今日も俺は試練に向かう。今回は目のついた剣のアブセントシルエットを選んだ。
(ここではヴァニタスの再現データと戦うことが出来ます)
ヴァニタス?どこかで聞いたことあるような…そんな気がしたが気にせずに扉をくぐった。
そこには仮面で顔を覆った赤と黒の服を着ていた少年がそこにはいた。
「よう、兄弟……いや、山吹ネクというべきかな……」
「兄弟だと?どういうことだ?」
「ああ、お前は分からないか。お前の中にいるソラともう一人と俺は兄弟なんだよ!!」
「何だと……またソラか……なんなんだ一体……」
「まだ何も知らないのか……まあいいか。さあ、始めようか、兄弟!!」
ヴァニタスがそういうと空中に潜りどこかに消えたかと思ったが俺の背後に現れてファイガをまき散らしてきた。
「クッ……」
「どうしたその程度か?」
「まだだよ!!」
俺はカウンターでヴァニタスを攻撃した。しかし、ヴァニタスは怯んだのではなく動きが止まった。すると背後から
「見切った!!」
ヴァニタスが背後から攻撃してきた。
「何!!」
とっさの攻撃に驚いたが俺は何とかスライドターンで回避することが出来た。
「危な……だけどここで決めてやる!!」
俺は口笛を吹いてドリームイーターを呼び出した。そしてドリームイーターたちは俺と融合してブレードチャージへとスタイルを変えた。
「まさかお前もそのフォームになれるとはな……ますます面白い!!」
「なあ、ヴァニタス……俺達違う世界線にいたら仲良くなれそうだよ……」
「何を言っている?」
「何でもねぇ……こっから全力全開で行くぜ!!」
「さあ来い!!山吹ネク!!」
俺達は互いにキーブレードをぶつけ合った。その時に俺の心が何かに反応したが俺は気が付かなかった………
Side リク
ネク……ヴァニタスと戦っているときに言っていたあの言葉……いったいどういう事なんだ……
「ねえ、リクさん。兄さんのことを”兄弟”って言っていたけどどういうことなの?」
沙綾が俺に訪ねてきたので俺が答えようとすると
「ヴァニタスは俺の心とソラの顔を借りた存在なんだ……だからソラとつながっているネクのことを”兄弟”って言ったんだよ。」
とヴェンが答えていた。
「それじゃ、ネク先輩の兄弟なんですか?ヴェンさん。」
と香澄が聞くが
「いや、俺とネクは初めて会うんだ。俺とネク、ヴァニタスにロクサス、そしてシオンもソラによってつながっているんだ。」
「繋がっている?」
「ええっと……分かりやすく言えば異母兄弟?でいいのかな。それに近い関係だと思ってもらえればいいよ。」
「そうなんですね。」
香澄はどこか納得した表情を見せていた。だけどこれでいいのだろうか……と思っているとロクサスが
「ヴェン、何言ってるんだ?俺はノーバディでソラとは同一人物みたいなものだろ。」
「あれ?そうだっけ?」
「ノーバディ?何ですかそれ?」
その場にいた25人の女の子がロクサスを見て質問した……どうすんだよ……
「ああ、ちょっといいか?」
「どうしたんですか?リクさん?」
つぐみが俺に訪ねると
「ノーバディについてはまた今度説明する。だから今はその言葉だけを覚えておいてほしい。」
俺がそういうと皆納得してくれたみたいだ。
Side ネク
俺達は互いの攻撃を当てては避けてを繰り返していた。そろそろ決めないとまずい……そう考えていると
「すべて失え!!」
ヴァニタスがそういうと空中に上がり闇の球体に入り込んだ。すると後ろから無数のキーブレードが飛んできた
「よっと…….」
俺はその攻撃を避けた後謎の影の攻撃に当たってしまった。
「グッ……」
俺が怯んでいるとそのスキを突かれてしまい連撃を叩きこまれてしまった。
「まだだ……」
俺はヤツの攻撃が終わる瞬間を見逃さなかった。ヴァニタスが球体から出てきた後俺は反撃といわんばかりの連撃を叩きこんだ。
「ガハッ……」
「止めだ!!ブレードチャージ!!」
俺はそう叫ぶと普段よりも二段階大きくなったキーブレードを片手でぶん回して最後に両手持ちに変えてヴァニタスに叩きこんだ
「なぜ………だ…………」
そういうとヴァニタスは消滅して扉が開きいつもの庭園に戻ってきた。後試練は3つなのだろうか……それとも反応していない扉が反応するのだろうか……
以上第二十四話でした。ヴァニタス戦でネクの心が何かを感じたといっていましたがそれは一体何なのか。そして、ノーバディについての説明は次回香澄達に伝えることにします。さあ残っているのはテラノート、アンセム、ゼムナスの三人になりました。さあ次はだれになるのかはあえて言いません。お楽しみにしておきましょう。
感想、評価、誤字脱字の指摘お待ちしております。
それではまた次回鍵が導く心のままに。
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