モーレツの世界にやって来た転生人【修正中】   作:シャト6

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文化祭

「もうじき文化祭が始まります。そこで、クラスの出し物を決めたいと思います」

 

「無難にお化け屋敷!」

 

「折角拓人君がいるんだし、他のクラスには出来ない事をしたいね」

 

「そう言えば、拓人君って料理が上手なんだよね?」

 

リン「そうだぞ!前のキャンプの時に食べたけど、凄く旨かったんだ」

 

「だったらさ、拓人君の料理が食べれるお店を出せばいいじゃん♪」

 

『賛成~!!』

 

拓人「本人の意見も聞け!」

 

勝手に決めていくクラスの連中に言う。

 

リン「別にいいだろ?」

 

拓人「流石に、俺一人で調理はキツい。料理出来る奴は手を挙げてくれ」

 

俺がそう言うと、手を挙げたのは4~5人程度だった。

 

拓人「だったら、手を挙げた連中は俺と一緒に料理を作ってくれ」

 

『は~い』

 

「では決まったので、これで以上となります」

 

こうして、俺達のクラスは飲食店に決まったのであった。そして放課後、俺とリンは部室に向かう。既に皆が揃っており、文化祭の出し物の話をしている。

 

拓人「お疲れ」

 

茉莉香「お疲れ拓兄。拓兄のクラスは、何の出し物をするの?」

 

リン「アタシ等は、飲食店に決まった。今年は稼がせてもらうよ」

 

リリィ「随分自信満々ですね部長」

 

リン「当たり前だろ♪ウチのクラスには拓人がいるんだぞ」

 

ハラマキ「そうだった!拓人先輩の料理の腕は凄かったんだった!!」

 

茉莉香「あちゃ~。今年は厳しいかな」

 

サーシャ「そうだね。拓人先輩が作るご飯は美味しいからね」

 

グリューエル「キャンプの時に頂きましたけど、素晴らしいお料理でしたわ」

 

ウルスラ「今年は諦めよう」

 

ヤヨイ「あの~」

 

すると、1年生が手を挙げた。

 

茉莉香「どうしたの?」

 

ヤヨイ「拓人先輩のお料理は、そこまで美味しいんですか?」

 

リン「そうか。1年は、スープしか食べたことなかったな」

 

アイ「はい」

 

ナタリア「アタシも食べてみたいです!」

 

拓人「なら、文化祭当日に食べに来い」

 

ナタリア「はい♪」

 

そんな会話をしていたのであった。文化祭準備期間中は部活もないので、作業に集中できた。そして文化祭当日・・・

 

『ただいまより、第25回白鳳学院の文化祭を開催致します』

 

放送でそう言い終わったと同時に、開催の花火が打ち上がった。それを合図に、待っていた客が入ってくる。

 

拓人「さて、客も入ったし気合い入れていくぞ!!」

 

『お~!!』

 

そして、ここでも戦場の火が切って落とされた。始まってあっという間に教室の席は全て埋まる。

 

「オーダー入ります。オムライス2つにチャーハン1つです!」

 

「此方は、サンドウィッチにチョコレートパフェです!」

 

拓人「了解!!」

 

外は当然忙しいが、厨房も戦場と化していた。女性はサンドウィッチやパフェ等を任せて、俺は中華鍋やフライパンを振る。

 

拓人「オムライス2つとチャーハン出来たぞ!!」

 

「次のオーダー!ナポリタンにカレーライス!」

 

「此方は・・・」

 

休む間もなく、次から次へとオーダーが来る。

 

拓人「簡単な作業は任せたぞ!!」

 

『は、はい!!』

 

料理中の俺は、一切容赦しない為少しビビっている女性達であった。

 

拓人「まずいな・・・誰か、外にいる奴に買い出しをお願いしてくれ。かなり用意したけど、全然足りそうにない」

 

「分かりました!!」

 

材料がなくなりそうなので、買い出しを頼む。そして、お昼の時間になり忙しさはピークになる。

 

拓人「オムレツにナポリタン出来たぞ!!早く持っていけ!!後ろがつっかえてるんだよ!!」

 

料理の出来上がるスピードが、運ぶスピードを上回る為厨房には、出来上がった料理が並んでいた。そしてようやくピークも過ぎて、客足も落ち着いた。

 

拓人「ふ~っ!!」

 

リン「お疲れ拓人」

 

リンがジュースを差し入れてくれた。

 

拓人「サンキュー。・・・プハーッ!生き返る~!!」

 

リン「アハハ!それにしても、まさかここまでとは思わなかったな」

 

拓人「俺だって同じだ。まさか、あれだけ用意した材料が足りなくなるとは思ってなかった」

 

「いらっしゃいませ~」

 

リン「また来たみたいだな。アタシは戻るよ」

 

拓人「ああ。ジュースサンキューな」

 

リンは外に戻っていく。しかし、直ぐに戻ってきた。

 

拓人「どうしたんだ?」

 

リン「客が拓人を呼んでくれってさ」

 

拓人「??」

 

俺は首を傾げながら厨房を出る。すると、そこにいた連中に驚く。

 

拓人「来たのかジェニー」

 

ジェニー「あら?来たらまずかったかしら♪」

 

拓人「そうは言ってないだろ?それより、珍しい組み合わせだな。梨理香さんやクーリエに百眼達まで来たのかよ」

 

梨理香「随分な言い草だね」

 

百眼「ミーサから、ここのチケット貰ってな♪」

 

クーリエ「折角だし、拓人君の料理を食べに来たの」

 

三代目「前は食えなかったしな」

 

ルカ「そうね」

 

拓人「ったく。それで、ご注文は?」

 

俺はため息をしながら、注文を取る。

 

梨理香「そうだね~。それじゃあ、オムライスを頼むよ」

 

ジェニー「私はナポリタン」

 

クーリエ「ん~・・・イチゴパフェ」

 

百眼「俺は焼きそば」

 

三代目「カレーライスで」

 

ルカ「オムレツ」

 

拓人「了解。少々お待ちを」

 

俺は厨房に戻り、注文された料理を作ってリンと一緒に持っていく。すると、今度はヨット部の連中がやって来た。

 

ナタリア「拓人先輩!約束通り食べに来ました♪」

 

ヤヨイ「お邪魔します」

 

アイ「失礼します」

 

茉莉香「あれ?梨理香さん!?それにクーリエやルカ達まで」

 

チアキ「これは、凄い人数ね」

 

サーシャ「そうだね~」

 

マミ「結構賑わってるね」

 

拓人「食べるなら、テーブル座れ」

 

『は~い』

 

茉莉香達は、それぞれ席に座りリンが注文を受ける。そして、茉莉香達の料理も作り終わり、俺も席に座る。一息いれる。

 

茉莉香「ん~♪美味しい」

 

チアキ「やっぱり、拓人さんが作るパフェは違うわね」

 

サーシャ「このオムレツ、フワフワトロトロで美味しい♪」

 

ナタリア「先輩、凄く美味しいです!!」

 

アイ「こんな美味しいの、初めて食べました♪」

 

ヤヨイ「はい♪」

 

梨理香「流石だね」

 

クーリエ「美味しい♪」

 

ジェニー「本当に、ウチの専属料理人にしたいわ」

 

ルカ「・・・♪」

 

百眼「ホント、副船長の飯を食うと、舌が肥えるよな」

 

三代目「だな」

 

『けど・・・』

 

(女性として、負けた感じがする)

 

男性陣『??』

 

何故か落ち込む女性陣の姿に、男性陣は首を傾げるのであった。そして皆帰っていた。文化祭も終了になり、本日は終了になったのであった。因みに、文化祭3日間の総売上は、500万円以上になっていた。当然、拓人とリンのクラスがトップだったのは言うまでもない。




作者「ども!今回は文化祭の話を書きました。少し話が短い気がしますが、そこは目を瞑ってください」

拓人「瞑るも何も、かなり詰め込んだよな?それに、ホントに短いな」

作者「ヘイヘイ!それは言わないのが常識だぜ♪」

拓人「・・・・・・」

拓人は、無言で作者を切りつけた。

拓人「・・・悪は去った。ってな訳で、今日はこの辺で」

『それではさようなら~』と書かれた看板が、作者から出されていた。

拓人「気絶しながらよくやるよ」
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