悲しませるのが嫌なので、防御力に極振りしたいと思います。   作:日名森青戸

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最初に言っときます。
デンドロ二次小説で某作者が推してる(?)サブキャラの〈マスター〉がこの話で真っ先に死にます。
某作者はそれをご了承の上でお読みください。



極振り防御と狂宴ゲーム。よそうがい。

決闘都市ギデオン 中央大闘技場前広場

 

 

 

「奴さん共、さっきの3人で結界のトリックに気が付いたみたいだな」

 

「にしてもよぉ、さっきの女の回避、ルーキーにしちゃ手慣れてるみたいだったな」

 

「さっき《看破》したら【闘牛士(マタドール)】だったわ。多分《回避》で避けたんじゃない?」

 

「亜音速の魔法をか?」

 

そう会話するのは、大闘技場広場に陣取る〈マスター〉の中でリーダー格だった。

 

剛剣士(ストロング・ソードマン)】ライザック。

司祭(プリースト)】みゃんな。

紅蓮魔術師(パイロマンサー)】モヒカンレッド。

 

利益の為に王国を離れ、皇国へと亡命を志願した者たち。フランクリン曰く、“寝返り組”。

瀕死の王国に対して見限りをつけ、他国へと亡命するのはティアンもマスターも同じこと。

マスターの中には「亡命する前にドライフにとっての手柄を立ててから移住する」と考える者も、彼らを筆頭にそれなりにいる。

最も、寝返り組といっても彼らには2種類がある。

 

優秀な戦力を持つ者と、凡庸であるが亡命を希望する者。

前者は闘技場にいない上級戦力を撃破し、後者は下級ルーキーの掃討に配置。

仕事は楽なものだが、裏を返せばスポンサーからすれば低評価、といえばわかるだろう。

だが、彼らも合計レベル100以上、先程の3人に至ってはレベル300に達している。

「よーい、ドン」で戦えばどちらが勝つか、それは誰の目にも明らかだろう。

 

 

 

 

待ち構えている寝返り組のその背後、裏路地付近の樽の一つがこっそり上蓋を開く。

 

「ユイ、どう?」

 

「まだ居座ってる……」

 

樽の中からひょっこり顔を出したのはユイとマイ。

彼女らはメイプル達と別れた後、闘技場に向かおうとしている時にライザックたちは異なる“寝返り組”と遭遇。幸い見つかった場所が裏路地で、付近にこの空樽があったので、そこに身を潜めていたのだ。

だが“寝返り組”が街中をうろついている以上、出るに出られないのもある。

 

「もしもーし」

 

「でもどうするの?このまま樽の中ってのは流石に窮屈だし」

 

「でも、一つの樽に2人すっぽり入っちゃうなんてね。現実ベースの身体がこんな形で役に立つなんて……」

 

「もっしもーし」

 

「このまま樽を転がすのは?」

 

「いや、それだとコントロールできないし目も回すよ?樽が壊れたらそれこそ一大事だし」

 

「そっかー……」

 

「ねぇねぇ、聞こえてるー?」

 

「「え?」」

 

さっきから声のする中、やっと姉妹は顔を上げた。

いつの間にか蓋が取っ払われ夜空がぽっかり顔を出した中で、バビがにゅっと顔を出した。

 

「「――――――!!」」

 

「なんだ、どうした?」

 

突然現れたバビに姉妹の悲鳴が上がる。

当然ライザックたちの耳にも入り、一様に振り返る。

ライザックが見たのは無人の路地、そして何かの拍子に倒れた空樽とその蓋。人影は見当たらない。

 

「――気のせいか」

 

早々に切り上げ、再び配置地点に戻るライザック達。

だが、それは間違いだった。横倒しになる前の樽の影、丁度ライザックたちの死角にあたる場所にユイとマイ、そして彼女らの口を押さえている《透明化》したバビがいたからだ。もう少し注意深く探したり、高度の《心眼》を使えばバビだけでも見破れただろう。

 

「ごめんね驚かせて。あ、バビは味方だから安心して」

 

「み、味方?」

 

「話はあと、これ飲んで」

 

姉妹を落ち着かせたバビはすぐさまルークから渡された【快癒万能霊薬(エリクシル)】を手渡す。

そしてルークの提案した作戦を伝えると、

 

「……条件を入れていいですか?」

 

「条件?」

 

「あの連れられている、ティアンの人やテイムモンスターには攻撃しないって」

 

ユイから提案は、ティアンとテイムモンスターへの攻撃の抵抗感からだった。

生贄(サクリファイス)】という職業はあっても【奴隷】という職業は存在しない。故にあのティアンもどこからかの【奴隷商(スレイブディーラー)】から売られたのだろう。見知らぬ地で誰かに殺されたなんて、例え故郷が分からなかったとしても、例え自分達の視界がアニメ画像となっているとしても、いくらなんでも酷すぎる。そう判断しての提案だった。

それを聞いたバビは2人を安心させるようにウィンクと同時に親指を立てる。

 

「大丈夫。ルークの作戦は、マスターだけをやっつけるから!」

 

「そうですか……分かりました。私達も参加します」

 

姉妹も快く承諾してくれた。

樽の外からは、ライザックたちが闘技場から出てくるルーキーを迎え撃つ準備を進めている。

合図は《地獄瘴気》の後。ティアンの奴隷が【ジュエル】に格納され、戦力が下がった時だ。

 

 

 

 

「《地獄瘴気》、全力噴出」

 

レイの右手に着けた手甲から、黒紫の煙が猛烈な勢いで噴出した。

闘技場の結界で煙は闘技場の内部に入らなかったが、中央広場に煙幕の如く蔓延し、中にいる寝返り組の四割近くが大勢を崩した。

 

「な……これ、は……?」

 

ライザックがパーティメンバーの簡易ステータスを見ると、自分には【酩酊】、他のメンバーにも【猛毒】と【衰弱】のオマケつきのバッドステータスが付与されていた。

 

「さ、三種の状態異常の毒ガス……!?」

 

「おい!【快癒万能霊薬】だ!」

 

「え、でももったいない……」

 

幸い、この毒ガスのうち、2つはライザックのアクセサリーで掛からずに済んだ。

だが周囲では【快癒万能霊薬】の使用を躊躇っていた。使うのが本人だけならばまだしも、連れているモンスターや奴隷への使用を、コストから躊躇って【ジュエル】に戻すことで解決していく。当然戦力は目減りする。

その中で高レベルの3人は判断が早かった。早々に【快癒万能霊薬】を服用――できなかった。

 

「あがっ!?」

 

「うぶっ!?」

 

「うわっ!?――あぁ!【快癒万能霊薬】が!!」

 

何者かが煙の中で視界が悪い中を、あたかも昼間の如く駆け抜けて【快癒万能霊薬】を使おうとしたところを妨害したのだ。

摂取量が不十分だったために、状態異常はそのまま残り続けて寝返り組を苦しめ続ける。

 

「チッ!みゃんな、回復急げ!」

 

慌ててライザックが予備の【快癒万能霊薬】を飲み干すが、周囲では【快癒万能霊薬】を叩き落した犯人が別の場所で同じことをしている。

彼女も自分の【快癒万能霊薬】で回復し、叩き落され使えなくなった仲間への回復を急ぐ。

 

「解ってるわよ!《アンチドー」

 

直後、みゃんなの胴体が吹き飛んだ。

 

「あ?」

 

「ひゃは?」

 

煙を裂いて、一陣の黒い何かが飛来しみゃんなの胴体を砕き、前方に集まっていたマスターを巻き込んで台座に突き刺さる。

みゃんながデスペナルティになったと同時、何かが煙を巻き込みながら飛来し、マスターの顔面や身体に直撃する。煙を突き抜けるそれの正体は、瓦礫。

 

「あそこだ!レッドは正面のルーキー、他の遠距離系は瓦礫の飛んできた先に一斉攻撃だ!」

 

「任せろぉ!《クリムゾン・スフィ」

 

突き抜け開けられた風穴の先を見据えたライザックに応じ、モヒカンレッドが正面のルーキーに奥義魔法を、他の魔法職がその先へ無数の魔術を叩き込もうと《詠唱》を開始した。

しかし――。

 

「――《断詠》」

 

彼らの背後から聞こえた涼やかな声と指をはじくような音。

次の瞬間、モヒカンレッドが、魔術師たちが詠唱を終えていたはずの奥義魔法は、襲撃者を葬る前に雲散霧消した。

直後、振り返った彼らの目に映ったのは三本角の亜竜が、【酩酊】と【衰弱】によって反撃すらままならないマスター達を轢き潰す光景だった。

 

「あれ?魔法が……」

 

「なにやってんだ!?」

 

「違うぜぇ!魔法をキャンセルした奴が……」

 

『ライザック!』

 

その時、全身鎧の男が2人のもとに駆け付ける。

 

「どうした?」

 

『煙の中でガキを見つけた!50の【壊屋(クラッシャー)】だ!』

 

「よし、俺が行く。レッドはルーキー掃討にあたれ!」

 

すかさずライザックが鎧男の案内でその場所へ向かう。

10秒もかからないうちに、彼らは未だ寝返り組相手に暴れ続ける白い〈マスター〉を目撃した。

 

(なんだ?やけに強すぎる……?)

 

勝ち目はないはず。そう踏んでいたのに少女の動きは寝返り組の前衛にも引けを取らない戦いぶりだ。

鎧男はすぐに戦いに行ったが、ライザックは《看破》を使う。そして、青ざめた。

 

「おいバカ待て!そいつの攻撃力――」

 

 

 

 

 

 

 

 

「1万オーバーしてやがるぞ!!」

 

ライザックの言葉に硬直した彼らに、鎧男が横から現れた黒い斧に叩き潰され、次いで動きを止めた寝返り組を、白いハンマーが次々と叩き潰す。

あの黒い少女はいつから現れた?まるで煙に身を潜めていたみたいじゃないか。

ライザックは目の前の状況を目の当たりにしたおかげで更に混乱の極みに陥る。

本来、カンストした【壊屋】の攻撃力は精々1千。STRも500が限界だ。

だが、ライザックが《看破》した姉妹のステータスは……。

 

 

 

 

ユイ・フィール

 

レベル50(合計レベル62)

 

職業【壊屋】

 

HP:92

MP:8

SP:65

 

STR:55000

END:34

DEX:42

AGI:11

LUC:17

 

 

攻撃力:14700

防御力:68

 

 

 

 

 

マイ・ルナー

 

レベル50(合計レベル62)

 

職業【壊屋】

 

HP:94

MP:5

SP:68

 

STR:5500

END:33

DEX:42

AGI:11

LUC:15

 

 

攻撃力:14700

防御力:66

 

 

 

明らかにおかしかった。普通の【壊屋】カンストで他は普通だとしても、STRだけがカンストした【壊屋】にしては異常に高い値を叩きだしていた。

〈エンブリオ〉の補正でも、ここまであり得ない数値を叩きだせるのか?これではそれなりのレベルを経た壊屋系上級職の【破壊者(デストロイヤー)】といっても差し支えないじゃないか。

だがそれでも、ライザックの混乱は軽い物だった。

 

「だ、だが……【壊屋】なら戦闘は度外視している!」

 

故に倒せるはず。そう踏んだライザックは姉妹に迫る。

背の差故、そして長いデンドロ歴故にライザックのほうに軍配が上がる。

そしてこれもデンドロ歴の差故か、マイの槍斧の軌道を見極め、回避と攻撃をこなしていく。

 

「ふっ!」

 

「っ!」

 

マイに蹴りを入れ、体勢を崩させた。そして剣で斧を弾き飛ばす。宙を舞う斧はライザックの背後の位置に突き刺さった。

 

「お姉ちゃん!」

 

「終わりだ――《枢崩斬硬剣(デュランダル)》!」

 

無防備な少女にライザックの剣が迫る。

ステータス差は歴然。《瞬間装備》で新たなハンマーで防ぐのを見越して、ライザックは必殺スキルを発動していた。

デュランダルの必殺スキルは、一撃に込めるタイプではなく、刀身の強化。

発動から1分間、デュランダルに切れないものは無い。

目の前の少女を切り伏せんと剣を振るい――、

 

「こっちだ!」

 

その時、ユイの叫びに思わずライザックが声のするほうへ振り向く。

そして彼の視界に映ったのは、瓦礫をゴルフスイングの要領で飛そうとしているユイの姿だった。

 

「――危ねぇ!!」

 

瓦礫の発射と同時に身を捻り、寸での所で瓦礫の弾丸を回避した。

もしあれの直撃を食らえば、流石のライザックもただでは済まなかっただろう。

そして同時に思う。先に白い少女を片付けるべきかと。

 

(――いや、あいつは無視だ。先に黒いほうを片付ける!)

 

STR特化の【壊屋】は、AGIが特に壊滅的だ。

こっちに追いつく前に先に目の前にいる相手を潰したほうが何倍も速い。

長年の経験からそう判断したライザックはマイのほうへ向き直り、

 

(ん?どこいった?)

 

目の前の少女を見失った。

今の攻撃に巻き込まれたのか、それとも煙の中に逃げたのか。

前者なら手間が省けてラッキー、後者なら優先的に殺す必要が無くなっただけのこと。

 

「だったら――」

 

そしてライザックはこの中で最も優先的にデスペナにする必要のある〈マスター〉、ユイへと標的を切り替え――

 

 

 

 

 

 

 

 

直後に胸にハンマーが直撃した。

 

「ぅぶぉえ?」

 

正面から白いハンマーを振るい、最上段からの構えでがら空きになった胸にハンマーが直撃したのだ。

そして黒い少女は白いハンマーを手に、腰を落として力を籠める。

避けなければ即死級のダメージが来る。だが、【胸部骨折】でふらつく身体では回避もままならない。

 

「――はあああああぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 

そして【壊屋】でありったけに上昇した理不尽級の暴力(STR)による追撃。

スキル抜きの打撃ダメージにライザックは弾丸の如く飛ばされ、民家の壁に打ち付けられ、風穴を開けてしまった。

 

「なん……で……?」

 

一見すればあり得ない光景を前に、血反吐を吐きながらやっと疑問を口にし、光の塵となって消えた。

 

「この野郎、ガキのくせに調子に乗りやがって!《クリムゾン・スフィア》!」

 

再びモヒカンレッドが、今度は《詠唱》を挟まずに奥義魔法を速射する。

直撃すれば白い少女は塵も残らず消し飛ぶだろう。

【壊屋】はSTR特化。魔法への対処なんて、最初から捨てているも同然だ。

それ故に、直撃せずとも爆発の余波で

結果として、この火球が双子を焼き尽くしたかどうかを答えるならば、否。

 

「んなぁッ!?」

 

モヒカンレッドが叫ぶ。

前に出たマイが、大斧を振りかぶって振り下ろした一撃が、《クリムゾン・スフィア》を両断して消し飛ばした。

眼前で起きた理不尽に気をとられ、右に回り込まれたユイへの反応にワンテンポの遅れが生じる。

そのワンテンポの遅れは、魔法職や支援職、遠距離攻撃主体の相手にとっては致命的な遅れであり、当然魔法職たるモヒカンレッドにはユイのハンマーは避け切れない。

デスぺナルティとなったみゃんな同様に肉体に直撃、他愛もない耐久値に耐えられるはずもなく消滅した。

 

 

 

 

リーダー格3人が倒されたことにより、ルーキーの反撃を受けて次々とデスペナルティになっていき、ついに中央大闘技場に屯していた寝返り組は壊滅した。

その一部始終を民家の屋根から、占い師風の衣装を着た女性がくすくすと笑っていた。

 

「フフフフフ……素晴らしいわ。どちらも遺憾無く〈エンブリオ〉の力を使いこなしている……」

 

「覗き見はよくないよー?」

 

その女性の背後から、気の抜けた声が注意する。

声の主は頭に猫を乗せ、前髪で目を隠した青年だった。

 

「あら13号。あなたも観戦に来たのかしら?」

 

「この姿はトム・キャットって呼んでよー。【破壊王(キング・オブ・デストロイ)】の次はあの姉妹に興味を持ったのー?」

 

青年、トム・キャットが占い師をたしなめる。

だがその間延びした口調は、大半のマスターなら違和感を感じるだろう。最初に聞いた管理AI13号のチェシャそのものに似ていたのだから。

 

「そんなことろかしら。あの〈エンブリオ〉は第0になる前、いいえ。彼女たちのログインした時点で私の予想を覆した、UBMで言う所の〈イレギュラー〉に該当する代物よ」

 

「でも、さっきのはどうなのさ?普通なら【壊屋】一つカンストした程度の〈マスター〉にあんな一方的にやられると思う?」

 

青年の疑問はライザックが目の当たりにした光景だ。

だが占い師は微笑を崩さずに、まるで用意していたかのように答えを返す。

 

「共有、よ」

 

「え?」

 

「あの〈エンブリオ〉達が持つスキルよ。お互いの距離に応じてSTRを強化する。今のあの子らなら、攻撃力は1万以上は軽いわ。機動力は特典武具の影響もあるけど」

 

「……要するに、2人が傍にいればとんでもない攻撃力になるってこと?」

 

「その通り。多分元が原因だったのかもしれないわ。今となってはわからないけど」

 

肩を竦めた占い師の言葉に思わずトムも空を仰ぐ。同時に「本っ当にとんでもないスキルだねー」と心の底から溜息をもらす。

 

「ひょっとして、準【破壊王】を育てるとか言い出すんじゃないよね?」

 

「無理ね。【破壊王】の解放条件の一つは双子の連携が枷になってるからほぼ不可能。第一彼が就いてるからもう無理よ」

 

「それでもあの2人、パワー系の超級職を見つけてもおかしくないかも……」

 

【破壊王】や【獣王】、【地神】のような〈超級(スペリオル)〉内の規格外が産まれるであろう未来にトムは思わず頭を押さえた。そんなトムに対し、占い師はあり得そうな未来に期待しているかのように微笑を浮かべていた。

目的の為とは言え、規格外になりつつある彼女らの可能性を示すのを放棄した。

 

「で?あなたは参加しないの?仮にも王国の〈マスター〉でしょう?」

 

話を変えて、占い師が青年に尋ねる。その問いに青年は首を横に振った。

 

「〈マスター〉が起こした事件なら〈マスター〉で解決するのが筋ってものでしょー。いちいち僕らが首を突っ込んだら育つものも育たなくなっちゃうよー。他のみんなも傍観を決め込んでるしねー」

 

「グローリアの事件でフィガロを殴り飛ばしといた分際で?」

 

「……そこは言わないでー」

 

かくして彼らが、この世界にいない筈の管理AIが傍観を決める中、ルーキー達はモンスター撃破の応援とフランクリンの捜索に向かう。

しかしこの戦いは、あくまで前哨戦。そしてルーキーが上級のベテランに敵うはずがなかった。

寝返り組にとって無数の想定外があったが、突き詰めれば4人のルーキー。

レイとルークという規格外な戦力と、ユイとマイ。後に【崩壊姉妹(デストロイ・シスターズ)】と呼ばれる姉妹の存在に他ならなかった。

 

 

【フランクリンのゲーム第1試合:闘技場前】

 

敵陣:寝返り組40名。

 

自陣:ルーキー26名。

 

勝者、ルーキー2名+α。

 

備考:ルーク・ホームズの作戦、バビの魅了スキル、レイの《地獄瘴気》、ユイ・フィール及びマイ・ルナーの圧倒的攻撃力による殲滅戦。

 

 




Q:えー、一昨日ほどサリー編と共に載せるとおっしゃっていたのに巡り巡って今日の夜に投降したバカは誰でしょう?

A:(・大・)<俺だよ。

本当にすいませんでしたぁ!!
一応言い訳がましいんですけど、オリガミキングやらで投稿に手が付けられずにいました!
明日は必ず、サリー編の3つを載せます!!絶対に!

( ̄(エ) ̄)<それ絶対約束忘れる奴の言い訳クマ。
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