鍵使いの少年とガールズバンド   作:ネク

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えー大変お待たせして申し訳ございません。鍵使い再開でございます。すばせか編も残りわずかとなりました。

 ではどうぞ!!


鉄仮面との決着(7days first)

「ううん……」

「ここは、スクランブル交差点!!また一日経ったのか……」

 

 あの死神にぶっ飛ばされてから一日経ったってことかよ……てことは今日が最終日ってことか

「おい!!ビイト、お前……手が」

 

 音操がそういった時俺もビイトも手を確認した。俺の方には異常はなかったもののビイトの方は……

「手が……透明になってきてやがる……クッソ!!こんなもの俺の力で何とかしてやる!!俺はライムを救うまで消えるわけにはいかないんだ!!」

 

 ビイトの熱い言葉が俺にも伝わってくる。妹がいるからこそ兄として守ってやりたいって感じだろうな。

「分かった、行こう!!」

「場所は渋谷川で確定だな。」

「ああ、今日のすべてで決着をつける!!」

 

 俺達は渋谷川に向かう覚悟が出来た時だった。俺の腹の音が鳴ってしまった

「あっちゃーしばらく何も食べてなかったから腹減っちまったな。」

「おいおい、緊張感なくすのはやめてくれよ。」

「俺も腹減ってきたな……」

「俺の知っているラーメン屋がある。そこに行こう」

 

 そう言って俺達は戦闘前の腹ごしらえという事で音操の知っているラーメン屋こと(らあめんどん)に向かった。

「いらっしゃい!!おお、こないだの少年か。食べに来てくれたのか。さあ座って」

 

 俺達はそこの店長さんに案内されて席に座りそれぞれラーメンを食べた。俺は塩で音操は醤油、ビイトは味噌を食べたな。

「スゲー美味しい!!シンプルながらも飽きない味付けでサイコーです!!」

「ありがとよ!!」

 

 そう言って完食して会計を済ませて店を出ようとした時だった。

「おい、忘れものだぞ。」

 

 そう言って店長は箱を渡してきた。

「え……これは……」

「これから大変だろうが…まぁ頑張れや!!」

「ありがとうございます。」

 

 俺達は箱を受け取った。この人の店今度通いつめようかななんて考えていると

「ううっ……」

 

 その時店長が苦しみだした。そのあと目が赤くなったがすぐに元に戻った。そして俺達は店を後にした。渋谷川に向かう途中俺は二人にある話をした。

「なあ、ちょっといいか?」

「どうした?」

「何だよ?」

「この戦いが終われば俺達は元の世界に戻るが、せっかくなんだし連絡先交換しねぇか?」

 

 俺からの提案に二人とも驚いていたが納得していたような顔をしていた。

「いいぜ。」

「俺も構わない。」

「折角できた縁だからさ。一時にしとくのはもったいないだろ」

 

 そう言って俺達は連絡先を交換して渋谷川へと向かった。なんだか一段と絆が深まった気がするな。そして渋谷川にたどり着くと……

「まじかよ……」

「あの禁断ヤロー壁ぶっ壊しやがったのか。」

「あいつもコンポ―サーの居場所を知っていたことになるな。」

「となると……急いだほうがよさそうだな」

「だが、まずは鉄仮面を探してライムを取り返すぞ。」

 

 そう言って俺達は渋谷川に入った瞬間音操の携帯にメールが届いた。そしてメールを確認した。内容は

『虚西は影と幻覚を使う、目に見えるものはすべて偽りだ。虚西は常に白い闇に身を隠して戦っている。まずは禁断ノイズを混沌の中心に投げ込め。彼女の本当の居場所を探し出すんだ。そこから君たちの本当の戦いが始まるだろう』追伸 影に気を付けろ

「このメールは?」

「何なんだろうな?」

 

 俺達はメールを確認した後さらに奥に向かった。すると

「ゼタ遅ぇんだよ」

「お前は……」

「やっぱりな。」

 

 そこには昨日戦った死神ミナミモトがいた

「待ちくたびれたぜ」

「ここで足止めってか?」

「そこをどけ!!おめぇに用はねぇ!」

「ヒトヨヒトヨニヒトミゴロってね……この先は進めねぇ。俺にも壊せない結界がある。氷の参謀鉄仮面の仕業だ。」

「鉄仮面だって!!」

「ちくしょう!!この先に鉄仮面がいるのか」

「やっぱり……」

「一番安全な場所に隠れていたか!!」

 

 誰もがそう思っているときだった

「ヘクトパスカルが!!この先にはいねぇよ」

「何!?」

「じゃあどこにいるんだ!!」

「お前らってやっぱりゼタマヌケ気づかなかったか?ずっと一緒にいて」

「ずっと一緒……まさか影!!」

「その通りです。」

 

 その時俺達の後ろから声が聞こえた。そしてビイトの影から鉄仮面が出てきた。

「てめぇ、俺の影に隠れていたのか!!」

「こんな形で出てくることになるとは想定外でした。昨日であなたは消滅する予定だったのですが…それに南師さん…あなたもです」

「へっ!こんなところに結界を作ったお前のせいだろ」

 

 何だこいつら敵対しているのか?

「想定外の出来事が起こったとはいえ…私の計画はすべて順調…のようですね。あなたのおかげで想定以上のいいデータが取れました」

「データ?それに計画?お前は何を企んでる!!」

「おい鉄仮面!!」

「「ライムを返せ!!」」

 

 まるでビイトが言おうとしていることが分かっているかのように言葉を被せてきた

「成程、それがデータってことか」

「いいデータが取れたといったでしょう?もうあなたの行動を読み違えることはありません」

「おい!!そんなことはどうだっていい。さっさとここを開けろ!!さもなきゃ渋谷川をヘドロにしてやる。」

「いいでしょう。結界を解除しますただし…」

「何だ?何企んでやがる」

「貴方がコンポ―サーになったら…私を指揮者に任命すること。これが条件です」

「へっ!寝返ったか?」

「私の分析では渋谷は終止符に向かって動き始めてます。」

 

 終止符に向かって……だと

「近いうちに大きな変革が起こりそれを生き抜く確率が最も高いのは…独立精神のあるあなたです」

「ヒトナヤミオゴレヤってね。情も迷いもすべてゴミ。あんたも同じ考えみてぇだな。ゼタ気に入ったぜ!いいだろう!取引成立だ」

 

 まずいな、やつらが手を組むと相当ヤバいな…

「では結界を解除します」

 

 そうして鉄仮面は結界を解除した。

「UGにいるロクデナシどもに告ぐ!!新たなるコンポ―サーは俺だ!!」

 

 そう言ってミナミモトは去っていった。

「行かせるかよ!!」

「お待ちなさい、あなた方はここから先に進ませません」

「お前もコンポ―サーを裏切るのか?」

「裏切る?私は統治者に従属するだけです。それが誰になるかなんて構いません」

「何だよそれ……」

「コンポ―サーなど誰でもよいのです。たとえミナミモトさんが失敗してもコンポ―サーを守護するのに指揮者は相当な深手を負うでしょう。それを私が仕留めるのは実にたやすい。」

「同士うちさせて上に上がるってか。」

「その通りです。」

「うだうだ言ってねぇで始めようぜ。どうせあのバッチを付けた時から変革は始まっていたってことだろ?」

「貴方、中々切れ者ですね。」

「ケッそりゃどうも」

 

 なんかむかつくな……

「お前は一つ見落としてるぜ」

「何ですか?」

「想定内とか想定外とか言っている時点で分析しきれてねぇじゃねぇか!!」

 

 その言葉を聞いた瞬間鉄仮面はブチ切れた。だろうな……

「今すぐ貴方たちをここで絞めてやる!!!」

 

 やっと本気になったか……

「音操、やつの狙いは俺だ。だから俺がスキを作る。そのスキにライムを拾ってくれ!!」

「分かった。」

「だが……俺が消えてしまったらその時は……」

「認めない。」

 

 俺はビイトの言葉を遮った。

「ライムを救うのはお前の役目だろ。俺も全力でサポートしてやる」

「山吹……ああ。」

 

 そうして俺達と鉄仮面の戦闘が始まった。

「ハアッ」

 

 音操はサイキックで攻撃するもすり抜けてしまう。しかも禁断ノイズが襲ってきた。

燃えろ!!(ファイガ)

 

 何とか退けることが出来たものの続けて鉄仮面の攻撃が襲ってくる

「グハッ……」

「音操!!癒しよ!!(ケアルガ)

 

 すぐに回復させたがこのままじゃキリがない……

「おりゃあ!!」

 

 ビイトが攻撃した禁断ノイズが白い歪みにぶち込みそのあとに音操が攻撃するとダメージが入っているのが分かった。まさか……そう言うことか!!

「音操、ビイト。攻撃の方法が分かった。禁断ノイズを俺に集めてくれ」

「何か考えがあるんだな。」

「分かったぜ!!」

 

 そうして二人は禁断ノイズを俺のところまで引き連れてきた。さっきの見ればこういう事だろ!!

集まれ!!(マグネガ)そして食らいやがれ!!」

 

 俺は集めた禁断ノイズをすぐにさっきの白い歪みにぶち込んだ。

「今だ二人とも!!すぐに鉄仮面に攻撃を!!」

 

 そう言った後二人はすぐに攻撃に入った。思った通りだやっぱりダメージが入ってやがる。

「なぜわかった!!」

「さっきのビイトの攻撃でピンと来たんだよ。お得意の分析じゃ俺の攻撃を見切れなかったのか?」

「うるさい!!」

 

 そう言った後今度は場所が空に変わった。すると黄色の鉄仮面と影の鉄仮面が出てきた。

「二人は黄色を頼む。俺が影を抑える!!」

「「分かった!!」」

 

 そうして二手に分かれて鉄仮面に攻撃を仕掛けていく。俺の攻撃している影の方はやはりというべきが全くダメージは入っていないものの攻撃をさせないようにはできている。音操達の方にはしっかりとダメージが入っているようだ。

「ひっさーつ!!」

「発動!!」

 

 音操たちも連携攻撃で鉄仮面を削っていきやつが何かを落としたのを俺は見逃さなかった。

「音操!!落ちたやつを拾え!!」

「分かった!!」

 

 音操がそれを拾い上げるとそれはライムのバッチだった。

「がぁぁぁぁ!!」

 

 すると今度は白い空間に飛ばされてしまった。すると大量の鉄仮面が出てきた。

「どうすれば……」

「ピュー!!」

 

 するとライムが飛び出してきて鉄仮面に突っ込んだ行った。そしてダメージが入っているかのように怯んだ

「今だ決めるぞ!!」

「ああ」

「行くぜ!!」

 

 そして俺達の連撃で決着がつき渋谷川まで戻ってきた

「ライム!!ライム!!もう大丈夫だからな!!兄ちゃんが守ってやるからな!!」

「うまくいったな」

「どうして……私の分析ではこんなことには……」

 

鉄仮面は動揺してるな。まあ……そうだろうな。

「お前分析だけですべてが見えてるなんて思うなよ。人なんてすぐに変わるからな。」

「私に見えてなかったもの……ですか……」

 

 そう言った後鉄仮面は消滅した。

「良し、奥に進もう。真実を見つけに行くぞ!!」

 

 そう言って俺達三人は奥へと進んでいった。すると後ろの方から声が聞こえてきた。

「ここどこ……暗いし、狭いし、臭いし……」

 

 女の子?だよな声的に……そして俺達に追い付いてきた。そして戦闘態勢に入ったが……来たのは

「シキ!!」

「わっ、音操!!」

 




以上第三十八話でした。いやーなんだかんだ言ってここまで来ましたね。長かったです。そして鉄仮面を倒したという事は次はコンポ―サー戦となります。7日目は長いので三分割させてもらいます。そして投稿が遅くなってしまい誠に申し訳ございません。

 感想、評価、誤字脱字の指摘お待ちしております。

 それではまた次回鍵が導く心のままに

鍵使いのヒロインたちとのR18のやつ見たいですか?

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