翌朝。昨日全力戦闘を行ったせいで全身筋肉痛の中、俺はベッドの上でもぞもぞと動いていた。この部屋にベッドは一つ。当然だ。一昨日のはあくまでゆんゆんがとっさに宿をとったからの結果であって今日は自分で稼いだお金で部屋を借りているのだから(もちろん一昨日の分は本日山分けした報酬からゆんゆんに返した)。
「あー今日は何もしたくないな。こんだけ体が痛いと、とてもじゃないがやる気も起きない」
きっと一昨日まで引きこもり生活をしていたせいであろう。身体能力が低いにもかかわらず各種スキルで体を無理やり動かし酷使した結果がこれだ。
「でも、ゆんゆんには会いたい!! あの女神の顔を見て一日を始めなければ気が済まない……」
正直完全に俺はゆんゆんに惚れてしまっている。命の恩人で、一緒にいて居心地がよく、話しやすい。おまけに声も見た目も性格もかわいくてかわいくてかわいい。しかも料理も上手。
5歳年下の女の子にぞっこんというのは倫理的にアウトな気がするが、この世界では日本とちがって結婚できる年齢が男女ともに14歳からと低い。そして現在ゆんゆんは今年度14歳を迎える。自分の中にある日本的倫理観を捨て去ることができれば案外どうとでもなる問題なのだ。
「ああゆんゆん、かわいいよ、ゆんゆん」
痛む体をきしませながらそんなことを言っていると。
「呼びましたか? リョウタさん。おはようございます。そ、その朝食をお誘いに来ました!! 」
ドアの外からゆんゆんの声がする。
「おはようゆんゆん」
俺は満面の笑みでドアを開け少し顔の赤いゆんゆんを出迎える。その時手足がものすごく痛かったが無視だ。
「今日はどうしますか? クエストでもなんでも私はOKですよ」
笑顔でそう宣言するゆんゆん。ああ尊い。
「そのことなんだが、今日は動けそうにない」
「え、どうしたんで……あ。リョウタさん手足が、小鹿のようにプルプルしてますね……」
「筋肉痛なんだ」
ゆんゆんはしばし考えこんだ後。
「じゃあもしよかったらなんですけど……。今日はクエストはやめておいて二人でボードゲームでもしませんか? 」
「いいねそれ、じゃあ下の階の食堂で朝ごはん食べたら早速やろうか」
「はい、ぜひ!! 」
俺は部屋の外に出て食堂に向かう。手足がプルプルするせいでうまくバランスが取れずゆんゆんに支えてもらいながら食堂にたどり着くことになったのは少し恥ずかしかったが、同時にゆんゆんに引っ付くことができて内心大満足だった。それと、初めて触れた女体は柔らかかった。
朝食後、俺はゆんゆんとこの世界バージョンのチェスを楽しんでいた。
「このアークウィザードをテレポート」
「すごいなこのボードゲーム。てか、テレポートとかあるのかこの世界」
「え? テレポートの魔法はありますけどリョウタさんはご存じないんですか? 」
今やっているボードゲームのルールもまだ把握しきれていないが、テレポートのような便利な魔法があるのにも驚きだ。
「ああ、あんまり魔法が発達してない国だったからね。俺の国」
そんなことを言いながら俺はクルセイダーの駒を進める。
「なら私は……これでチェックです」
俺のキングの駒は、ゆんゆんが移動させた盗賊の駒に暗殺される寸前になっていた。
「次の一手は……ダメだどう動いてもキングが死ぬ。俺の負けだな」
「えへへ勝ちました」
「ゆんゆん強いな。というより頭いい」
「そんな、1人でよくこのゲームやってたからですよ。それにリョウタさんは初心者ですから……リョウタさん? 」
「俺がいつでも相手になるからね、ゆんゆん」
いかん。俺の女神はぼっちをこじらせてしまっている。対戦ゲームを1人でやるとか、ゲーマーでもない限り末期だろ……。いやまて、この複雑で高度なゲームを1人で楽しめる時点でやっぱり頭はいいんだな。紅魔族の知力恐るべし。
「どうしますか? もう一戦やりますか? 」
「ああ、ルールも大体把握したしもう一戦やろう」
そして俺とゆんゆんは何度もこのチェスで対戦した。人と遊ぶこと自体久しぶりでかなり昂ったため途中で飽きるとかそんなことは無く楽しむことができた。ゆんゆんも人とボードゲームをするのが楽しいのだろう。初心者で弱い俺相手でも終始にこやかな笑顔を浮かべてゲームに興じていた。
ちなみに結果はゆんゆんの全勝だった。
「そろそろお昼が来ますね。お昼ご飯はどうしますか? 」
「動いてないからお腹減ってないや。俺はいらないかな。ゆんゆんは? 」
「私もお腹すいてません」
「じゃあ昼飯抜きで、ゲームにいそしもうか」
「そうですね。えへへ友達とゲーム楽しいな……」
かわいいな。ゆんゆん。しかし、ここまで友達やらパーティーメンバーにこだわるところを見るに相当に紅魔の里で孤立していたことが想像できる。自分が変わり者だと言っていたし、ゆんゆんというぼっちをこじらせている以外はまともな美少女が変な子扱いされる里の人間はいったいどんな変人ぞろいなのだろうか。天使様は独特な感性を持っているとかぐらいしか教えてくれなかったし、昨日会っためぐみんは名乗りを上げるところ以外は基本的にまともそうだった。……ゆんゆんのことも大切に思ってくれているようだったしな。
「そういやめぐみんとゆんゆんの関係ってどんなもんなんだ? 」
「私とめぐみんですか!? そうですねぇ……終生のライバルかなぁ? 」
「ライバルか」
なるほど。だがどちらかというと昨日のめぐみんとの俺のやり取りからすると親友と言った方がしっくりくる気がする。
「はい!! 学生時代はよく主席の座を争ってましたし、ほかにも毎日いろんな勝負をしてました!! 」
「いろんな勝負? 」
「例えば発育勝負とか……あの、リョウタさん? 」
「はい? 」
「そ、その目が少し……いやらしいですよ? 」
ゆんゆんが胸元を隠しながら上目づかいで見てくる。かわいい。
「ごめん」
発育と聞いてゆんゆんの奇麗に育った胸を見てしまった。というか胸元が大きく開いててエロイんだよなゆんゆんの格好。
「そう考えると、俺は悪くないな」
「え、いきなりどうしたんですか? 」
「なんでもないよ。それよりゲームを続けようか」
「わかりました!! 次も勝たせてもらいますね」
「言ったな、次こそは負けないぞ」
俺とゆんゆんはそれからもゲームに何時間もいそしんだ。そして敗北を重ねるうちに少しづつコツをつかんできて、俺はゆんゆんと同等にまではいかないものの徐々に戦えるようになっていった。
「コツをつかめてきた。冒険者レベルもこんな感じで楽しく上がっていけばいいのにな」
「リョウタさん、昨日はすごい戦いぶりでしたよ。すぐにレベルは上がると思いますけど……」
「そんなにすごかったかな? ゆんゆんのいる安心感とスキルまかせに突っ込んで暴れただけなんだが」
「リョウタさんは戦いの才能があると思いますよ? 」
日本にいては気づけなかった才能なのかもしれない。
俺があるかもしれない戦いの才能に素直に喜ぶべきなのか考えていると。
『緊急クエスト!! 緊急クエスト!! 街の中にいる冒険者の各員は、至急冒険者ギルドに集まってください!! 繰り返します。街の中にいる冒険者の各員は、至急冒険者ギルドに集まってください!! 』
街中にそんな大音量のアナウンスが響いた。
夕方になるまでゆんゆんとボードゲームを楽しんでいたおかげで俺の筋肉痛は緩和され、動ける程度までには回復していた。
なので急いでアナウンスのあったように冒険者ギルドに向かう。
「いったいどうしたんでしょうか? 」
「さぁ? なんだろうね……」
緊急クエストということだから非常事態なのだろうか?
俺とゆんゆんは話しながらギルドに到着すると。ルナさんが先んじて集まっていた冒険者たちに説明を始めていた。
「皆さんキャベツです!! 今年もキャベツの収穫時期がやって参りましたよ!! 」
「キャベツの収穫? 」
それが緊急でやるようなクエストなのか?
「一玉の収穫につき1万エリスです!! くれぐれもキャベツからの逆襲には気をつけてください!! なお報酬の支払いは後日まとめてとなりますのでご了承ください!! 」
「キャベツからの逆襲? いったい何を言ってるんだ? 」
「え、野菜って暴れるものですよリョウタさん。収穫しようとすると反撃してくるじゃないですか」
「……そうなの? 」
なにを言っているんだゆんゆん。
「そうですよ? え、ご存じないんですか? 」
「……俺の国の野菜は暴れたりなんかしないんだ」
「それはまた、お利口な野菜ですね。私、紅魔の里で野菜の収穫のバイトをしたときは手ひどい目にあわされましたよ、じゃがいもに。無駄に知恵があって膝ばかり狙ってくるんです」
ゆんゆんが地球の野菜に感心した後、忌々しげに過去を語る。
「そんなにやばい奴らなのかここの野菜……。ちなみにキャベツはどんな奴なんだい? 」
「飛ぶのはどの野菜も同じですけど、キャベツは群れで空を飛びます。そして平原や街を簡単に食べられてたまるかと言わんばかりに疾走するんです。主に体当たりで抵抗してきますね」
「いやな奴らだなおい」
ここが異世界であることを実感させられた。
「報酬もいいですし参加を……しますか? リョウタさんの調子が良ければ」
「別に俺抜きでもゆんゆん1人で収穫に参加したらどうかな? 」
何気なくそう言葉を口にすると。
「え、ダメですよそんな!! 私たちパーティーじゃないですか」
そう声を上げた後、ゆんゆんが不安げな顔で俺を見つめる。
うーむ。ゆんゆんのパーティーや友達に対して向けてる理想や思いはかなり重いぞ。まぁこんなに本質はダメ人間な俺を思ってもらえてうれしいけどさ。
「……ゆんゆんが行きたいなら俺も行くよ」
「そんな、無理しないでください」
「いや、大丈夫。半日休んでたからもうだいぶ回復してる」
「じゃあ、キャベツ狩りに私たちも参加……」
「うん、しよう」
「わかりました!! 」
ゆんゆんが気合のこもった返事をした。
そして俺たちは沸き立つ他の冒険者たちとともにキャベツ狩りへと街の正面ゲートに向かった。
「まだ何もいな……見えてきたな。あの羽虫の群れのように見えるのがキャベツか……全部キャベツなのか!! 」
緑色の軍団が遠くからこちらに迫ってきていた。
「そうですあれがキャベツです!! 」
「きたぞー!! 」
「ヒャッハー大量だ!! 」
冒険者たちが歓喜でどよめく。
すると集団を外れて一人前の方にいる少女。めぐみんがポーズを決めながら。
「嵐が来る……!! 」
そんなことをつぶやいた。
「あ、めぐみん!! ……リョウタさんちょっと行ってきていいですか? 」
「行っておいで」
ゆんゆんは俺の返事を聞いて笑顔になると、めぐみんの方へ行く。そして。
「ねぇ私とキャベツの討伐数で勝負しなさい!! 」
彼女に勝負を挑んだ。
「二週間前に今の私ではあなたに勝てないとか言っていませんでしたか? 上級魔法もまだ身に着けていないのでしょう? それなのにこの私に戦いを挑むというのですか? 」
「えっ、そ、そうだけど。い、いいじゃない決着とは別に勝負してくれたって……」
ゆんゆんが肩を落とす。要はめぐみんと遊びたいだけなのだろう。それを察知しているのかめぐみんは呆れた顔をした後。
「……あーもう煮え切らない子ですね!! わかりましたよ、勝負してあげますよ!! ただ、すでに悪魔2匹を葬った我が最強魔法にたかが中級魔法で勝てるだなんて思わないことですね……!! 」
そう高らかに叫んだ。
「言ったわね、今日こそは絶対に勝つんだから!! 」
めぐみんに指さしながら宣言するとゆんゆんは俺の方にいそいそと帰ってきた。
「ゆんゆんがんばれ」
「えへへ、ありがとうございます」
そんなやり取りをしているうちにいよいよキャベツたちがウィザードやアーチャーたちの射程圏内にまでせまり、一斉に攻撃が放たれ始めた。それに続いて前衛職の冒険者たちもキャベツに突撃していく。まるで戦争だ。
「私も撃ちます、ライトニング!! 」
ゆんゆんが電撃を放ち、数匹のキャベツを焼き落す。
「続いてファイヤーボール!! 」
今度は威力を抑えた様子のファイヤーボールが飛び、爆発。キャベツの表面を焼いて行動不能にしていく。
「俺も続く、狙い撃つぜ!! 」
弓矢を連射し、キャベツの脳天? と言っていい位置を撃ち貫いていく。
「おおやってんな、リョウタ」
「カズマか。なんだ参加しないのか? 」
ジャージ姿のカズマが矢を射出し続ける俺の方に近づいてきた。彼はまだキャベツ収穫大戦争に参加していないようだ。
「いやそう言うわけじゃないけど……絵面のあほさ加減にちょっと気圧されてたところだ。日本に帰りたい」
「言いたいことはわかるぞ。確かにキャベツ相手に何やってるんだろうかと思うし。……後半については同意しかねるが」
「お前は異世界ライフを満喫してるんだな……うらやましいぜ」
「だってゆんゆんがいるし」
「ちくしょー腹立つ!! 」
「腹立たれても困る。仕方ないだろうゆんゆんが可愛いんだから」
いきり立つカズマを横目に、俺は矢を撃ち続ける。
「あ、あの、リョウタさんその辺で……恥ずかしくて魔法の狙いが定まらなくなっちゃう……」
「ごめん」
隣のゆんゆんが赤い顔でうつむき申告してきた。
「お前ら二人でラブコメやってろよ……けっ」
「ら、ラブコメっ!? 」
ゆんゆんがビクッとなり、放っていた魔法がキャベツのいない虚空へと放たれた。
ラブコメ。か。そうなると嬉しいが今のところゆんゆんは俺を友達兼パーティーメンバーとして見ているからそうはならないだろう。そうなるようにまずは真人間になろう。もしくはそれらしく演じよう。
そんなことを考えていると。
「カズマ、ちょうどいい機会だ。私のクルセイダーとしての実力、その目で確かめてくれ」
「ん、ダクネスか、いいぞー」
ダクネスと呼ばれた金髪碧眼の美女がカズマに話しかけてきた。黄色が中心のフルプレートメイルに身を包んだ凛としたたたずまいは、まさに騎士と言った風体だ。
「では、参る!! はぁぁぁぁっ!!!! 」
ダクネスはキャベツの群れに肉薄し、剣を抜くと、切りかかった。のだが。
「やっ!! 」
「「「おお」」」
「はっ!! 」
「「「ん? 」」」
「せやっ!! 」
「「「え……?」」」
三連続で俺とゆんゆんとカズマの声がハモった。
「全然当たらないじゃないか……」
カズマがつぶやいた通り、ダクネスの斬撃はすべて空振りしていた。
俺たち全員がその光景に唖然としていると。
「ぐわっ!! 」
「きゃっ!! 」
「ぐえぇぇ!! 」
前の方に出ていた冒険者たちの悲鳴が聞こえ始めた。見るとキャベツたちから体当たりによる逆襲を受けているようだった。
「っ危ない!! 」
ある一人の冒険者が倒れて意識を失ってしまった仲間に覆いかぶさられて動けないでいた。それを見たダクネスは、一人駆け出し、彼らの前に盾として立ちふさがった。
高貴な人だ。
「ここは私が!! 今のうちに逃げろ!! 」
動けないでいる冒険者にそう声をかけながら、動けない標的をロックオンして執拗に体当たりを敢行してくるキャベツから、冒険者を庇うダクネス。
「ダクネス!! 」
カズマが叫ぶ。
「なんの……っ!! 」
ダクネスは耐え続ける。そのうち鎧がはがれ始めた。俺とゆんゆんは頷きあうと、ダクネスの援護のために魔法と弓矢でキャベツを撃ち落していく。が。
「なんであんなにダクネスさん? に、攻撃が集中してるんでしょうか……もしかしてスキル『デコイ』を使ってるの? 」
キャベツが不自然にもなぜかダクネスに集中攻撃をするのを見てそんな声を上げるゆんゆん。
「あんただけでも逃げてくれ!! 」
ダクネスに庇われる冒険者が叫ぶ。
「バカを言うな!! 私がデコイで食い止めている間に早くそこから離れろ!! 」
「やっぱり!! 」
「ダクネスお前……」
遠距離攻撃の手段を持たずただ見ているしかできないでいるカズマが息をのむ。
「本当に高貴な人だな、できるだけ援護を……」
「くぅぅぅ」
突然。ダクネスが紅潮した顔で呻いた。
「ん? 」
「あれ? 」
俺とカズマは周囲の冒険者がダクネスに称賛や尊敬のまなざしを送る中、彼女に違和感を抱く。
「な、なぁカズマなんかあれ」
「喜んでるっ……!! 」
ダクネスの顔は紅潮し笑っている。その瞳は痛みからなのか或いは興奮から、または両方からなのか、うるんでおり、息が荒い。
ダクネスは間違いない。彼女は……。
「「ドMだ!! 」」
俺とカズマが唖然としている中でも、彼女が喜んでいるのに気づかず尊敬のまなざしを送り続ける周囲の冒険者。そして援護射撃をつづけるゆんゆんが。
「ど、どうしたんですかリョウタさん!? ダクネスさんを援護しないと……」
「いや、あれは援護しなくてもいいぞゆんゆん」
カズマがゆんゆんの肩に手を置いてため息をついた。
「カズマの言う通りだ。彼女はどうやらお楽しみのようだし」
「えっ? 」
ゆんゆんは俺たちの発言に戸惑った。そんな中
「ふはははは!! 今こそ我が爆裂魔法の出番ですね!! 前線が崩壊しかけたところに希望の一撃を放つ!! 紅魔族にとってこれほどうれしいシチュエーションがあろうか、いやない!! 」
「あ、めぐみんが爆裂魔法の詠唱を始めた……」
カズマが言うように、なんだか仰々しい詠唱を開始しためぐみん。何というか呪文の内容が中二っぽい。のだが、詠唱の内容のやばさを表すかのようにめぐみんの周囲で静電気が起き、魔力の渦が生じる。
「さぁ撃ちますよ!! エクスプロージョン!!!! 」
めぐみんの杖から圧縮されたエネルギーの光線が放たれる。それは、まだこちらには接近していない遠くにいるキャベツたちの中心部に到達すると巨大な魔方陣を展開するとともに大爆発を起こし、キャベツの集団の一部をまとめて消し飛ばし、発生した衝撃波で直撃を免れた周囲のキャベツたちを上空から叩き落とした。
そして。
「ふふふ、最高です」
めぐみんは満足げに地面に倒れ伏した。
第1章終了までは毎日投稿します。それ以降は3日に1話ペースで更新していこうと思います。
追記……第1章終了後の投稿頻度は2日に1度に変更します。