今日は修学旅行だ。何でも今年は予算削減の為、3年と2年をまとめて行うそうだ。
学院長「え~・・・それでは、安全で楽しい修学旅行にしましょう」
「それじゃあ、クラスごとにバスに乗り込め」
担任に言われて、俺達は各クラスのバスに乗り込んでいく。
拓人「ふ~っ」
リン「隣座るぞ」
リンが隣に座る。
拓人「行き先は何処になるんだ?」
リン「まだ発表されてないからな。けど、噂じゃ食べ物が美味しい星系らしいぞ」
拓人「なるほど。楽しみだな♪」
バスは新奥浜空港に到着し、船に乗ってその星に向かった。空港に到着すると、かなり賑わっていた。
拓人「かなり賑わってるな」
リン「そうだな。他の星系からも来てるな」
空港には、他の星系から来た観光客や、俺達みたいな修学旅行生がいた。
「それじゃあ、ホテルまでの地図を各自の端末に送った。それを見て午後7時までにチェックインするように」
そして、俺達はそれぞれのグループになり、街を見て回るのである。今現在の時間は11時だ。
拓人「さてと、どうする?一回ホテルに行ってチェックインしてから回るか?」
リン「そうだな」
考えていると、茉莉香達ヨット部2年がやって来た。
茉莉香「拓兄!」
サーシャ「お疲れ様です」
拓人「そう言えば、2年も一緒だったな。お前達はどうするんだ?」
茉莉香「ん~、荷物が邪魔だし、1度ホテルに行ってチェックインしてから回ろうと思ってるの」
拓人「俺達と一緒だな。なら、折角だしヨット部の連中と一緒に回るか」
リン「決まりだな。なら、まずはホテルに向かおう」
俺達は、先生から貰った地図を頼りにホテルに向かった。チェックインすると、部屋に荷物を置いてロビーに集合する。
茉莉香「お待たせ拓兄」
リン「悪い」
拓人「いや、俺も今来たとこだ」
チアキ「だったら、行きましょうか」
拓人「だな」
俺達はホテルを出て、何処に行くか決める。
サーシャ「ところで拓人先輩」
拓人「なんだ?」
ハラマキ「何で刀を3本持ってるんですか?」
小林丸「捕まるよ?」
拓人「それについては心配ない」
そう言って、首にぶら下げているカードを見せる。
拓人「これがあれば、どの星系に行っても武器の所持を認められるんだ」
茉莉香「あ~!そう言えば、この前更新してたね」
拓人「そう言うことだ。それより、そろそろ昼の時間だし、何処か昼飯にしよう」
『賛成~♪』
俺達は、繁華街に行き何処で食べるか考える。
リン「食べ歩きでもいいかもな」
ウルスラ「いいかも~♪」
拓人「なら決まりだ」
屋台もたくさんあるため、食べ歩きにはもってこいである。それぞれ食べたい物を買って歩く。
拓人「悪い。少し待っててくれないか?トイレに行ってくる」
茉莉香「分かったよ拓兄」
リン「早くしろよ」
俺は、コンビニに入りトイレを済ませる。出てくると、茉莉香達が複数の男達に囲まれていた。
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茉莉香「遅いな拓兄」
リン「さっき行ったばかりだろ?」
そんな話をしてると、チャラい男達が話しかけてきた。
「彼女達~♪今暇?」
「だったら、俺達と一緒に遊ばない♪」
「いいね~♪人数もぴったしじゃん♪」
小林丸「悪いけど、私達今人を待ってるから」
手を掴もうとする男をあしらう。
「いって~♪暴力された」
「あらら~♪これは、慰謝料を請求しないとな~♪」
「ってな訳で、君達を強制連行~♪」
男達は、私達を捕まえようとする。
「ウチの連れに何か用か?」
「あん?誰だお前?」
茉莉香「拓兄!!」
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拓人「ウチの連れに何か用か?」
「あん?誰だお前?」
茉莉香「拓兄!!」
俺は急いで茉莉香達の所に行くと、男がそう言ってたので声をかける。
拓人「俺はコイツらのクラスメイトだ。妹もいるがな」
「んなの知るかよ。邪魔するなら容赦しね~ぞ!!」
「そうそう。痛い目に遭いたくなきゃさっさとどきな」
拓人「・・・コイツら、これが見えてないのか?」
リン「だろうな」
俺は刀に手を掛けて、少しだけ刃を見せる。
拓人「斬られたくなけりゃ、さっさと何処かに消えな」
俺は、少し殺気を出すと男達は蜘蛛の子を散らすように逃げていった。
拓人「口だけかよ」
『いやいや。拓人(先輩)(さん)(拓兄)が恐すぎるから』
拓人「そうか?」
その言葉に、全員が頷くのであった。繁華街を色々と見て回り、時間も経ったのでホテルに戻るのであった。
拓人「じゃあな」
茉莉香「じゃあ拓兄、後でね」
皆それぞれ部屋に帰っていく。俺達男は人数が少ないため、一人部屋である。
拓人「あ~!今日は色々あって疲れたな。取り合えず、刀の手入れをするか」
俺は刀の手入れを始める。それに没頭してると、あっという間に時間が経っていた。
拓人「もうこんな時間か。そろそろ風呂に入るか」
このホテルは、24時間いつでも風呂に入る事が出来る。風呂の道具を持って温泉に向かった。中に入ると、脱衣所には誰もいない。おそらく時間も遅いため、全員が先に入ったのであろう。
拓人「のんびりとできそうだな」
戸を開けると、見晴らしのいい露天風呂だった。
拓人「中々な絶景だな。風呂も広いし町明かりも綺麗だな」
かけ湯をして湯船に浸かる。
拓人「あ~・・・いい湯だな♪」
のんびりとしてると、戸が開く音が聞こえた。
拓人(誰か入ってきたな)
別に気にしていなかったが、声を聞いて拓人は固まった。
「うわ~♪凄い眺めだね」
「本当ね」
「お風呂も広いよ~♪」
「走ると危ないよ」
「ん?先客か?」
拓人は慌てて振り返ると、そこにはヨット部のメンバーがいたのであった。
『拓人(先輩)(さん)(拓兄)!?』
拓人「なっ!?」
果たして、どうなるのか?