視線を合わせ辛くなってお互いに顔を背けてしまう……その一連の光景はアトラちゃんにバッチリ見られていた
数分間、その光景がずっと続いた事に痺れを切らしたアトラちゃんが、ピンクフィールドの展開を強引に強制終了させて買い出しは終了……その数日後、昭弘兄が夕方の本部屋上にラフタさんを呼び出して告白したのは伝説として語られる事になったという
なお、告白シーンに出歯亀したユージンさんを始め、名のある主要メンバーはマジギレした昭弘兄に数日間もの間、追い回されたという
うぇ……砂糖吐きそう……
取り敢えず略式(?)ですが、昭弘&ラフタをカップリングさせました。
……前回幕間もそうですが、シミュレーター有能すぎw
作ったセファーからすれば「実機操縦の感覚でプレイするゲーム」なのだとか。
ちなみにユニコーンはNT-D発動中にも関わらず吹っ飛ばされています。
なお、Hi-νを襲ったバルバトスの攻撃挙動は「クロスレイズ」のリミッター開放だと思って頂ければ……
こういう幕間の演出は必要?(正直にお答え下さい)
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是が非でも欲しい!!
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少なめでいいから挟んで
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本編と章分けして確保しよう
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あまり必要ない
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いや、要らないでしょ……?