鍵使いの少年とガールズバンド   作:ネク

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お待たせいたしました。六日目スタートです。


 では、どうぞ!!


禁断の復活

「ううん、ここは……」

 

 俺は目覚めた。そのタイミングで音操とビイトも目を覚ました。

「起きたか。」

「ここは……」

 

 俺達はもう一度辺りを見渡す。するとそこは……

「なに!? スクランブル交差点!?」

「日付が進んだのか?」

「嘘だろ!?1日経っちまったのか!?」

 

 俺達は先ほどまでの出来事を覚えていたので驚いている。

「おいっ今日は何日目だ!!」

「おい、落ち着け」

 

 音操はビイトを落ち着かせるように言う

「もう6日目だぜ!」

「落ち着けよ、まだ時間はある。」

「うあぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 

 するとビイトは壊れた機械のように様々な行動をし始めた。お前のリアクションどうなってんだよ……

「おい!! 落ち着け!! パニクってるヒマないだろ?」

「落ち着いていられる方がおかしいだろ!! 鉄仮面が言っていたことが本当なら、俺は今日あたりに消えてしまうんだぞ!!」

「「………………」」

 

 俺達は何も言えなかった。消滅の危機がある中じゃそうなるのも無理ないよな。

「だが、今できることをやるしかない」

「何するってんだよ!!」

「羽狛さんの店に行こう」

「どこにあるんだ?」

「あっ! キャットストリートだ!!」

「キャットストリート?」

「ああ、まだそっちの方面は調べてない」

「よぉし! 鉄仮面はそこだ! 間違いねぇ!! 何もできずに消えてたまるか!」

「分かった!! 行こう!!」

 

そうして俺達はキャットストリートへと向かった。その最中にも名もなき死神と戦ってはいたがやはりというべきか昨日と同じ言葉を発しながら襲い掛かってきた。やっぱり怖いな……まるで一つの驚異的な宗教みたいだな……

「なんか……怖いな。今の状態」

「何だよ、急に?」

「いや、今の渋谷の状態がずっと続いてそれが俺達の住んでいる場所まで影響が及ぶと考えるとな……」

「確かに、怖いな。」

「でもな、それを考えていてもしょうがねぇんじゃねえのか?」

「ビイト?」

「さっさとコンポ―サーを倒せば済む話だろ?」

「……そうだな。悪いな。こんなこと言って」

 

 こんなことを言ってもしっかり聞いてくれるこいつらはきっといいやつなんだろうな。そんなことを思いながら俺達はキャットストリートに向かったが……

「何だよ、これ!!」

「何でキーバッチでしか開かない壁が壊れてんだよ!!」

「何かあったのかもな。とにかくすぐに向かうぞ!!」

 

 そして俺達は羽狛さんがいるカフェへと向かった。そこでも俺達は驚くことになる。

「店が……」

「嘘だろ!!」

「これは酷いな……荒らされてる。」

 

 俺達が訪れたカフェはとんでもないぐらい荒らされていた。人の気配なんてどこにもない。

「これも自分でやったのか?」

「いや、もしかしたら襲われたのかもな」

「どうなってんだよ!!」

「流石にわかんねぇな……」

「壁を破壊したやつが羽狛さんを襲いに来たんだ。」

「まさか、鉄仮面か?」

「それはないな。あいつは6日間同じ場所から動かないって言っていたからな。つまりここにいるなら壁は壊せないはず。」

「じゃあ誰だよ!!」

「……分からない、誰なんだ?」

 

 何かないのか……そう考えていた時あるものを思い出した

「……写真。」

「そうか!! あのカメラ機能で撮れれば行ける!!」

「なら、俺に撮らせてくれよ」

「あ、おい!!」

 

 ビイトはそう言って音操の携帯をとり写真を撮り始めたが……

「おい、撮れなくなったぞ? 故障か?」

「それは1日3枚までしか撮れないんだ。」

「おい!! それ先に言えよ!!」

「だが、1日前を見てみれば何かわかるんじゃないのか?」

 

 そう言って撮った写真を見直してみると1日前に羽狛さんが壁に何かをしているところが写った。

「ここに何かあるのか?」

「とにかく、この場所を探してみよう。」

 

 そして俺達はその場所に向かった。その場所には封筒が壁についていた。

「何だ? この封筒?」

「中を開けてみるか。」

 

 そうして俺達は封筒を開けた。その中に入っていたのは金色のキーバッチと手紙が入っていた。

「おい!! これって」

「キーバッチ? しかし、色が金色ってことはマスターキーみたいなものなのか?」

「そう考えてもいいかもな。それより、手紙の内容って……」

 

 そうして俺達は手紙を読み始めた。内容は……

『この渋谷を生き抜く術はたったひとつのカンタンなことどんな状況でも全力で今を楽しめ!!』

「全力で今を楽しめ?」

「羽狛さん……」

「ここにキーバッチが置いてあって手紙があったってことは、俺らに渋谷川へ行けって言ってんだよな?」

「そう言うことだな。」

「よぉぉぉぉし! 渋谷川に行くぜ!! 鉄仮面もそこにいる! ヤツからライムを取り返してそのままコンポ―サーに殴り込みだ!!」

 

 そう言ってビイトはすぐに店を出た。しかし音操は悩んでいるように感じた。

「羽狛さんのことだろ? 悩んでんの。」

「そうだな……あの人はどうして……」

「鉄仮面……いや、コンポ―サーの所に行けば何かわかるかもな。とにかく行くぞ!!」

 

 そう言って俺達はカドイ前まで来た。そこで見たことのないものが建っていた。

「な、なんだあれ?」

「どうした?」

「ゴミの山だな……」

「ゴミ……まさか!?」

「音操?」

 

 その時だった。そのゴミ山の頂上から声が聞こえた。

「久しぶりだな、このヘクトパスカルが!」

 

 そして、その男は降りてきた。どうやら音操は知ってるみたいだが一体?

「オブジェ死神!?」

「へ、ヘク? な、なに言ってんだこいつ?」

「おまえ…生きていたのか」

「ゼタ当然。すべては俺の計算どおり、あれは元々ああいう技だ。」

 

 喋り方からして、こいつ理系だな。

「ああ?見たことねぇやつがいるな。俺様はミナミモト。」

「音操と何かしらの関係がありそうだな。」

「あいつは、前回のゲームの主催者だ。」

 

 嘘だろ……そして、音操はあいつの体を見て驚いていた

「そ、その体……」

「ふん、これか……これが俺の新しい作品……俺自身だ!!」

「こいつ、自分の体を禁断化してやがる!!」

「禁断化……つまりヤバいってことでいいんだな。」

 

 俺がそういうと二人とも頷いた。まじかよ……

「俺はあの技で一度消滅した。」

(いや、消滅したのかよ……というツッコミは置いておこう。)

「そしてこの体と力を手に入れて精製陣からよみがえったんだよ!! 禁断のサイキックリザレクションでな……」

「もしかして、宇田川町のあれは……」

「ああ、俺さ。さーて計算再開だ!! これでコンポ―サーと互角に戦えるぜ!!」

「まじかよ、そのためだけに自分の体を禁断化したのかよありえねぇ…」

 

 それには同意だな。力ほしさだといずれ自分にその負担が帰ってくる。

「ジョーシキなんてゴミだ!! クラッシュ!!」

 

 そう言ってミナミモトは拳を叩きつけた。

「まずは、この体のならしだ。てめぇらで試させてもらうぜ!!」

「来るぞ!!」

 

 そう言ってミナミモトは襲ってきた。俺達は三方向に分かれて攻撃を仕掛けようとするが……

「ゼタ遅ぇ!!」

 

 そう言って瞬間移動して避ける。当てずら過ぎるだろ……

「サイン!! コサイン!! タンジェント!!」

 

 そう言いながら弾を飛ばしてきた。もう突っ込まんぞ。

「音操、あれやるぞ!!」

「ああ。」

 

 俺と音操は連携攻撃である”サイキックチェインブレーダー”でキーブレードを音操のサイキックで無数のキーブレードを飛ばしてミナミモトに攻撃していく。

「おまけの追撃!!」

 

 さらにビイトもスケボーで追撃していった。

「てめぇらを虚数にしてやる!!」

 

 そういって思いっきり反撃を食らってしまった。

「グハァ……」

「まあ、こんなもんか。これならやつとも対等に戦える。」

 

 そう言って去っていった。

「おい、しっかりしろ!!」

「起きろよ!!山吹」

「危ねぇ……何とか耐えれたな。」

 

 それと同時に意識を失った。

 

 

 

Side リク

「まさか、彼が復活するとはね。」

「知ってるのか?」

 

 俺はヨシュアにそう問いかける。

「彼はコンポ―サーになりたくてね。そのために僕を殺そうとしてくるんだ。」

「ねぇ、それよりもねーくんが心配だよ。あのミナミモトって人強すぎるよ……」

「大丈夫。ネク先輩なら乗り越えられる。」

「うん!! ねーくん先輩はすっごく強いのははぐみたちなら分かるよ!!」

 

 彼女たちはそう言って信じているんだな。その方がネクの力になるんだからな。

「それじゃあ僕はそろそろ行くよUGにね。」

「分かった。」

 

 そう言ってヨシュアは店を出ていった。

 




 以上第37話でした。昨日はすばせか一色の日でしたね。ファンの一人としてはとてもうれしかったですね。次回は7日目。ついに死神のゲームの最終章に入ります。


 感想、評価、誤字脱字の指摘お待ちしております。

 それではまた次回、鍵が導く心のままに

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