その扉はフラグだった   作:クルックン

15 / 21
今回のサブタイトルは扉じゃなくて門ですた
今回はお待ちかねの転生者(笑)君達が戦いマス!
頑張れ二人とも!


さらば門よ、君の事は忘れない by団員一同

「そろそろ市役所です」

「そうか、みんな止まってくれ」

 

すずかちゃんの言葉に俺は一度皆を立ち止まらせる

 

「ここから先はきっと敵が待ち構えているだろう、もう一度皆腕輪の確認をしてくれ」

 

前回おこなったパーティーコールはノリで言った訳では無い、腕輪の特性であるPT申請をするにはいちいちあれをやらなければいけないのだ

俺:パーティーコール→その他:イェ──ヽ( ゚Д゚)人(゚Д゚ )ノ──ィ

この流れで無いとPTが申請と受理がされないのだ、PTメンバーになれば味方同士の相討ちも無くなるし、腕輪が他の仲間の状態を逐一報告してくれるから意外と便利なのだと皆に説明して、恥ずかしがりながらもやってもらったのだ

その結果なのはちゃん達の腕に腕輪が出現し、ユーノ君は首輪だったが(何故か悶えていた)、受理は成功したみたいだ

 

「ちゃんとあるね?」

「はい(あります)」

「それじゃ、主に俺が前線に立って戦うから、なのはちゃんは後方から魔砲で支援して、ユーノ君はアリサちゃんとすずかちゃんの護衛となのはちゃんへのアドバイスを頼む」

「はい!」

「変な言葉が有った気がするけど、わかりました!」

 

気のせいだよ

 

「頑張ってください恵さん!」

「なのはちゃんも気を付けてね」

 

戦えない二人は応援の言葉をかけてくれた

 

「ありがとう」

「うん、頑張ってくるよ!」

 

応援されるのも悪く無いな

 

「それじゃ、行こうかなのはちゃん」

「はい!」

 

 

 

 

 

市役所付近へとたどり着いた俺となのはちゃん、そこにいたのは

 

「イヒヒヒヒ、殺してやる」

「テキ、ドコ?」

「キリタイ,キリタイ、キリタイ・・・」

 

フードを被った狂ったマッドネス団員達だった

 

(前回のラキウスの時といい、今回のこいつらといい何が起きてるんだ?)

 

疑問は色々とあるが、悠長にもしていられないので

 

「それじゃ、作戦通りになのはちゃんの魔法で先制攻撃をお願いね」

「は、はい」

「・・・怖い、なのはちゃん?」

「え!それは・・・はい」

 

初めての戦闘しかも相手が人間型で逝かれた連中だ、竦んでしまっても可笑しくはないだろう

 

「怖いなら皆のもとで待ってても良いんだよ?」

「いえ、やらせて下さい」

「そうか、駄目だと思ったら下がりなよ」

「はい」

 

なんとか気力を振り絞り魔力を形成するなのはちゃんそして

 

「ディバインシューター、シュートォ!」

ヒュォ!

「ギャー」「グオ」

 

市役所の門の前でうろついていた団員の何人かに当たり  消滅する

 

「居たぞ!敵だ!」「コロセ!」

 

さすがに見つかり戦闘に突入する

 

(さっきの消え方まさか)

 

俺は先程のなのはちゃんに倒された団員の消え方からある予測を立て、それを証明するために近くに居た敵に光剣『シャイニングレヴィス』で切りかかる

 

「チチッ トァー!」

「ガァ!」

(やっぱりか)

 

切っても人を切った時の独特の感触も無く消滅して逝く団員

 

「なのはちゃん!こいつらはおそらくジュエルシードの魔力で作られた、実態のある幻影だ!」

「え?え?どういう事ですか!?」

 

予想外の事実に困惑するなのはちゃん

 

「つまりだ、こいつらは本物の人間じゃないって事だ、ジュエルシードが作った幻なんだよ、切られれば痛いけどね」

「え!本物じゃないんですか?こんなにしっかりしているのに?」

「ああ、だから今はまだ的当て感覚でも良いと思うよ」(今はまだ・・・ね)

「わ、わかりました!それじゃあ作戦通り空中から支援します!」

「お願いするよ!」

 

その後は打ち合わせ通り俺は下で敵の殲滅をはかり、なのはちゃんは上空の安全地帯から敵を倒していく、何体かは上空に向けてナイフを投げているようだが、いかんせん威力が足りないのか届いてもそれに気付いたレイジングハートがプロテクションを張って守ってくれている、しかし

 

(敵の数が減らないな、むしろ増えてきている?やっぱり原因は・・・)

 

俺はある一点を見つめる、その先には『市役所の門』があり敵がそこから無尽蔵に出現しているのだ

 

(ここはやっぱりアレを壊さないと次へ行けないって事なのかね)

 

「なのはちゃん!」

「はい?」

「あそこにある市役所の門を壊してくれないか?」

「え!でもそんなことしたら!」

「大丈夫だ!現実世界には影響はでないから!」

「あ、そうでした・・・わかりました!ユーノ君!」

 

結界の特性を思い出したのか、門を破壊するために必要な魔法をユーノ君へと通信を繋げて聞いている

 

『どうしたのなのは!?何か問題でも?』

『うん、あのね今使ってる魔法よりも威力のある魔法って無いかな?』

『それならあるよ、技名は【ディバインバスター】だ!レイジングハートに記録されているから使えるはずだよ!』

『わかった、ありがとうなの!』

「レイジングハート!」

《YES、マスター》

 

どうやら最適な魔法があるらしくレイジングハートを呼び、それにこたえるかの如くレイジングハートもまたその形状を変えていく

 

「恵さん行きます!」

「了解、頼む!」

 

射線上から外れ、なのはちゃんのやりやすいようにする

 

「行くよレイジングハート!」

 

なのはちゃんが声をあげると、レイジングハートの形状が変わった部分に魔力が集まりだし

 

「ディバイ――ン…バスタァ――――!!」

キュオ……ズゴゴゴ―――――ン!!

 

「えー・・・」

 

確かに門は破壊した、しかし見てしまった

巻き込まれた敵は当然ながら消滅、バスターに当たっていなくてもその余波で消滅、極めつけは門が壊れた時に出てくるはずだった敵が、あまりにも長く続くなのはちゃんの攻撃に“自ら飛びこまなければならない”状況になってしまったのを

 

(うわぁ(;´∀`)…敵に同情すら浮かぶわ、しかもこれって女ランチャーの覚醒並みじゃね?バスターの太さ、やばすぎだろ)

 

さすが魔砲少女の名は伊達じゃない

 

 

 

 

一方その頃のユーノ達

「うわー、すごいねなのはちゃん」

「てかやりすぎでしょ!あんた達の世界じゃあれが常識なの!?」

「いや、あれは凄すぎだよ!僕達の世界でもあんな攻撃撃てる人滅多に良無いよ!」

 

あまりにもすごい実力を見せたなのはに驚きしか出てこない3人であった

 

「ねぇ、アリサちゃん」

「ん?どうしたの?」

「これからはなのはちゃんを怒らせない方が良いよね?」

「・・・そうね、あんなの撃たれたらたまったもんじゃないわ」

「気を付けよう」

「「うん(はい)」」

 

想像したくない未来に3人の気持ちは一つになった

 

「あ、結界が消えたみたいだ」

 

 

 

 

 

 

「恵さーん!壊せました―!」

 

笑顔で下りてくるなのはちゃん

 

「あ、ああ良く頑張ったね」

 

どもりながらも答え、とりあえず頭を撫でてあげる

 

「ふにゃぁ~」

 

気持ちが良いのか顔を綻ばせるなのはちゃん

 

「ん、結界も消えたようだ、これで神社に迎えるな」

「はい!」

 

結界が消えた事を確認していると

 

「おーい!」

「恵さ―ん、なのはちゃーん!」

「二人とも大丈夫ですかー?」

 

離れていた3人が走って近づいてくる

 

「あ!みんなー!大丈夫だよー!」

 

3人と合流し、お互いの無事を確かめる

 

「なのは!あれは一体何よ!やりすぎでしょ!」

「にゃ~、ひはいほはふぃふぁふぁーん(痛いよアリサちゃ―ん)」

 

先程の魔法に着いてなのはちゃんのほっぺを引っ張りながら説教をしているアリサちゃん

 

「まぁまぁ、そのおかげで結界もとけたんだし、そこらへんでね?」

「むぅ、仕方ないわね」

「いたたたた」

 

すずかちゃんの仲裁で解放されたなのはちゃんは、まだ痛そうにほっぺをさすっている

 

「よし、それじゃあ後は神社にあるジュエルシードだけだな」

「はい、どんな敵が待ち構えているかわかりません、気を引き締めていきましょう!」

「そうだね、気を引き締めなきゃ」

 

ここまできたら、BOSSはあいつだろうけどね

神社までは少し距離があるので飛んでいくことにした、その時俺がどちらを運ぶかでアリサちゃんとすずかちゃんが牽制しあい、ジャンケンの結果

 

「ふっふっふー」

「ご機嫌だねアリサちゃん」

 

アリサちゃんを運ぶことになった

 

「うう、なんであそこでパーを出しちゃったんだろ」

「すずかちゃんはまだ良いよ、私なんて飛べるから最初から外されてたし」

 

すずかちゃんは後悔の涙を、なのはちゃんは参加権が元からなかった事に泣いていた

 

「ん、見えてきたよ、手前で降りよう」

「わかりました」

 

神社が見えてきたので、手前に下りて

 

「命の泉を湧き潤わせたまえ『生命の源泉』」

 

『生命の源泉』

もし、HPが無くなったとしても自動回復が発動し、もう一度戦う事ができる保険技だ

追加効果としては、攻撃速度・移動速度・ヒットリカバリーの増加がある

 

これを全員に使用する

 

「わ、何?妖精?」

「可愛いー」

「恵さん、これって?」

「うん、何があるか解らないからね保険をかけといたんだよ」

「保険ですか?」

「そ、保険」

 

良く解っていないようだが、発動しないように戦うつもりだもちろん

 

「さ、行こうか」

「「「「はい」」」」

 

号令をかけて階段を上っていく

 

「あれ?」

「なんだか体が軽いような?」

「うん、何時もより体が羽のように軽いよ」

 

源泉でこれなら息吹はジェット機か?

そんな事を思いつつ階段を登りきると

 

「やはりか」

 

そこにいたのは

 

「ようやく来たようだな」

「えぇ、でも皆子供よ?それも女ばかり」

「関係無い・・・敵であるならば殺す」

 

上から『犬屋のミョジン』『鬼神疾走・サキ』『犬人ハクド』だ

 

「3人か、なのはちゃんに一人まかして俺が残りを相手にするしかないか」

 

そんな事を考えていると

「「ふはははは、俺様参上!「我推参なり!」」

大庭と黄金が登場した

「「貴様!俺様「我の」邪魔をするな!」」

仲良いなー

 

「げ!なんであいつらが居んのよ」

「うん、しかも今頃来るなんて」

「なんで黄金君まで?」

「なんだろう、あの二人に対して僕もすごい嫌悪感がする」

 

BOSS戦のみ参加の良い所どりな彼らに4人とも良い顔をしない、俺?養殖と思えばどうという事は無い、もちろん彼らが生き残ってたらの話だが

 

「あの程度なら俺一人で十分・・・」

「うむ、頼んだぞ」

「頑張ってねー」

 

どうやら犬人ハクドが後から来た二人に空中戦を望むようだ       空中戦!?

 

「死ね」

「うお!行き成りかよふざけやがって!」

「こんな奴我一人で十分だ、貴様は下がっていろモブ!」

「あんだと!貴様こそ下がってろモブ!」

「・・・・」

 

戦いの最中に喧嘩を始める二人に、さすがのハクドにも呆れの表情?が見て取れる

 

「この戦、我が終わらせる!行くぞセイバー!」

『はい!』

黄金が突出して、見えない剣でハクドに切りかかるが

フォ

「なんだと!?」

煙と共にハクドが消える

ワン!

「ぐお!」

突如現れた空飛ぶ犬に噛みつかれ地面へと落ちていく黄金

「はっ!ざまぁねえな!」

そんな黄金を見て嘲笑う大庭

「貴様もな・・・」

「な!何時の間に!」

突如後ろにハクドが現れ

ド!

「がぁ!」

ナイフで切り裂かれるが、プロテクションが間に合ったのか致命傷は免れる

「防いだか・・・なら」

ハクドは少し後退した後、姿勢を屈め

ボウン

ヲン!

燃え盛る犬へと変身した

「くそ!行くぞディムロス!『ファイアボール!』」

ボボボン

ディムロスの剣先から3つの火の玉が放たれハクドに向かっていく、しかし速度が遅いのか軽々とよけ

ガァァ!

「ぬあああ!」

黄金と同じように墜落してしまう

 

 

「何しに来たのよあいつら」

「さぁ?」

「にゃはははは・・・」

「同じように撃墜とか、仲良いな―」

 

「何だったんだあいつらは」

「さぁ?ウォーミングアップにもならなそうだったわね」

 

敵にも酷い言われような転生者乙

 

 

 

 

 

「終わった・・・」

「あぁ、どうだった?」

「素人、戦い足りない」

「そうでしょうね、あの程度で戦いに出るとか馬鹿にしてるのかしら?」

「あそこに居る奴らはどうだろうな?」

「真ん中の一番強い、一人じゃ無理・・・左に居るのはそこそこ、残りは素人」

「そうか」

「なら私は左の子を貰うわ、可愛がってあげる」

「なら、俺とハクドで真ん中のをやるか」

「了解」

 

 

「敵さんもどうやら仕掛けてくるみたいだぞ、女性はなのはが目当てらしい、残りは俺が相手か」

「大丈夫ですか?恵さん」

 

二人相手なのを心配してくれる皆

 

「大丈夫だ、これくらいの戦い慣れてる、ユーノ君は二人の事お願いな」

「はい!任せてください!」

「なのはちゃんも気を付けてな、レイジングハートもサポート頼む」

「はい!」『心得ています』

「それじゃ行こうか!」

 

俺達の戦いはまだまだ続く!




連載終了じゃないよ?ほんとだよ?|ョェ・´)
次はようやくボス戦本番です!

チチッチチッチチットァー!ウワァーwwww

こんな事は起きませんよ
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。