「じゃあ改めてルールを確認するわよ」
ごライアス先輩はそう切り出して説明を始めた。
お願いします。
「今から武士ちゃんにした質問を出題していくから、みんなそれぞれ武士ちゃんがなんて言うか予想して回答を記入しちゃいなさい❤️書いた回答はみんなの下の方にある、あのー白いボード、そこに出ちゃうから❤️出ちゃうから!」
この人ほんま…
何が出るんでしょうね…
言 論 統 制
ボードとはたぶん回答台の支柱部分にある白い横長の長方形のスペースのことだろう。今は白紙で、ペイントツールでお絵描きすると、そこに書いたものが反映されて出る。
「正解したら1p 外したら0p 問題は全5問ね」
あ、雫さんうさぎさん描いてる、かわいい〜。私もゴリラ描いとこ。1うほ、2うほ〜3ウホウホ〜。
無駄にうめえw
謎のスキルで草
汎用性なさすぎるだろそのスキルw
「こら年長組、説明中に落書きして遊ぶんじゃないの!キスするわよ! 」
「「あ」」
「全く、ヒトリちゃんを見習いなさい!大人しく待ってるでしょ!」
「雫ちゃん、それは口で言えば良いのよ?」
「先生、オランウータンなら良いですか?」
「リオちゃん、そういう問題じゃないの」
「ぬおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉ!!!!」
「武士ちゃん!何もできないからって奇声をあげるんじゃないの!」
無法地帯すぎるwww
クソガキしかいないww
こ れ は ひ ど い
「あ、ええと、その」
「ヒトリちゃん、無理して何か言おうとしなくて良いのよー❤️ 唯一の優等生枠ね〜もう可愛いわ!チュ!❤️」
「ひっ!?」
とばっちりだぁ…
ビビるかげヌー可愛ええ
小動物に似てる愛でたい
ヨスヨス^^
クソガキムーブをかましてたらヒトリくんにしわ寄せが行ってしまった。ごめんよぉ。
そうして、わちゃわちゃが済んで。
ゴライアス先輩はそう言えば、と続けた。
「言い忘れてたんだけど、優勝したら豪華商品も用意してあるのよ!」
「え、マジですか?」
「マジよ」
「リオさんと1日デートですか!?」
「それはどうかしら〜❤️」
ゴライアス先輩はもったいぶった様子で、それが何かを頑なに教えてくれなかった。
というか賞品なんてあったんだぁ…想定外だ…。
やっぱり先輩ってこう言うところほんとに抜かりないなぁ、こんなことされたらガチにならざるを得ないじゃないか!(強欲の化身)
「それじゃあ説明も済んだことだし、始めようかしらね?」
「はい!」
「優勝あるのみ!」
「が、頑張ります!」
こうして企画がスタートする。
「合戦じゃあああああぁぁぁぁぁぁっっ!!!」
あんたは違うだろ。
「それじゃあ第1問!」
ウキウキな声でそう発して、ゴライアス先輩が質問文を読み上げていく。
「武士ちゃんに尋ねました! 武士ちゃんの一番好きな食べ物ってなあに?」
知らないなぁ
一番最初の配信で言ってたで
何だっけか…
「お書きなさい!❤️」
おお…序盤からなかなか良い問題が来よる…
これは武士のプロフィールとか初配信を見てたら分かるやつだ。つまり、武士に興味があれば分かる。
なるほどなあ。これは他の二人には難しいかもねぇ。でも私は分かる!武士には興味はないけど!ゴキブリの方がまだ興味あるけど!でも分かる!
何故かって、あいつに直接聞いたからである。より正確に言えば、押し付けられた、からである
〜以下回想〜
「リーオーよー、お主ちょっと痩せすぎではないかぁあぁぁ?」
「いや平均だろ」
「いいや細い!そして小さい!細い!小さい!美味い!」
「人を叩き売りするみたいに言うな!」
「だぁからぁ、ビワを食えっ!」※ビワは果物
「は?」
「ビワを食えば大っきくなる!健康になる!これこそ某の大好物なり!!!」
「いらんて」
「食え!食わねばその口にねじこんでやろう!!」
「やめろぉ!手に持って近づいてくるなぁぁ!」
「ビワの極みいいい」
「うわああああ」
〜回想終わり〜
ということがあったんだ。
どこの世界にビワを片手に迫られる人がいるんだろう。いるんだよ。私だよ。
でも、あの時の私は武士のいつもの奇行に困惑していただけだったけど、全ては今日この瞬間のためにあったのかもしれない。
つまり私が正解を手にするために!
「みんなそろそろ書けたかしら~~」
ゴライアス先輩が皆に確認をする。
「書きました!」
「終わりました~」
「い・・・一応・・・」
雫さんは自信満々だけど、ヒトリ君はそうでもないみたい。まあ、そうなるわ。
「それじゃあ雫ちゃんから回答を見ていこうかしら❤️」
ゴライアス先輩はそう促した。
雫さんめっちゃ自信ありそうだなぁ、まさかビワ知ってたりして…?
「回答をドン❤️!」
……ブリ!?!?!?
大根と一番仲が良い魚ブリ!?
なんでブリ!?
「なんでブリなのかしら?」
「武士…ぶし…ブシ…ブリ!ブリですね!」
ギャグきたあああああぁぁぁ!!!!!
雫さんの天然がここで発動されてしまったああああぁぁぁ!!!!!
「ぐはっ」
wwwww
ギャグwwww
ギャップすこ
リオになんかダメージ入ってて草
心の中で絶叫して私は勝手に悶えた。
はあ、はあ、忘れてた。雫さんってこういうところあるんだよなぁ…この天使はいつだって不意を突くのが得意なんだ。今までに何回心踊らされてきたことか、ふぅ、油断ならないぜ。
「ちなみにブシ…節ぃ…カツオ節ぃぃ!もありました!」
「ぐはっ!」
油断したああああああぁぁぁ!!!!
カツオにスキを突かれたあああぁぁぁ!!!
追いガツオで草
隙を生ぜぬ二段構え
お か わ り
二回行動で草
これが大天使シズクエルの力なのか・・・恐ろしや。。
「雫ちゃんの発想は豊かね~♡ それじゃあ次は、ヒトリ君の番♡」
ゴライアス先輩が先へと進める。
「自身は、無いんですけどぉ」
「そんな回答を ドン♡」
ああ~癒しだぁ。
回答を聞いただけで安らぎを感じることがあるんだなあ りぉ。
「なんでおむすびにしようと思ったのかしら?」
「駿河先輩は武士なので、おむすびとか好きかなぁ、、と」
「なるほどね♡ それは合ってるかもしれないわね♡」
「だといいんですけど・・・」
「自信持ちなさい」
ゴライアス先輩がそう励ます。そうだ。間違いない。常識的に考えれば、駿河武士とかいう名前なんだからおむすびとか兵糧丸とか好きそうなイメージもするもんである。・・・中身を知ると、ドッグフードも食べそうな図太さを知ることになるが。
というか、ヒトリ君の回答の隣に何かイラスト描いてあるなぁ。
「ヒトリ君、それなに?」
「おむすびです」
「うわ、上手い」
「イラストでちょっと加点になればいいなあって・・・」
「うわ、あざと可愛い」
おむすび上手いとかあんのかww
ただの三角なんだよなあ~・・・
リオより女子力が高い
ヒ゛ト゛リ゛君゛可゛愛゛い゛な゛あ゛
「それじゃあ最後はリオちゃんの番ね」
こうして最後の私の番が回ってくる。
当然私の回答は決まっている。
駿河武士は。
「リオちゃんも回答をドン♡」
ビワ狂いの男。
「ほほお~♡ ビワとはまた渋いわねえ~~♡」
「私もぶっちゃけ食べたことないですね」
「あらぁ?それじゃまたどうして?」
「あの落ち武者は、私をビワで追いかけまわしてきたことがあったので」
「あら~^ 楽しそうねぇ♡」
ヤバすぎて草
新手の嫌がらせかな?
世に〇奇妙な物語
さあて、後は正解発表を待つのみ。
「それじゃあ回答も出揃ったことだし、武士ちゃんの正解のインタビュー動画を見ましょうね♡」
ゴライアス先輩がそう言えば画面は切り替わって、インタビューされる武士が一面に映し出された。
「武士ちゃんに質問です!武士ちゃんの一番好きな食べ物ってなあに?」
「ぬぅ~~それはだなぁぁぁー」
こいこいこい。
「それはだぬあぁぁぁ」
こいこいこいこいこいこいこい。
「『ビワ』だなぁ!」
画面が戻る。
「ということで正解はビワよーーーん♡」
「おっしゃあああああああああああ」
すげえええええ
さすゴリ!
正妻の本気きたなあwww
やったぁ。
何事も経験しておくもんだぜ。
「むぅ・・・」
「リオ先輩、流石です」
いやいやそれ程でも。
雫さんの悔しがる顔可愛い~。後輩に褒められるの気持ちえぇ~。
「やああああるではああああないかああああああ!!!!」
あ、うざい。
「そりゃビワのあんな思い出忘れんわ」
「ほほおおおおぉぉっ!? 某との思い出が忘れられないとぉ!? 頭から離れないとおおお!?」
「おいどんな解釈したらそうなるんだ!? 頭の中ビワで出来てるのか!?」
「先ほどからビワビワ、ビワビワ繰り返しておるお主! もしやお主ぃ!!ビワが好きになったのかぁ!?!?」
「誰か!こいつを止めてくれ!私が配信生命を賭けた罵声を繰り出してBANされる前に!!!」
wwwwwww
武士リオてぇてぇ
やっぱこれなんだよなぁ
切り抜きですね~
もってくれ私の身体!
「仲良しさんで羨ましいですね~」
「わあぁ・・・ケンカ生で見れたあ~」
止めてくれみんな!
「リオちゃん、まずは1p獲得ね」
ポイントゲット!