【とある魔術の禁書目録】錆びゆくガンマンの青息吐息 作:白滝
でも、ここが1番の伏線ポイントでございます。
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わたしがベッドでお人形あそびをしていたときでした。
ママがあわててわたしのお部屋にやってきました。
びっくりしました。
早く寝るってお約束してたから、叱られちゃうと思いました。
でも、ママは怒りませんでした。それどころか、ぎゅうってわたしを抱きしめました。
ママはさっきお夕飯を食べたときとようすがちがうようです。
どうしたの?って聞きました。
でも、後で教えてあげるから、静かにしてなさいって、そのまま手を引っぱられました。
お外に行くみたいです。でも、今は夜の九時なので、お外に出る時間じゃありません。
九時をすぎても子どもが外にいると、妖精さんにつれて行かれて迷子になっちゃうってママが絵本で言ってました。だからこわいです。わたしはお外に行きたくありませんでした。
ママ、妖精さんにさらわれちゃうよ!って言いました。でも、ママは今はだいじょうぶなのよって言いました。わたしはなんだかよくわからなくなってしまいました。
そう言いながらも、ママはわたしの手を引っぱってかいだんをおりていきます。
そこで、ママの手がわたしの目をふせました。
びっくりしました。
なんでそんなことをするの?って聞きました。
でも、目をあけちゃだめよ!って怒られただけでした。ママはおしえてくれませんでした。
でも、ママの手のゆびのすきまから、ちょっとだけお家の中のようすが見えました。
そして、わたしはまたまたびっくりしてしまいました。
おばあちゃんが死んでいました。
いつも元気だねぇってニコニコわらってるおばあちゃんの頭が、ありませんでした。
ゆかに血がたくさんありました。
すごくびっくりしました。
思わず、ひゃっっ!?って言っちゃいました。
ママが、なんで見たの!!っておっきな声で怒りました。
ごめんなさいって言いました。なんだか、今日のママはいつもとちがいます。なんだかこわいです。
だから、わたしはしずかにすることにしました。ママの機嫌がわるいときは、わたしはいつも押入れにかくれます。かくれて時間がたつと、ママはいつものニコニコしたママにもどります。だから、今日もしずかにしてれば、ニコニコしたママにもどってくれると思いました。
そのまま、ママといっしょにげんかんへ向かって歩きました。
そのときでした。
ひゃっ!!って、こんどはママがひめいを上げました。
パパです。
パパがお家に帰ってきたのです。
今日はお仕事がおそくなるっておばあちゃんが言ってたけど、そんなことありませんでした。パパはいつもお仕事から帰ってくるとつかれてるのに、今日はなんだかニコニコしています。もしかしたら、おみやげでも買ってきてくれたのかもしれません。
わたしはすごくうれしくなりました。
パパ!!って抱きつこうとしました。
でも、だめっっ!!ってママが怒りました。わたしの手を引っぱって、はなしてくれません。
どうして?ってママに聞きました。パパとママは、いつもすごく仲がいいです。なのに、今日のママは変です。わたしだけじゃなくて、パパにも怒ってるみたいです。
ママはポケットからコインを出しました。
そのコインが、すごく光りました。コインがみるみるうちに大きくなって、土でできたヤリみたいになりました。
びっくりしました。ママが、『
すごい!!
ママ、すごい!!
ママがそんなことできるなんて、わたしはしりませんでした!!
ママがわたしを背中にかくしながら、パパにおそいかかりました。でも、パパはわるものじゃありません。カナミンは、わるい人しかたたかわないのです。
ちんぷんかんです。
そしたら、
パァン!!って、すごい音がしました。
ママがバタリとたおれました。ママから血がたくさん出てきました。ママはうごきません。
ママ?って肩をゆすりました。でも、ママは動きません。
ママ?ママ?って、なんども聞きました。でも、ママは死んじゃったみたいに動きません。
こわくなってきました。
パパ、ママが動かなくなっちゃったよ!って、聞きました。
でも、パパはニコニコしていました。
ママが動かなくちゃったのに、ぜんぜん気にしてないみたいです。パパも、ママみたいに変になっちゃったのかな?
びょういんに行かないと、ママがたいへんだよ!って、パパに抱きつこうとしました。
でも、できませんでした。
パパが、邪魔だよクソガキ!!って言って、わたしを蹴飛ばしたからです。
なんだか、よくわかりません。
パパがなんで怒っているのかわかりません。パパもママみたいにおかしくなっちゃったのかな?パパとわたしは、いつもいっしょにお風呂にはいったり、いっしょに寝たりしてます。でも、パパはいつもやさしくしてくれました。
わたしを蹴ったりしませんでした。
なんでそんなことをするの?って聞きました。
パパはニコニコしたまま答えません。
そして、右手ににぎっていた『てっぽう』をわたしに向けました。
わたしは、本当にわけがわからなくなってしまいました。
だって、『てっぽう』は人に向けていいものではありません。学校で先生が、かぞくを守るためのぶきだって言ってました。
なんでパパはわたしに『てっぽう』を向けるのでしょう?
パパ?って、もういちど聞きました。
そしたら、パパがようやく口をひらいてくれました。
―――――――『古ヘッダ』に記されし『巫女の預言』にて謳われる偉大なる三柱の女神よ!!あぁ、
なんて言ってるか、わかりませんでした。
パパに、なんて言ってるの?って聞きました。
そしたらパパは、『てっぽう』をわたしに向けたまま、こう言いました。
―――――死ねば分かるよ、我が娘よ。
パパが『てっぽう』の引き金を引きました。
わたしは、
死に――――――――――
完結してから、一気に投稿したいと思います。
年内に完成させる予定ですが、気長にお待ち頂けたら幸いです。
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