【更新休止中】寝落ちしたらモビルアーマーになってた件 ~鉄華団に「厄災の天使」が味方したようです~ 作:睦月透火
前々回からの水着ネタはどうでしたか?
水着のイメージはほぼPSO2から引っ張って来たものですがw
分かった人はどれだけ居るかな~?
さて、前回の続き……
オセアニア連邦の計らいで匿われ、同じく亡命中の「蒔苗東護ノ介」と邂逅。
クーデリアさんは当初の目的を果たそうとするも、亡命中の身である蒔苗には出来る事などたかが知れていた。
だが「逆転の目はある」と称してエドモントンまでの護衛を打診する蒔苗……
それも原作通りに進み、一晩考える事になった後……禍月と透火が蒔苗に呼ばれるのであった。
……何故、私達はここに呼ばれたのだろう。
「禍月、と言ったな? 本気で来い……儂が相手だからと遠慮は無用ぞ?」
禍月と蒔苗の爺ちゃんは将棋をやっていた。
しかも爺ちゃんなかなかの手練れらしく、禍月の顔は真剣そのもの……そして爺ちゃんもだ。
「……さっぱり分かんないんだけど?」
ちなみに私は将棋自体を初めて見ました……勿論「生で」という表現付きですがw
なのでルールそのものを知らないし、今現在もルールブック片手に現状を理解しようと四苦八苦しております。
「……お主、◯◯◯嬢の娘じゃな?」
突然に母の名を告げられ、思考が止まる……私の親を知っている? まさか、黒服の男達と何か関係があるの……? いや、そうだったのなら確証をこんなタイミングで問う必要はない筈だ……では、何故私の母の名を今告げた?
「……その顔、どうやら当たっておる様じゃな? いやなに、◯◯◯嬢には昔随分と助けられたんじゃ……あの旦那と仲良くしておるかのぅ?」
そうか、母が私の小さい頃に話してくれた「頼りになるお爺ちゃん」ってこの人だったのか……でも、残念ながら。
「両親は、数年前に……私は今、タービンズでお世話になってます」
「なんと……そうか……惜しい若者を亡くしたものじゃ……」
僅かながら、爺ちゃんの雰囲気が変わった……どうやら両親の死を今知った事で感情が荒れているみたい……私の姿に母の面影を重ね、しばらく目を伏せる間……覇気漲る体を僅かに震わせ、その手を強く握り締めていた。
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将棋を一旦中断し、私の近況を語る事で心を静めた爺ちゃん……再び禍月に向き直り、真剣な顔で口を開いた。
「……すまんな禍月よ、もう少し儂に付き合え」
さて、爺ちゃんとの件が済んだ後……私はエーコ姉と共にMSの整備と対策に精を出していた。
「うーん、エーコ姉……何か手伝う事無い~?」
「……アンタまだ懲りて無いようね?」(# ゜Д゜)
エーコ姉への質問なのに、ラフタ姉のヘイトを稼いでしまう本日夜半の格納庫……これまでのオーバーワークを改善させる為に当分の間、受け持ち以外の作業や手伝いを制限させられてしまった私は、現在手持ち無沙汰なのである。
アベンジャーは禍月がやってたし、フラッグの定期点検や各部の整備も既に終わっている、阿頼耶識のシステムチェックも重要部分以外は
「……ッ!!」
ヒイッ?! 何で皆のために頑張ろうとしてるのに睨まれるかなぁ!?
……でも、無茶し過ぎはダメって言われたもんね。
「はぁーい」(´・ω・)ショボーン
うん、今日は早めに寝よう……明日からやろう、うん。
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……で、部屋に帰ってシャワー浴びてからゆっくりしようとしてたら……
「「……あ」」
目の前には何故か禍月が立っていた……私は(宛がわれた)自室に備え付けられたシャワーで汗を流して出てきた所だ。
部屋の構造を簡単に言うと、簡素だけどトイレ・シャワー・ベッドは完備されたワンルームみたいな感じ……それが鉄華団をはじめ、全員個々に宛がわれているのだ。(何気に凄いねぇ)
「……ッ……」
禍月の目が、何だか申し訳なさそうなそうでない様な微妙な視線で私を見ている……そういえば私、いつもの癖でパンツだけしか履いてな……あ”っ(ボンッ)
「こ、この……変態ッ!!」
「いや待て誤解d ブルファンゴッ!! 」
1、2、3……ライ◯ーキックッ!!(そんな感じ)
素早く身体を翻し、小回りの回転と遠心力を加えた前飛び後ろ回し蹴り。
それは弁解と共に振り向いた禍月の背中へとクリーンヒットし、彼はそのまま吹き飛んだ勢いで扉へと衝突……入口の扉は半開きだったらしく、禍月を吐き出すとその反動の勢いでパタンと閉まった。
「~~~~~~~~ッ?!」(声にならない怒りと羞恥心の入り交じった叫び)
(ああもう最悪だ……何でアイツ私の部屋に……もしかしたら、同郷(転生者)という気安さから若い衝動を発散するために丸め込み易い私を狙って? それとも鍵が無いのを良い事に部屋から乙女の秘密を盗もうと無断侵入?! ……あ、まさかシャワーの音に変な妄想してたとか!?)
鍵をちゃんと確かめてないままでほぼ全裸になっていた私も悪いのだが、まさかシャワー室の扉の前に
そして激しく動揺した私の心は……この興奮が治まると同時に、それまで何とも思わなかった身体的疲労を一気に感じてしまい、呆気なくベッドにダイブして爆睡してしまったのである。
……後日、とんだ勘違いと不可抗力だった事で更なる反省を強いられる事になったのは言うまでもない。
そんなこんなあって翌日、ギャラルホルンは来た。
オルガ団長も、蒔苗の爺ちゃんをエドモントンまで護送する事を決定したのもほぼ原作通り……だけど、1つだけ違う点。
『やっぱり、アイツ等まで……!』
赤と青のカスタムグレイズ……ルーギスとクルーガーだ。
『赤と青のグレイズは俺と透火でやる、三日月とシノはあの編隊だ……ラフタさん、アジーさん、昭弘と海岸線の迎撃をお願いします!』
禍月の素早い指示で、迎撃相手が決まる……極力、原作勢と私達を別けた配置だ。
禍月が司令塔を担う事で、原作のオルガ危機一髪は起きないハズだ……後は流れに任せるしかない。
『宇宙での借り、余さず返してあげるわ……我ら、地球外縁統制統合艦隊ッ!』
『『『『『連壁九年! 堅牢堅固ッ!』』』』』
『ぐあッ?!』ドカンッ!!
『……撃って良い……んだよな?』(by.昭弘)
『『当たり前じゃん』』(三日月&透火)
大気圏突入からココまで直接侵攻してきて、着地後にわざわざ集まって無防備に名乗りを上げる……お飾り艦隊の本領を遺憾なく発揮してました。
だからカルタ様って憎めないキャラよねぇw
「んじゃ、私は私で……ッ!!」
今回は青いグレイズ……ルーギスが相手だ。
前回の戦闘データは把握済み……ルーギスは正確無比な射撃に隙のない挙動が取り柄みたいね……でも、想定外には対応が甘い!
『今回でケリを付けてくれよう!!』
ルーギスのグレイズは両手にアサルトライフルを構え、給弾のラグを考慮し交互に射撃してくる……対する私はフラッグのスピードのお陰で何度か至近弾は警告されるけど、直撃は貰ってない。
まぁ、こっちがナノラミネートアーマーじゃないのもとっくに知られてるし……ルーギスは基本、敵に容赦はしない……でも。
「それはコッチの台詞ッ!!」
プラズマソードを手に速度を上げ、サイドへのスライド回避から一転してスラスター全開で切り込む、勿論それは敵に見切られてるけどこの動き自体が囮。
わざと足元の土煙を上げて脚部ラックのミサイルを遅延点火にセットして放出し、
『……! 馬鹿め、愚直に突進しようと…… 「ピーピーピー」 なッ!?』
粉塵と機体の影に隠されて放っていた置きミサイルが直撃し、青いグレイズの左肩装甲は大きく破損……右脚部のスラスターや関節にも当たったらしく、目に見えて動きが落ちた。
「……えー、あっさり当たり過ぎじゃない?」
実は、後で禍月に言われたんだけど……もしタイミングがコンマ数秒でも狂ってたら、このミサイルは自分に直撃していたらしい……平然とやった後だから「へぇ~?」で済ませたけど、自分でやっといて冷や汗モノだった事は内緒。
『貴様、姑息な手を……!』
姑息も何も、相手の一挙手一投足を注視できてない自分が悪い。
プラズマソードに持ち替え、私は青いグレイズの無事な左脚を狙う……が、赤いグレイズの牽制に邪魔されて断念した。
「ちょっと! 危ないじゃない!?」
『テメーがトロいんだよ! 下がれルーギス!!』
『……チッ!』
青いグレイズは無事な左脚を使って大きくジャンプし、海岸線の味方に合流すべく撤退……赤いグレイズのクルーガーも、禍月との戦闘である程度損傷させられていたらしく、牽制をしながらルーギスの後を追うように撤退するのであった。
原作の動きはほぼ変わらないけど、ココで1つ改変された事を……
結局、ビスケットの鉄華団脱退話は発動し、戦闘中にピンチに陥ったんだけど……
「「下がれビスケット!!」」
って、ついでに(精神的静養と仕事が出来るため)連行されていた兄サヴァランくんと禍月に同時に言われ、ついでにビスケットを狙った攻撃も禍月が見事に阻止。
無事に死亡フラグ回避、成功となりました♪
ビスケット君の行方は……?
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本人の気持ちを尊重しよう
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能力的に惜しいけど……止めはしない
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いや、鉄華団には君が必要なんだッ!!