鍵使いの少年とガールズバンド   作:ネク

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さあ、すばせか編最後になります。

 では、どうぞ!!


The world beginning with you

パシャパシャパシャパシャ

「ううん、何だこの音は……」

 

 俺は謎の音を聞きながら目を開ける。そこは渋谷のスクランブル前交差点であり俺は横断歩道の直前で倒れていた。

「スクランブル交差点……か。手のひらのタイマーは……消えてる。」

 

 という事は、RGに戻ってきたのか?でも確証が持てないな。そこで俺は近くにいる人に確認した。

「すみません。」

「はい、さっきは大丈夫でしたか?」

「ええ。それより、104へに行き方を教えてくれませんか?」

 

 俺がそう尋ねるとその人は親切に教えてくれた。そして俺はその人に教わった道を行った。そして104に着くとそこには……

「音操!!ビイト!!」

「山吹!!」

「無事だったんだな!!」

 

 俺達はそこで再会した。しかし、シキの姿が見当たらないのとビイトの近くには女の子がいた。

「えっと、その子が……ライム?」

「おう、俺の妹のライムだ!!」

「初めまして、山吹さん。」

 

 ビイトと違って礼儀正しいな。なんて考えていると後ろから見たことのない女の子が俺達の合流した。

「お待たせ。」

「えっと……君は?」

「そうだったね。山吹さんには伝えてなかったね。これが私の姿。」

「本当の姿?まさか、シキがかけた代償って姿だったってことか!!」

 

 驚いた。代償って何でもありになってしまうのか………

「あのさ、皆が良ければでいいんだけど……連絡先交換しない?」

 

 シキがそう提案した。俺らは拒否なんてしなかった。

「もちろんだ。」

「ああ。」

「俺らは友達だからな!!」

 

 そう言って交換した。

「俺さ、こう見えてバンドとか色々やってるからさ、もしそういうのをやりたいってなったら相談しに来て。俺はもう……帰らないと。」

「そうか。また、会えるよな。」

「もちろんだ!!」

 

 俺達は互いにハイタッチをして俺は渋谷を後にした。

 

 

ヨシュアSide

 

「さて、これが僕の望んだ渋谷だけどどう見る羽狛さん?」

「いや、俺に聞かないでくださいよ。コンポ―サー。」

「ふふっ。さてと、僕も最後の仕事をしなくちゃね。」

「彼に伝えるのですか?」

「彼も気づいてるでしょ、記憶のかけらを置いてきたんだから。」

 

 そういって僕は彼のいる場所に向かう。その方が面白くなるからね。

 

 

ネクSide

 

俺は皆と別れた後羽沢珈琲店にやってきた。どうやらみんなそこにいるらしいが本当だろうか?

「怪しいな……」

 

 俺は警戒しながら店の扉を開けた。するとクラッカーの音が鳴り響いた。

「え?」

「お帰りなさい!!!」

「皆?何して……」

 

 俺が疑問に感じているとリク以外にも人がいることに気が付いた。ソイツは……

「ヨシュア!!何でここに!?」

「君は真実を見つけることが出来たのかを聞きたくてね。」

「ああ。ヨゾラと会ってそのあと記憶のかけらを見つけた。」

「そこまで行ったんだね。なら本当の敵も分かってくるよね。」

「ああ。」

「もー今はそんな話はいいからほらほら」

 

 そう言って日菜が俺を中央に連れていく。そこには俺の好物であるケーキが置かれていた。

「これは……みんなで作ったのか?」

「うん、喜んでくれるかなって。」

「皆……俺、迷惑かけたのに……」

「それはね、私たちからのお願いでチャラにしてあげる」

「お願い?」

 

 そういうと香澄、沙綾、蘭、日菜、千聖、リサそして美咲がやってきた。え……いやな予感が……

「私は、ネクさんとデートがしたいです!!」

「私は先輩に華道を教える。」

「兄さん、今度どっか出かけようね。」

「ねー君、天体観測行こうね二人っきりでね」

「ネクさん、私をエスコートしてくださるかしら?」

「ネク、アタシもデートしてもらうからね」

「ネクさん、手伝ってもらいますよ」

 

 そして皆思い思いのことを言った。これ全部かなえるとなると金が……

「でも、迷惑をかけたんだしそのぐらいしてやる!!」

 

 俺はそう言った。これですむならいいのかな?そのあとは皆でパーティを楽しんだ。ケーキを食べたりコーヒーを飲んだりと思い思いの時間を過ごした。そして、俺とリクそしてヨシュアの三人になった。

「本当の敵って?」

「俺をこの世界に送り込んだ神だ。あいつは力を付けた俺を倒すことで自分が英雄視されることを考えているらしい。」

「やっぱりか。実はね、僕なりに世界の異変について調べてたんだけど、やっぱり神様に原因があるみたいなんだ。それもさっきネク君が言っていたことと同じなんだ。」

「そんな……」

「このことは僕たちだけの秘密にしておいた方がいい。下手にばれると大変だからね。」

「それもそうだな。それと、ヨシュア。音操には謝っとけよ。」

「そうしておくさ。それに君たちの言うバンドっていうのも面白そうだからね。」

 

 そう言ってヨシュアは去っていった。その後俺達はパーティの片づけをして店を去り久々のベットで泥のように眠った。

 




 以上第41話かつすばせか編最終章となります。そして、今年の投稿最後となります。
本年も皆様にお世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。


 感想、評価、誤字脱字の指摘お待ちしております。

 それではまた次回鍵が導く心のままに。

 皆さん良いお年を!!

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