良かったら見てやってください
先日のアリすず事件から屋敷へと戻り、疲労のためそのままベットへ直行、死人の如く寝てしまい現在10時前
(今日が休みで良かった)
第1,3,5土曜日は授業日、第2,4土曜日は休みと言う事で今日は第2土曜日だ
「起きるか…ん?体が重い、というより重しがのっている?」
いざ起きようかと思ったら体が動かない、金縛りではなく何かが上に乗っている感じだ、正体を確かめようと掛け布団を退かそうとしたが
「両手もか・・・」
まずは右手側を見てみると
「すぅすぅ・・・」
金髪な子がいて、左手側には
「んむ、んにゃえへへ・・・」
紫な子がいました
二人は昨日客間で寝かされていたはずだ、何故ここに居るのか疑問に思ったがその答えはすぐに解決した
ごそごそ
胸のあたりに乗っていた物体Xが動きだし布団から顔を出した
「ニャ~」
「ガギノドン?」
野太い声で顔を出してきたのは黒い毛並みにどっしりとした体格が特徴のガギノドンだった
「どうりで重い訳です・・・ん?」
おかしい、右手側にはアリサが、左手側にはすずかがいて胸の上にはガギノドンではお腹のあたりに感じる重みは?
「まさか…そこに居るのは茜子か?」
「ふ―f、ばr―しまiまs―たk」
「いや、何言ってるか分かんないよ」
「・・・」
布団の中で喋ったせいか、声がこもってしまい茜子が何言っているのか聞き取りずらくなってしまった
もぞもぞ
茜子がお腹のあたりから移動してガギノドンの隣から顔を出してきた
「ぷは、バレテしまいましたか」
「うん、それは良いとして何でここに?二人は別の部屋に居たはずだけど」
「それはですね、私が二人のお世話係に任命されたからですよ」
「そうなの?」
「ええ、それで二人が目を覚ましたので状況説明をしたら恵様に逢いたいと言ってきたので連れてきたのです」
「なるほど、それが何でこんな状況になってるの?」
「来たのは良いのですが、声を掛けても起きなかったのでどうしたものかとお二人は考えました、そこで私はこう進言したのです、添い寝でもしてれば良いんじゃね? と」
「・・・」
開いた口が塞がらないとはこの事かと思いつつ、この不思議生物は何を言っているのか理解するのに時間が掛かってしまった
「…え?なんで添い寝?」
「その方が面白そうでしたから」
「うん…じゃあ何で茜子まで?」
「ふふふ、恵さんの汗の臭いは堪りませんな~」
(変態だ、変態がいる!)
昨日風呂へ入ろうとしたら事件が起こり、二人を助け出した後は帰ってきて疲労困憊のためそのまま寝てしまったから結局は風呂に入れずじまいだった
(それがまさか今、目の前にいる茜子の性癖にHITするとは・・・)
未だクンカクンカしている茜子に俺は
「とりあえず退いてください」
「えー」
「えー、じゃありません」
「にゃー」
「にゃーでもないです」
「仕方ないですね、貧乳ボク女の頼みです、退いてあげましょう」
「貧乳で結構、あと女じゃないですしボクッ子をまだ押すんですね」
茜子が俺の上から移動をし始めるが、その振動で今度は左右の二人が起きてしまった
「んんぅ、恵?」
「ん、恵さん?」
しかし目を開けたタイミングが悪かった、茜子は俺の上で四つん這いの恰好になった所だった
「・・・」
「・・・」
「にゃー」
「えーっと」
しばらく硬直の後
「ななななにやってるのよ、二人とも!」
「そうですよ、茜子さん場所変わってください!」
「って違うでしょすずか!そう言う事じゃなくて!」
「え?違うのアリサちゃん?」
「違わないけど違うの!あー、もう!」
もはや自分でも何言ってるのか分からなくなってきたアリサ、すずかの方は天然なのか?
「とりあえず落ちつけアリサ、ほら深呼吸だ」
「正式な深呼吸のやり方はヒッヒッフーですよ、知ってましたか?」
「だってさアリサちゃん、ほらヒッヒッフーだよヒッヒッフー」
「あんた達、私を馬鹿にしてるの?さすがに騙されないわよ」
「っち」
「ちょっと茜子、あんた今舌打ちしたでしょ!」
「にゃー」
「誤魔化すなー!」
「とりあえず、退いてくれないかな…」
そんな言葉は空へと消え、二人は俺の上で言い争いをしているのであった(主にアリサがからかわれていたが)
「ふぅ、ようやく解放された」
あの後しばらくしてリーラが部屋に来て、検査のために二人は別室へと連れて行かれた、茜子は俺のお腹の上に座っている状態だったので、皿洗いを言い渡されていた
「あー、癒されるー」
今俺は昨日入れなかった風呂に入っている、ん?野郎の風呂なんて見たくないって?俺だってそうだ、てことで時間を飛ばそう
「検査の結果はどうだった?」
「はい、お二人の体調には特に問題はありませんでした」
「そうか、それは良かった」
検査の結果は二人に問題は無し、これで一安心か
「ただ」
「ん?どうした」
「体調は問題無かったのですが、体質に変化がありまして…」
「体質?どういう事だ?」
少し考えるそぶりをしてリーラは告げた
「恵様のお話によれば、お二人は火と氷を操っていたとか」
「ああ、そうだな」
「恐らくですが、その力が未だ体の中に残っているようなのです」
「何だって!?」
「実験の結果、意識を集中させる必要がありましたが、アリサ様は手のひらサイズの火の玉を生成、すずか様は同じくらいの氷の球を生成する事が出来るのが判明いたしました」
「そうか…」
驚きの事実に今後どうするかを考える
(これはジュエルシードの影響か?それとも元々二人には素質があったのか?いや、今はそんな事よりも)
「これからの日常生活に影響は?」
「今はまだ様子を見なければ、なんでしたら力を制御できるように訓練を受けさせてみては?」
「そんな事が出来るのか?何でもありだな此処は」
「いえ、私たちでは無く恵様がやるのです」
「俺が?」
訓練自体は此処でできるが、その監督は俺がやるとのこと
「恵様が魔法を使用する際に受けた訓練、あれをすれば良いかと」
「あれか・・・まぁ、簡単な事だしやっておいて損は無いか」
あれとは、シャラン様に教えてもらった方法だ、簡単に言ってしまえば無意識下でのコントロール
無意識に力が出てしまうなら、無意識でコントロールすれば良いとの暴論から生まれた特訓だ
何を言っているか理解出来ないだろうが、それで以前の俺は魔法制御出来てしまったのだから文句は言えない
「後は二人と話して決めて行くか」
「そうですね」
「何その特訓?」
「んー、この力を自分の体の一部にしろって事かな?」
「それなら分かるわ」
二人と合流し先程の訓練の事を話してみた所、やはり意味が分からなかったらしいが、すずかがもっと分かりやすくしてくれた
「そうね、今後の為にも力は制御出来た方が良いだろうし」
「うん、そうだね」
「それじゃあ、順々に訓練して行こうか」
「「はい!」」
「あれ?なのはから電話だ」
「なのはちゃん?」
「ほら」
「あ、ほんとだ・・・私にも来てた」
訓練の間の休憩時間に携帯のチェックをすると、なのはや忍さんから電話が有ったみたいだ
「そういえば、連絡するのすっかり忘れてたわ」
「私も…恵さんすいません」
「構わないよ、話してきなさい」
そう言うと二人は家族へと電話をかけ始めた
「あ、お父さん、うん、御免なさい…」
「お姉ちゃん?うん大丈夫だよ…」
「俺はなのはに電話するか」
携帯を取り出しなのはに電話する
『もしもし?』
「なのはか?」
『恵さん!?』
「ああ、今大丈夫か?」
『うん、大丈夫だよ』
「そうか」
俺はなのはに二人の状態について話した、二人は今の状態を家族に話す事を決めたらしい
『そっか…アリサちゃん達そんな事に』
「ああ、でも二人はこの状況を受け止めて前に進む事を選んだよ」
訓練中の二人を見ても、どこかイキイキとしている感じがしたくらいだ
『また二人と話してみます』
「ああ、そうしてやってくれ」
『はい…あ、そうだ恵さん、明日って空いてますか?』
「明日か?特に予定は無かったと思うが」
『よかった、明日お父さんが監督をしているサッカークラブの試合が有るんですけど一緒に応援に行きませんか?アリサちゃん達も一緒に』
「ふむ、ちょっと待っててくれ」
そう言って携帯を離し、電話が終わって休憩している二人に先程の事を聞いてみた所
「私は大丈夫よ」
「私もです」
「わかった…なのは?」
『はい』
「二人とも大丈夫みたいだ」
『やった、それじゃあ待ち合わせは10時ごろ翠屋で』
「わかった、伝えておくよ、うん、それじゃあまた」
話が終わり携帯を切る
「あ、俺翠屋の場所しらねーや」
なのはの家は何回か行った事はあるが、肝心の翠屋には行った事が無いのを思い出した
「それなら明日私たちが案内しますよ」
「そうね、今日も泊る訳だし一緒に行けばいいわ」
「え?泊るの?」
「お父さんにも許可は取ってあるし、リーラさんもOKって言ってたしね」
「うん、それとも恵さんは駄目でした?」
不安そうな顔で見てくる二人、そんな二人を誰が見捨てられようか!
「だが断る」
「え…駄目ですか」
「そうよね、ごめんなさい」
泣きそうな顔になる二人
「あー!ごめんごめん冗談だよ!良いよ泊ってっても!」
「ほんとですか!」
「もう!驚かせないでよ!燃やすわよ!」
そう言ってアリサは炎の精『ジャック・オ・ランタン』を召喚する・・・へ?
「アリサちゃんそれって」
「ん?ちょ、何よこれ!」
本人も気づいていなかったのか、驚いている
ジャック・オ・ランタンはアリサの周りを飛び始め、最後はアリサに頬ずりをした
「アハハ、ちょっとくすぐったいって」
「アリサちゃん熱くないの?」
「え?全然」
はたから見ると燃えたカボチャが顔にくっついているのだが、当の本人は熱さは感じないと言う
すずかが恐る恐る触ろうとするが
「あつ!」
どうやら熱は有るみたいだ
「アリサ、この火はどうだ?」
「これってライターよね?」
「ああ、この熱は感じるか?」
「まって」
アリサは恐る恐るライターの火に手を近づけるが
「…あれ?」
「アリサちゃん?」
「熱くない、というか私の手、燃えないんだけど」
しばらく火に手を当ててみるが、一向に燃える気配すらしない、これは…
「火属性抵抗が150以上ってところか」
「「属性抵抗?」」
「ああ、属性抵抗ってのは読んで字のごとく何に耐性が有るかって事だ」
「それが私は高いって事?」
「おそらくな、すずかちゃんは反対に寒さへの耐性が付いたかもしれないな」
「寒さですか、氷に触れても冷たく感じないとか?」
「そこは試してみないと分からないな」
今後の課題が増えたようだ「おー」ん?アリサが感心したような声を出すのでみてみると
「恵さん!私にも出ました!」
すずかが『フロストヘッド』を抱きかかえていた
「なにこのフラグ」
Q:何これ、アリすず参戦!?
A:原作キャラ魔改造じゃね?
Q:そんなことする必要あるの?
A:そんな妄想が溢れてくるんだYO!
以上、自問自答でした
参戦&魔改造って欲しいです?