「さ、どれ位の人がみてくれたかな?」
『US 50人』
「・・・・・・・・ウェイ?!∑(OMO; )」
何だろう・・・ガンダムとかにつられた人が多かったのかな?・・・・
やべぇ・・・ガンダムを早く出せるようにしなきゃ・・・
なので急ピッチでオリロックマンとの出会いを制作。
とある巨大なライブ会場。
そこでは、
「皆ーーーー!!!最後の曲行くよぉぉ!!!!キズナウェーブ!!」
《ウォォォォォォォォォ!!!!!!!!》
熱狂的なファンに囲まれて歌うミソラ。当然スバル達もその一員である。
「イェェイ!!!」
スバルもゴン太もキザマロもペンライトを振り応援する。
「見上げる 空は~♪
《ハイ!!》
心~に♪積もる明日への色♪」
《 ハイ!! ハイ!! ハイ!! 》
ファン達はペンライトを振りながら合いの手を入れてノリノリだ。
「高く~強く~届くま~で♪」
《 ハイ!! ハイ!! ウォォォ!!!》
「耀いて~♪」
《 イェェェェェイ!!!!!!!!》
「今日はありがとーーう!!!!」
《ウワァァァァァァア!!!!!》
最後はファン達の大熱狂!!
今回のライブも大盛況で幕を下ろした。
─────────────────────
「お疲れミソラちゃん!!」
夕方になり、スタッフとの挨拶回りなども終わり会場の裏口でスバルは一緒に帰れるように待っていた。
「今日も来てくれてありがとうスバルくん!!」
ミソラも今日のライブも楽しく満足出来るライブだったんだとと表情を見て理解した。
「にしても凄かったねファンの皆。息ピッタリで合いの手を入れるんだから。」
「ふふふ、だね。でもスバルくんだってその内の一人でしょ?」
「バレた?」
「あ、本当だったんだ。」
そんな風に談笑しながら駐車場を横切ろうとしたその瞬間だった。
『お前ら!!横に避けろ!!』
「え?─────」
横から大きく特殊な馬力音が聞こえた。その方向を向くと大型トラックがこちらに向かって走ってきた。
「えっ?!電波変換!!」
「で、電波変換!!」
久しぶりの電波変換。
スバルとミソラは閃光と共に上空へと飛び、ウェブロードへと着地する。二人の姿は青色の鎧と左腕のガントレットをした『Shooting Star ロックマン』と桃色の鎧に黄色のギターを持った『ハープノート』へと変わっていた。
「ふぅ・・・電波変換が間に合ってよかった・・・」
「ちょっと!!危ないじゃない!!」
真下を通過した大型トラックを見てハープノートは愚痴を溢す。
大型トラックはそのままの勢いで力強くドリフトして会場に勢い止めずに迫る。
「嘘?!あそこにはまだスタッフさん達が!!」
『急ぐぜスバル!!!』
「うん、間に合えぇぇ!!!」
スバルは体を光にしてトラックの目の前まで一瞬で移動した。
そこでスバルが見たのはもぬけの殻になった運転席だった。
「(なっ?!人が乗っていない?!なら!!)」
こういう緊急事態には大体慣れてきた。慣れたらダメなのだろうが。
とにかく、人が入ってない暴走車がいるのなら軽く壊したって文句はないしバチも当たらないだろう。
「バトルカード プラズマガン!!!」
左腕についたハンターVGにカードを入れると左腕に現れた電球のような銃を迫り来るトラックの浮遊装置を狙って二発打つ。
トラックの浮遊装置はバチバチと電気と煙を上げた地面をガリガリと鳴らせながら会場まで残り約2m、自分が立つ位置まで残り約20cmでなんとかその動きは止まった。
(こ、怖かったぁぁあ!!!)
「ありがとうロックマン!!」
内心残り約20cmの間で止まったことを神かなんかに感謝した。
『さて、どうやらコイツはウイルスに犯されてやがる。スバル!久しぶりのウイルスバスティングだ!!!』
「うん!!」
『行くわよミソラ!』
「えぇ!!」
ロック達の言葉に強く頷き再びウェブロードに飛び乗る。そして止まったトラックの電脳へとアクセスした。
電脳の中では複数体のメット。
『グルルルル・・・・・』
と、異様な空気を放つ見たことない鼠のウイルスを見つけた。いや、あれはウイルスなのか?見ただけで肉塊と比喩してしまいそうな皮を剥がされたかのような容姿と細く長く伸びた鋭い爪。
自分達が驚くよりも先に、
『なっ?!・・・』
「どうしたのロック?!」
『こ、コイツ・・・』
何故かいつも強気なロックが驚愕の声を上げていた。
『お前らとりあえずコイツらはほっといて逃げるぞ!!!』
「え?!どうして?!」
『あいつはヤバい!!あれはビーストだ!!』
『ビースト?!なんで電波の中にビーストがいるの?!』
『そんなもん俺が知るか!!いいから早く出るぞ!!』
「わ、分かった。」
怪物がこちらとほんの一瞬目が合った気がしたが気にせずに言われるがまま電脳の外へと急いで出る。地面へと着地してすぐロックに問う。
「ねぇ、ロック。ビーストってなんなの?!」
『ビーストってのはな・・・生き物に寄生して殺戮の怪物にする奴だ。それもかなりたちが悪いぞ・・・』
「さ、殺戮の怪物?!それにたちが悪いって?」
『あいつらは生き物全てに見境無しに怪物する。当然人間にも俺らFM、AM星人にもな・・・・それに加えてあいつらは強すぎる。』
「そんな・・・ビーストには体なんて関係ないの?!」
『えぇ、ビーストに必要なのわね・・・知能と意思。それがあれば何でもいいの・・・』
ビーストの説明を聞き驚愕する所は正にそこだ。端的にビーストについて聞いたミソラはその万能性と能力に未知なる物への恐怖を覚える。
そしてスバルはハープが静かに告げた事実にもはや言葉は出なかった。例え電波であったとしてもそれが意思と思考を持つのならビーストは全てを強力で殺戮を行う怪物に出来るってことだ。
「とりあえずサテラポリスの人達に!!─────」
スバルはこのロックの言うビーストが今ここだけでも強大な被害が出ると予想してサテラポリスへと連絡をしようとハンターVGを操作しようとする。
『グルルルル・・・・』
「なっ?!」
ある意味、悪夢のような低いうなり声が聞こえてきた。トラックの方向には鋭い爪と皮を剥がれたようなあの鼠の怪物が存在していた。
「こっちにまでこれるのか?!」
『そもそもあいつらは寄生生命体だ!!電波であることがおかしいんだよ!!』
『もう全く訳分かんないことばかりだわ!!』
腕を軽くクロスした鼠の怪物は一気に腕を広げてこの世の生き物とは思えない咆哮を上げた。
『グギャァァァァァァァァァァア!!!!!!!!』
悲鳴のようでありながらそこからは悲のイメージが全く湧かないほどに禍禍しい声だった。
『おいおいこっちくるぞ!!』
「くっ、とりあえずハープノートはサテラポリスに連絡して!!僕はコイツを抑える!!」
ロックマンだって戦闘面においての万能性がある。カードによって色々と戦いはできる。
ならここで今コイツと相打ち出来るはずだと考えハープノートの前に出る。
「うん、分かった!!」
『ちっ、しゃぁねぇ!!とりあえず引き際を考えて動け!!ビーストは寄生の乗り換えもできるからな!!』
いつにもなく緊張し、慎重に動くことを指示するロックの言葉にスバルはこのビーストがそれほどに『ヤバい』存在なんだと肝に銘じる。
「バトルカード レーダーミサイル!!」
ロックマンの目の前に現れたミサイル達が怪物に向かって激突し爆ぜた。
「グレネードいけ!!」
そこにすかさずグレネードのカードを読み込ませて爆発の煙でまだ見えない怪物のいる所へ投げ込む。
オーバーキルだと思うがあのバトルジャンキーのロックが警戒する程だ。ここまでしないと自分も安心できない。
『グギャァァァァァァァァア!!!!!!!!』
煙と炎を突破して見えたのは肉体が欠けてより一層生々しい怪物だった。
「嘘だろ?!なら────」
怪物は爪を突き立てこちらへと向かい走ってくる。バトルカードのバリアを使って一先ず一撃目は阻止出来た。そこにすかさずガントレットが変形した銃、ロックバスターを連続で撃ちこみ距離を再び離す。
だがそれを余地してたかのように醜く尖った無数の歯が肩へと迫る。
「っ!!!スバルくん!!!マシンガンストリング!!!」
ハープノートのギターから発射された糸が怪物に向かい肉体を拘束するが、それを爪が引き裂いた。
「嘘っ?!」
「くっ!!!」
せめて致命傷を避けるために腕をクロスしてガードする。
「ボードレイ・フェザー!!」
『グギャァァァ────ギャァァ?!?!』
噛まれる寸前で怪物は閃光によって人気の無い駐車場の中央へと飛んでいく。閃光が飛んできた方向を見る。そこには黒いスーツに青と金のラインが付いた丸みのあるメットパーツと鎧を纏った人物が立っていた。赤色のバイザーで素顔はよく見えないが、その容姿から自分達とよく似た存在だと分かる。
「君は・・・・・一体・・・」
次回予告!!
ビーストと呼ばれるロックもが恐れる怪物!
ロックマン達の攻撃も全く効かずに混乱する!!
しかし、そこへ現れたのは自分達の知らない電波変換した人物の姿だった!!
はたしてこいつは敵なのか?!
次回、「Starロックとexe ミミック」
全てはもうすでに始まっていた・・・・