【凍結】問題児たちにチートが紛れ混んだそうですよ?   作:夜叉猫

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やっと完成しました!!!




十六夜編の全容が頭の中で!!!(笑)

しかし、如何せん文章に起こすのが難しいです……。

ちなみに、ちなみにですよ?
私は決して腐女子では無いですからね?
あくまでも夜鶴(女性ver.)×十六夜が好きなんです!
十六夜×夜鶴(女性ver.)もまた然りです!!

その為に少々BLのようなそうでないようなモノを書いているんです!!!



……こほん。

少々取り乱しましたスミマセン。
最近皆様が感想欄で弄り……もとい弄りのような感想を下さるのでつい敏感になっておりました……。


ともかく、本編をどうぞ!!




〜逆廻 十六夜 なんだそうですよ?Ⅱ〜

「全く!いきなりオレを拉致していくとは何を考えているんだい十六夜っ!!!」

 

「ヤハハ。わりぃわりぃ。

とりあえずコレでも飲んで落ち着いてくれ」

 

十六夜はそう言って手に持っていた飲み物のひとつを差し出した。

一体いつの間に用意したのだろうか。

 

「全く……調子が良いんだから……。

……とりあえず、ありがとう十六夜」

 

まぁ、そんなことは気にせずに―――喉の渇いていたオレは十六夜からそれを素直に受け取った。

 

―――現在、オレと十六夜が居るのはもはやオレたちの行きつけとなった自由区画にある【六本傷】の旗を掲げるカフェテラスである。

オレを担ぎ上げたまま走っていた十六夜はこのカフェテラスに着くとやっと下ろしてくれたのだ。

 

容器に突き刺さったストローをゆっくりと吸い、中に入っている飲み物を吸い上げた。

コーヒー独特の苦味とほんのりとした甘味が渇いた喉を潤してくる。

 

「ん……美味しい……。

十六夜オレが飲みたいモノよく分かったね」

 

オレは少し驚きながら十六夜の方を向いてそういった。

 

「ヤハハ!まぁな。

疲れてる時は砂糖が少しだけ入ったコーヒーを飲みたいんだろ?」

 

「確かにそうだけど……それは何処情報なのかな?」

 

「まぁ、俺の情報網のうちのどれかだ、とだけ言っといてやる」

 

十六夜はそう言うと自分の分の飲み物を口にした。

 

「そっか……」

 

オレは十六夜の言葉に変な説得感を感じて納得の声を上げると再びコーヒーを啜った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(……ってオレの情報が手に入る所ってどんなところだよ……)

 

十六夜があまりにもサラッと違和感を感じさせないように言った為に納得してしまったがよく考えればおかしな内容であった。

だが、まぁ、敢えて口には出さずに不問とした。

……実は知るのがちょっと怖かったりしたのは内緒である。

 

 

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

互いに飲み物を飲みながら一息ついているとき、オレはそもそもの質問が頭に浮かび、それを十六夜へと投げ掛けた。

 

「時に十六夜。

今日は何の為にオレを連れてきたんだい?」

 

「そういや目的を伝えてなかったな」

 

十六夜は今思い出したというふうに手を叩くと口を開いた。

 

「ちょっと今日はギフトゲームにでも行こうと思ってな。

一人じゃ暇だし味気ねぇから夜鶴を連れてきたって訳だ」

 

「……オレに拒否権は無かったのかい……?」

 

「知ってるか?夜鶴。

拒否権ってのはな……侵害する為にあるんだよ」

 

十六夜は満面の笑みでオレに言った。

しかもそれは今まで見た十六夜の笑みの中でも最高に悪い(良い)モノだった。

 

「そんな訳が無いでしょ!!」

 

「ヤハハハハハ!」

 

「笑って誤魔化すなっ!!!」

 

良い歳をして子供のように地団駄を踏むまるで女性の様な男性の姿がそこにはあった。

 

―――というか、オレだった。

 

自分はこんなにも幼いキャラだったのかと一人心の中で涙を流したのは秘密だ。

 

 

 

閑話休題

 

 

 

「……とりあえず、十六夜の行きたいギフトゲームってなんなんだい?

そのギフトゲームによっては一緒に行ってあげるよ」

 

「お!本当か?

ヤハハ!なら説明してやる」

 

十六夜は如何にも嬉しそうな顔と声でそう言うと

 

 

「【須佐之男命の試練】って知ってるか?」

 

 

意味ありげな笑みを浮かべ、そう続けた。

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

「【須佐之男命の試練】って言うとあの『須世理姫(スセリビメ)』と『大国主神(おおくにぬしのかみ)』の結婚後に、『大国主神』が『須世理姫』の父である『須佐之男命』に試された試練のことであってるのかな?」

 

「なんだ知ってるのか。

そうだよその試練であってるぜ」

 

十六夜は少し面白くないといった風体でそう口にした。

オレはそんな十六夜に微笑みを向けると、更に口を開く。

 

「なら十六夜は『須佐之男命』と同等の力でも欲しいのかい?」

 

【須佐之男命の試練】を無事通過した二人は『須佐之男命』の三種の神器を持ち出して逃げたはずだ。

その三種の神器とは【生太刀(いくたち)】、【生弓矢(いくゆみや)】、【天の沼琴(あまのぬこと)】。

この三種の神器を所持した者は『須佐之男命』と同等の力を得られるとされている。

 

 

「それもいいかもな」

 

ヤハハ!と十六夜はまるで正解を当ててもらえた子供のように笑った。

―――しかし、その表情にはまだ隠している事があるように見える。

オレはしばらく考えるように顎に手を当てて、そして口を開いた。

 

「―――良いよ。

そのギフトゲーム一緒に行ってあげるよ」

 

「おっ?なんだ夜鶴も乗る気になったのか?」

 

平然とそう言っているように見える十六夜だが、声のトーンが僅かだが上がっている所を見ると嬉しいらしい。

 

「まぁね。

それに―――

 

 

 

 

 

 

―――十六夜、君このギフトゲームに参加するために結構無理をしたね?」

 

オレが十六夜の方を向きながらそう言うと十六夜はピクリと眉を動かした。

 

「そもそも『須佐之男命』なんていうビックネームに簡単に挑める訳が無いんだよ。

それを考えてみると導き出されるのは一つ。

 

 

―――十六夜が『須佐之男命』に挑戦するためにいくつものギフトゲームをクリアしてきた、だよ」

 

オレは片目を閉じながら十六夜の方へ手を伸ばし人差し指を向けた。

 

「どうかな?

オレの推理は間違ってた?」

 

オレは十六夜にそう問い掛けた。

しばしの沈黙の後、十六夜はふっと笑うと

 

 

 

「お前には敵わねぇな。

俺が隠し事しても直ぐに見破っちまう……。

お前は何でも知ってるんだな」

 

「―――何でもは知らないよ知ってることだけ」

 

微笑みながらその台詞を吐いた。

そしてしばらくの後にオレと十六夜はどちらからともなく笑い声を上げ、互いに笑いあったのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「所で十六夜。

そろそろ男性の姿に戻っても良いかな?

正直この姿は恥ずかしいよ」

 

オレは短い和服の裾を押さえながら十六夜にそういった。

 

「だが断る!!!」

 

「なんでさ?!!」

 

つい某赤い弓兵の台詞が出てしまったのは仕方のない事だろう。

 

「斑ロリとのギフトゲームの時の約束……忘れてないよな?」

 

「うっ……そ、それは……」

 

十六夜は意地悪な笑みを浮かべながら面白そうにしている。

 

「つうわけでだ。

今日一日はその格好で居てもらうぞ?」

 

オレはその言葉が最早死刑宣告にしか聞こえなかった。

 

「神は死んだのかっ!!!」

 

「いや、お前が神様だろうに」

 

「確かにそうだけれどもっ!!」

 

「ちなみにだが分かっててからかってるぞ?」

 

「そんなの百も承知だよっ!!!」

 

オレはついつい十六夜の言葉にツッコミを入れてしまうのだった。

何となくだが黒ウサギの苦労が分かった気がする。

 

 

 

 

 

「……それに可愛いしな……その格好」ボソッ

 

 

 

 

 

「?何か言ったかい?十六夜」

 

「いや、何でもねぇよ」

 

最後に呟いた十六夜の言葉はオレの耳に届く前に風の音にかき消されてしまった。

その言葉は一体何だったのか。

オレは深くは考えずにただ何時も通りに流したのだった。

 

 

 

今日の風は少し意地悪らしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




今回は如何でしたでしょうか?

十六夜編が一番濃い内容になりそうなのは気の所為でしょうか……?


まぁ、ともかく楽しいお話にはしていきたいと思います!!



そしてもう一つ!
【デート・ア・ライブ編】はもう少しお待ち下さいませ!!
現在【問題児編】に集中しておりますので……。
勉強が忙しいもいうのもあるのですが……(汗)



さてさて、それではまた次回お会いいたしましょう♪
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