【更新休止中】寝落ちしたらモビルアーマーになってた件 ~鉄華団に「厄災の天使」が味方したようです~   作:睦月透火

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文章力皆無ですが、身の丈を弁えず投稿(ぇ?

ハシュマル可愛いですよね?(錯乱)


憑依モノで初投稿ですw


本編「寝落ちしたらモビルアーマーになってた件」
第1話 おはようございます、モビルアーマーの時間です


 モビルアーマー……

 厄災戦において猛威を振るい、人類の半数を殲滅した「天使」の名を持つ殺戮兵器。

 初めて見た私は驚愕した。

 

 無差別に人を殺すための兵器、その名が天使だという事に……

 しかし同時に見惚れてもいた。

 洗練されたフォルム、最適解を求めた結果が産み出した姿に。

 

 アレがもし、人が乗り込むタイプなら是非、操ってみたい。

 ガンプラ好きで、大型機やモビルアーマーのモデルを好んで作成していた当時の私は、何故かそんな想いを抱いていた。

 

 そしてあれから少しして、鉄血のオルフェンズがガンプラにラインナップし始め……私は遂にあの天使の名を持つモビルアーマー、ハシュマルを入手した。

 

 エンドレス再生させた鉄血のハシュマル登場回をBGM代わりにしながら、徹夜で全塗装とディテールアップを敢行、まず細部までスミ入れやパーツ毎の微調整を施し、市販キットの素組みには無いメカニカルなモールドを入れ、特殊な金属粒子を配合した下地処理で強度アップにこだわり、その上から全塗装……さながらガンプラバトルにでも使うのかってレベルの強化改造をしてしまった……完成したそのフォルムを眺め、私は意識を手放しガンプラ製作専用に使う目の前のテーブルに突っ伏して寝落ちしたのは言うまでもない。

 

 

 

 

 

 あれからどれくらい寝ていただろうか、自分の体が異様に重たく感じる。

 まるで全身に力が入らず、体が何かに埋まっているような感覚さえする。

 まだかなり眠たい私はその感覚に動ずる事なく、微睡みに全てを委ねていた。

 

 

 

 ……それからしばらくして、私はまだ寝惚けていた。

 体の感覚はまだ少しおかしい、でも頭を押さえ付けられていた感覚は前より軽くなっていた 

 でも瞼はまだかなり重たい、でもさすがにそろそろ起きなきゃマズイ? と思ったので、取り敢えず体でも伸ばしてみようと思った私は、まだ感覚的に少し重たかった体を無理矢理起き上がらせて大きな欠伸をした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ビィィィィィィィィィィムッ!!! 

 

 

 

 

 

◆ ◆ ◆

 

 

 

 

 

 そこに居た全員が驚愕した……今まさに、危惧していた状況が起きてしまったからだ。

 

「……目覚めさせてしまったか……!」

 

 苦い表情で白煙の登るクレーターの底を睨む白いスーツの男、マクギリス・ファリドは歯噛みした。

 すぐ横にいる赤いスーツを来た……オルガ・イツカは白煙を腕で避けつつ、マクギリスと同じくクレーターの底をじっと見つめている。

 

 一方、クレーターの反対側には自身のパーソナルカラーである黒いMS、レギンレイズのコクピット内で目の前の事態を飲み込めていないイオク・クジャンの姿があった。

 

「……な、何なんだ……これは?」

 

 そしてマクギリス達の少し後ろで事態を見ていた三日月・オーガスは自身の直感から感嘆の声を上げるのであった。

 

 

 

 

 

◆ ◆ ◆

 

 

 

 

 

 私はまだ寝ぼけていた、なので自分が何をしたのか全く把握していない。

 それにまだ眠気は去っておらず、自身がどう動いているかもまったく感知していなかった。

 しかし、正常な判断が付かないためか、私は直感というか自己の本能の赴くままに行動を開始する。

 

 背伸びから腕を振り回し、いつものように私は寝起きの運動を始めたのであった。

 

 

 

 

 

◆ ◆ ◆

 

 

 

 

 

 クレーターから立ち上る白煙に視界を遮られ、状況が掴めないイオク・クジャンは

 迫りくる驚異に全く気が付かないでいた。

 

「……はぇ?」

 

 次の瞬間、凄まじい金属音と共にイオクの乗るレギンレイズはまるで人形のように宙に舞い上がる。

 

「……! イオク様ッ?!」

 

 声とともにスラスター全開で主のもとへ向かう部下のグレイズがレギンレイズへと近づく。

 しかしその機体は突然現れたワイヤーブレードで胴体を薙ぎ払われ、無残にも地に転がった。

 

 白煙が薄らいでいき、謎の攻撃の正体と無残に転がった部下のグレイズを発見するイオク。

 そしてその先の、クレーターから這い上がってきた巨大な機体に目が行った。

 

「あれが……モビルアーマーか……っ」

 

 

 

 

 

◆ ◆ ◆

 

 

 

 

 

 クレーターから這い上がってきた天使の後ろ姿に見とれていた三日月の後ろで、オルガは毒突く。

 

「クソッ……何なんだよアレは……!」

 

「今のうちに離脱する方が懸命か……」

 

「待ってくれ、このままじゃ採掘場がメチャクチャだ! 本部には応援を呼んである、到着さえすれば……」

 

「無駄だよ」

 

 マクギリスの判断に異を唱えるオルガだが、マクギリスはオルガの意見を一蹴する

 彼には分かっていたのだ、アレの異常さと恐ろしさ、そしてこれから起こるであろう悲劇も……

 

「そもそもアレは、そんな生易しい相手ではない」

 

「止める方法は無いのかよ?!」

 

「こうなった以上、破壊するしか道は無い…………出来るものなら、だがね?」

 

 打つ手が無いことを痛感したオルガは天使を見やった後、三日月に声を掛けて乗ってきた車に乗り込む

 

「ミカ、行くぞ!」

 

「こういう事態を避ける為に、慎重に事を運んだというのに……イオク・クジャン、愚かにも程がある!」

 

 三日月が移動するその脇で、マクギリスはイオクの行為を愚かと断じるのであった

 

 

 

 

 

◆ ◆ ◆

 

 

 

 

 

「何がモビルアーマーだ……所詮は300年前の遺物だろうが! 恐るるに足りんッ!!」

 

 半壊したレギンレイズのコクピット内でイオクは悪夢を振り払うように吐き捨て、戦闘態勢に入る

 左半身は損壊したが足はまだ無事、破損していない右腕にある主兵装のレールガンを構え天使へ向けて発砲を開始する。

 

「イオク様! 迂闊です、ここはいったん下がって陣形を……」

 

「うおぉぉぉぉぉぉ!!!」

 

 無事だった残りの部下のグレイズ達も射撃し、レギンレイズを後退させるべく援護するが、当のイオク本人は叫び声とともにライフルを乱射し、部下の進言にも一向に構う気がない。

 

 天使は爆煙と共にレギンレイズの視界から外れた

 それとほぼ同時にコクピット内に敵機接近の警報が鳴り響く

 

「なんだ……はっ!?」

 

「イオク様っ!! がはっ……!!」

 

 一瞬でモビルアーマーの巨体がレギンレイズの背後に迫っていた

 驚愕に体が動かないイオクを救うべく、部下の一人がグレイズを体当りさせレギンレイズを吹き飛ばす

 その直後、天使の巨大な鉤爪がグレイズを引き裂いていた

 

「くそっ、こっちを向けよ……ぐあぁぁっ!!」

 

 天使の右後ろで発砲するもう1機のグレイズに天使は振り向くことなく、背中にあるワイヤーブレードで無造作に薙ぎ払う

 

「ぬおぉぉぉぉぉ!!」

 

 天使の正面に陣取っていた3機目がその隙きを付いて突撃、天使はワイヤーで迎撃するがそれを間一髪のタイミングでジャンプして躱し、天使の上面へと取り付くことに成功した……だが。

 

「よし、ここなら……ぐあっ!?」

 

 直後に後ろから何かに体当りされ、落ちてしまう。

 

「クソッ、来るなぁ……うわぁぁぁぁ!?」

 

 残った部下たちのグレイズも黒い小型の機体に翻弄され次々とその数を減らいていく。

 ようやく機体を立ち上がらせたイオクも、クレーターから次々と湧き出る小型の機体に更に混乱していた。

 

「何だコイツ……この数は、何処から!?」

 

 

 

 

 

◆ ◆ ◆

 

 

 

 

 

「ありゃあ一体なんだ……?」

 

 撤退の準備が整うまで状況を注視していたオルガは、黒い小型機体を見て呟いた

 

「あのモビルアーマーのサブユニットだ……名をプルーマと言う……しかし、あれ程の数が……」

 

 マクギリスもオルガの隣で状況を見極めるが、次々とクレーターから現れるプルーマの数に戦慄した

 

「団長~、他の団員は撤収終わりました~!」

 

 そこへ、モビルワーカーに乗った鉄華団の団員が報告に来た

 

「おし、とっととずらかるぞ!」

 

 オルガは速攻で撤退指示を出し、マクギリスもオルガ達と共にその場を離れるのであった




この回はぶっちゃけアニメと同じ展開なのでほぼ導入でしか無いなぁ……。

次のシーンであるイオクの撤退から渓谷の爆破作戦、そしてその失敗ではほぼアニメと同じ展開になるので、そこから少し先に進んだ状況……

つまりバルバトスの本気モード発動から次回はスタートします。
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