俺は目覚めて試練に向かう。もう何度目だろうか……こんな日常に慣れてしまう自分がいて怖くなってくる。そして、気が付いたのだが扉の数が13ではなく11しかないことに気が付いた。
「何で気づかなかったんだよ……」
そんなため息をつきながら俺はナイフのアブセントシルエットの所に向かった。すると案の定警告サインが出てきた
(ここではラクシーヌの再現データと戦うことが出来ます。戦闘が終了するまでこの部屋に戻ることはできません)
「まさかと思うけど戦うたびにこれが表示されるのか……」
俺は扉をくぐりいつもの場所へ向かう。するとそこには金髪の女性がいた。
「ふうん。あんたが山吹ネクね。」
「俺のこと知ってるのか?」
「まあね。他のやつを倒してきてれば分かるでしょ。」
「それもそうだな。てことはあんたがラクシーヌだな。」
「そうよ、さっさと始めましょ。もう、めんどくさいんだけど。」
「だな……」
そういうとお互いに構えを取り戦闘態勢に入る。するとラクシーヌは素早い速さでコ地らの背後を取ってきた。そしてナイフによる連撃を仕掛けてきたが俺はガードした。
「中々やるじゃない。でもこれはどう?」
そういうとラクシーヌはバックして雷を落としてきた。
「グッ……だけどいい目覚ましになったよ。」
「あはは、面白いわねアンタ。ぶっ壊したくなってくるわ。」
「悪いけど全力で行くよ!!」
“MAX ハザード ON”
俺はハザードフォームへと姿を変えた。暴走なんてしてたまるか。
「へぇ……それがハザードフォームね。面白いじゃない!!」
そういうとラクシーヌは地面に稲妻を走らせてきた。
「当たるかよ。」
俺はドッチロールで回避してカウンターを当てた。
「鬱陶しいのよ!!」
今度は分身して稲妻をまとって俺に突進してきた。俺はその攻撃をもろに喰らってしまった。そのタイミングで俺は……
~ハザードモード起動します~
無機質な音と共に俺は意識を手放した。
Side リク
「貴方たちは……」
「久しぶりだな。リク」
「テラ!!アクア!!ヴェン!!」
まさかの登場に俺も驚いている。だって彼らは……
「闇の世界に行っていたんじゃなかったのか?」
「ある程度の調査が済んだから戻ってきたのさ。新しいキーブレード使いがどんな奴か気になるからな。」
「そこで眠っているのがキーブレード使いかい?」
「ああ。彼は……」
「山吹ネクでしょ。」
「アクア知っていたのか?」
「イエン・シッド様からお話は聞いているからね。それよりこの紋章って……」
「ああ……多分だがこの紋章の浸食を止めないとネクは……」
俺はそれ以上口にするのが怖かった。しかも彼女たちがいる前では……
「ところでリクの後ろにいる女の子たちは?」
「ああ、この人たちは……」
俺は軽くだがRoseliaと弦巻の紹介をした。そしてお互いに挨拶をしたという感じになっていた。
「バンドか……楽しそうだな。」
「ああ。俺達もやってみたいな。」
「二人ともやりたいのはわかるけどまずはネクを何とかしないと。」
アクアがそういうとリサが反応した。
「あの……ネクってこのままだとどうなるんですか?」
「このままだと……昏睡状態になってしまうわね。」
「そんな……」
リサはそれを聞いてかなりショックを受けていた。他のメンバーも同じようになっている。そうだろうな、ネクはこいつらにとっても希望なんだから。何かないかと考えているとモバイルポータルに連絡が入った。
「はい。」
「リク君、聞こえているかい?」
「ああ、聞こえているよ、イェンツォ。」
「モニターをつなげることはできるかい?」
「ああ、やってみる。」
俺はモニターとポータルをつなげて映像を表示させた
「良かった。見えてるみたいだね。」
「それで何の用だ?」
「実は今回の試験僕たちの所にも映像が届くようになっているんだ。」
「何?」
「そして、急に映像が途切れたからそっちでもって思ってけれど……もっと深刻なことになってるみたいだね。」
イェンツォはネクを見て不安の表情を浮かべていた。
「実は……治す手段があるんだけれど……それが一か八かのかけでね。」
イェンツォがそういうと皆驚きの表情になっていた。
「その方法って」
「ソラ君が記憶を取り戻すために使った装置があるでしょ。あれを使うんだ。分かりやすく言えばコールドスリープ状態に近いものにするんだ。そうすると進行を抑えることが出来る。」
「治すというわけではないんだな。」
「ここからだよ。賭けは……アンセム様が薬を完成させたんだけど人体に悪影響を及ぼすかもしれないんだ。」
「そうなのか……」
「装置の関係もあるからまた連絡してほしい。ネク君は、こうなることを予期していたから薬の完成は早くなったんだ。」
そういってイェンツォからの通信は切れた。俺達はどうすればいいんだ……
Side ネク
「………」
「ちょっと何か言いなさいよ!!」
ラクシーヌは叫んでいたが俺には何もわからない。俺は……お前を倒す……
“ガタガタゴットン Ready Go!!”
俺は飛び上がりキーブレードをドリルに変化させてラクシーヌにめがけてキックを放った。
「嘘でしょ……」
キックはもろに当たりそのままラクシーヌは消滅した。そしてそれと同時にハザードフォームが解除された。
「また暴走してしまったのか……」
俺は暴走してしまったことにやはりというべきかトラウマを抱えていた。これが再びなるとは……
「疲れた……寝よう。」
俺は現実逃避をするかのようにベットのある部屋に行き眠った。
以上第二十話でした。ラクシーヌ戦書くことそんなになかった...なので今回は現実世界線の方をメインにさせてもらいました。後、私のTwitterの方で山吹ネク君の立ち絵が出来ました。と言っても自分で書いたのではなくサイトで作りました。もしよろしければご覧ください。それではまた次回鍵が導く心のままに。
鍵使いのヒロインたちとのR18のやつ見たいですか?
-
見たい
-
見たくない