【更新休止中】寝落ちしたらモビルアーマーになってた件 ~鉄華団に「厄災の天使」が味方したようです~ 作:睦月透火
GFさんの
「機動戦士ガンダム 宇宙の彼方へ -鉄血のオルフェンズ編-」とリンクした内容になる……ハズです。
是非、あっちも読んでくださいね♪
さて……向こうは向こうで動いて貰って
こっちも張り切って準備をしますかね……この世界の攻略の為に!
では、タービンズルート第1話!
フラッグを製作し、技師としての腕前を認めて貰ったセファーこと透火。
表向きは透火の名前で呼ばれるが、事情を知る一部の身内(名瀬、アミダ、ラフタ、アジー、エーコの5人)だけは、本名であるセファーの名を知っている。
はてさて、それはそれとして良いけど……タービンズ宛に厄介な事案が依頼された。
……なんでも、組織の一部が混乱に乗じて反乱を起こし……所属の艦船と本部、MSなんかをまるごと乗っ取られたのだそうだ。
このご時世にそういう事は珍しくもない……が、私が気になったのは関係団体の名前。
『……で、乗っ取った奴ら……名前くらいは分かってるだろ?』
『あぁ、アイツら……鉄華団だとか名乗ってやがる……拾ってやった恩を忘れて、アイツら好き放題よ!』
私の腕に掛かれば、タービンズの母艦であるハンマーヘッドの艦橋に繋がった通信を傍受する事など容易い……CGS社長マルバ・アーケイと名瀬さんとの通信を傍受しながら、私は自ら設計し、そのまま愛機となったフラッグ(メインフレームやその他素材に高硬度レアアロイを使用したPD世界版の正規仕様)の整備をしている。
ちなみに、テストを引き受けてくれたラフタ姉さんはそのまま正式パイロットになって……はくれなかった。
やはり、造形が気に入らないからとの事……
……顔の光通信用センサーマスクとか、意外とカッコいいのに。
「……乗っ取り、ねぇ……やっぱり、もうそういう時期かぁ」
通信内容を聞きながら私は、フラッグのコクピット内で1人呟く……
CGS……クリュセ・ガード・セキュリティという前身組織の備品を、しっかり正規の手続きにて自前の備品とした鉄華団。
CGS内で『参番組』と呼ばれ、表向きは拾われた子供を重宝しているという形だが、裏では非正規雇用の使い捨て同然という扱いを受けていた彼ら……
そんな彼らに対し『クーデリア・藍那・バーンスタイン』という少女が依頼をした事で始まったこの騒動は、火星支部のギャラルホルンをも巻き込んで大きな火種となっていく……私以外は誰も、その未来を知る由もないのだが。
そして……タービンズにマルバからの依頼があったという事は……鉄華団との邂逅。
……遂に、あの戦いが始まるのだ。
(こうしちゃ居られないわね……!)
私は鉄華団に協力して、
要は鉄華団のメンバーを、今度こそ誰1人も死なせる事なく生き残らせる事……私はそれを第一目標とすれば良い。
(あわよくば……私も、ラフタ姉さんみたいに恋がしてみたいなぁ……)
少なくとも、ミカ兄と昭弘兄とは
(※原作通りのカップリングにしたい派)
(……となると、必然的にそれ以外……シノ兄は……ヤマギ君が絡むからなんか怖そうだし、ユージン兄は……将来的にハチャメチャになりそうだから却下、……ならいっそ、前世で義兄だったオルガ兄さんは……?)
黙々と作業しながら、頭の中で鉄華団の主要メンバーと恋仲になった場合のシミュレートをしている透火……それでも、手際の良さや失敗はなく……何やらブツブツと独り言だけが聞こえてくる透火の後ろ姿やその光景に……隣で百里を整備していたエーコ・タービンは、何やら奇妙な悪寒を感じたとか。
そうこうしている間に時間は経ち、ついに邂逅当日……
マルバはハンマーヘッドの艦橋に客人として招かれ、私は万全に整備した愛機……かの愛すべき
『敵はMSを前面に出して、アタシ達を母艦に近付かせない気か……船も艦首だけを向けている……まずは合格点ね♪』
出撃前のアミダさんが呟く……
ここまでは原作通りの展開……ハンマーヘッドとイサリビの追いかけっこ中にMS戦が展開されるだろう……だが、僅かながら原作と乖離している事があった。
「……グレイズが、2機……?」
どういう事だろうか……原作通りなら、ミカ兄のバルバトスと昭弘兄のグレイズの2機だけのハズ……だが、今この戦場には居ないハズの
(……私の存在が原作に影響している……とでも言うの?!)
しかし、イレギュラーのMSは居たものの……原作通りに戦況は推移した。
追いかけて来るハンマーヘッドに対し、イサリビはスモークを投射……急接近してニアミスがてらに突入隊を送り込み艦内を混乱させ始めた……
「しょうがねぇ……ラフタと透火に出るよう伝えろ!」
『アタシが船をに狙うから、
「……へ? あっ、了解!」
私達が戦闘宙域に入ると同時に、向こうが対応する……1機だけ、母艦を守るべく離れた……原作通り、ミカ兄の「バルバトス」だ。
そして私はアミダさん達のバックアップに入り、フラッグの機動力を生かしてヒット&アウェイ……例のイレギュラーのグレイズへと狙いを定める……それに直前で気付き、グレイズはバック宙気味に後退して緊急回避、手に持たせていたシールドを腕にマウントしてバトルソードとバトルアックスの二刀流で構える。
『ちっ……コイツ、MSのくせに速えぇ! さすが武闘派は伊達じゃねぇって事か!!』
通信から響くのは驚愕の色をした、若い男の声……速度差に驚き、一瞬不安定になるグレイズだが、それもすぐに立て直し、フラッグの再接近に合わせてバトルソードが振られる!
避けきれない……咄嗟に私はディフェンスロッドを回転させてバトルソードの軌道に割り込ませた……直後に轟音と振動がコクピットにまで響き、2機とも衝撃の反動で距離が離される
『チッ、シールドか? 咄嗟に割り込ませるたぁよくやる……だがなぁッ!!』
「……っ、ヤバッ?!」
グレイズはこっちの動きを先読みしたかの如く、死角の多い脚側に回り込んでバトルソードを振り上げた……だが私は無意識の内に機体を
「だぁぁぁぁぁっ!!」
『うぉッ?! ……コイツ、ウラキと似た様な手を?!』
スラスターの噴射で敵のカメラをブラックアウトさせて離脱成功……グレイズから距離を取って大きく旋回しつつ、MA形態のままリニアライフルを準備する……
だが、グレイズは冷静にブラックアウトに対処しながら後退……既にシールドを構えて迎撃体制を整えていた。
このパイロット、技量じゃまず勝てない……と言うか絶対無理!
「……だけど、私にだって……意地があるんだからぁぁぁッ!!」
リニアライフルを斉射しつつ、私はフラッグを突撃させ……バトルソードの範囲外ギリギリにグレイズの横を素早く通り過ぎ……る直前に機体を変形させて急制動と共に背後へ回り込む。
ぶっつけ本番の
だが、相手の動きもさすが神業だった……バトルソードを盾代わりにライフルの弾を捌き切り、旋回が追い付かないのを見越して逆回転……マニューバーの軌道まで先読みしたのか、腕にマウントしていたシールドを切り離して放り込んできた。
「って、えぇ~?!」
進路妨害で放り込まれたシールドをモロに喰らい、少なくない衝撃が機体を襲うも、必死に体勢を立て直しつつ強引に離脱……幸い損傷らしい損傷は無いが、このままではジリ貧であった……
一方、他の戦況はほぼ原作通り……私が敵指揮官機のグレイズ相手に苦戦している合間に、鉄華団の侵入チームはハンマーヘッドの艦橋に乗り込んで名瀬さんやマルバと対峙していた。
そこからもほぼ原作通りの展開……ヘルメットを捨て、ゆっくりとマルバへ歩みを進めるオルガ……その笑顔の裏には、隠しきれない怒気を孕んでいる。
名瀬の横に着くとオルガは、名瀬へと端末を渡した……既に再生されていた動画は、CGS内でのオルガ達『参番組』の非人道的扱いを受けている現場の映像……CGSのジャケットを着た小さな少年が、同じ柄のジャケットを着た数人の大人に足蹴にされている場面に、名瀬は露骨に表情を歪ませた。
……あ、ご丁寧にノーカットでマルバの声と顔もフレームイン……これはもう完全に言い逃れの出来ない証拠だ。
理不尽な台詞を吐き捨てる大人の声と、手酷く虐待を受ける子供のうめき声がブリッジに居る全員に聞こえ……マルバに対する心象が光の速度で地の底に落ちる……
「……な……ぁ……っ?!」
「俺らはずっと、仕事と飯をくれたお前の命令に従ってきた……そして、アイツ等を……!」
オルガの声が、静寂に包まれた艦橋に響く……銃を構えてマルバの前へと歩みを進めるオルガ。
苦し紛れの言い訳を続けへたり込むマルバ、だがオルガの銃口が目の前に迫まり……トリガーに掛けた指が僅かに動いた直後
「止めとけ……そんな奴の血で手を汚す事ぁない」
名瀬の声でオルガの指はトリガーから離れ……対するマルバは気絶して倒れた。
マルバ・アーケイは呆気ない銃殺より、今後ずっと苦しむ方がお似合いだと私も思う……
……皆さんはどうです?
タービンズルートの利点
1.初期から強めのMSに乗れる
2.名瀬さんと鉄華団との橋渡しが可能になる
3.女性ならではの悩みが解消しやすい(←重要!)
次回、キーマン同士の対面なるか?
次回の動向で一番、楽しみなのは?
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オリキャラ同士の戦い
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歳星入り前後の原作キャラ達
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歳星入り前後のオリキャラ達
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ハブられてるギャラルホルン