一応トライブ、三賢者、ファイナライズに変わる新たな要素も黒幕も考えていますので
多分続くでしょう・・・・・
『────バル』
『おい───起きろ・・・』
『おいスバル・・・』
深い微睡みの中、徐々に聞き慣れた声がよく聞こえてきた。
「・・・・・・・ゥん・・・」
『早く起きろスバル!!今日は新学期なんだろ?』
「後もう少し・・・・・」
『はぁ・・・・やれやれだ・・・』
相棒のため息と諦めの言葉を聞いて再び意識を眠りに集中させようとする。
『オワッ?!』
しかし、それを邪魔するように少し眩い閃光が瞼を通して見えた。
相棒の最終手段だと判断して抵抗するようにその光を無視をする。
「ス、バ、ル、くん・・・起きないとイタズラするよ~」
『げぇっ?!』
「・・・・・・・・・・・あれ?」
ここには居ないはず、てか居たらおかしい人物の声が聞こえた。
気のせいか?と思いながらゆっくり重い瞼を上げて目の前を見る。
「おはよう・・・スバルくん。」
ぼやけた視界が徐々に正常になっていく。見慣れた全体ピンク色の容姿、特徴的な耳がついたジャンパーのフード、エメラルドグリーンの瞳・・・・
「・・・・・・・・み、ミソラちゃん?・・・・」
「そうだよ。お寝坊さんはよくないよスバルくん。」
この肯定の瞬間、スバルの脳内は爆発して停止してしまった!!
そして数秒間、呆然した後・・・
「アイエェェェェェ?!?!ミソラちゃん?!ミソラちゃんナンデ?!」
驚愕の叫び。
『ちょ、スバル落ち着け!!忍者見つけた時みたいな声なってるぞ!!』
『ポロロン♪ドッキリ大成功ね。』
『やっぱ居やがったコイツ・・・』
──────────────────────
「ハッハッハッ!愛されていてよかったじゃないかスバル!」
と、豪快に笑う父親。
「父さん!!そうであっても寝起きでいきなり女の子なんて心臓に悪いよ!!」
「あらあら、スバル恥ずかしいの?いきなり目の前に愛しのミソラちゃんがいて。」
と、悪戯っ子のように微笑む母親。
「ソ、そんなわけじゃ///」
母の言葉でテンパる息子。
「わ、私が・・・スバルくんの愛しの・・・///」
と、母の言葉に恥ずかしいようで嬉しい親友(ブラザー)
いつもよりも少し賑やかな星河家では朝食を取りながら朝の出来事についてスバルが問い詰めていた。
「スバルは今日からミソラちゃんと一緒に住むのが嫌なの?」
「そ、そうなの?・・・・・・」
「そ、そういうわけじゃないよ!う・・・嬉しいけどさ・・・」
「ほ、ホント?!///」
「あらあら、二人共初々しいわね。」
朝やって来たミソラには理由があった。それは何の因果かは分からないがミソラの後見人があの人でなしマネージャーから星河家の二人がなったらしく、元々いた家からこちらへと引っ越して一緒に住むことになったのだ。
なんでもマネージャーの人でなし行為が別の人気アイドル達から告発されたようだ・・・・
そこでミソラは前々からの因縁もあり縁をきっぱりと切ったらしい。
『ポロロン♪どうぞこれからよろしくね♪』
『ヨロシクもクソもあるか!!』
因みにこうやって悩みの種が増えてしまった。
(夜の時とかは穏やかでいてくれよロック・・・)
スバルは相棒によるご近所迷惑がいつか絶対起きてしまいそうでヒヤヒヤとしていた。
「にしても、そうだったんなら教えてよミソラちゃん・・・」
無論、学校も同じだ。
委員長のルナやゴン太、キザマロには後見人やこの事の内容を連絡していたらしいが、スバルの所にはそんな一報はなかった。
理由としては、
「スバルくんが驚く顔を見たくて・・・」
と、供述している。軽く舌を出してウインクする俗に言うテヘペロをしながら。これを見てスバルは軽く天を煽り軽くため息をついたとかついてないとか。
「さぁて、そろそろ仕事に行こうかな。」
父親が立ち上がるのを見て、自分達も時間を確認する。
「僕らもそろそろ準備しないと。」
「だね!」
ご飯を食べ終えて歯を磨いて服を着替える。学校の荷物を持って靴を履く。
「それじゃあ行ってくるね!」
「行って来まーす!」
「はーい、頑張ってね二人共ー!」
こうして玄関を二人で出ると歩道の方から金髪の青い服を着たいかにもお嬢様、フロイライン、プリンセスという言葉が似合いそうな少女がやって来る。
「あ、ルナちゃん!おはよう!」
「おはよう委員長。」
「おはよう、ミソラちゃん。そらにスバルくんも。」
「僕はそれになんだ・・・・」
「ふん、スバルくんにはそれ位がお似合いよ。さ、行きましょう。」
委員長の厳しさに苦笑いしつつもある場所に向かう。そこは川と直列に並んだ家々がある場所である。
丁度そこにポツンと小さい人物が立っていた。
「おはよう!キザマロくん!」
「お、おはようです!」
少し恥ずかしくしながら挨拶するのはキザマロ、スバル達のブラザーの一人である。普段頭が良く、謎のマロ辞典とやらから情報がバンバンと出てくる。
「おはようキザマロ。ゴン太は?」
「あぁ、ゴン太くんですか?いつも通りですよ。家で寝てるそうです。またオックスが起こそうと必死になってでしょうけど。」
「あ、あはは・・・」
「全くもぅ!!ゴン太はいつもいつも!」
ゴン太は遅刻魔である。
いつも牛丼について考えてる。
バカ・・・・である。
「お~い委員長~!」
「遅い!!一体何してたの?!」
「えっ?!えっと~少し前に起きて朝飯として牛丼を急いで五杯食ってた─────」
「牛丼を五杯?!それに少し前ぇ?!御飯そんなに食べるんならもっと早く起きなさいよ!!ほら、早く学校行くわよ!!」
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「どう?名前見つけた?」
「えっと・・・あ、あった!6-B組だ!」
「あぁ!私もB組だ!!やった!」
「私とジャックくんがC組ね。」
「で、僕とゴン太くんがB組・・・」
「何というか・・・」
ものの見事に分散した。
一組二人ずつでクラスが離れてしまった。
「でも大丈夫だよ。別にクラスが離れただけだし。クラスも隣同士だしね。」
「そうよね・・・」
ルナは少し寂しげになっていたがそこにすかさずキザマロはフォローする。
「そうですよ。むしろこれだけのばらけ具合ならマシな範疇です!」
「そうよね!」
「おぉ!そうだぜ!」
こうしていつも通りに元気を取り戻したルナ達と別れて自分達のクラスへと向かった。
「はい、皆席について!」
やって来たのは少し長めの髪をした男性教師である。
「僕の名前は学屋(まなぶや)銀八(ぎんぱち)です!どうぞヨロシク!」
それからは軽い自己紹介等をしていく。
「・・・・・・・・・」
そんな中ミソラの目の前にいる黒髪で黒いジャケットを着た男子からスバルと同じ雰囲気を、感じたミソラであった。
「次~、光くん。」
銀八先生に名前を呼ばれて立ち上がる目の前の少年。
「光 数真(かずま)ッス。機械弄りとハッキンg────プログラミングが好きです。今日からここに通うことになった。ヨロシク頼むな。」
なんだか怪しく危ない趣味が聞こえた気がするが拍手してそれを誤魔化す。
「次、響さん!」
「はい!」
ミソラめ立ち上がる。
周りはそれに驚いたり見とれたりと色々な状態だ。
「響ミソラです!趣味はギターと歌うことです。私も今日からこの学校に転校してきました!ヨロシクお願いします!!」
元気な挨拶と一緒に頭を下げると拍手と一緒に軽く歓声が聞こえた。
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放課後
「ふぅー!学校楽しかった~!」
「ミソラちゃん人気者だったね。」
家へと帰った二人はノンビリとしていた。
「スバルくんと一緒の学校、帰ったら人が居る家・・・・本当に幸せだな・・・・」
机に肘を付いてウットリしていた。
確かに今まで歩いてきた道は平坦とは言い難い物であった。母親の突然の死、マネージャーによるブラックで大好きな物を汚され、穢された。
そして二度目の事件で負った心身の深い傷・・・・だからこそこんな事だけでも幸せなんだと気づける。
「そういえば今日は静かだったねロック。」
ハンターVGを覗くと考えてるように腕を組んだままの相棒がぷかぷか浮かんでいた。
『なぁ・・・テメェも感じたか?』
いきなり実体化して目の前に現れ、ミソラに向かって問いかける。
するとハープも実体化してくる。
『えぇ・・・・』
「ど、どうしたの二人共・・・」
いつもなら仲の悪い二人が深刻な顔をしている。
『あの光 カズマだったか?・・・あいつからどの電磁波とも違う・・・今まで感じたことない異質な存在を感じたんだよ・・・』
『私もなのよ・・・FM星人にしては人間に近くて・・・人間にしてムーの電波に近い・・・もう訳が分からない!!』
いつもおちゃらけたハープが珍しくモヤモヤしていた。
「あ、私も光くんの後ろの席なんだけどね・・・なんだかスバルくんと似たような雰囲気を感じたの・・・」
「似た雰囲気?それってどんな感じ?」
「何というか・・・スバルくんが『星達』だとしたら・・・光くんは『人達』って感じがしたの。」
「ひ、人達?・・・」
「なんというか光くん以外の人が光くんの中にあるって・・・いうかなんというか・・・」
『スバル、とりあえず光 カズマって野郎はしっかり警戒しておけよ。』
「う、うん・・・」
自分以外の言う『光 カズマ』の事が気になる。
しかしロックに釘を刺されてまった。
『分かったな?』
「は、はい・・・・・」
ロックの威圧によって珍しくロックのことを、肯定した。
これは本当に厄介な事になるのかもしれない。
ユニヴァースとペルソナ・・・・これが新要素のヒントです。
まぁ新要素にはノイズを使う設定だから実質ファイナライズですね!!
後、ご都合主義の設定になってしまう可能性ありなのでご了承を・・・・