もし、すばせかについて知りたいという方はYouTubeで(すばせか)と検索してみてください。
では、どうぞ!!
もう一つの渋谷ともう一人のネク
「ううん……俺は確か……誰かに撃たれて……」
そうだ……俺は宇田川町でCATの絵を見ていて帰ろうとした時に……
「ダメだ。記憶に靄がかかっていて思い出せないな。」
そして俺はスマホを探すためにポケットを探っているとスマホと共に何かが入っていた。
「これは?バッチなのか?」
俺のポケットに入っていたのは黒色の”H”のようなマークのバッチが2つだった。そしてこれを俺はどこかで見たことがあった。
「これ……CATのバッチじゃないか!!でも……誰が俺に?」
考えていても仕方なかった。そしてあたりを見回して俺は近くにいる人に話しかけた。
「あのーすみません。」
しかし、何も反応しなくスルーされた。
「忙しかったのかな?別の人に聞いてみるか。」
それから俺は近くにいる人に話を聞こうとした。
「おかしい、まるで俺がここにいないみたいな反応だな。誰かを待っている人にさえ無視されたぞ……」
その時信号を見てなくて赤の時に横断歩道を渡ってしまい車が来ているのに気付かなかった。しかも、かなり近くて避けることはできなかった。
「うわぁぁぁぁぁぁぁ!!」
俺はとっさの反応で目をつぶった。
「……あれ?怪我してない……」
そして車の方も何もなかったかのように通過していった。
「まさか……俺は死んでいるのか?」
そしてもう一度当たりを見渡すと俺がいたのは渋谷のスクランブル交差点だった。そしてその時スマホをなった。
「なんだ?急にスマホが鳴り始めたのか?」
そしてスマホに届いたメールを確認した。
『ミッション1 104に到達せよ 制限時間は60分 失敗したら消滅』
「なんだこれ?ミッション?」
その時だった。俺の右手の手のひらに鋭い痛みが走った。
「ッ……なんだ……」
そして確認すると時間が表示されており一秒一秒減っているのが分かった。
「どうやら本当みたいだな。なら今すぐ行かないとまずいよな。」
俺は渋谷の地図はあらかた覚えてたのですぐに行動を開始した。しかし見えない壁にぶつかってしまった。
「クッソ……どうするか……仕方ない別ルートから行こう。」
そうして俺はハチ公の銅像があるところから向かうことにした。するとそこにはヘッドホンを付けたオレンジ髪の少年と背中に羽が生えた男女とスケボーを持っている少年がいた。
「これはうかつに出るわけにはいかないよな……」
そして俺は影に隠れて聞き耳を立てて話を聞くことにした。
「な、お前。どうして」
「今回の参加者が一人だけってのはおかしくねえのか。ついでに俺もあんたらのやり方にうんざりしてんだよ!!だったら俺はこっちにつくぜ!!」
「はぁ、あんた馬鹿じゃないの?死神が参加者と契約を結ぶなんて泥船に乗るようなものよ。」
「へっアンタこそ馬鹿じゃねぇのか?」
「な、なによ。」
「まず泥で船作れねぇだろ!!」
「「………」」
「まあ、いいか。なら……楽しませてくれよ!!」
その時だった。飴を咥えていた男の方が指パッチンするとカエルの姿の化け物が出てきた。
「あれは倒さないとヤバいよな……」
俺はキーブレードを構えてその場に駆け出した。
「な……」
「おいおい、なんだよあいつ。」
「おい、そこのヘッドホンのやつとスケボー持ってるやつ。協力してこいつら倒すぞ!!」
「ああ、分かった。」
「足引っ張んじゃねえぞ!!」
そう言って俺達は戦いを始めた。成程……あいつらは魔法を使うのか。
「なら俺も……
お互いの攻撃がいい具合にヒットして敵は消滅した。
「どういうことなの!!今回参加者はあいつ一人だけじゃ!!」
「およ……情報ミスかな?これはあの人に聞いてみるしかないね……」
「おい、待て!!」
そしてあの二人は消えた。
「何とかなったな……」
「おい、ビイト羽が……」
「ん?あ、消えてるわ。まあいいだろ。」
スゲーお気楽な奴だな……
「ところで、あんたは誰だ?今回のゲーム、参加者は俺だけのはずだが。」
「ゲーム?どういうことなんだ?」
「あんた何も知らないのか?」
「目が覚めたらスクランブル交差点でポケットにこれが入っていたんだ。」
そうして俺はポケットに入っていたバッチを見せた。
「これは……参加者バッチ!!!」
「参加者バッチ?」
「ああ、この”死神のゲーム”の参加者資格ってことだ。」
「おいおい、どういうことだよ。俺わけわかんねえぞ!!」
「とにかく、104まで行かないか。制限時間も結構危ないだろ?」
俺が二人にそう言って手のひらを見せると制限時間は残り10分を切ろうとしていた。
「分かった、行こう。」
そうして俺達は104に到着した。すると手のひらの制限時間は消えていた。つまり、ミッション成功ってことか
「うまくいったな。」
「ああ。そろそろ名前を教えてくれるか?」
ヘッドホンの少年は俺に問いかける。
「俺は山吹ネク。羽丘高校に通う高校生だ。」
「高校生か……敬語の方がいいか?」
「いや、タメで構わない。」
「俺は桜庭ネク。よろしくな、ネク。」
俺達は互いに握手した。そしてスケボーを持っている少年は
「俺は、ビイトよろしくな!!」
「ああ、よろしくビイト。」
「ところでよ、お前ら名前同じだからさ……どう呼べば……」
ビイトはそう聞いてきた。まあ、そうだよな。
「俺の方は山吹でいいよ。ところで、死神のゲームについて教えてくれないか?」
「分かった、教えよう。協力する以上情報は交換しておくべきだからな。」
そう言ってネクは話始めた。
「死神のゲームは死人による生き残りをかけたゲームだ。そして、俺達参加者は代償をかけて参加することになる。」
「代償?」
「ああ、俺の場合、最初は記憶だった。」
「最初?」
「ああ、俺はこのゲームに参加するのはこれで3回目……そして今回でおれはもう参加できなくなるんだ。」
「そうなのか……」
「そして、このゲームの期限は7日間。毎日のようにミッションが出されてそれをこなして生き残り、7日目に主催者を倒す。」
「成程な、それが毎回の流れで7日目じゃないとその主催者は倒せないと……」
「そう言うことだ。大まかなルールはこんな感じだ。そして一番重要なのは……」
「重要なのは?」
「このゲームはパートナーがいないとさっきの”ノイズ”にやられてしまい消滅する。」
「そうなのか……そうだ聞きたいことがあるんだ。」
「なんだ?」
俺は疑問に思ったことを聞いた。
「ここはどこだ?渋谷にしてはいろいろおかしいからな。」
「ここはUG(アンダーグランド)。つまり、死者の世界みたいなものだ。」
「つまり、ここはUGの渋谷だと……」
「そう言うことだ。俺達はカタカナの”シブヤ”って呼んでるな。」
「成程。まとめるとここは”シブヤ”で俺達は死神のゲームに参加しているってことなんだな。」
「そう言うことだ。」
大体理解できた。だが……あいつらは大丈夫なのか?
そして、RG(現実世界)では
「ねー君、今日も来てないね。」
「そうだね……一週間も学校に来ないとなると心配だよね。」
ねー君、どうしちゃったのかな?沙綾ちゃんたちの話だと渋谷に行ったきり帰ってこないって言ってたけど……
「そう言えば日菜、最近噂になっているゲームって知ってる?」
「噂のゲーム?何それ?」
「死神のゲームっていうらしいよ。動画もたくさん出ているんだって。」
「そうなんだ~面白そう。」
「今から調べてみようか。」
そう言ってリサちーはスマホで素早く調べていく。すごいな~
「えっ……嘘でしょ……」
「どうしたの、リサちー?」
「日菜、ここを見て。」
リサちーが見せてくれたサイトには参加者リストがあった。そこに表示された名前は
山吹ネク
桜庭ネク
ビイト
という文字が表示された。え……嘘……
「リサちーこれってまさか……」
「うん、皆に連絡を回そう!!」
あたし達はすぐに皆に連絡を回した。
以上第三十二話でした。ついに、すばせか編基第三章がスタートしました。この章は今までの章と比べて短くなるかもしれません。申し訳ございません
感想、評価、誤字脱字の指摘お待ちしております。
それではまた次回、鍵が導く心のままに
鍵使いのヒロインたちとのR18のやつ見たいですか?
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