すべての運命に偶然などない.....
では、どうぞ!!
「さてと、今回で終わりか……」
後残る扉は一つ。そこにはキーブレード?らしきアブセントシルエットが表示されていた。
(ここではマスターゼアノートの再現データと戦うことが出来ます)
「マスターゼアノート……こいつが親玉ってわけか。」
こいつを倒せばこれで終わるのか。俺は息をのんで扉をくぐった。
そこにいたのは年老いたおじいさんがいた。しかし、気迫というものか……これはとても強く感じるな。
「ほう、ここまで来るか少年。」
「あんたがマスターゼアノートか……随分年老いてるな。」
「年など関係ないわ……」
「だろうな。ここまで来た理由あんたにならわかるだろ。」
「そうだな。ここまでは決まっていたものだ。」
「まるで分っているような言い方だな。」
「すべての運命に偶然などない!!!ここまで来るのもある意味運命なのだ。」
「かっ気持ち割い……何言ってんだ……」
「ふん、若造が……」
「さっさと始めようぜ。なんだかあっちの方でも嫌な予感がするからな。」
「ほう、中々鋭い感覚をしているな。」
「何だと!!!」
「まあ、良いではないか。」
そうして俺達は互いにキーブレードを構えて戦闘態勢をとる。するとゼアノートが瞬時空に飛び巨大な黄色いハートの所にワープした。
「はあっ!!」
そして黒い球体とレーザーの連続攻撃が俺に飛んできたが
「甘いよ!!」
俺はガードして反撃を仕掛ける。
「輝け闇よ!!!!」
ゼアノートがそういうとあたりが一気に明るくなり再びレーザー攻撃とキーブレードを投げてきた。しかし、いつものキーブレードとは何かが違う……
「なんだ……こりゃ……」
「ふん、Xブレードも知らぬか。若造が」
「Xブレード?」
「光と闇の衝突によって生まれる伝説のキーブレード……それを私は手にしたのだ!!!」
「あんたはそれを手にして何がしたい……」
「世界を一度リセットするためだ。」
「リセットして何がしたい……それがあんたの何になる!!!」
「世界を完全な状態に戻すために決まっているだろう。」
「つまりアンタはこの世界をリセットして完全にゼロから作り変えるってか……」
「そうだとも……」
「ザケンナ……」
「ほう?」
「ふざけんなって言ってんだよ!!あんたの計画のために何人もの人が犠牲になってんだ!!俺はあんたをここで倒す!!」
俺はハザードトリガーを取り出して
“MAX ハザード ON”
「シフトチェンジ!!!」
ハザードフォームへとスタイルチェンジした。
「この力であんたを倒す!!!」
「来るがいい、若造……いや、山吹ネク!!!!」
俺達は全力でぶつかった。そして、あたり一面は真っ白になっていく……
Side リク
「ネク……」
「リク、今はとりあえずあいつらを何とかするぞ!!」
「ああ。」
色々考えていても仕方ない。ネク……早めに戻ってきてくれ。そう思った時
「ロクサス、アクセル!!」
「シオン!!戻ってきたのか。」
「うん。今何が起こってるの?」
「これを!!」
ロクサスが示したモニターをシオンは見る。そこにいたのは……
「これって……あの時のゼアノート……」
「ああ。なぜかこっちに来てしまっているみたいだな……」
「まさか……あれもデータなんじゃ……」
シオンがそういうと賢者アンセムがやってきて、
「その通りみたいだな……彼らはデータだ。だけど何かの理由でこちらにやってきたのだろう……」
「そんな……」
「それよりもシオンさん……ネクさんにナニシテルノカシラ……」
千聖がシオンに問いかけているだけどそれはいつもの千聖ではなく鬼の状態だった。
「それは……エールだよ、エール。この前読んだ本にそう書いてあったから……」
どんな本読んでんだよ……ってツッコミを入れている暇はない……
「アイザ!!こいつら任せたぜ!!ネクが目覚めたら、こっちにこいって伝えとけよ!!」
「任せておけ。行ってこい!!」
俺達はレプリカゼアノートの集団がいるところまで向かい俺達に注意を向かせた。
「お前たちの相手は俺達だ!!」
「ここ守んねえとヤバいからな……」
「私たちならできる!!」
ロクサスやテラ達も加勢してくれている……あとはネクお前が来るまで何とか持ちこたえてやる……
「行くぞ!!!!!!」
俺達はネクが戻ってくるまでの時間稼ぎとはいえここを守ってみせる!!そうして俺達の戦いは幕を開けた。
Side ネク
俺達の衝突はかなりの衝撃を与えていたみたいだ。フィールドが壊れていくのが分かる。
「これで終わりだ!!!」
ゼアノートが放った光線が俺に直撃した。
「グハッ……」
そして俺はその場に倒れた。
「この程度か……つまらない。」
薄れゆく意識の中俺は皆との絆を思い出していた……
「こんなところで……終われるか!!!!」
その時俺の体が光はじめた。そして俺の目の前には5バンドとの絆によって生まれたキーブレードが俺を守ってくれていた。
「死にぞこないが!!!」
ゼアノートが全力の攻撃を仕掛けてくる。だけど、ここで屈するわけにはいかないんだ!!!
「うおおおおおおおおお!!!」
俺はゼアノートが放つビームを押し返していく。
「何!!!」
「これが俺の……いや俺達の絆の力だ!!くらえ!!ユニオンクロス!!!!」
そして、その攻撃がゼアノートにもあたりゼアノートは消滅した。
俺は扉をくぐり確認するとすべての扉が赤くなっていた。
「これで、終わったのか……」
そう安堵した瞬間俺に通信が入った。相手は……
「ふん、無事に乗り越えたみたいだな。」
「アイザ!!」
そう、アイザだった。まさか本当に通信してくるとは思わなかったが……
「今すぐ元の世界に戻ってこい。ゲートは開いておいてある」
「おい、なにがなんだか……」
「戻ってきたら話してやる。さあ早く」
やけにせかすので俺はゲートをくぐった。
「ううん……」
俺が目を覚ますとそこは真っ暗な空間だった。
「あれ?俺は確か……ソファーの上にいたはずじゃ……」
するとあたりに光が差し込んでくる。そして今自分がどうなっているかを理解した。
「兄さん!!」
沙綾が駆け寄ってきた。それに続いて皆やってきたが……
「ごめん、一旦どいてくれる?」
俺がそういうと皆どいてくれた。
「戻ってきてすぐで悪いが、こいつらを倒してくれ。」
アイザはリク達が戦っている映像を見せてくれた。
「こいつらを倒して試験は終わりって感じかな?」
「まあ、そうなるな。行ってこい!!ネク!!」
「ああ!!」
そうして俺は駆け出した。
以上第三十話でした。いやー次回で本当の意味でのキーブレードマスター承認試験が終了します。さあ、試験の結果はどうなるのかお楽しみに!!
感想、評価、誤字脱字の指摘お待ちしております。
それではまた次回鍵が導く心のままに。
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