戦姫絶唱の世界に死の恐怖に転生させられた俺がログインしました   作:バアル・ペオル

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惨劇の終わり、『再誕』

アイナside

 翼さんに抱えられた私は直ぐに会場を抜け出す事が出来た、外から会場を見るとそこには黒い触手の様な手と、蒼い巨人『『再誕』コルベニク』の頭が見えた。

 

 

 黒い手から巨大な太陽を連想させるエネルギー球が形成されるとそれをノイズにぶつけたのだろう、会場から爆音が鳴り響き、爆風が吹きつけてきた。

 

 それだけでは終わらなかった、黒い手からは黒い球体が形成されたと思えば針状の弾丸となって放たれる、恐らくそれでノイズを駆逐しているのだろう。

 

 しばらくそんな攻撃が続き憑神は光と共に消え去る、それと同時に建物が激しく揺れ倒壊し崩れていく。

 

 「ニコ!?」

 

 響さんを救急の人に預けた奏さんが崩れ行く建物に向かい走ろうとするが私と翼さんで奏さんを抑える、宥める。

 

 「奏さん!落ち着いてください!危ないですから!」

 

 「そうよ奏!落ち着いて!」

 

 「ふざけるな!速くしないとニコが!「兄さんは復活するから大丈夫です!」……は?」

 

 私がそう言うと、翼さんと奏さんは何を言っているんだという表情で見てくる。

 

 「…………と、とりあえず!後で説明しますので、今は弦十郎さん達の安否確認が先です!」

 

 「……わかった、確かに弦十郎の旦那や了子さんも心配だ」

 

 

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 その後、弦十郎さんや了子さんの無事が確認された。

 

あちらの聖遺物の機動実験は失敗に終わったらしく、聖遺物は暴走、それだけでなくその暴走した聖遺物『ネフシュタンの鎧』が消失、または何者かに奪われたらしい。

 

 そして私は本部の会議室の様な所へ連れていかれ。

 

 「あの……これは一体?」

 

 OTONA達に囲まれていたのである。

 

 「さて?説明して貰おうか?ニコが復活するってどういうことだ?」

 

 「…………はぁ…じゃあお話しますよ、兄さんの…ニコさんの中に『入れた』碑文の能力を」

 

 私は一部隠蔽、虚偽して報告していた碑文の能力について再度説明をした、そしてその中の『再誕』の碑文の能力についても説明したのである。(自分達の出自や碑文の出所は言ってない)

 

 

 「『再誕』の碑文…倒されたも、死んでも、その時に復活をする能力…」

 

 「この碑文は強力で例え肉体が消滅しようとも、多少のラグが発生する程度で復活を果たします。」

 

 原作のオーヴァンはこの『再誕』の能力でデータドレインを受けて消滅しても無傷の状態で復活していた。

 

 「って事はニコは…」

 

 「はい、間違いなく復活して何処かにリスポーンしているか、復活待機中ですね。」

 

 「わかった、信じがたい話ではあるがあれだけの力だ、何があってもおかしくはないだろう。」

 

 良かった信じて貰える様だ。

 

 「因みに復活待機中であった場合の時間は?」

 

 「恐らく長くても2日3日辺りだと思います、その辺りは私にも解らないので。」

 

 

 実際その辺の事は分からない、だって原作ゲームではオーヴァンを倒した数日後に、アトリと会って話してたら後ろに居るとか言うホラーな状態だったのだから。

 

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 色々と報告した後解放された私はなんとか帰宅すると。

 

 「お帰り~飯作っといたぞ。」

 

 エプロン姿のニコさんが料理をテーブルに並べてる光景だった、じゃなくて!?

 

 「復活してたのなら本部に顔出せや!?」

 

 「口調崩れてんぞ、後俺しばらく旅に出る。」

 

 は?何を言ってるのだこの男は?ニコさんはそう言うと、エプロンを外し荷物をまとめたと思わしきリュックを背負いだした。

 

 「いやさぁ、やっぱりあのダメージ軽減無いとこれからキツいしさ、それを探すためにしばらく出掛けるから。」

 

 「あては有るのですか?」

 

 私がそう問いかけると、ニコさんは気まずそうな表情をして。

 

 「……フィドヘルの預言、あとフィドヘルのおかげで意識(六感)が強化されてるみたいだから、それを頼りに探してみるよ。」

 

 「そんな雲を掴むような……って碑文の八識強化は凄いですもんね。」

 

 実際この碑文の八識強化は凄まじく、イニスによってアトリ本人は聴覚が鋭く、人の想いを聴くことが出きるようになっていた、なら碑文を全て持っているニコさんは聴覚どころか八識全てが強化されつつあるのだろう。

 

 「まぁ取り敢えず一年か二年ぐらい探してみるから、あと弦さんにはアイナの事頼んどくからって」

 

 「は?私も行きますよ!?」

 

 私は慌てて支度をしようとすると、ニコさんは通帳を見せて。

 

 「いや……流石に二人分も旅費賄えないから。」

 

 「……行ってらっしゃいませ。」

 

 

 せ……世知辛いのじゃあ!




作「後半雑になりすぎた!そして今回は!」

ア「後書き」

響「会話コーナー!って何ですか!?」

ア「えっとこのコーナーは本編には影響しない会話コーナーです!あと流石に1400文字超えは前書きでは長すぎた!から今回は此方に引っ越し!」

作「デース!」

響「え……雑……えぇ…?」(困惑)

ア「いやぁしかし、あれですね、実際ニコさんにぶち込んだ碑文ってやっぱりチートやなって。」

響「そんなに凄いんですか?」

作「凄いよ、例えば『増殖』メイガスの碑文、これは文字通り対象を完璧に復元、増殖させる能力だからね、これのお陰で八相の中で最高の耐久性能を誇るからね。」

ア「後は未来予知の『運命の預言者』フィドフェル、言ってる事は分かりづらいけど的中率ほぼ100%の預言だから、言ってる意味さえ解れば未来は君の手の中!」

作「聴覚強化の「惑乱の蜃気楼」イニス、原作だとAIDAの出現や人々の想いを音や声として聞き取る事が出来るし、碑文を取り込んだAIDAがPCの幻を作るなんて事もしてたね。あとこれのおかげでアトリ(G.Uシナリオヒロイン)の聴覚も普通の人より鋭くなってた。」

ア「2体で1つの碑文『策謀家』ゴレ、これは無印時代だと物理耐性と魔法耐性がそれぞれ片方ずつに付いてたりしますし、憑神の時は近距離と遠距離にそれぞれ対応してましたね。」

作「『誘惑の恋人』マハ、これもヤバかった、だって強制で魅了のデバフを付けてくるから味方同士が斬りあって全滅仕掛けた。憑神時代でもバインドからの突進攻撃は痛かった。」

ア「後『復讐する者』タルヴォスとか無印時代に必中の9999ダメージ叩き出された時は笑いましたね。憑神時代でも攻撃を丁寧に処理しないと必中で大ダメージを受けることに。」

作「あと『再誕』のコルベニク、あれは『THE!魔王』って感じだったね」

ア「碑文の中でも屈指のチートですからね、死んでも復活しますし、G.U時代は凶悪なAIDAを封印する能力もありました。」

作「憑神だと超広範囲、必殺技が通常技、下僕召喚、空間をぶち破る、データドレイン(.hack//シリーズの究極チート能力)を食らっても無傷で復活」

響「え……そんなのどうやって倒したの?」

作「倒すことは出来るよ?結局復活はするけど死にはするから」

ア「ただ死んでも復活するから無駄ですし、原作の碑文を宿していたキャラも自分を封印して自分ごと世界が消滅するのを待ってたって感じでしたしね。」

響「うへぇ…あれ?今ので7体……八相ってことは後1体居るはず…」

作、ア「…………あれは…アカン、.hack//シリーズのトラウマだよ。」

響「え?」

作「最初の碑文戦なのにレベルマックスのキャラの体力を通常攻撃で半分消し飛ばしたり。」

ア「超高機動で接近してきますから逃げられません。」

作「場合によっては主人公が真っ先に倒されて、そのボス戦は詰んだりする」

ア「回復役?そんなのワンパンで消されますよ?装備次第じゃ主人公のカイトも一撃即死します。」

響「え?最初の碑文ボスなんですよね?」

作「せやで?だからプレイヤー達のレベルも大体30レベル位が最大で挑める様になるのは最短でも10代後半だったね」

ア「高火力、高機動、攻撃の感覚が短い、データドレインしないと倒せない(不死)、通常攻撃が必中の即死技、高火力範囲(エリア全域)攻撃、正直語りきれないから『スケィス』で検索してみると良いよ?どれだけ鬼畜か分かるから」

作「コルベニクが『最強』の碑文なら、スケィスは『最凶』の碑文だよなぁ…」

響「あれ?じゃあそれらの碑文を所持してるニコさんって事実上不死身だから、実質バックファイアのい…「「それ以上はいけない!」」アッハイ……」

〇書き会話が良い

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