とある爬虫類のヒーローアカデミア(ヒーローになるとは言っていない) 作:丑こく参り
「あは、はは、ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!」
俺は血溜まりの中心で高笑いをしながら死体を踏みつける。
高々この程度の相手、俺にとってただの遊び道具でしかない。逃げ惑う人間を虐殺することなんて、羽虫を潰すような感覚で殺せるよ!
「動くな、警察だ!」
「動くな、と言って動かない馬鹿はいないでしょ?」
「なっ!?」
俺に
死んだ、死んだ!司法の犬程度がこの俺に、不死身の俺に勝てる訳がないのに!全く、人間は本当に愚かだな!実力の差を理解できないで、それでもなお立ち向かう。本当に愚か!愚か過ぎて笑えてくるよ!
「……貴様には容赦せんぞ」
「はっ!高々人間風情が!」
炎を身に纏う男から繰り出された炎を避けずに突っ込み、力業で接近する。
「ぬっ!?」
「遅いんだよ、人間――――!」
「DETORIT SMASH(デトロイトスマッシュ)!」
がら空きの胴に拳を打ち込む寸前で殺気を察知して行動をキャンセルし回避した瞬間、大男が俺がいた場所に拳を打ち込んでいた。
強い。人間にしては強い。けど、俺には遠く及ばない。俺の個性には遠く及ばない。
「オールマイト……!」
「エンデヴァー、これは……」
「……あの少年が殺った。たった一人で、この都市の人間半分を、僅か一時間程度で」
「なっ……!?」
「何当たり前の事で驚いているんだよ!俺を止めるためには人間どもは核兵器でも持ってくるんだな!」
「SHIT!!」
俺の暴言にオールマイトと呼ばれた男は怒りに顔を歪めて俺はそれを嘲笑う。
怒り?怒りだと?俺はありとあらゆる生命を憎悪している。憎悪を抱こうが俺には関係ない。だが、その生命を喰らいつくす。
「貴様、何者だ?」
「俺の名前か?名前は六蜂弐。個性は『爬虫類』。――いいや、そんな仮初めの名前はどうでもいい。もはや価値はない。俺を名指す名前は―――『不死身の爬虫類』。それだけだ」
「不死身の爬虫類……君を、倒させて貰うぞ!!」
「倒せるものなら、倒してみろ!!」
俺の速度についてくるように接近するオールマイトの拳と拳がぶつかり合う。
―――――本編が始まる前、十一年前に大きな事件が起きた。
四歳の少年がたった一人でオールマイト、エンデヴァーを含む様々なヒーローを圧倒し一つの都市を崩壊させた。
その少年の名前は六蜂弐。ヴィラン名は『不死身の爬虫類』ありとあらゆるヒーローの攻撃を受けながらも圧倒する暴力の権化として世界中に知れ渡った。
―――――事件の名前を語る事は、許されない。その事件の名前は■■■■■■■ ■■■■■ ■■■■■■■ ■■■■■(検閲済み)