もしかしなくても、第4次の狂戦士並みの強敵。
アサシンのクラスに呼ばれる筈の暗殺教団歴代首領、ハサン・サッバーハのいない筈の19代目。
暗殺教団最後の首領であり、侠気な性格であり狂気を孕んだ戦闘手法を幾度となく経験してきた。
百の貌のハサンから教主の座を継いだ人物であり、彼の代で教団は滅んだ。
彼だけは通常の暗殺者召喚では呼ぶことが出来ず、狂化の詠唱を挿むことでしか召喚されることはない。
聖杯に託す願いは、暗殺教団の再興であり、次の首領にさせることが出来なかった少女のことを想い残していた為、彼女を次のハサンにすること。
そこに誇りはなく、目標殺害の為なら暗殺はもとより、敵に堂々と姿を晒し対面して戦うことも、どんな悪辣外道な手段をとることも厭わない、戦う姿は暗殺者よりも騎士に近い。
クラス:暗殺者(バーサーカー)
マスター:間桐慎二
真名:ハサン・サッバーハ
宝具1:狂信宣告(ザバーニーヤ)
対人宝具
「命」の定義を歪曲し、触れた者の「命」を他の物質へ写す。
「この剣は我が命と同義」のような形を実現してしまうことができる。
「命」は肉体と離れた殻のない中身が剥き出しのまま現れている為、僅かな衝撃でも加われば本体の「命」は傷つき、武器同士で撃ち合うようなまねをすればショック死しかねない。
物が壊れれば確実に絶命する。
写す対象はその場の近くに在る物なら何でもよい。
ただし、上記の能力は狂信宣告の本来の能力ではなく、副産物でしかない。
注:嘘19話-自信に発動させ完全に「命」を置き去りにする。この場合の真名は『狂信宣言』となる。
この状態では「命」を破壊するか、肉体を完全に消滅するまで死なない、月姫の遠野四季のような拒死性となる。
また、相手の命を自分で受け持つことで、アヴェンジャー以上の心中を行うことができる。
宝具2:狂信信仰
対軍宝具
令呪を用いて狂化を一時的にでも解除すれば使用可能。
歴代ハサンの中で唯一の対軍宝具を持つ。
全てが狂う血の大宴会。
「―――血煙は風に舞い。砂塵、一寸先を凶月之下――是を隠す。
其処に生者は無し、死期折々の冥地へと誘う。
観る者無し、生者無し、輝く闇は誠を埋め
終には彼の地の王を討つ。
狂え狂え、狂え狂え、紅き瞳が全てを繋ぐ(染める)
其に輝くは――――狂信信仰」
紹介の中の『彼女』は本編の外伝作品「Fate/strange fake」のアサシンのことを言っています。
ワカメがダークホースになりそう(笑)