鍵使いの少年とガールズバンド   作:ネク

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はい、という事ですばせか編二話開始です。

では、どうぞ


死神遊び その2 かくれんぼ

「ううん……ここは……」

 

 俺は104についてミッションクリアを確認した後急に意識を失って……

「ここは……スクランブル交差点?」

「目が覚めたか。」

「ああ、ネクか。まさかと思うが……1日たったのか?」

「そのまさかだ。意識を失ってどこかの場所に降り立てば次に日になる。覚えておいてくれ」

 

 成程……時間軸の変化ってやつか。これは覚えておかないとな。

「よお、目覚めたか山吹。」

「ああ、ビイト。それより気になってたんだが……」

「なんだ?」

「お前の肩に乗ってるのって……ノイズか?」

「ああ。だが普通のノイズじゃないこいつは……」

 

 そう言いかけた時だった。俺達の目の前に金髪で巨乳なグラマーな女の人がやってきた。

「てめぇは!!」

「ビイト、知り合いか?」

「ふうん、あなたが”イレギュラー”ですか」

 

 そしてそう言って俺をまじまじと見てくる。

「それで、あんたは?」

「これは紹介が遅れました。今回のゲームマスターの虚西 充紀(コニシ ミツキ)」

「こいつが鉄仮面か……」

「鉄仮面?」

「こいつの別名みたいなものさ。」

 

 成程な。ビイトがそう言うってことは相当強いと見た。

「あなた方の行動は予想が付きます。おおかたミッションを無視して何かをやらかそうとしてたのでしょう?」

「当たり前だろ!!俺は死神だ!!ミッションなんて関係ねぇ!!」

 

 ビイトはそう叫んだ。だが疑問が残った……本来死神のゲームってミッションをこなすものとネクは言っていた。しかしあのコニシという女の話だとなにか考えがあるのか?

「やはり予想通りでしたね。」

 

 コニシはやはりかという感じでいた。

「通達です。貴方は昨日をもって死神職を解任されました。本日より参加者として扱われます。」

 

 淡々と告げられていく。てか待て死神って職業だったのか?

「ケッ!せーせーしたぜ、そんなもんこっちからやめてやるよ!!」

 

そしてしばらく口論が続く。

「では、今回のミッションを始める前に、ビイト貴方には”死神のルール”に従ってペナルティが加算されます。」

「何だと!!」

「死神ポイントと引き換えに寿命が与えられるのですが、前回のゲームで獲得したポイントは0。つまりあなたの寿命は今日を入れて5日前後しかありません。」

「何!!」

「まじかよ……最終日まで残らないってことかよ。」

「そして、あなたのエントリー料をいただきます。」

 

 すると、ビイトの肩に乗っていたノイズを奪い取った。そして……

「このままでは邪魔ですね!!」

 

 握りつぶしてバッチになった。

「ふざけんな!かえせ!!」

「ここから、ミッションの説明になります。」

 

 そういうとコニシの口から告げられた内容は

この私を倒すこと制限時間は6日間です

「何だと!!」

 

 まさかだった、6日間というのは長くないか?

「えっ関係ねぇ!!今すぐアンタを倒してやる!!」

「見た目通り短気な方ですね。説明はまだ続きます。」

「んなもん……」

「待て、ビイト落ち着け。いったん話を聞いた方がいい。」

「でも……」

「山吹の言うとおりだ。いったん聞いた方がいい。」

 

 俺達の静止で何とか収まってくれた

「では続きを。私は今からある場所へ移動します。そしてそこから6日間動きません。あなた方は私を見つけ出す必要があります。」

「成程、かくれんぼってやつか」

「ああ、シンプルだな。」

「へッすぐに見つけてやるよ!!」

「通称”死神遊び02 かくれんぼ”です。頭の鈍いあなたのために単純にしておきました。」

「何だと!!」

 

 ビイトは馬鹿にされたのに怒っていた。まあ、あれだけ言われればな。

「それと、これを渡しておきます。」

 

 そう言ってコニシはビイトにあるものを渡していた。

「参加者バッチ……」

「では、頑張ってください。」

「おい待て!!」

 

 その時だった。俺達の手に昨日と同じタイマーがセットされた。

「あいつは104の方に向かったな。」

「急いで追いかけるぞ!!渋谷川は後だ!!」

「ちょっと待ってくれ。あのノイズってビイトお前の形見か何かか?」

「あれは、俺の妹……ライムなんだ。」

 

 ビイトから発せられた衝撃的な展開に俺は驚いていた。

「はあ!!妹!?どうなってんだよ……」

「そうなのか……」

 

 ネクは何か納得しているようだった。つまりそう言うことなのだろう。

「ビイト、まさかライムを生き返らそうとして死神になったんだな。」

「ああ、そうだよ。俺のせいで死なせてしまったから……」

 

 そういうとビイトは少し悲し気な表情をしていた。

「教えてくれてありがとう。んじゃあのコニシってやつを追いかけるか!!」

 

 

 そうして俺達は104の方面から道玄坂の方に向かった。するとそこに黒フードを羽織った死神がいた。

「おっとここでストップだ!!」

「おい、死神が参加者に手を出してはいけないってルールだっただろう!!」

「今はゲームマスターからエマージェンシーコールが出されてんだよ。」

「エマ―?ジェシー?」

「成程な、緊急事態ってことだな。」

「そう、UG全体の危機何でな。お前たちを倒させてもらうぜビトウ!!」

「?ビトウ?」

 

 俺達が頭に?を浮かべていると……

「だあああああああ!!それをいうな!!」

「?何だかわかんないけど倒しますか。行くぞネク、ビイト!!」

「ああ!!」

 

 そうして死神との戦闘が始まった。ノイズはネク達の魔法……いや”サイコキネシス”とビイトの連撃で倒れていく。

「オラァ!!」

 

 死神が攻撃してきたが間一髪で避けてキーブレードの剣戟を当てていく。

「止めだ!!」

 

 俺はそう叫び死神を切り裂いた。すると死神は消滅した。

「おい!!」

 

ビイトが叫んだ方を見るとそこにコニシがいた。俺達はすぐに追いかけたが姿はなかった。

「ここって……ライブの会場の近くか。」

「よお、まさか賞金首自ら来てくれるとは思わなかったぜ。」

 

 そこには金髪の男がいた。どうやらネクの知り合いらしいが……確かこいつは

「あんた777(スリーセブン)のメンバーだな。そんなアンタが俺達になんのようだ?」

「俺達を知ってるとはな、光栄だ。まあ、お前らが何したか分かんねぇが倒させてもらうぜ!!」

「やっぱりかよ!!」

「ほらいくぜ、ネク!!ダイスケノジョウ!!」

「「ダイスケノジョウ?」」

 

 俺達は再び首を傾げた。するとまたもやビイトの反応がおかしかった。

「どうした?ビイト?」

「何かの魔法なのか?」

「………俺の名前だ。」

 

 それを聞いた瞬間俺達は驚いた。

「まじかよ……」

「まあ、そんなことは後でいいか。とりあえずこの場を何とかするぞ!!」

 

 そうして戦いが始まった。状況としては3対1という状態だがノイズやら下っ端が出てきて人数差はあっという間にひっくり返された。

「ネク、ビイト。雑魚は俺に任せろ。お前達はあいつを頼む。」

 

 そして俺は雑魚と下っ端を相手にした。そして俺はパワーアップしたハザードトリガーを使いスタイルを変えた。

「これは、軽くなったな。行くぜ!!」

 

 そうして俺は雑魚どもを蹴散らしていった。ハザードフォ―ムでも負担は少なく攻撃力も上がっており今まで以上に戦いやすくなっていた。

 

「オラァ!!」

「グッ……」

「おい、ヘッドホン野郎!!」

「まだやれるさ……行くぞ!!ビイト!!」

「おうよ!!」

「何するのか分かんねぇが来い!!」

 

 ネク達の方も連携攻撃でうまく戦っているようだった。なんだやっぱりいいコンビじゃん。

「ぼやぼやするなよ!!」

「お前もな!!」

 

 ネク達の連撃は勢いがよく777を追い詰めた。だが待てどうやってビイトのスケボーが通る道を作ったんだ?

「早く……止め指せよ。」

「いや、あんたは今日のライブチケットがソールドアウトしたんだろ。ならライブを楽しんで来い。」

「お前ら……」

 

 俺達はあいつの止めを刺したいわけじゃないってのは分かってくれたみたいだな。

「RGに戻ったとき、777のライブ見に来るぜ。」

「それはありがたいな。それとビイト、ほらよ。」

 

 そいつはビイトにバッチを渡した。

「これは……キーバッチ!!」

「お前なら使いこなせそうだからな。じゃあな。」

 

 そう言ってライブ会場の中に入っていった。そのすぐ後だった。

「うわああああああああああ!!」

 

 あいつの悲鳴が聞こえて俺達は中に入った。あたりは暗かったがそこに残っていたのはあいつの付けていたリストバンドだけだった。

「なあ、何か音がしないか。」

 

 俺達は上を見るとそこには巨大なノイズがいた。

「ここは俺に任せてお前らはコニシを探せ。もしかしたらこの近くにいるかもしれないだろ。」

「そうだな。」

 

 そうして、二人はコニシを捜索しに行った。俺は幸いにもハザードフォ―ムのままだったので連撃を仕掛けていった。

「攻撃は激しいけどあいつらほどじゃないな!!」

 

 真Xlll機関に比べれば楽なものだった。

「止めだ!!ラストアルカナム!!」

 

 俺は連撃で止めを刺した。そのタイミングでネク達も戻ってきたが………俺達は意識を失った。

 

RG Side

 あたしたちはネクが死神のゲームに参加していることを全員に知らせた。そしてこころの家に集まって何が起こっているのかを確認し合っていた。

「とりあえず、ネクはまだ死んだわけじゃないんだよね。」

「そう……信じたいわね。」

「兄さん……」

「皆さん!!ネクさんが生きていることが分かったのはいいですが帰ってきたときに笑顔で迎えてあげませんか。泣いているだけだとネクさんも悲しみますよ……」

 

 紗夜もそう言ってはいたがやっぱりというべきか泣きそうになっていた。その時つぐみがこういった。

「リクさんなら何か知ってるかも。」

「え?」

「実はネクさんがいなくなったあの日リクさんも渋谷に行ってくるって言ってたの。だからもしかしたら……」

「可能性はありそうだね。今すぐここにリクさんを呼ぼう。」

 

 そうして、私たちはリクさんに連絡を回した。

 




以上第三十三話でした。今回の章では人の名前を片仮名で書くパターンが多くなります。ご了承ください。そして、ビイトの名前が判明しましたね。こちらはゲーム版でも使われている名前となりますので出てきたら驚くかもですね。漢字だとかなりめんどくさいので片仮名にしますが...
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それではまた次回鍵が導く心のままに。

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