さあ、今日も試練に行くとするか。あと残っているのは三つなのか。気合を入れていくか。
俺は獅子の顔のアブセントシルエットの扉の前に立った。
(ここでは、テラ=ゼアノートの再現データと戦うことが出来ます。)
またゼアノート……真Xlll機関にはゼアノートは何人いるんだと思いながら扉をくぐった。
そこにいたのは銀髪で目が金色の俺より年を取っている青年がそこにはいた。
「君が山吹ネクか。」
「お前がテラ=ゼアノートか。」
「ふん、やはりその名で呼ぶか。面倒だからテラとでも呼べばいい。」
「テラか。ならそう呼ばせてもらおう。」
「ふん、さあ来い!!若きキーブレード使いよ!!」
「若きってお前も若いだろ!!」
俺がそう叫んだ瞬間にテラはキーブレードによる連撃を仕掛けてきたが、今までの戦いのおかげかわからないけれど上手くガードすることが出来た。
「お返しだ!!」
俺はすぐにリベンジスタンプで反撃をした。
「何!!」
テラはそういうとすぐに消えて俺の背後に回っていた。
「オラッ!!」
すぐにスライドで攻撃してきた。背後だったから回避やガードが出来ず思いっきりくらってしまった。
「うわっ……」
「来い!!」
テラが腕を組むと背後から化け物が出てきた。
「なんだ……こいつ………」
するとその化け物は地面に潜った。そしてそこから思いっきり出てきた。
「危ね……」
何とか回避できたものの次も来るのだろうと考えていたらやはりというべきかすぐに攻撃が来たので俺はすぐに避けた。
「面倒な……」
「くらえ!!」
すると無数のダークファイガが俺にめがけて飛んできた。
「クッ……」
俺は何とか前段リフレクトガードで防ぐことが出来た。しかし、
「はああ……うおりゃ!!」
テラの次の連撃はガードできなかった。
「まじかよ……」
「この程度とはガッカリだな。」
俺はその言葉を聞いた瞬間怒りが込み上げてきたがアイザに言われた言葉を思い出して我に返った。
「そこまで言うなら全力みせてやるよ!!」
“MAX ハザード ON”
俺がトリガーを押すとコロとライがやってきてハザードフォームになった。
「それがハザードか……その程度の変化では勝てないぞ!!」
「それはどうかな……ハアッ………!!」
俺はウイングブレードへとスタイルを変えた。
「ほう、面白い……」
「行くぜ!!テラ!!」
俺達はすぐにぶつかり合った。
Side リク
まさかテラの体を乗っ取ったゼアノートまで再現されているなんて……まさか俺のレプリカのデータも入っているんじゃないのかと思うとある意味恐怖だな。
「ねーね、あそこでネク君と戦ってるのって……あの人?」
日菜が指さしたところにはテラがいた。
「一応俺なのかな?正確には俺の体はゼアノートに乗っ取られていたんだ。」
「乗っ取られる?」
「ああ、俺はゼアノートの策略にはまってしまい俺は一度闇に落ちた。その時に肉体を奪われたが俺の心は鎧に宿して思念として生きていた。」
「思念?」
その場にいた全員が頭に?を浮かべていたが俺はこのことかとわかっていた。
「つまり、ノーバディと同じってことだろ。」
「まあ」、そうだな。」
テラ……説明するのめんどくさくなっただろ……
「ねえねえ、教えてよ~ノーバディについてさ。」
「分かった……教えるよ。」
流石にここで言わないと日菜なら教えてくれるまでしつこく聞いてくるだろうと思ったからだ。
「人には心がある。それを失った時心を喰ら化け物”ハートレス”になる。しかし、心が強い人間だと肉体と心が分裂することがある。その肉体の方がノーバディになるんだ。」
「つまりは、ハートレスっていう化け物に襲われた時に心と肉体が分離するってことだね。」
「そういうことだ。」
日菜がそういうと皆納得してくれた。これ説明難しいんだよな……
「それじゃ……ロクサス君もノーバディなの?」
「そういうことだ。俺はソラのノーバディになるな。」
「でも……ヴェン君と姿一緒じゃない?」
「それは……」
日菜の質問にロクサスは困っていたが、
「それは、11年間俺がソラの中にいたからだよ。」
「えーもうわかんないよ……」
だろうな……普通じゃありえないことだからな。混乱するのも無理ないことだろう。
「あ、ネクさんの背中に何だか光の剣がみえますよ。」
イヴがそういうと皆がモニターに集中していた。
「すごーい!!ネク兄カッコいい!!」
「なんだか……NFOで見たことある姿ですね……」
あこと燐子が目をキラキラした状態で見ていたがこの前ネクに尋問しようとしていた人達はさらに輝かせていた。
「「「「「「「ネクさん(君、先輩)カッコイイ………」」」」」」」
「どうしたんだ?一体?」
「恋する乙女ってやつですよ。リクさんも早く気づいてくださいよ………」
「?つぐみ?」
なにかつぐみが言っていたような……まあいいか。
Side ネク
俺達の戦いは激しさを増していく。お互いにあと一回攻撃が当たれば終わるところまで来ていた。
「闇に落ちろ!!!」
するとフィールドが白くなりテラは姿を消した。
「何が起こっているんだ……」
すると背後の化け物が俺に猛攻撃を仕掛けてきたが、スーパーグライドとドッチロールで回避しまくった。
「クソッ…………」
するとテラが姿を現した一瞬を見逃さなかった。
「止めだ!!ウイングブレード!!!」
俺はそのまま止めを刺してその衝撃で扉に吸い込まれた。そして、確認すると扉は赤くなっていた。
以上第二十五話でした。さあそろそろ十三機関編もついに終わりが見えてきましたね。残っているのはあと四人。さあどうなるのかお楽しみに
感想、評価、誤字脱字の指摘お待ちしております。
それではまた次回鍵が導く心のままに。
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