花ヶ咲女学園で起こったハートレス騒動から一週間たった。あの後俺が目を覚ましたのは病院だった。戦いの傷について聞かれたが何とかごまかした。花ヶ咲の校長先生からは感謝状をもらった。三日間の入院だったが、ポピパ、アフグロ、ロゼ、ハロハピのメンバーが見舞いに来てくれた。まあ、色々あって退院して今日からまた学校に向かっていく。そんな日々の再開である。リクは、もう少し帰るのに時間がかかるらしいが今日にはこちらに戻ってこれるらしい。学校に着きいつも通りのつまらない授業を聞きながら時間を過ごしていく。そして昼休み、俺は午後の授業をさぼろうと屋上に向かった。するとそこにはアフグロのメンバーではなく、水色の髪をした少女だった。
「君、山吹ネク君でしょ?」
「そうだが……あんたは?」
「あたし、氷川日菜。ここの生徒会長だよ。」
俺はそれを聞いて驚いた。生徒会長がここにいるのかはさておき、俺の知っている人物と似ていたからである。
「氷川………もしかして、紗夜の妹?」
「お姉ちゃん知ってるんだ!なら、話は速いね。」
「どういうことだ?」
「この前見ちゃったんだけど君、窓から何か投げて乗り物にしてたよね。」
驚いた。誰にも見られてないと思っていたがまさか見られていたとは……
「それで、何が言いたい?」
「今日、あたし達練習あるんだけど乗せていってくれない?」
「なんだ、それぐらいならいいよ。じゃ放課後、正門前にいて。」
「分かったよ。それと、もう何人か連れていくからね~それじゃまたあとでね。」
そうすると、日菜はすぐに屋上から出ていった。ちょっと待て、今何人かって言ってたよな…嫌な予感がする。
そして、約束の放課後になり、俺は荷物をまとめて、屋上に戻ってきた。そして、キーブレードグライダーを用意して日菜が待っている正門前に向かった。俺はすぐに日菜を見つけその場所に向かった。
「お待たせ。んじゃ行くぞ。」
「分かったよ。行くよ麻弥ちゃん。」
「ち、ちょっと待ってくださいよヒナさん。」
日菜が連れてきたのは麻弥という女の子だった。そして、二人はグライダーに乗った。
「その、練習場所に向かえばいいのか?」
「まずは、花ヶ咲に行ってほしいの。あと三人乗るからね。」
「分かった。んじゃ向かうぞ。」
俺はそういうとグライダーは空に浮いてある程度のところで停止した。日菜は楽しんでいたが麻弥は驚いていた。
「それじゃ、空の旅を楽しんでくれ。行くぞ!」
俺はグライダーを発進させて花ヶ咲へ向かった。以外と距離は近かったのですぐに着いた。着くとすぐに日菜は校舎に向かった。俺は残って麻弥という少女と話をすることにした。
「えっと、初めましてだね。俺は山吹ネクよろしく。」
「はい!ジブンは大和麻弥といいます。よろしくです。」
「さっきのあれは大丈夫だったか?」
「ええ、あれぐらいなら大丈夫ですよ。それより、あの乗り物どうなっているのか見せてくれませんか?」
「あれか?あれは………」
麻弥にグライダーについて説明しようとすると日菜が戻ってきた。後ろに3人の女の子を連れて。
「お待たせーそれじゃお願いね、ネク君」
日菜がそういったのでグライダーを4人乗りから6人乗りのスタイルに変更した。
「それじゃ乗ってくれ」
俺がそういうと日菜は一目散に乗り込んだ。それに続くように、麻弥、銀髪の女の子、ピンク髪の子、金髪の子が乗り込んだ。
「んで、日菜。どこに向かえばいい?circleか?」
「ううん、芸能事務所だよ。」
「分かった。芸能事務所だな。って芸能事務所⁉」
俺は驚いた。しかし、日菜の目は冗談ではなかったようなのでそこに向かうことにした。グライダーは再び空に浮かびある程度のところで止まった。そして、日菜の言っている事務所まで向かった。
「えっと、初めましてだよね。さっき乗ってきた3人って。俺は山吹ネクよろしく。」
「アナタがネクさんですか!」
俺が挨拶をした後銀髪の子が思いっきり叫んだ。
「そ、それがどうしたの?」
「初めまして、私、若宮イヴと申します。この前学校を助けてくださり、ありがとうございます。」
「ああ、あの事か。びっくりしたよ、有咲の弁当届けに行ったらハートレスと出会うし。」
「ハートレス?それって何ですか?」
「今、運転してるし事務所着いてからでもいいかな?詳しく話すの。」
「はい、大丈夫です。」
「初めまして、パステルパレットふわふわピンク担当の丸山彩です。」
「ふわふわピンク?よくわからないが…よろしく丸山さん。」
なんか………個性的だな俺はそう思った。
「そういえば、山吹って沙綾ちゃんと同じ苗字だね。もしかして、ご家族?」
「沙綾を知っいるんですね。妹がいつもお世話になっています。」
「お兄さんだったんですね。ちなみに学年は……」
「三年生だ。丸山さんは?」
「私も三年生だよ。」
「同い年だったんですね。敬語とかはなくても大丈夫ですよ。」
丸山さんは話しやすいなそう感じた。
「えっと、そちらの金髪の方は?」
「初めまして、白鷺千聖と言います。よろしくお願いしますね。」
「白鷺千聖………どこかで聞いたことがあるような………」
「どうしました?」
「思い出した!よく羽沢珈琲店に花音さんと一緒に来てる人だ。」
「そっちで思い出すのね………まあいいわ、ネクさんこれからよろしくお願いしますね。」
「ああ、こちらこそ、白鷺さん。」
この5人何だかんだで仲がいいんだな。そんなことを思っていると事務所についた。誰もこの後起こることを予想してなかった。俺が(“H……z……d……”)になるなんて。
はい、以上第十話でした。ついに5バンドがネク君と出会うことになります。そして、最後の終わり方...何か不吉な感じで終わってますね。ヒントとして出せるのはここまでです。次回にはあのフォームへ変身します。では、また次回鍵が導く心のままに。
鍵使いのヒロインたちとのR18のやつ見たいですか?
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