ゴリラじゃないからっ!   作:もぐら王国

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前回までのあらすじ
可愛い女の子を攻略しようと思ったら攻略できなくて、代わりにリーゼントを狙うことになりそう


恋愛ゲーだ![2]

リオの操作する主人公のリオはどうやら引っ込み思案な性格らしかった。

目元まで伸ばされた黒髪は彼女の性格を表すようである。

休み時間は席から離れず、小説を読んで過ごしているとか。

 

小林多喜二。太宰治。武者小路実篤。

 

少し古い作家の小説が多い。

 

「ふ~ん、かっけーじゃん」

 

適当だろwww

リオは絶対小説読まないタイプ

いつか官能小説朗読配信してましたよね?(黒歴史)

そもそも作家の名前読める?

難しいねえ??

 

「私を舐めるなよ小僧ども、普通に左からこば・・・ん? 小林ぃ・・・小林ぃ・・・オオキニ・・・?」

 

急に感謝してきて草

全国の多喜二激おこ

文学界にケンカ売るスタイル好き

う~ん、この

 

「じゃあ、タッキーニ」

 

外国人!?

このゴリラ一周回って賢いのでは?

全国のじゃあに謝って

”たきじ”な

たきじが悪い

 

「んで、真ん中は”ダザイっち”」

 

ちぃぃぃ!?

カンッッ!?

ツモォォォォォ!!

これは新種のたまごっち

また駄目だったよ、おさむぅ・・

現代教育の闇

教 育 失 敗

 

「そして”むしゃのこうじさねあつ”でフィニッシュ」

 

読めてて草

何で”さねあつ”いけたんだよwww

リ゛オ゛ち゛ゃ゛ん゛か゛し゛こ゛い゛な゛あ゛あ゛っ゛

 

「ふっ」

 

読める理由は、名前が何となくかっこ良かったからである。

”むしゃ”と”さねあつ”はポイント高め。あちい。

 

うぇ。

 

気になる男子としてプレイヤーのリオがリーゼントを選んだばかりに、主人公のリオの隣の席がリーゼントになっていた。

 

リーゼント:▽これからよろしくな

リオ:▽う、うん、よろしくね

 

「見てよ、リーゼントのリーゼントがこっち見てる」

 

下ネタみたいで草

リーゼントとフランスパンって似てんなぁ・・・

太くて長くて固い・・・

おっと、これ以上はいけない

~ちょっとちんち〇電車通りますよ~

リーゼンポ!!

 

新しい担任が現れてホームルームを終えると、どこからともなく主人公の友達が現れた。

名前はユウコ。

麦色の短髪で肌も健康的な色をしていて、運動が得意そうな女の子である。

一見主人公とは関わりを持たそうな人種に見えるが、どうやら主人公の幼馴染という設定らしかった。

あと主人公より背が高い!

ゲーム画面には席に座っている主人公リオと、その背後から首に腕を回し、楽しそうに話しかけているユウコのイラストが映った。

 

ユウコ:▽一緒のクラスだよ、やったね!!

リオ:▽良かったあ ユウちゃんが一緒なら安心だぁ

ユウコ:▽もう、そんなこと言って 新しい友達作んなきゃだめだよ

リオ:▽うん・・・

ユウコ:▽彼氏もいいんじゃない~??

リオ:▽ふぇえ!?

ユウコ:▽じょーだんだって~

 

「幼馴染って空想の生き物だよね」

 

悲しいこと言うなよ・・・

現実を見てはいけない

リオも似たようなもんだろ

配信で20杯も飲む奴は空想上の生き物だな

 

「あ、でも麒麟ちゃんは私の幼馴染なのか??」

 

確かに缶のイラストに描かれているけどwww

幼馴染で草

缶ごと潰されてゴミ箱に何体も放られてきた麒麟ちゃん・・・

生まれ変わったら麒麟になります

じゃあ僕は缶になります

↑ずっ友♡

↑二人はアルキュア♡

↑おえ♡

 

ゴライアスが少し前に誕生日配信をしていたために、リオはディスコードで凸って、缶を開ける音をひたすら聞かせる謎のお祝いを披露していた。

 

酒は20歳から飲もう!!

ぶっちゃけ20杯から本番じゃない?

度数20パーセントさいこぉーーーー!!  

~リオ語録@山田ゴライアス生誕凸祭りより~

 

ユウコ:▽そういえば先生が言ってたけど、学級委員やるんだね!

リオ:▽うん・・・やりたくないのに・・・

ユウコ:▽いやいや~真面目なリオなら向いてるって

リオ:▽う~ん

 

主人公リオはホームルーム内で学級委員に選ばれていた。

その落ち着いた様子と成績優秀なところは、模範的な生徒として担任の間では専ら評判であるらしく、誰も立候補しなかったこともあって、先生が名指しでリオを指名した。

そして男子の学級委員も選ばれた。

無論、リーゼント君である。

 

担任:▽君のリーゼントには期待しているよ

リーゼント:▽ありがたきことリーゼントの如し

 

リーゼントに語彙力を奪われている。

可哀想。

 

「リーゼントはリーゼントが実は本体な気がしてきた」

 

SFやん

ホラーじゃろ

サスペンスもいける

無限の可能性がある、それがリーゼント

このリーゼントを頭につけてから、もういろいろな幸せが訪れました!!それはそれは素敵な日々!!不幸な事なんてみーんなこのリーゼントが食べちゃうんです!!可愛いでしょ~~~それが今なら7980円!!でもでも今なら特別価格でなんと!3980円!!お問い合わせは8282(リーリー)-5050(ゼンゼン)-6532(ピャピャピャー)・・・

 

それからはイベントシーンがいくつか流れる。

 

例えばリオが休み時間に図書室へと向かい、予鈴が鳴って、急いで廊下から教室へと戻ってくるシーン。

教室の扉を勢い良く開けたのだが、彼女には運が無かった。

数秒前にいたずらな生徒が細工をしていた。

その扉の上には黒板消しが挟まれており、それが入ってきた先生へと落ちる魂胆だった。

しかし入ってきたのはリオ。

リオが開けてしまったために、黒板消しが落ちる先もやはりリオのその頭上。

 

のさらにその頭上。

 

リーゼントがリオにかぶさるようにして、リオのことを庇っていた。

 

リーゼント:▽大丈夫?

リオ:▽あ、ありがとう。

 

リーゼントはモデルのように壁に手を着いた体勢で、リオに尋ねる。

恰好つけていた。

 

そしてその頭上のリーゼントの上に、黒板消しを乗せていた。

 

リーゼント:▽俺のリーゼントは台座にもなるんだぜ?

リオ:▽(かっこいい・・・)

 

「寿司みたいだなぁ」

 

大将!リーゼント1つ!

あいよおお!リーゼント一丁ぉぉぉ!

このリーゼント新鮮ですねぇぇ!

取れたてだからねえぇぇぇ!

ウヒイィィィィ!!

 

黄色のリーゼントは白く粉っぽくなっていた。

 

例えば電車で通学しているシーン。

主人公リオは高校まで電車で向かう。吊革に掴まったままうとうとし始めてしまった。

アナウンスがあってリオは弾かれたように目を開けた。

高校の最寄りの駅であった。

しかし電車がホームに入ってから、既に時間が経過していた。

主人公が電車から飛び出ようと駆け出すも、それを阻むように乗車口の自動扉が閉まっていく。

間に合わない。

その時、何故か。閉まりかけてた扉が途中で静止した。

 

リーゼント:▽俺のリーゼントが挟まってるうちに!さあ、はやく!!

リオ:▽リーゼント君!

 

リーゼントのリーゼントが自動扉に挟まって、扉が閉まり切るのを防いでいたのだ。

主人公は感激しながら、ホームへと飛び出て、後からリーゼントも降りてきた。

 

リーゼント:▽俺のリーゼントはストッパーにもなるんだぜ?

リオ:▽(かっこいい・・・)

 

「ちょっとリーゼントへこんでるのじわる」

 

(';')<痛い

神絵師の無駄遣い

俺も今度やろ

駅員に捕まってどうぞ

 

他にも・・・

 

本の間に挟まれたリーゼント。

リーゼント:▽リーゼントは本の栞にもなるんだぜ?

 

鞄の持ち手を通すように引っ掛けるリーゼント。

リーゼント:▽リーゼントはクレーンにもなるんだぜ?

 

リーゼントをオーブンで焼くリーゼント。

リーゼント:▽リーゼントは美味しいパンにもなるんだぜ?

 

しかしどれも主人公リオの心を完全に奪うまでには至らなかった。

主人公の心をこれ以上ないまでにときめかせ、完全にリーゼント君に惚れされる出来事は別にあった。

それはクラスで体育祭の競技を練習してるときのこと。

恋白高校は少し変わっている。

種目に輪投げが存在するのだ。

クラスのみんなは練習をするために投げ輪を通す棒を探していたのだが、どういうわけか見つからなかった。

見つからなければ練習が出来ずに困ってしまう。

クラスの勝利は諦める他ない。既に敗戦のムードが漂い始めたその時、

 

リーゼントは名乗りを上げた。

 

リーゼント:▽みんな、僕が仰向けに寝転がるから、僕のリーゼントを狙うんだ!リーゼントは棒だ!!棒になるんだぁぁ!!!!

クラスのみんな:▽さっすが学級委員~~ 

リオ:▽(リーゼント君!!かっこよすぎだよ~~!!)

 

リーゼントが窮地を救った

 

「そうはならんやろ」

 

www

wwwwww

ひどすぎて草

う~ん、この

リーゼントってすげーや(白目)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




IQ5
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