鍵使いの少年とガールズバンド   作:ネク

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最近更新ペースが上がってますがまたそのうち失速すると思うますがその時は察してください。では、どうぞ


失われた希望

俺達はそこにいる黒フードの男の正体に驚いた。

「お前……なんでネクの顔を……」

「リク……お前ならわかるだろう。” レプリカ” さ。」

「レプリカだと!?あれはヴィクセンが作っていたはずだが……もう作っていないはずだが。」

「ああ、だが俺は失敗作のレプリカだった。」

「だった?」

「だが俺は別の科学者によって成功作品としてよみがえった。」

「成功作品だと?」

「ねえ、リクさん。レプリカって?」

丸山さんが疑問を持っていたので俺が答えようとすると

「丸山……彩……だったか……”レプリカ”は人間みたく動く人形のことだよ」

「人形……」

 

 ネク=レプリカがそう答えるとパスパレの皆は驚いた。

「これまであったハートレスの事件覚えてるか?」

「ああ。今まで倒してきたハートレスが復活したやつか。」

「何でハートレスが復活したと思う………それはこいつを鍛えてハザードフォームを完成させるためだ。」

「お前!それだけの理由で!!」

「許せない……私たちの町を傷つけて………」

「アナタには心はないのですか!!」

イヴがそう叫んだ。だが、レプリカの返答は

「心だと……人形である俺にあるわけないだろ。」

「そ、そんな」

「くだらない話は終わりだ。お前たちはそこで見ているがいい。お前たちの希望であるネクが消える瞬間をな!!!」

 

 レプリカがそう叫ぶと周りに謎の壁ができた。

「…………」

 

 ネクは無言のままリクに斬りかかろうとしたが壁にはじかれたのを確認した後、リクへの攻撃をやめてレプリカと向き合った。

 

 

“マックスハザードON”

トリガーを押して音が鳴り、レプリカに連撃を叩きこんだ。

「成程……こんなものか。もっと力を開放させろ!!!」

 

 しかし、レプリカは余裕の表情を見せていた。まるで楽しんでいるかのように。

「おらよ!!」

 

 レプリカの一撃がヒットしてネクは怯んだが何事もなかったように立ち上がりキーブレードを巨大な砲台に変化させて砲撃を放とうとした。

“マックスハザードON アルテマキャノン ヤベェーイ!!"

 

 

 トリガーがそう叫ぶとキーブレードから巨大な光の玉が出てきて、レプリカにめがけて飛んで行った。

「何!?ウワーッ」

 

 レプリカに直撃して玉がその場で爆発し、爆風があたりに巻き起こった。爆風で何も見えなかったが、立っているネクの姿が見えた。

「ネク……」

「皆!あれを!!」

 

 白鷺さんが叫んでいるところを見るとネクの様子がおかしいことに気づいた。そして、ネクは倒れた。

「ネク!!」

 

 見えない壁もなくなっていたので俺達はネクのそばに駆け寄った。すると、ネクは意識を取り戻した。

「ううん……」

「よかった~ネク君無事だったんだね。」

「ホントに良かったです。」

「本当だよ、千聖ちゃんもそう思うでしょ。」

「ええ。」

「あの、レプリカはどこに行ったんでしょうか?」

「さっきの爆風でどこかに倒れてるんじゃないの?」

「………」

 

 パスパレはネクが戻ったことに安堵していたが……おかしい。そして、白鷺さんだけは気づいていた。

「白鷺さん。ネクの様子変じゃないか?」

「リクさんもそう思うのね。私もよ。」

 

 俺はネクの目が普通の色ではないことに気づいた。

「離れろ!!皆」

「え?どうして?」

 

 日菜は疑問を浮かべていたが白鷺も同じ表情をしているのを見てすぐに離れた。

「お前……誰だ?」

「ひどいな、リク俺は山吹ネクだよ。」

「いや、お前はネクじゃない。」

「………」

「正体を見せろ!!」

リクがそう叫ぶとネクは笑っていた。

「あ~あこんなに簡単にばれちゃうのか。」

「お前……まさか」

「クックック………そう、俺は山吹ネクじゃない。あいつの心と体は俺が頂いた!!これで俺が本当の”山吹ネク”になった!」

 

 ネクがそう叫んだ。

「ネク君を返してよ!!」

「ネクさんを返してください!!」

「そんな……どうして」

「こ、これは夢っすか……」

「私も驚いているのよ……」

 

 様々な表情を見せたパスパレをあざ笑うかのようにこういった。

「同じ世界に同じ存在はいらない。これからは”ハザードネク”とでも呼ぶがいい!!」

「ハザードネク……」

「この世界での役目は終わった。後はこの世界を壊すだけだ。」

「そうはさせるか!!」

「だが……すぐ壊すのは面白くない。」

「何だと!!」

「三週間後、circleに来るがいい。そこですべての決着をつけよう!!」

 

 ハザードネクがそういうと姿を消した。とにかく俺達は一度戻ることにした。

 

 

Side ネク

「ここは?」

 

 俺が目を覚ますとあたりは暗く、地面を見るとそこには眠っている俺の絵があり反対側には何も書かれていない謎の場所にいた。

「よう!もう一人の俺!」

 

 声がしてそこを振り返ると俺と同じ顔をしたやつがいた。

「お前は……」

「俺はお前のレプリカだ。そして、ハザードトリガーを渡した本人だよ。」

「レプリカ?」

「いやーここまで計画道理行くと楽なものだな。」

「計画道理だと!!」

「そう、今までハートレスを出したのも、俺さ。なぜかって?俺がお前をここまで磨き上げる為さ。そして、お前の肉体をいただくためにな!!」

「てめぇ……」

「だが、まだこの体の所有者は決めるのは3週間後に決まるさ。」

 

 俺はまだわからなかった。その言葉の意味が……

「クックック…………ハザードトリガーは返してもらうぞ。」

 

 その言葉を聞いた後俺は眠ってしまった。

 




以上第十二話でした。ネク君の肉体がレプリカに奪われましたね。さあ、リク達はどう取り戻すのかお楽しみに。後関係ないのですが、どなたかPythonについて詳しい方がいらっしゃいましたら、教えてください。では、また次回鍵が導く心のままに。

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