いやマジで執筆に力入れらんねぇ。辛たんヤバたん牛タンタンバリン。
感想ありがとうホントに感謝感激雨あられ金平糖です。
事の発端はそう、大赦所属の巫女総てに神託が降りた事だった。
巫女と言う存在はイメージとしては多岐に渡るが、大赦所属の巫女というのは大赦直結の御家から選ばれた者達で構成された組織である。そして巫女は、この世界で言う不細工からしか選抜されない。
理由は分からない。しかし、巫女と言うのは存外危険を伴う役職である為、世界の汚点とも呼べる不細工が巫女の役割を果たしてくれていることを当然だと認識しているため、誰も疑問に思わない。
残酷かと思われるだろうが、大赦の人間からすればこれは当たり前なのである。
そしてその巫女達は総勢30人。数年に1度20歳となった少女達が入れ替わる為人数は変動しないが所属する少女は入れ替わりする。
普通神託が下る際、巫女の中で特に高い素質を持った少女が長となるので、その巫女やランダムで数人の巫女が神託を受けるのだが、今回は異例の事態である。
数人ではなく全員。そしてその神託は強く、何人かは目眩を起こすような強いモノであった。
「───し、神託……?」
「───あやちゃん!!」
巫女の中で最年少。その歳で長となった巫女の少女は、激しい動悸と強い思念から来る脳へのダメージにより鼻から出血しながら倒れ込んだ。
咄嗟に飛び出した少女は、優しくその華奢な身体を抱き抱える。何人か、遅れて彼女らの周りに集まり出す。
苦悶に満ちた表情。年端もいかない少女にそこまでさせる強い思念。余程の神託が降りたのであろうと、息を飲むしか出来ない。
鼻を抑え、出血をなるべく抑えるよう手当していく。
フラッシュバックが起こる。
曰く──、曰く──、曰く──。
耳鳴りと共に不快感が込み上げ、グチュグチュに拡散された何かが口から零れ出しそうになる。
グッと抑え、息を整える。自由に動かない身体を、脳からの伝達をフル活用して鈍い身体にムチを打つ。
「……め、ぶきせん、ぱいっ。し、神託……です」
「喋ってはダメよあやちゃん!今は休んで……」
「───侵攻が、……始まります」
咄嗟に手を止めてしまった。少女の口から発せられた言葉が耳に引っかかったからだ。
自分の手元から、ゆっくりと少女の顔に視線を向ける。息を荒くした少女は、噛み締めるように口を動かす。
「───おにい、様がっ。力哉様が危険です……っ」
飾られた花が、静かに床に落ちた。
✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿
グチュグチュと虫唾が走る耳障りな音が、鼓膜を通して全身に伝達する。ぞぞぞっと身震いの後、脱力に似た何かが全身を支配し、思うように力が入らなくなる。
脳が考えを辞めているのか。一瞬過ぎて動かないのか。理解しようとすることすら、ままならない思考で考えるしか出来ない。
喉奥までしっかりと直視出来る程、大きく口を開けている化け物はゆっくりと確実に頭を丸呑みしようとしている。
抵抗が、その一歩が踏み出せない。これが恐怖。これが絶望。これが蛇を前にしたカエルの気持ち。瞬時に何かが全身を駆け、おざなりになった思考でそれがなんだったのか理解する。
思えばそう、この世界に来てから現実離れしたことが多かった。
いや異世界と考えるのが妥当なのだが、元いた社会情勢等と似たり寄ったりな所もありつつ、圧倒的に環境がまるっと変わってしまっている所が妙に違和感を生んでいた。
俗に言う、異世界転生か。或いは憑依。一躍広まった異世界転生ムーブと言うオタク感涙の案件だなと、最初は思った。
サブカルチャーは詳しくない。何処ぞの情報なのかは分からないが、当時の世界から考えるにそこらじゅうに情報源があるから嫌という程聞いたであろう、異世界転生という単語。
何が楽しくて何が面白いのか、騒ぎ立てるものなのか理解できない事であったが、成程と。
なんやかんや言って楽しんだ自分が何処かに居た。初めは戸惑ったものの、なんやかんや色々ごちゃごちゃ一気に押し寄せてきていつの間にかこんな状態になっている。
前世に比べりゃ、全然いい。うん、凄くいい。
女の子にモテるなんて、男にとっては至高の高み。言っちゃ悪いが、少し優しくしただけでコロッと堕ちるチョロチョロ女子達の多さには脱帽する。
義妹から始まり、男護の2人や同級生とその妹、お隣さんや兄と慕う妹的存在。やった事ないが、ギャルゲーなるゲームのキャラ的には王道の面子なんではないかと思える。
状況が状況だけに、コロッと堕ちるのは仕方がないとは思うが、男としては嬉しい限りである。彼女らの境遇は心底同情するが、彼女らの傷口に塗りこまれた傷薬の如く、心の拠り所として存在している自分がクソ野郎以外の何者にも見えなくなっている。最悪最低だと自分で罵ってやりたり。
だいたいこの世界が可笑しいのだ。さも当然の如く差別があり、例外があり、闇が見える。
ここまではっきりとした社会情勢に疑問を思わなかった訳では無い。何度も調べ、そして何度も考えた。知識を蓄えた、知子に問うた、思考を動かした。出てくる結論は不能である。
人間が抱える倫理観と言うのは定まっているようで定まっていない。小学生の頃、道徳の授業で様々な感情思考を思い浮かべ、自分の言葉で心情を語るという事をしたが、主人公や登場人物の立場になってものを考えた時、その心情と言うのは人それぞれで多岐に渡る。それぞれがそれぞれの気持ちを抱き、それは一重に類似するようなものは存在しない。
人間的道徳。自我を持つ人間達の違い。それが感情というものである。
しかし、この世界ではこの感情というものが欠如している。
欠如しているというのは、端的に言えば他者に縛られない自分也の考えを指している。自分の考えを持っているからこそ感情あると言っても過言では無いし、感情があるからこそ自身の考えをもてる言う関係。
更に言えば、誰にも縛られないのが感情である。よって、この世界では欠如していると言えるのだ。
考えてもみてほしい。ゴキブリを見て全員が背筋を凍らせる中、昆虫好きな人は可愛いだのなんだのと捕まえて飼育箱にぶち込むのだ。感情と言うのは人それぞれで多岐に渡るというのがよくわかる。
しかしこの世界では全員が不細工を下として扱い、誰もそれを疑問に思うことは無い。
こういう感情を研究する人間は居るのだろうが、この世界では存在しない。
故に思う。この世界は何かが可笑しいと。
だから今目の前で起こっているであろう光景は、断言して言える。
───うぉぉおおおあっ!!
意識を取り戻し、体を思いっきり横に振った。勢いで体がソファーから乗り出して身体が落下していく。それを利用し、巨大な口を辿って顎であろう部位に思いっきり左足で蹴りこんだ。斜め左の角度から入った蹴りは相手の動きを止めるだけの威力があったため、そのまま机をびっくり返して顔面めがけて振り下ろす。
ばごんっ!!と木材が砕け散り、バラバラと散る木屑を掻い潜って距離をとる。
瞬時にブザーの呼鳴を響かせ、校内にいるであろう2人に知らせる。男としては情けない姿ではあるが、そんなプライド今は捨ててしまえと言わんばかりに迷わず叫ぶ。
「───助けてくれぇぇぇ!!!!」
負け犬の遠吠えにも見えるそれは、痴姦強漢が当たり前の世界では助けを求めなければ男は死ぬ。故に例に漏れず高らかに叫ぶのだ。
人と言うのは順応が大事であると学んだ。常識が、知識が通用しないこの世界で、学べば学ぶ程より深くより広く理解出来るようになった。知識と言うのは紐解いていくと様々な分類上に枝分かれしていく。それを理解出来るのは柔軟な思考を持った人間だけだろうが、知識を知るというのは誰でも出来る事。日々勉強と言うが、全くその通りであると、この世界での一番の教訓となっている。
故に、助けを求めるという事もソレに類似する。
あんなのに適うはずが無い。ないが、適う術はある。戦うことは出来ないが武器は手にしているのと同じだ。
こんな事言うのは彼女達にとても失礼なのだが、ここに来る彼女達は言わば武器である。戦う術である。武器取ってきてと誰かにお願いするようなものである。
グルンと首がこちらを向いた。おぞましい口がニヒルに笑う。動きは遅いように見える。瞬時に頭ごと丸呑み出来る隙はあったはずなのにしなかったのは、アレの動きが遅いからと考えられる。
ならばとより遠くに距離を取らなければならない。しかしなり続けているブザーの発信源であるここから動くのは得策では無い。勇者部メンバーは今はまだ外で草むしり中であろう。校長室は校舎奥にある為、勇者部達がいる場所からは距離があるし、この部屋から出た場合すぐ隣には教職員室。そこから窓をぶち破って入っては来れないので、この場に留まる他手段は無い。
動きが遅い分、考える時間も生まれるのでその隙を狙う。
だが同時に自分の首を絞める事にもなる。退路はない、あるのはちょこまか逃げる事だけ。凡そ助けが来るまでの時間稼ぎしか出来ない。捕まったらはいおしまいのデスゲーム。罰ゲームは文字通り死と言う罰則。やってらんねぇなそんなクソゲー。
「………人生でこんな経験したくないのにな」
通り魔に襲われるような感じだろうか。刃物を持った不審者が目の前に現れ、壁際まで追い込まれるというシチュエーション。
当然無防備な自分は為す術なし。ほぼ詰んだ状態が目に見えてわかる。
そんな通り魔なんて人生の中で1回あるかないかの確率。命懸けの逃亡劇なんぞ舞台の上空想上の与太話でしか聞いた事のない未知の体験。頭の中がパニックになるのは分かったし、自分じゃ咄嗟に何も出来ないと理解出来た。
よし反省した。解散したいんですけど駄目ですかね?はい、ダメですかそうですか。
動いた。しかし動きは遅い。
改めて見てわかったがこの怪物、校長先生の時よりも頭が一回りぐらい大きくなっている様な気がする。頭皮辺りを見れば何となくわかるが、モゾモゾとのたうち回るように何かが蠢いている。顎の位置も、前傾姿勢になっているからか何処と無く一般人の位置よりも低い。
頭が重くて動きが遅いのだろうか。
本で読んだ事があるが、人間が二足歩行出来るのは身体と姿勢の絶妙なバランスによって出来ることらしい。四足歩行する動物は、進化、または退化によってそれぞれ見合った体付きになるが、人間の場合二足歩行をする為に進化して行った為に今の姿がある。
全ては黄金比。二足歩行で立てているのは全てがバランス良く揃っているからだ。
従って、今目の前にいる怪物はバランスを崩している。何故だか分からないが頭が異常に肥大化している。下手に動けばバランスを崩して倒れ込む。怪物からすればそれを理解していてそうなっているのか怪しいところ。
これはチャンスでもある。距離を取って時間を稼ぐことが出来る。
一先ず校長先生が普段使っている机と椅子がある窓際まで待避だ。
───ズドンッ
その時何かが倒れた。恐る恐る音の方に顔を向ける。
怪物が倒れ込んでいた。破損した木屑に身体が串刺しとなり、止めどなく赤い鮮血が全身から溢れ出していた。
思わず目を背ける。血というのは自分のも含めあまりみたいものでは無い。アレを自分の身体から流れていると思うと血の気が引いてしまう。
しかしこれが、一瞬のスキを生んだ。
唐突に怪物は動きだした。地を這うように、身体を地面に擦り付けるように。
人体が出せる音ではない背筋が凍るような轟音と共に真っ直ぐこちらに向かってくる。
「───はやっ」
間一髪の所で避けられた。止まることなく直進した怪物は、そのまま壁に激突し、頑丈な壁に上半身を食い込ませる程めり込んだ。
凄まじい速さだった。ゴキブリが人間大になって動いたような速さだった。体が反応出来たのが奇跡と言ってもいい。這うようにした事で全身で頭を支えるのでは無く、押す事で動きに制限がでた分早く動けるようになっているのか。
怪物は思いの外直ぐに体勢を立て直してきた。無理やり頭を壁から抜いたからか、頭部部分が傷だらけになっている。だが頭部の傷からは血が流れていない。
「っ、糞がっ」
再び突進。しかし今度は避け切れない。右によれたことで左腕が捕まり、一瞬でマウントが取られた。
馬乗りになった化け物は、両肩を押し付けて押さえ付けてくる。身動きが取れない。力が強過ぎる。押さえられた両腕を掴み、全筋肉を総動員して押し返そうとするが、ピクリとも動かない。
「っ、っ!!」
脚をばたつかせて体勢を崩させようとするも思うように動かない。完全に詰みだ。逃げる事は不可能。
顔に血糊がこべりつく。制服は血で汚れ、怪物の血が滴り落ちて床に血の溜りを作っている。動く度ぴちゃぴちゃと水音が弾き、鉄の香りが鼻腔をさす。
ここまで力が強いとは思わなかった。普段鍛えているが中学生ができる範囲までのトレーニングしかしていないし、大人と子供の力差など目に見えて分かる。が、これは異常だ。肩が軋む。肩の骨をわしずかみにされて握り潰されそうな握力。そしてビクともしない腕力と微動だにしない体幹。これが馬乗りになれば、子供では到底抜け出す事は出来ない。
「……ぐっ、ぐぐぐぅっ………!!」
力んでいたせいか頭に血が上ってきた。呼吸が乱れ視点がぶれる。血液の巡りが悪くなってか、足が異常に震え出てきた。痛みと苦痛に全身が犯されていく。しかし喰われる恐怖はさっきよりは無い。まだ抜け出せる、切り抜けられると、それでも心の中で強く想っているからだ。
そして、俺は確実に
「……残念だけどっ、これは……、俺のっ、勝ちだ……っ!!」
瞬間、窓ガラスをぶち破って人影が飛んできた。一瞬で距離を詰めた人影は、怪物の首元に回し蹴りを入れる。
その威力は凄まじく、大人の体を数十メートルある壁側まで吹っ飛ばした。
「……ノックしてもしも〜し。勝手にお邪魔しまーす」
「……ホントにギリギリセーフ。っ、力哉さん凄い血の量っ!?けがっ!?何処かお怪我をっ!?」
双斧の一斧を構え、表情は見えないだろうが明らかにブチギレているであろう勇者服を着込んだ三ノ輪銀と、あたふた俺の全身を触って血糊を拭っていく勇者服を着込んだ三好夏凜だ。
思わず安堵の息が漏れる
「……助かった。流石に、今回は命の危機を感じだよ……」
「遅くなってしまい申し訳ございません。力哉さんの危機に駆け付けられない雌犬をどうかお叱り下さい……っ」
「いや、今回は俺の落ち度だよ。銀も夏凜も悪く無い。ホントに助かった。ありがとう、夏凜」
申し訳無さそうに頭を下げる夏凜を、思わず抱きしめてしまった。アワアワしながら顔を真っ赤に染める夏凜。しまりがないように見えるが、緊張感が解けてかなんだか人肌を感じたくて仕方が無かった。
「……イチャイチャするのも結構ですけど、状況わかってます?」
額に血管を浮き立たせてこちらをチラッと見た銀。意識はこちらに向いているが、怪物への注意は怠っていない。
「もちろん。銀が来てくれたから、もう安心だって」
「……買い被りすぎっすよ。アタシはそんなに万能じゃないんでね」
「俺の護衛は最強なんだって知ってる。だから俺は、こんな状況下でも安心して君の後ろに居られるんだ」
口がペラペラ動く。安堵した事で身体の力が抜けてか思ってる事をついつい喋ってしまう。自分で言うのもなんだが、かなり恥ずかしい事を口にしてる気がする。
顔を真っ赤にした銀は、ゴニョニョ何かを話しながら顔を背けた。
「………夏凜、力哉さんの隣は譲ってやる。傷一つつけたらぶっ殺すからな」
「……は?誰に向かって言ってるわけ?私は力哉さん最強護衛の三好夏凜よ?そんなヘマする訳ないじゃない」
「さいきょーはアタシだ。そこは譲れない。悔しかったら汚名返上でもしてな」
「先輩こそ、負けてからの言い訳なんて考えないでよね」
銀が飛び出す。距離にして凡そ数十メートル。しかし銀の洗礼された縮地により一瞬で銀の間合いに入った。
銀は片腕というハンデがありながらも、その実力は大赦屈指の実力。防人のリーダー、夏凜を含め、彼女に勝てる者は皆無に等しい。元々愛用は双斧だが、片腕になった事で一斧しか使えないが、その小柄な体格からは比にならない戦闘力を見に宿している。
斧を横に構え、利き足である右足を踏み込んだと同時に横一線。首を狙った一撃は、音と衝撃を置き去りに全てを切り裂いた。轟くような轟音。身体にひしひしと伝わるその一撃の重さ。綺麗な断面が見えたと共に、軽々と繋がっていた頭部が宙に投げ出された。
「───去ね」
斧を持ち直し、峰で頭部を床に叩き付ける。激しい揺れと激音により、校長室に飾られていた肖像画やトロフィーが床に落ちていき、叩き潰された頭部を中心に床にクレーターが出来上がった。
「状況終了。……一先ずここを脱出しましょう。勇者部面々を回収しつつ、ゴールドタワーまで向かいます」
「……ああ。ありがとう、銀」
斧を引っこ抜き、勇者服を解いた銀は照れ臭そうに俺の手を握って窓から飛び出す。遅れて夏凜も後ろから続く。
外では少し騒ぎになっているようだが、気にしていられるほど今の俺たちに余裕は無い。
少し全身がだるいが、今は必死に逃げる事が優先される。
校庭を抜け、校門付近に車椅子姿の少女を含めた人影が見える。言わずもがな、勇者部メンバー達である。
走ってくる俺達に気付いてか全員の視線が向くが、一気に表情を歪ませた。
「おおおおおおおおおおお兄様!?!?!?なななっ!?一体何がァァっ!!お怪我をっ、お怪我をされたのですかぁあああっ!?!?!?」
「いや……っ、嫌だっ。力哉先輩死んじゃやだァあああ!!」
「あ、アンタそれ大丈夫なわけ?取り敢えず傷の手当を……」
一心不乱に乱れる3人の姿に苦笑いしつつ、大丈夫である事の旨を伝える。この血は全て返り血であるし、外傷はほとんど無い。ぺたぺた触り出す美森の手を握り返し、風と友奈を落ち着かせる。
「風さん。取り敢えず車を呼んで移動します。樹ちゃんも別働隊に迎えに行ってもらってますので、一先ずゴールドタワーまで」
「……ゴールドタワーって、大赦の研究所じゃない。あんた達の状況見て言うけど、大丈夫なわけ?」
「……あー、アソコには怖い怖いおねーさん達が多いから大丈夫っすよ。神樹様の力が強い唯一の場所でもあるんで。力哉さんにとっては世界一安心出来る場所です」
「……うぇー、アイツいるから私あんまり行きたくないんだけど」
「我慢しろ。それが、勝者が味わう敗者の怨念だ」
何やら不穏な空気だが、電話を掛け終えた銀は風にこれからについてを語る。
ゴールドタワーといえば普通は観光目的でしか利用されない場所だが、大赦の研究所がある場所でもある。そんな情報を知り得ない美森と友奈は、首を傾げている。
「ゴールドタワーに行って何をするの?」
「……詳しくは車ん中で話すけど、一先ず言える事は一つ」
目の前に車が駐車し、ドアを開けながら銀は言う。
「世界を救うんだよ」
本格的に勇者部が動き出したのは、今日この時からだった。
語彙力の低下を確認。
病んでれ及びおにゃの子の涙、歪み病み不足。
ゆゆゆ3期の一話目見て、いつそのっちが例の日記を出して若葉ちゃぁあああん!!歴伝が始まるかお腹キリキリ痛めながら見てました。
防人推しは弥勒さんです但し蓮華の方。
いや防人とちゃうやないかい!!