モーレツの世界にやって来た転生人【修正中】   作:シャト6

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グランドクロスと最終決戦!そして...

百眼「しかし、闘いの場所が黄金の幽霊船が出現した場所とはな」pipipipi

 

クーリエ「今じゃ暗黒雲どころか、デブりも何もない。綺麗サッパリした所よ」

 

ルカ「戦いには最適な場所ね」

 

クーリエ「ん?ホットライン」

 

画面に映るのはチアキだった。

 

茉莉香「チアキちゃん♪どうしたのいったい?」

 

チアキ『信じてるから。あんたと、私達の未来...』

 

拓人「まかせな♪」

 

通信を切ると同時に警報が鳴る。

 

クーリエ「前方にタッチダウン反応」

 

百眼「船影は3つ!しかも同型!!」

 

茉莉香「!?」

 

シュニッツァー「グランドクロスが3つ...」

 

三代目「おいおいマジかよ!!」

 

拓人「茉莉香、ここは頼んだぞ」

 

茉莉香「了解!拓兄も気を付けてね」

 

俺は格納庫に行き、ザンダクロスで出撃する。

 

拓人「相変わらず凄まじい電子戦だな...」

 

すると、グランドクロス3隻から攻撃がくる。

 

百眼『うひゃ~!情け容赦ね~な!!』

 

拓人「ホントだよ!!ヒラリマント!!」

 

ヒラリマントで攻撃をかわしていと、相手から重力波反応が出る。

 

百眼『副船長!!例のジグザグが来るぞ!!』

 

拓人「分かった!」

 

茉莉香『ねぇ拓兄...あの3隻、一人で動かしてない?』

 

拓人「多分な」

 

1隻のグランドクロスが攻撃をする。すると、こちらの囮の船を自爆させ、撹乱幕を放つ。それを確認すると、海賊船が一斉に狙撃を開始する。

 

拓人「1隻は沈んだな♪」

 

茉莉香『残り2隻ね』

 

拓人「敵の増援は?」

 

百眼『今のところなしだ』

 

クーリエ『船長副船長、シャングリラから通信です。何時でもOKだって』

 

拓人「分かった。俺も今から向かう」

 

俺は1隻の海賊船、シャングリラに向かった。2隻目をバルバルーサが撃墜する。

 

拓人「それじゃあ乗り込みぞ!!」

 

一同「お~!!」

 

シャングリラはそのまあグランドクロスに突っ込む。

 

茉莉香「ふむ...皆さん、いいですか?」

 

一同「うむ」

 

茉莉香「さ~海賊の時間だ!!」

 

一同「お~!!」

 

俺達はブリッジに向けて進み。当然簡単にはいかず、ロボット兵が待ち伏せをしていた。が、そこは海賊の船長達だ。ロボット兵をものともしない。

 

??「あ、あれは!?村上丸の墨釘船長~!」

 

墨釘船長がロボット兵に飛び蹴りをかます。ロボットは見事にボーリングのピンの用に弾き飛ぶ。

 

拓人「すげ~な。ってか、アイツ変なタスキをぶら下げてるな。一からやり直しって...」

 

百眼「成る程~。検討を着けた通りだ。基本はオートマチック、操作は一人で行われている。目的地の場所は~...」pipipipi

 

茉莉香「場所は?」

 

百眼「ここだ」

 

拓人「なら、向かうか」

 

俺達は百眼が出したルートを頼り、グランドクロスのブリッジに向かった。

 

拓人「ここか...下がってろ。オラッ!」

 

扉を蹴り破る。

 

茉莉香「クオーツ!クオーツ・クリスティア!!」

 

クオーツ『ようこそ、茉莉香』

 

茉莉香「!?」

 

すると目に前にクオーツがあらわれる。

 

クオーツ「ようこそグランドクロスへ」

 

茉莉香「てっきりもぬけのからかと思ったわ」

 

クオーツ「逃げも隠れもしないわ。それにしても...ホント派手ね」

 

茉莉香「海賊だもん♪当たり前よ。こないだの話の続きしたかったの」

 

クオーツ「...」

 

茉莉香「確かに海賊のショーはどうかと思うよ?でもね、私は今ここにいる。弁天丸船長加藤茉莉香は、この宇宙に...今この時に存在している。何故私が海賊なのか?それは私が加藤茉莉香だから」

 

クオーツ「...」

 

拓人「答えになってないか?そっちは問題にもなってないからな?おあいこだ♪」

 

クオーツ「おあいこ?」

 

シュニッツァー「両手を上げてコッチヘ来い。捕虜の扱いは、帝国軍義にのっとって...」

 

シュニッツァーそう言ってると、クオーツが脱出した。

 

拓人「やっぱりか...」

 

そして脱出した場所から声が聞こえる。

 

クオーツ「お逃げなさい。まもなくこの艦は爆発します」

 

百眼「ああ~、やっぱり...」

 

クオーツ「茉莉香...」

 

茉莉香「なに?」

 

クオーツ「お出でなさい。より広い海に。それを望む人もいる...」

 

拓人「取り敢えず脱出だ!」

 

俺達は急いでグランドクロスを脱出する。しかし、思っていたより早く爆発が起こる。すると、茉莉香の頭上に瓦礫が落ちてくる。

 

茉莉香「きゃ~!!」

 

拓人「茉莉香!!」

 

俺は茉莉香を吹き飛ばす。

 

拓人「ぐあっ!?」

 

茉莉香「拓兄!!」

 

百眼「副船長!!」

 

シュニッツァー「今瓦礫をどける!」

 

シュニッツァーが俺にのし掛かった瓦礫をどかそうとしたが、俺がシュニッツァーに言う。

 

拓人「シュニッツァー!もういい!茉莉香を連れて早く脱出しろ!」

 

シュニッツァー「しかし...」

 

拓人「最後の副船長命令だ!!」

 

シュニッツァー「...了解した」

 

シュニッツァーは茉莉香を抱き上げて俺から離れていく。

 

茉莉香「離してシュニッツァー!!」

 

シュニッツァー「すまん...」

 

シュニッツァーはそう言うと、茉莉香を気絶させた。

 

拓人「百眼、悪いけどこれから茉莉香の事を頼み。そして、これを渡してくれ」

 

俺は、普段から着けていたサングラスを渡す。

 

百眼「副船長...」

 

拓人「俺は爆発ギリギリまで通信を入れておく。弁天丸の皆にはせめてな...早く行け!!」

 

百眼は苦い顔をしながら、シュニッツァー達の後を追い掛けた。

 

拓人「ったく...まさかこうなるとはな...一応奇跡を信じて宇宙クリームとテキオー灯を当てておくか ...」

 

そして、俺は弁天丸に通信を入れた。ーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シュニッツァー達が弁天丸に到着する。

 

ミーサ「お帰りって、茉莉香!?それに、拓人は?」

 

シュニッツァー「...」

 

百眼「...」

 

クーリエ「百眼?」

 

シュニッツァー「...すまん」

 

シュニッツァーはそれだけ呟く。

 

ミーサ「嘘でしょ?」

 

すると、茉莉香が目を覚ました。

 

茉莉香「ここは...拓兄!シュニッツァー、拓兄は!!」

 

シュニッツァー「...」

 

茉莉香「嘘でしょ?何とか言ってよ」

 

百眼「船長...副船長からだ」

 

百眼は、拓人から預かったサングラスを茉莉香に渡す。

 

茉莉香「これって...拓兄がいつも着けてたサングラス...」

 

百眼「そうだ...」

 

クーリエ「船長...通信です。相手は...拓人君!?」

 

茉莉香「!?急いで繋いで!!」

 

通信を繋ぐと、映ったのは瓦礫に挟まれた拓人の姿だった。

 

茉莉香「拓兄!!」

 

拓人『なんだよ茉莉香、情けない声を出すなよ』

 

茉莉香「だって...拓兄...」

 

拓兄『悪かったな。約束守れなくて...』

 

茉莉香「嫌だ...嫌だよ~...」

 

拓人『皆も、出来ればこれからも茉莉香を支えてやってほしい...ケイン、百眼、三代目、ルカ、クーリエ、ミーサ、シュニッツァー...頼んだぞ?』

 

一同「副船長!」

 

皆が叫ぶ。すると、拓人の周りでも爆発が始まる。

 

拓人『へへ...そろそろ時間みたいだな?茉莉香、最後だ!...船長室の机の引き出しを開けてみろ』

 

茉莉香「...えっ?」

 

拓人『いいな?机の引き出しをだぞ?後...自分が後悔しないように生きろ。生きて...自分の好きな用にしろ...』

 

茉莉香「拓兄...」

 

拓人『大丈夫!お前ならやれるさ♪頑張れよ。後、告...白...の返...事...』プツン

 

そこで拓人との通信が途絶えた。そして爆発するグランドクロス。

 

茉莉香「拓...兄...拓兄~!!」

 

ミーサ「そんな...」

 

クーリエ「あんまりだよ...」

 

ルカ「...」

 

シュニッツァー「...」

 

ケイン「...弁天丸、ここから離脱する」

 

百眼「...ああ」

 

三代目「...」

 

グランドクロスから離れる弁天丸。グランドクロスには勝利した。しかし、その代償は余りにも大きすぎるのであった。拓人の訃報はすぐに伝えられた。チアキはその場で泣き崩れてしまい、ヨット部のメンバーも泣くものや気絶するもの。リンはすぐにジェニーに連絡した。それを聞いたジェニーは、すぐに海の明星

にやって来た。梨理香も初めて人前で泣いた。そして拓人の葬式が行われた。参列者には、共に戦った海賊船の船長達や、ヨット部のメンバー、ハロルド保険組合のショウや、親父さんやおやっさんも来てくれた。

 

ショウ「その...何て言えばいいのか...」

 

茉莉香「ありがとう...ショウさん」

 

ショウ「元気をだしな」

 

茉莉香「うん...」

 

次は親父さんが来てくれた。

 

親父さん「梨理香...」

 

梨理香「親父さん...」

 

親父さん「...辛かったな」

 

そう言って離れていく。次はケンジョー船長

 

ケンジョー「キャプテン茉莉香...そしてブラスター梨理香。この度は、誠に残念だ...」

 

茉莉香「ケンジョーさん...チアキちゃんは?」

 

ケンジョー「あれ以来、元気がなくてな。ま、無理もないがな...」

 

こうして、拓人の葬式は終了した。翌日、茉莉香は一人でいたくなかったので、ヨット部にやって来た。しかし、全員まだ元気はなかった。

 

茉莉香「...」

 

グリューエル「茉莉香さん...」

 

茉莉香「グリューエル...」

 

グリューエル「それは...拓人さんが普段身に付けていた物ですね?」

 

茉莉香「うん...今はこうして私の頭に着けてるんだ」

 

グリューエル「そうですか...」

 

すると、弁天丸から緊急通信が入る。

 

茉莉香「...もしもし」

 

ミーサ『茉莉香?今どこ?』

 

茉莉香「ミーサ?今は部室にいるけど...」

 

ミーサ『なら丁度よかった。今すぐに弁天丸に通信を開いて頂戴!!』

 

茉莉香「どうしたの?」

 

ミーサ『副船長の遺言を思い出してね。で、船長室の机の引き出しを調べてみたら、チップが出てきたの。恐らくなにかが映ってる筈よ?』

 

茉莉香「本当に!?分かった!関係者呼ぶから少しだけ待ってて!!」

 

通信を切り、茉莉香は皆に説明する。

 

リン「分かった。急いでジェニーを呼ぶよ」

 

リンはジェニーに連絡を入れる。

 

茉莉香「私はマミに連絡しないと...」

 

茉莉香もマミに連絡を入れる。そして二人ともヨット部の部室に集まる。

 

茉莉香「ミーサ、これで全員集まったよ?」

 

ミーサ『なら、今から再生するわよ?百眼!』

 

百眼『ああ...』pipipipi

 

そして弁天丸とヨット部のモニターに映し出されたのは、拓人であった。

 

茉莉香「拓兄!!」

 

拓人『え~っと...これで映ってるか?さて、茉莉香や弁天丸、もしかしたらヨット部の連中もいるかもしれないかな?お前達がこれを見ているって事は、俺はもう死んだんだろうな?』

 

チアキ「拓人さん...」

 

拓人『ま~俺が死んで、茉莉香がメソメソ泣いてるかもしれないが、ヨット部の連中や弁天丸の皆、茉莉香を支えてやってくれ。俺がいたらいいんだけどな...』

 

ミーサ『...』

 

拓人『後、俺に告白してくれた皆、返事を出来なくて悪かったな』

 

リン「拓人...」

 

拓人『ま、相変わらず俺は返事を出せなかった。それは皆が大切だからだ。優柔不断って言われるかもな♪』

 

ジェニー「本当にそうよ...」

 

ルカ『全くね...』

 

拓人『どうせこの台詞を聞いたとき、ジェニー辺りが何か文句言ってそうだがな♪』

 

グリューエル「拓人さんらしいですわ...」

 

拓人『色々長かったが、そろそろ完全にお別れだな。最後に茉莉香、俺の部屋に俺が使っていたポーチのスペアがある。お前ならちゃんと使ってくれると信じてるからな♪』

 

茉莉香「拓兄...」

 

拓人『安心しろ。俺は一同死の淵から戻ったことがあるんだ。今度も大丈夫さ。じゃあな♪弁天丸副船長で茉莉香の兄。そして、白鳳学院ヨット部員の加藤拓人より。このチップは、自動的に消去される...』

 

その言葉を最後にチップのデータは消去された。

 

茉莉香「...」

 

チアキ「茉莉香...」

 

マミ「...」

 

ミーサ『船長、帰ったら拓人の部屋を見ておきなさい』

 

茉莉香「うん...」

 

ジェニー「今日は、解散しましょう」

 

ジェニーの一言で、全員が解散する。そして茉莉香は家に帰り拓人の部屋に入る。

 

茉莉香「これか...」

 

茉莉香は、拓人の机に置いてあったポーチを取る。すると、そこから1枚の手紙が出てきた。そこには、茉莉香と梨理香へと書かれていた。

 

茉莉香「私と、梨理香さんに?」

 

茉莉香はポーチと手紙を持ってリビングに下りる。

 

茉莉香「梨理香さん!」

 

梨理香「どうしたんだい。そんなに慌てて...」

 

茉莉香「拓兄の部屋から、私と梨理香さん宛に手紙が見つかったの!」

 

梨理香「なんだって!早く中身を確認するよ!」

 

茉莉香「うん!」

 

茉莉香は梨理香の横に座り、手紙を開けて読み始める。

 

『茉莉香と梨理香さん...いや、梨理香へ。この手紙を見つけたって事は、俺が船長室に置いていたチップを見つけて観たんだろう。あのチップにはこの話は出来ないからな。茉莉香と梨理香には本当の事を話そうと思う』

 

茉莉香「本当の事?」

 

『俺がさっきから梨理香と書いているけど、俺は昔拾われた時の記憶が完全にあったんだ。』

 

梨理香「!?」

 

梨理香は驚きを隠せなかった。あの時、自分が拓人を拾った時は確かに赤ん坊だったからだ。

 

『おそらく梨理香は驚いてると思うけど、事実なんだ。なにせ俺は元々この世界の人間じゃないんだ。俺は一度死んでいる。そして、この世界にやって来た』

 

茉莉香「どういう事?」

 

『不思議に思わなかったか?茉莉香に渡しているポーチから、いつも出す道具に?普通はそんな道具はこの世界にはない』

 

梨理香「確かにね。自分の息子にしては驚きを隠せなかった事は多いね」

 

梨理香も納得する。

 

『だから俺はあの時に家族と言ってくれた茉莉香と梨理香にこの話をすることに決めたんだ。俺は二人が大好きだからな♪』

 

茉莉香「もう...拓兄ったら///」

 

梨理香「ホントにね///」

 

二人は拓人の言葉に顔を赤くしていた。

 

『だから二人とも心配するな。俺は必ず帰ってくる。大切な人が待っている場所にな。だから、梨理香と二人で俺の帰りを待っててくれ』

 

茉莉香「...」

 

梨理香「...」

 

二人は手紙を読み終わって黙っていた。

 

茉莉香「私信じてるよ!拓兄の言葉を...」

 

梨理香「そうだね~...アタシももう少し若く魅せなきゃね♪」

 

茉莉香「えっ?まさか梨理香さん...」

 

梨理香「茉莉香にも負けないよ?」

 

茉莉香「こっちこそ!海賊は奪わなきゃね」

 

何故か親子の間で、拓人争奪戦が繰り広げられていたのであった。

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