天災探偵と五等分の花嫁   作:ダイガスタ

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こんにちわ。ダイガスタです。
少し前話の内容を変更させてもらいました。
自分の中にあるこれからの話の展開的に、そのほうがいいと思いました。
それでは、どうぞ。


第4話 追跡

翌日、俺は起床したあと、いつもの日課をこなしていた。

俺の朝は一般的に見てかなり早い。

まず5時30分に起床し、その後30分軽くジョギング。そして、約1時間特別なトレーニングを行う。

ちなみに、この特別なトレーニングは、俺のある能力を安定させるために必要なものだ。

その後、朝食を食べ、HRの30分前に学校に向かう。

そのまま教室で時間まで本を読もうと思ったが、二乃がこちらに話しかけてきた。

 

「白銀くん。おはよう。」

「ああ。おはよう。二乃。」

 

そのまま2人で談笑していたが、少し気になったことがあるので、言っておくことにした。

 

「そういえば二乃って、教室だと猫かぶってるよね?」

「え、な、何のこと?」

「隠さなくていいよ。探偵やってるといろんな人と関わるからね。その人がどんな人なのか分かってしまうんだ。長年の経験ってやつだね。」

「そう、バレてたなら仕方ないわ。言っておくけどこのことは…」

「言われなくても誰かに言ったりしないよ。でも1つ条件がある。」

「な、何よ?」

「別に変なこと頼んだりしないって。ただ、俺の前では普段通りに接して欲しいってだけ。」

「え、それだけ?」

「うん。俺は教室での猫かぶりより、普段の二乃の方が個人的に好きだからね。」

「んなっ!!」

 

そういう二乃の顔は、まるでゆでダコのように真っ赤だった。

少しからかいすぎたか…

 

「ごめんね。少しからかいすぎた。でもさっき言った条件を守ってくれるなら、誰にも言わないよ。それに君にも普段通りに話せる相手が居るのは気が楽だと思うけど。」

「わ、分かったわ。それでいいならそうする。」

「交渉成立、だね。」

「ええ。よろしく、祐介。」

「あれ、名前?」

「そっちが普段通りにしろって言ったんでしょ。それに祐介は私のこと名前で呼んでるじゃない。」

「いや、まぁそれは…」

「だったら別にいいでしょ。はい。この話終わり。」

 

そういう彼女はそっぽを向いてしまった。

やっぱりこっちのほうが断然好感持てる。普段からそうしていても問題ないと思うが。

まぁそれは俺から言うことじゃないな。

そのままHRに入り、今日の授業が始まった。

当然ながら、二乃は今日も授業内容にかなり躓いていたので、さりげなく教えた。

彼女は俺に感謝しながらも、その表情はどこか暗かった。

やはり、今のままじゃダメだと、彼女自身も思っているのだろう。

 

そのまま昼休みに入り、食堂に入ると、いつものやつを注文している風太郎を発見。

どうやら昨日の俺の助言通りに五月さんに謝ろうとしているようだ。

しかし、彼女が1人になるチャンスを伺うも、姉妹で食べているので、話しかけられずそのまま退散。

もっとも、風太郎は、彼女たちを姉妹ではなく、友達と勘違いしているようだが。

その時に、一花と四葉が風太郎と何やら話していた。

俺は、風太郎のことは一旦置いて、五月に話しかけた。

 

「五月。」

「あ、白銀さん。こんにちは。」

「ああ。ちょっと頼みがあるんだが、いいか?」

「何でしょう?」

「もし風太郎が話しかけてきたら、とりあえず話を最後まで聞いてやってほしい。」

「えっと、それは…」

「頼む。あいつも昨日のことはきっと反省していると思うから。」

「…分かりました。話だけ聞いてみます。」

「ありがとう。」

 

そのまま五月と別れる。

とりあえず今後の布石は打った。これで彼女が無理に追い出すこともないだろう。

(あとは、風太郎次第だな。

それと、今日の放課後のことも考えて、”これ”の調整もしとかないと。)

 

 

そして放課後。

風太郎は、未だに謝る機会を伺っていた。

正直、知らない人が見たら、女子高生を追い回すヤバイ奴にしか見えん。

三玖も風太郎に気づいて通報しようとしてるし。

ちなみに俺は彼女たちからかなり離れたところから見ている。

しかし直接見ているわけではない。あるもの、ドローンを使って彼女たちを尾行しているのだ。

このドローンは、俺の探偵道具の1つで、相手にバレずに証拠写真が欲しい時に活用している。

 

そのまま彼女たちは自分たちのマンションに向かって帰る。

風太郎も彼女たちに気づかれないようにしてついていくので、俺もその様子をドローンで見ている。

マンションの前まで着いたところで、風太郎は二乃と三玖に待ち伏せされていた。

どうやら三玖が二乃に告げ口したようだ。

このままでは風太郎は今日中に五月さんに謝ることができない。

そう考えた俺の次の行動は、ドローンをマンション前まで突撃させた。

 

「うわっ!」(風太郎)

「きゃっ!」(二乃)

「な、なに!?」(三玖)

 

3人は驚いたが、風太郎はこれをチャンスと見るや、マンションに向かって全速力で走っていった。

しばらく呆然としていた二乃と三玖も慌てて風太郎を追いかける。

俺は、突撃させたドローンを撤退させ、自分のところまで回収した。

 

(もう俺にできることは何もない。あとはあいつがどれだけやれるかだな。まあどのみち近いうちに俺に依頼してくるだろうが。)

 

そんなことを考えながら、俺は帰宅することにした。

 

 

 




ここまで読んで下さり、ありがとうございます。
更新頻度はしばらく1週間に1度ぐらいになるかもしれません。
時間が空けばなるべく多く投稿するつもりです。
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