彡(゚)(゚)「ファッ!!ワイがスタンド使いに!?」 作:奈落への流星群
(●▲●)「さぁ…。早速始めようか。」サッ
コートから素早く慣れた手つきでコンバットナイフを取り出し、逆手にして右手で持った。
/|i、゚ヮ゚ハレ「トト神のスタンドって確か予知能力だっけ。」
彡(゚)(゚)「あぁ。トト神のスタンドは漫画になっていて、時間と共に浮かび上がる漫画が未来を写し出す。やがキングクリムゾンのように攻撃能力もなければ、描かれる未来も抽象的や。」
(´・ω・`)「俺らのスタンドの相手にまったくならないね。」
(●▲●)「…幸運たる運命とはいったい誰のもとへ訪れると思う?」
(●▲●)「それは能動的に行動し、自ら運命を掴みに行く者だ。」
(●▲●)「私はボインゴのような受動的な男ではない。真正面から対峙し、貴様等の弱さを死を持って教えてやるッ!!!」
彡(゚)(゚)「はえ~、いい心がけやないか。だが一点、
彡(`)(´)「ハーミットパープルッ!!!奴を縛り上げろ!!!」
ハーミットパープル「…。」グワァンッ!!
(●▲●)「とろいな。実にとろい。」シュッ!ザッッ!!
スタンドを使いもせず、ネガシマはその身一つでハーミットパープルの攻撃を避けた。
彡(`)(´)「なんやこいつホンマに人間か!?」
/|i、゚ヮ゚ハレ「じれったいなやきう。私のザ・ワールドで片を付けるッ!!!」ビュンッ!!
ザ・ワールド「…。」バァァァン!!!
(●▲●)「ならば私もスタンドを使わせてもらおう。」バッ!!
黒いコートから一冊の漫画、もといトト神のスタンドを出した。
ネガシマはトト神のスタンドを見て、未来を確認しようとした矢先に、
/|i、゚ヮ゚ハレ「無駄無駄無駄無駄ッァ!!!!」
(●▲●)「なにッ!!!」
フェリスがネガシマにトト神のスタンドを読ませないように妨害した。
(●▲●)「…なるほど。」ザッッ!!
/|i、゚ヮ゚ハレ(こいつ、反射神経が人間離れしてやがる!!!)
(●▲●)「意外と賢いじゃあないか。」タッタッタッ!!
/|i、゚ヮ゚ハレ「どこ行くんだてめぇ!!!」
ネガシマは一転、やきう達の反対方向へと走り出した。
そのスピードは速く、10m、20mと距離をどんどん離された。
ホテルの長い渡り廊下の端のほうまでネガシマは走り切った。
(●▲●)「…。」ドカッ!!
彡(゚)(゚)「なんやあいつ。走り出したと思ったら、ずっと先にある部屋に飛び込んだぞ?」
(`・ω・´)「なにか策でもあるのか?よしフェリス。一旦様子を見…
/|i、゚ヮ゚ハレ「待て待て待てェッ!!!」ドタドタドタ!!!
彡()()「ちょちょちょちょ待てやフェリス!!!罠かもしれんのやぞ!!!」
(`・ω・´)「あのバカ…。俺達も追いかけよう!!!」
彡(゚)(゚)「あぁ。」
彡(゚)(゚)「…いやでも意外と得策かもしれんな。」
(´・ω・`)「…?」
彡(゚)(゚)「まぁしっかし結構足早いなフェリス。」
(`・ω・´)「足腰がスリで鍛えられたらしいよ。」
彡(゚)(゚)「最悪やな。」
/|i、゚ヮ゚ハレ「アホの原住民は私のこと馬鹿だって思ってるだろうけど。」
/|i、゚ヮ゚ハレ「勝利の確信がある突撃は愚策ではないんだぜッ!!!」バァンッ!!!
/|i、゚ヮ゚ハレ「むしろ何も行動せずにあいつに予知されればこちらがやられる!!!」
/|i、゚ヮ゚ハレ「…ここがネガシマが逃げ込んだ部屋か。」
/|i、゚ヮ゚ハレ「鍵が掛かってないことから、客のいない空き部屋に逃げ込んだらしいな。」
/|i、゚ヮ゚ハレ(ネガシマが中でどんなことをしてくるか分からない。ここは時を止めて、何もさせずに奴を倒す。)
/|i、゚ヮ゚ハレ「ザ・ワールドッ!!!」
ザ・ワールド「…。」ブオンッ!!
/|i、゚ヮ゚ハレ「これより静止時間5秒以内にッ!カタをつけるッ!!!」バァンッ!!!
/|i、゚ヮ゚ハレ「ザ・ワールド!!!」ザンッ!!
バコォンッ!!!
/|i、゚ヮ゚ハレ(まずは扉を破壊するッ!)
フェリスは扉を破壊すると、室内に侵入した。
辺りを見回すも中には誰もいなかった。
静止した時間の中で動くものは何もない。静寂であるのはあたりまえである。
それでも異様な静けさであった。キチッと整えられた家具とベッド、何一つ汚れていない室内。
静寂の中に微かな緊張感が走っている。
フェリスは全ての部屋を目視するが、ネガシマの影は見えなかった。
その時、フェリスは自分の右足が何かを引っかけた感触を感じた。
レハ;゚-゚ノ「これは糸ッ!?」
レハ;゚-゚ノ「これはまさかやきうが侵入者を撃退したように…、糸の先には…。」ドドドドドド
レハ;゚-゚ノ「手榴弾がッ!!」ドドドドドド
糸は家具や天井にくっ付けられていた手榴弾につながっており、
部屋全体に多くの手榴弾がばら撒かれる。
玄関、ベッドルーム、ましてや部屋の外、廊下にまで飛び散った。
レハ;゚-゚ノ「安全ピンが全て外されていやがるッ!」
レハ;゚-゚ノ(時を止められるのは残り3秒程度ッ!もしこのまま時が動き出したらネガシマを倒す前に私が爆発に巻き込まれて死ぬ!!)
レハ;゚-゚ノ(ならばやるべきことは一つ!!)
/|i、゚ヮ゚ハレ ザ・ワールド「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ッァ!!!」
ザ・ワールドのラッシュで手榴弾を弾き飛ばす。
/|i、゚ヮ゚ハレ(時間ギリギリまでラッシュをしながら廊下に逃げる!!)
/|i、゚ヮ゚ハレ「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ッァ!!!
レハ;゚-゚ノ(3秒…2秒…1秒…。)
レハ;゚-゚ノ「ザ・ワールドッ!私に覆いかぶされッ!!」
ザ・ワールド「!!」
ドゴオオオンッ!!!!!
手榴弾は息を揃えたように一斉に爆発し、ネガシマが逃げ込んだ部屋は瓦礫に埋もれた。
爆発した手榴弾は内部に含まれている金属破片を無作為に放出する。
だがスタンドエネルギーを持たない破片はザ・ワールドが盾となり、フェリスの肉体に到達することはなかった。
破片を防げたものの、爆発の衝撃でフェリスは廊下の壁に叩きつけられた。
レハ;゚-゚ノ「…く、クソったれ…。」ハァハァ
カツ、カツ、カツ、カツ、カツ
(●▲●)「まだここに来てから一度も予知していないが、私は車内で既に兵士達が敗北しフェリスが私に突っ込んでくるところまで予知していた。」
(●▲●)「だから予めこの部屋に罠を仕掛けさせてもらった。」
レハ;゚-゚ノ「…だから兵士達と一緒に来なかったのか。」
レハ;゚-゚ノ「そしててめぇ!!!なんであの部屋に行ったはずなのに…。」
レハ;゚-゚ノ「無傷でいるんだッ!!」
(●▲●)「それは君が知る必要のないことだ。」
(●▲●)「安心しろ、フェリス。痛みは一瞬、気がつく頃にはあの世だ。」
レハ;゚-゚ノ(今、私の体内では壁に激突した衝撃で骨と関節に相当のダメージが入っている!)
レハ;゚-゚ノ(しかもさっき時を止めたせいでかなりのスタンドパワーを消費した。)
レハ;゚-゚ノ(正直、ここから奴に勝てる未来が見えねぇ。)
(●▲●)「自分が死ぬ時くらい、秘めたる思いを口にしたらどうだ?」
レハ;゚-゚ノ「そんなことするわけねぇだろ」
(●▲●)「なに?」
/|i、゚ヮ゚ハレ「私はまだ死なないからだッ!!」
/|i、゚ヮ゚ハレ「ザ・ワールド!!奴に拳を叩きこんでやれ!!!」
フェリスの闘気に反応したザ・ワールドはネガシマの正面で素早く大きく拳を振りかぶり、力を振り絞り殴った。
だがネガシマはその行動を瞬時に理解し拳を左に避けると、手にしたコンバットナイフでザ・ワールドの腕を斬った。
傷は浅いがフェリスは怯んだ。
レハ;゚-゚ノ(なんでただのナイフがスタンドに攻撃できるんだ!?)
レハ;゚-゚ノ(そしてやはりネガシマ自身のスペックが化け物!!スピードAのザ・ワールドにカウンターを仕掛けるとは!!)
ネガシマはそのままフェリスに突っ込んだ。
/|i、゚ヮ゚ハレ「クソッタレェッ!!!」
/|i、゚ヮ゚ハレ「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄!!!」
(●▲●)「ちょろいちょろい!!」
(●▲●)「ふんっ!!!」
レハ;゚-゚ノ「うげっ!!!」バキッ!!
ネガシマの蹴りがフェリスの腹部に命中した。
フェリスは爆風でのダメージも相まって、床に倒れてしまった。
(●▲●)「終わったか。」
意識が遠のきそうになりながらもフェリスはあることに気づく。
フェリスの意識はたった一つ、そしてたった一人にある。
レハ;゚-゚ノ「…一つ聞きたいことがあるネガシマ。」
レハ;゚-゚ノ「何故ただのナイフがザ・ワールドを斬れたんだ…?」
(●▲●)「いいだろう。それはこのナイフを製造する際に物質と同化しているトト神のスタンドを少し混ぜ込んでいるからだ。」
(●▲●)「同様にしてデザートイーグルの銃弾もスタンドに触れることができる。」
(●▲●)「我が組織お手製の私専用の秘密兵器だ。」
(●▲●)「今日が初の実戦で効くかどうか分からなかったが、どうやらちゃんと効いたようだな。」
(●▲●)「質問は終わりか?フェリス。」
(●▲●)「では、始末させもらおう。」
コンバットナイフの刃先が倒れているフェリスに向かう。
刃が照明の光を反射し、妖しく煌めく。
/|i、゚ヮ゚ハレ「…これでよぉ、私のちょっとした時間稼ぎは終了した訳だ。」
(●▲●)「なにィッ!!」
ネガシマは慌ててフェリスから離れ、辺りを見回し身構える。
遠く離れた先にやきう民がいるだけであった。
(●▲●)「驚かせやがって、遠い場所にやきう民がいるだけじゃあないか。」
(●▲●)「…待てよ、やきう民だけ…?」
(●▲●)「…まさかッ!」
/|i、゚ヮ゚ハレ「今更気づいたのかぁ!?」
ネガシマが自分の持つコンバットナイフに視線を移す。
そしてコンバットナイフが光を反射する鏡になっていることに気づく。
/|i、゚ヮ゚ハレ「コンバットナイフの刃の部分に写る原住民の姿によぉッ!!」
/|i、゚ヮ゚ハレ「原住民は。」
(●▲●) /|i、゚ヮ゚ハレ「鏡の中の世界にいるッ!」バァァァン!!
ズギャアァァン!!!
気づいた時にはネガシマの背後に先程の兵士の自動小銃を構えた原住民が出現していた。
(`・ω・´)「…お前のコンバットナイフを出口にして鏡の中の世界からこっちに戻ることができた。」
(`・ω・´)「感謝するぜ。そして吹っ飛びなッ!!!!」ガチ
(`・ω・´)「地獄に向かってッ!!!」ガチャッ!!
ババババババババババババババババババババババババ
ゼロ距離から何十発もの弾丸が放たれる。
薬莢が次々地面に落ちてカラカラ音を立て続ける。
煙が廊下全体に充満していく。
それでも原住民の手は一切ぶれず、銃口はネガシマを捉え続けた。
弾はネガシマに向かって全て撃ち尽くされた。
(´・ω・`)「ふぅ…。」
(´・ω・`)「大丈夫か、フェリス?」
/|i、゚ヮ゚ハレ「地面に倒れてる私を見て、どこが大丈夫に見えるのよ。」
/|i、゚ヮ゚ハレ「…助かったわ。ありがとう。」
(`^ω^´)「ならよかった。」
レハ;゚-゚ノ「でも少し、本体にダメージが入りすぎたかも…。」
(`・ω・´)「ネガシマは倒したから、そこで安静にしてるんだ。」
(´・ω・`)(骨折、もしくは関節が少しズレかかってるな。)
(´・ω・`)「やきうが来たらフェリスをハーミットパープルでベッドまで運ぶよ。」
(`・ω・´)「すぐに来ると思う。」
/|i、゚ヮ゚ハレ「助かるわ。」
充満していた煙が少しづつ広がって、ネガシマの姿が見え始める。
と原住民は思っていた。
(`〇ω〇´)「ネ、ネガシマがいないッ!!」
(´・ω・`)「俺には確実に銃弾がネガシマの肉体を切り裂いた実感がある!!」
(`・ω・´)「それなのに何故!!」
/|i、゚ヮ゚ハレ「原住民、上だわ!!!」
(`・ω・´)「なにィッ!!」
(●▲●)「ふぅんっ!!!」
ザクッッ!!
(´。ω゜`)「うああああっ!!!」
天井に張り付いていたネガシマが飛び降りると同時に原住民の急所目掛けてコンバットナイフを刺した。
だがフェリスの言葉もあって、幸運にも急所には当たらず肩に刺さった。
(●▲●)「ちっ!!」
(`。ω:´)「マン・イン・ザ・ミラー!!!」
(●▲●)「グホッ!!」
マン・イン・ザ・ミラーの蹴りがネガシマを吹っ飛ばした。
/|i、゚ヮ゚ハレ「そんな、ありえないわ。」
レハ;゚-゚ノ「あの銃弾の雨あられを受けて生きているなんて!!」
銃弾によって上半身に無数の穴が空いているネガシマの体が、少しづつ癒えていき傷が塞がっていく。
(´。ω゜`)「もしやお前は、吸血鬼か!?」
(●▲●)「ご名答。」
(●▲●)「私は吸血鬼だ。といってもあくまで形式的なものだがな。」
(´・ω・`)(マジかよ…。)
(●▲●)「来い原住民。フェリスの次はお前だ!!」
(`・ω・´)「やってみろッ!!」
(`・ω・´)「マン・イン・ザ・ミラー!!奴にラッシュをお見舞いしてやれ!!」
レハ;゚-゚ノ「奴に生半可なラッシュは効かねぇぞ原住民!!」
(´・ω・`)「え?」
マン・イン・ザ・ミラーのラッシュを悉く回避した。
(´・ω・`)「う、うそだろ!!」
(●▲●)「死ねェッ!!!」
血が溢れる肩を抑えながら、ネガシマの猛攻を防ぐために、フェリスとやきうを助けるために、組織を潰すために原住民が叫ぶ。
(`・ω・´)「マン・イン・ザ・ミラーッ!!」
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〈 To BE CONTINUED…//// |
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