では、どうぞ!!
「ううん……」
俺は今日も目が覚める。今回はスクランブル交差点だな。しかし今日が五日目……今日入れてもあと三日しかないのはきついな。
「だぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
「なんだよ」
二人とも目覚めたみたいだが……やはりビイトは混乱しているというか焦ってるよなこれ。
「どうした?」
「あと三日しかねぇんだぞ!! 俺もいつ消えるのか分かんねぇのによ!!」
「そうだが…とりえず落ち着け。」
「とにかく、カリヤからもらったキーバッチで行けるところがあるはずだ。」
音操はそう言った。確かに、もらってるやつを使うとなるとどこか新しい場所に向かえるはずだ。となると行ける場所は……
「宇田川町か。」
「そっち方面はまだ見てないな。なら、そこに向かおう」
俺達はA-ESTの方から宇田川町へと向かった。その時俺は何かの違和感を覚えた。異常すぎるRGの静けさに……その違和感はすぐに理解することになる。
「どけよ!! そこに死神!!」
「………」
おかしい、いつもなら何かしら突っかかってくるはずの死神が無言になっているのは明らかにおかしい。
「待て、何か変だぞ!!」
「何だよ」
するとその死神は言葉を発した。
「数え切れないこの世の不幸を断ち切るためにこの救済の光を」
何を言い出しているんだこいつは?
「お、おい……」
「何だ?こいつ電波入ってんのか?」
俺達の言葉を無視してそいつは続けた
「さすればここは幸福な場所となるすなわちそこはすばらしきせかい」
そう言った後、その死神はノイズと共に襲い掛かってきた。
「クッ、面倒な!!」
俺達はすぐに戦闘態勢に入り音操のサイコキネシスと俺の魔法の合体技(ディープハザード)で敵をまき散らし、ビイトがスケボーフィニッシュを決めて何とか撃退した。
「何だったんだ? 今の死神?」
「だが、明らかに様子がおかしいな」
「お、おい音操。」
「何だ?」
ビイトは音操に提案をする。まあ、俺も同じことを聞こうとしたからな。
「一回スキャンしてみようぜ。いくら何でも静かすぎるだろ」
そう言って音操はスキャンを始めた。1分もたたないうちに音操は異変を感じた。
「なんだこれ!!」
「どうした!!」
「思考が……考えていることがみんな同じなんだ!!」
「まじかよ……」
そして、二日目の時にいたサラリーマンの声が聞こえてきた
「数え切れないこの世の不幸を断ち切るためにこの救済の光をさすればここは幸福な場所となるすなわちそこはすばらしきせかい」
さっきの死神と同じことを言っていた。まるでカルトみたいに感じれるな。
「おい、見てみろよ!!」
ビイトが指さしたところを見ると全員レットスカルバッチを身に着けていた。そして、さっきの死神も確認してみると……やはり身に着けていた。
「まさか、これによる思考統一?」
「あり得るな。」
「まさか、本当にCATなんじゃ……」
ビイトはそう言った。確かにその可能性が高くなるな。だが音操は否定してくるだろうな。
「それはない。」
やはりな。俺の思った通りだ。
「でもよ、参加者バッチとこのレットスカルバッチ…形ほぼ同じだろ? なら、可能性はあるんじゃねえのか?」
「でも……」
「考えてもしかたない。とにかく向かおう。」
俺達はとにかく目的地である宇田川町まで向かった。
(羽狛さん…いったい何を考えているんだ……)
目的地に向かう途中にも死神がいたが何とか倒してついた。
「俺さ、今までこんなに躍起になったのは初めてなんだ」
「ビイト?」
いきなりビイトがそう言った。
「俺さ、ここに来る前は何でもやる気が出なかったんだ。でもよ、ここにきてライムを助けなきゃって思ったら自然にやる気がでてきてな。」
「成程…」
「だからさ、俺はお前たちと入れてよかったぜ!!シキもライムもそして、ヨシュアも助ける!!」
「なんか、いいこと言ってるな。それよりシキとヨシュアってのは?」
「シキは俺の最初のパートナーだ。そしてヨシュアは二回目の時のパートナーだ。」
「成程ね。なら、音操の友達ってことだな。なら助けるのに理由はいらない!!」
そう言って俺達は宇田川町にたどり着いた。そして壁画が描かれている付近に謎の魔法陣が描かれているのが分かった。
「何だこれ?」
「魔法陣…だな」
「でもよ、なんか欠けてるようにも見えないか?」
ビイトがそういうと確かに欠けていた。
「何かわかるような証拠があれば……」
「ある。この携帯のカメラを使うんだ。」
「「カメラ?」」
「ああ、このカメラは写真を撮るときに1.3.5日前の状態のやつを撮れるんだ。」
「なら、その前の状況が分かればなんとかなるかもな」
「だったらよ!!一日前から確認しようぜ!!」
そうして写真を撮り一日前のやつを確認したが特に変化はなかった。三日前も同じだったが…五日前の撮った瞬間
「う……そ……だろ」
「どうした、音操!!ってこれは……」
「何が写った!!っておっさんか?」
そこに写っていたのは眼鏡をかけたダンディなおじさんだった。
「羽狛さん……」
「羽狛って、音操の手助けをしてくれた人だよな?この写真機能もくれたのもその人なんだろ?」
「ああ……」
「とにかく、ここには他に何もないかもな。とにかくその羽狛さんとやらってどこにいるのかわかるのか?」
「ああ、キャットストリートでカフェをしている。そこに行けば分かるかもしれない。」
「なら、向かおう!!」
そうして俺達はキャットストリートに向かおうとした。場所はどうやら渋谷川の方面らしいので急いでいた。その時、カリヤと卯月が現れた。
「あいつらは……」
「おい、何してんだ?」
しかし、様子がおかしいのに気が付いた。そしていつものあいつらではなく今日であったやつらと同じく赤い目をしていた。
「「数え切れないこの世の不幸を断ち切るためにこの救済の光をさすればここは幸福な場所となるすなわちそこはすばらしきせかい」」
そう言った瞬間襲い掛かってきた。俺は何とかキーブレードで攻撃をしのぎ二人も何とか避けることに成功した。
「おい!!何してんだよ!!」
「話が通じないから今は何とか抑えるぞ!!」
そうして、俺達はこの前と同じく戦うことになった。
「うがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
カリヤの攻撃も昨日とは比べ物にならないぐらい強くなってる……このままじゃヤベェな。
「ちいと痛いぞ!!」
俺は至近距離でホーリーを放ちカリヤを何とか倒せたが卯月はかなり強いらしく苦戦していた
「ヤベェな、このままじゃ……」
「音操!! ビイト!! 力合わせるぞ!!」
「分かった!!」
「任せとけ!!」
俺は連撃を仕掛けて銃を落とした後二人の連携攻撃である”ダブルシフトブレイク”を決めた。
「うがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……」
そうして二人とも気絶した。
「さて、どうする?」
俺がそう尋ねるとビイトは
「なあ、こいつらを見逃してくれねぇか?」
「おい!!」
「またこいつらが襲ってきたら俺が何とかする!! 頼む!!」
ビイトはそう言った。まあ、あいつの熱意に負けたな。
「分かった。なら俺達もすぐに……」
そう言った瞬間、俺達は意識を失った。
Side リク
「思考の統一ってどういうことですか?」
「分かりやすく言えば、強制的に同じ思考にさせられるってことだよ。」
「まるで、洗脳ですね……」
「それに近い状態になるね。」
そうヨシュアがいうと皆黙っていた。まあそうなるよな俺も聞いた時に驚いたからな……
「まあ、この話はここら辺にして、それじゃあネク君の状態を確認しようか」
ヨシュアがそういうとモニターが表示されそこにはネクが写っていた。
「戦っている所かよ……」
「また…どうして……」
思うところがある中皆その映像を見ていた。そして、ネクが眠った。
「成程、一日経ったんだね。」
「一日?」
「こことは、時間の流れが違うからね。仕方ないのさ。」
以上36話でした。すばせか編もあと2日となりました。次回はあの???の正体が明らかになります。まあ、察しの言い方は多分わかるかな?
感想、評価、誤字脱字の指摘お待ちしております。くれると作品制作の励みになります。
それでは、また次回。鍵が導く心のままに
鍵使いのヒロインたちとのR18のやつ見たいですか?
-
見たい
-
見たくない