この屋敷については大体把握したと思う
「そういえば、この背格好になったって事は俺も学校に行く事になるのか?」
「はい、原作キャラと同じ聖祥大付属小へ明日から通う事になります」
「明日か、確かあそこって制服が有るんじゃなかったっけ?」
「はい、ですが・・・」
「ん?」
制服のあたりで言いよどむリーラ、まさか
「もしかして、女子制服しかないのか?」
「…はい、申し訳ございません、セレンと茜子が屈託したようで止める事ができませんでした」
「あの二人か、しかたない男子用の制服が用意できるまでは我慢するよ」
「申し訳ございません、早急に手配いたしますので」
「お願いするよ」
まさか、ゲームみたいに女装して学校へ通う事になるとは、大変そうだな
その後は夕食までは自由に過ごしていいとの事で、訓練場を貸してもらったり大浴場で汗を流したりして過ごした、屋敷の中を探検をしてみると機械の製作所やクリーチャー育成所などがあった クリーチャー?
夕方近くになりやることも無くなってきたので、どうしたものかと考えていると
『えっと、恵さーん聞こえますかー?』
「ん?この声はなのはちゃんか?」
突然念話が来たので応対する
『なのはちゃんか?聞こえるぞ』
『あ、良かった繋がったみたいだよユーノ君』
『何かあったのかい?』
『はい、ユーノ君が今回の事に関して説明してくれるそうです』
『ジュエルシードだったか?お願いできるか?ユーノ君』
『はい、わかりました!』
ユーノ君から今回の事件の詳細について教えてもらった
・今回の騒動の原因である『ジュエルシード』はユーノ君が発掘したものである
・ジュエルシードは『ロストロギア』と言われる大変危険なものらしい
・発見者である彼がジュエルシードの輸送中に突然の雷に巻き込まれこの管理外世界である地球に落としてしまったとの事
・ジュエルシードは全部で21個存在していて昨日封印したのと今日暴走前の物を見つけられたので残りは19個らしい
以上が現在までに起こった事柄である
『ごめんなさい、僕のせいで』
『そんな、ユーノ君のせいじゃ』
『あ~、一つ聞いて良いか?』
『はい?』
『君は一体いくつだ?』
『えっと10歳ですけど?』
『はぁ~…人の事言えた義理じゃないが、君が所属する団体?部隊?は碌なものじゃないな』
『な!なんてこと言うんですか!』
『10歳の若造にロストロギアなんて危険極まりないものを一人で輸送させてるんだろ?君がどれほど優秀であろうと、そんな事実を作りだした上の連中は実に馬鹿としか言いようがないな』
『そ、それは僕が立候補したからであって…』
『だとしてもだ、もう2,3人は護衛として着かせるべきだったな、そうすればこんな事態にはならなかったかもしれないし、ジュエルシード探索も人手が増えてもう少し楽になったかもしれないだろ?』
『それは…』
さすがに言いすぎたかな
『とりあえず乗りかかった船だ、最後まで一緒に探してあげるよ君のために』
『は!?ひぇ!?ひゃい!』
『ユーノ君!?』
『どうした?』
いきなり慌てだすユーノ君に俺となのはちゃんは心配する
『い、いえ!なんでもないです!』
『そうか…なのはちゃんも一緒に探すのか?』
『うん!私も頑張るよ!』
『ありがとう、二人とも』
なのはも一緒に探すことになり、これからの事を話し合う
『とりあえず、探すのは昼間だけな』
『え?どうして?』
『探すにしても体が基本だ、夜の探索なんて慣れない事をして体を壊したら元も子もないからな』
『うん・・・』
納得いかないのか歯切れの悪い返事をするなのはちゃん
『夜の方はこちらに考えがあるから心配するな、なのはちゃんはジュエルシードが暴走を始めてしまった時に手伝ってくれ』
『わかったの』
『後の手になってしまうが、なのはちゃんはまだ経験が少ないからな、常に全力で戦ってもらわないといけなくなる』
『そうだね、魔法の練習は僕が教える事ができるから、一緒に頑張ろう』
『うん、お願いねユーノ君!』
『まかせといて!』
話は纏まったみたいだな
『それじゃ、そろそろいいか?』
『うん、いきなりごめんね恵さん』
『気にするな、ユーノ君もあまり気にし過ぎると禿げるぞ?』
『はげ!?ひどいよ恵さん!』
『あはははは』
『それじゃ、また明日な』
『はい、また明日!』
『よろしくお願いします!』
ジュエルシード、この世界の災いの元凶となる物、これを巡って彼女は様々な経験を積み成長して行くのだろう
そして昨日出会った転生者、後もう一人の転生者彼らもこの戦いに参戦してくるはずだ、それにおそらくまだ転生者は何人かこの世界に来ているはずだ
俺は彼女を助けつつ、彼らと戦い勝利を収めていかなければならない
「大変そうだが、どんな敵が来るのか楽しみな自分がいるな」
「バトルマニアですか?」
「そう…なのかな?」
「力には溺れないでくださいよ、そんな姿皆見たくないはずですから」
「あぁ、そうだな気を付けるよ」
・・・・・ん?
「うお!茜子何時の間に?」
「つい先ほどですよ、変態男の娘の背後で亡霊ごっこをしていました」
「気付かなかった…」
「後ついでにお夕飯の支度ができたのでそれのお知らせに来ました」
「いや、それがメインだよね普通?」
「ふふふふ」
「はぁ」
さすがふしぎなおきものだ、掴みどころが全くない
「今日は中華だそうですよ」
「へー、楽しみだな」
「ちなみに茜子さんの特技は、耳で餃子を食べる事です」
「あ、はい」
掴みどころが・・・
「それと先ほども言いましたが」
「ん?」
「力に溺れて自分を見失ったりはしないでください」
「うん、ありがとう」
「もし力が必要でしたらこのガギノドンにお申し付けください、必殺技の真空竜巻全身大爆発光線を相手にお見舞いしてやりますよ」
「にゃー」
「あはは、その時はお願いするねガギノドン」
そういってガギノドンの足を握った あ、プニプニだ
「それじゃ、行こうか」
「おー」
「にゃー」
そう言って食堂へと足を運ぶ
「恵様どうされました?ずいぶん時間が掛かったようですが?」
すこし時間が掛かったためかリーラに心配をかけてしまったみたいだ
「うん、大丈夫だよ、茜子にちょっと励まされてただけだから」
「ふふん」
「っく!」
茜子がしたり顔でリーラに挑発をかけ、リーラが心底悔しそうな顔をしていた
「ほら二人とも、早く食べようよ」
「そうですね、またセレンのお腹の虫が鳴られても困りますから」
「ちょ!こっちに飛び火した!?大丈夫だよちょっとつまみ食いしたからそうそう鳴らないって」
「セレン・・・」
「セレン中尉、あなたに一週間の皿洗いを命じます」
「うげ!」
そんな感じで夕食も進み夜も更け一夜明けた
翌日
「ふむ、我ながら恐ろしいほどに違和感がないな」
「そうですね」カシャカシャ
今現在、今日から通う事になる聖祥小学校の制服(女子)を着た所だ、元の顔のせいもあるが男なのに女性物の方が似合うとはこれいかに、ところで
「なんで写真なんて取ってるのリーラ?」
「焼き増しして部隊全員に配布するためです」カシャ
「そうなんだ」
自分に出来ると言ったらこれくらいしか無いだろうから文句は無いけど
「そんな物で良いの?」
「はい!私たちにとってはこれだけでご飯3杯は行けますので!」
「そ、そう」
なんだろう、最近リーラ達のイメージが変わり始めてきたよ
「それでは参りましょう、外に車を待機させてあります」
「うん、わかった」
そして外に出ると
「・・・長すぎじゃね?」
「そうでしょうか?」
そこで待っていたのは、テレビでしか目にした事のない全長8m程のリムジンだった
「いやいや、長いでしょ!もっと普通の車は無いの?そうでなければ走ってくよ俺!」
「しかたありません、一般車を用意しましょう、しばらくお待ちください」
その後はちゃんと一般車で学校まで行きましたよ?でもメイドさんが運転しているものだからシュールで目立っていたな
「それでは、放課後お迎えに上がります」
「うん、お願いね」
学校の校門に着き、下駄箱の位置も分からないので来客用の入口から入り職員室へと向かう
コンコン
「失礼します、今日転入します荒川ですが」
「あぁ、こちらよ」
おそらく担任の先生であろう女性の元へ行き挨拶をする
「よろしくお願いします」
「はい、それじゃあこれから授業が始まるからその前に自己紹介をしましょうか、教室に行くから付いてきてね」
「わかりました」
そう言って席を立ち職員室から教室へと向かう先生
「ここがあなたの教室になる3-1よ、先生が呼んだら入ってきてね」
「はい」
自己紹介か、無難なもので構わないだろう
「今日はこのクラスに新しいお友達が増えます」
「せんせー、男の子ですか?女の子ですか?」
「女の子よ」
「おー、やった」
「仲良くなれるかな?」
「可愛い女子なら我がハーレムに入れてやろう」
「おいモブ!可愛い女子は俺の物だ!」
おやおや?まさか書類にまであの不思議生物達の魔の手が及んでいたのかな?俺は男だぞ
それと後ろの二人あからさまに転生者じゃないか、しかも聞いた事のある声だ、と言う事はこの教室になのはちゃんもいるのか、退屈せずに済みそうだな
「それじゃ、入ってきて」
「はい」
ガラガラ
「可愛いー」
「お人形さんみたい」
「俺の春キタ━━━(゚∀゚)━━━!!」
想像通り?の反応が起こる中で
「うそ」
「てめぇ!」
「ほぉ、なかなか」
「あれ?どこかで」
「似てるような、うーん」
主要人物達はそれぞれの反応を見せていた
「どうも皆さん始めまして、僕の名前は荒川 恵(あらかわ めぐむ)と言います、これから皆さんと仲良く出来たらと思います、よろしくお願いします」
ワーワーパチパチ
ふむ、掴みはよかったかな?
アリサside
なんだろう、昨日から私の友達のなのはがすごい機嫌が良い、何も無い時なんて鼻歌を歌ってしまうぐらいだ
理由を聞いてもはぐらかされるだけで、もう一人の友達のすずかに聞いても良く解らないと言う
「まったく、なんなのよなのはの奴、そんなにうれしい事なら少しくらい教えてくれたっていいじゃないの」
「まぁまぁアリサちゃん、余り詮索するのは良くないよ」
「だってさー」
先生が来るまでにすずかに愚痴を溢していると
ガラガラ
「はーい、皆席に着いてね、今日はお知らせが有ります」
お知らせ?さっき朝のSHLをやったのにまだあったのかな?
「今日はこのクラスに新しいお友達が増えます」
「せんせー、男の子ですか?女の子ですか?」
「女の子よ」
「おー、やった」
「仲良くなれるかな?」
「可愛い女子なら我がハーレムに入れてやろう」
「おいモブ!可愛い女子は俺の物だ!」
転入生か、今言うと言う事はさっき着いたのだろう、あとあの二人のハーレムとやらに私たちは入っていませんように
「それじゃ、入ってきて」
「はい」
ガラガラ
「可愛いー」
「お人形さんみたい」
「俺の春キタ━━━(゚∀゚)━━━!!」
一人おかしい事を言っているような気もするけど、私も入ってきた子の顔を見る
「あれ?どこかで」
同じような顔立ち、そして特徴的なあの目、一年前のあの日に出会ったあの人の顔にそっくりな子が入ってきた
「どうも皆さん始めまして、僕の名前は荒川 恵(あらかわ めぐむ)と言います、これから皆さんと仲良く出来たらと思います、よろしくお願いします」
「うそ・・・」
その人はハッキリと私とすずかの目を見て、そう自己紹介をした
(間違い無い、あの人だ!)
その時私は自分の胸が高鳴るのを確かに感じ取っていた、きっとすずかも同じだという自信もある
これから先、楽しい日々が来る予感がした
アリサsideout
ついにアリサとすずかに再会しましたねー、今後どうなっていくやら
特に書くこともないのでこれで
グッo(´・з・`)ノ))バァーイ