僕の小説を待ってくれている人がいるんで。
たまの指先から走った小さな電撃は座主に直撃した。
座主「ぐわあああああああああおあ」
座主は感電している。同様に、さっきまで座主の後ろに堂々と立っていたプッタも弱っているようだ。
ソー【やはりな。あいつの扱う呪文の属性は風だ。つまりおそらくあいつの弱点は電撃の場合が多い。JOKER、たま、覚えとけよ。】
座主はとてつもなく大きなダメージを負い、崩れ落ちた。意識も失っている。
JOKERとたまは床に伏せている座主に警戒しながら近づいた。
「おい、こいつどうするよ」
【JOKERこいつは生かしておく価値がない】
{そうだぜ。こいつは根っからの悪人だ。生かしておいたらまた悪事を働く。}
「しかし…殺すというのもな…。」
たま「お兄ちゃん、この人を殺すの????」
まだ幼いたまを前にして、座主を殺すか否か葛藤するJOKER。その時
ソー【安心しろ、小僧。ペルソナ使い同士の戦いで、敗れたものは死ぬわけではない。まずペルソナとは己の心の具現化した姿がもとになっている。我々の姿は使い手が我らをどうイメージしているかで構築されているだけなのだ。もしここで、座主にプッタを破壊するだけの力を与えた場合、彼の信念つまりはお金への強欲さが破壊され、善良な人間に戻るだろう。さあJOKER、たま、安心してあいつをぶちのめせ。】
たま&JOKER「了解だ!!」
たまとJOKERは総攻撃を放った。
プッタの姿が座主から離れていく。JOKERとたまも臨戦態勢から抜けた。
「ふぅ。今回も激しい戦いだったぜ。」
{お前は何にもしてないけどな!!}
「うるせええええええええええええええええええええええ!!!ブッ」
柔とたまは寺院を後にして街へと戻っていった。
「なあ、たま。お前にも俺みたいなコードネームが必要だろ。戦いのときに本名呼び合ってたらかっこつかねえよ」
たま「うーん。こーどねーむ?」
「あだ名みたいなもんだ」
柔はたまのコードネームを考えた。JOKERの漆黒のコートに身を包んだ姿とは対照的に、たまのペルソナ発動時の姿は燃え盛る炎をイメージするような激しさが感じられる。
静かな印象のJOKERに対し、派手なイメージのたま…
「俺のコードネームがJOKERだし…クイーンってのはどうだ?深紅のドレスに身を包んだたまにはあってると思うんだけど…」
たま「しん…く??それよりたまクイーンやだ!!!」
「うーん。じゃあシンプルに「ドレス」とかどうだ?」
たま「!!!!!???!!?たまそれにする!!ドレス!!」
「決まりだな」
柔とたまは、新たな悪を探すためにメジェードを出た。
「ん?看板か?」
看板曰く、近頃この周辺で恐ろしく強い暴れ熊が出没しているらしい。先日は、突然村に降りてきては、数百人の命が一瞬にして奪われたらしい。今まで、この地域で熊が目撃されたことはなかったが、突然現れたらしい。
【柔、この突然現れたという熊。怪しいぞ。おそらくこの熊は神か悪魔化のアーリルだろう。修行にはうってつけだ、心してかかれ。】
柔とたまは森林へ入っていった。
熊は体長30m体重56㎏です。