皆で未来の世界へ!
拓人「ん~!たまにはタイムマシンも整備しないとな」
拓人はそう言って机の中に入っていった。そして整備も終わり机から出てくる。すると丁度机から顔を出した時に茉莉香が珈琲を持ってきた。
茉莉香「拓兄~、珈琲はいったよ」
拓人「サンキュー茉莉香」
茉莉香「拓兄、何で机から顔だけ出てるの?」
茉莉香は質問する。
拓人「茉莉香は知らなかったな。この机の引き出しの中には、タイムマシンがあるんだ。それの整備をしてたんだ」
茉莉香「タイムマシン!?凄い!本当にあるんだ!」
拓人「まあな。最近約10人前後乗れるタイプに買い換えてな。それで整備をしてたんだ」
茉莉香「へ~」
拓人「ま、暫くは乗ることもないし、整備しとかないとな」
拓人は珈琲を持って部屋を出ていった。
茉莉香「タイムマシン...」
茉莉香はそう呟いていた。茉莉香がそう言う時は、何かしら悪いことを考えているのだ。そして翌朝、それが現実になる。
茉莉香「...もしもしミーサ?」
ミーサ『どうしたの茉莉香?今日は仕事は休みよ?』
茉莉香「ちょっと面白いことがあってね。至急にファミリーを呼んで私の家に集まって。勿論拓兄には内緒で」
ミーサ『一体何を考えてるの?』
茉莉香「着いてからのお楽しみ♪」
ミーサ『分かったわ』
ミーサはそう言って通信を切る。そして夕方、ファミリーが加藤家に集まる。
茉莉香「ところで拓兄は?」
ミーサ「拓人には、買い物を頼んでるの♪だから帰ってくるのはもう少しかかるわ」
茉莉香「そっか」
チアキ「それで茉莉香、皆を集めてどうしたの?」
チアキが今回集まった理由を聞く。
茉莉香「実はね、昨日拓兄から聞いたんだけど、この机の引き出しの中にタイムマシンがあるんだ♪」
グリューエル「タイムマシンですか?」
茉莉香「うん♪」
ジェニー「そのタイムマシンがどうかしたの?」
茉莉香「えへへ♪そのタイムマシンで10年後の未来へ行ってみない?拓兄や私達を見に行きたいんだ」
リン「面白そうだな♪」
茉莉香「それじゃあ出発!」
茉莉香達はそう言って、拓人のタイムマシンで未来へ向かう。
チアキ「でも、どうやってコレ動かすの?」
茉莉香「ええっと...」
茉莉香は困っていた。いざ出発しようとしたが、動かしかたが分からなかった。すると、突然モニターが動きだす。
『行き先をお答えください』
茉莉香「えっと...今から10年後の未来!」
『確認しました。行き先は、現在の世界から10年後の未来へ』
茉莉香「何だか知らないけど、上手くいったしね」
チアキ「ま、結果オーライね」
こうして茉莉香達ファミリーは10年後未来の世界へと向かったのであった。
『到着しました。此方が10年後の未来の世界です』
茉莉香「それじゃあ降りようか」
タイムマシンから降りると、そこにあったのは10年後の海の明星に到着した。
茉莉香「うわ~...」
チアキ「10年後と言っても、かなり変わってるわね」
リン「そうだな。さて、それじゃあまずどうするか」
ジェニー「取り敢えず...」
何処かに行こうとすると、ジェニーにぶつかる女の子
??「うわ~!」
ジェニー「ご免なさいね。大丈夫?」
??「うん♪大丈夫♪」
リン「ならよかった」
すると、その女の子の母親らしき人物がやって来た。
??「すみません!うちの娘がご迷惑を」
ジェニー「いいえ、大丈夫ですよ♪」
しかし、ジェニーは母親に顔を見て驚いた。それは相手も同じであろう。
??「あなた...もしかして...」
??「ジェニーママ、どうしたの?」
一同「えぇ~!?」
驚く一同。しかし、更に驚く人物がやって来た。
??「おいジェニー、見つかったのか?」
ジェニー(大人)「ああリン、見つかったわ。でも、それより面白いこと人と会ったわ♪」
??「面白い?」
ジェニー(大人)「ええ♪」
大人のジェニーが、別の女性に話しかける。すると、先程の女の子がこう言う。
女の子「リンママ、このお姉ちゃん達とお知り合い?」
一同「えぇ~!!」
更に驚く一同。
リン(大人)「あん?」
リン(大人)は、茉莉香達を見る。
リン(大人)「おいおい、昔のアタシ達じゃないか!?」
ジェニー(大人)「そうなのよ♪そう言えば、この時期に皆で行ったわね♪」
リン(大人)「そう言えばそうだったな」
チアキ「あ、あの...」
リン(大人)「どうした?」
チアキ「もしかして、リン先輩達って...」
チアキがリン(大人)達にたずねる。
ジェニー(大人)「チアキさんが思ってる通りよ♪けど安心して、そこにいる全員が、拓人のお嫁さんだから」
リン(大人)「そうそう♪」
一同「...」
一同は、その言葉に驚きが隠せなかった。
リン(大人)「取り敢えず、家に来いよ。その目で見れば納得するさ」
そう言って、茉莉香達を自分達が住んでる家に案内するのであった。
ジェニー(大人)「ついたわよ♪」
着くと、そこにあったのは豪邸であった。すると、中から人が出てきた。
??「お帰りなさいジェニーさん、リンさん」
リン(大人)「ただいまグリューエル」
グリューエル(大人)「そちらの方達は、もしかして...」
ジェニー(大人)「ええ、10年前の私達よ」
グリューエル(大人)「やっぱり♪懐かしいです♪ささ、中に入って下さい」
そう言われて中に入る。中はとても広かった。
リン(大人)「取り敢えず、拓人は仕事だし...それ以外の全員を呼ぶか」
リン(大人)はスマホで連絡を入れる。そして10分後、ファミリーが集合した。
茉莉香(大人)「うわ~♪昔の私ってこんなんだったんだ♪」
チアキ(大人)「昔の私って、こんなにツンツンしてたかしら?」
ミーサ(大人)「昔は若かったわね~」
クーリエ(大人)「そうね~」
ルカ(大人)「ふふっ...」
一同(いやいや、今と全然変わってないから!)
ファミリー最年長の3人の姿を見て、10年前の茉莉香達は全員そう思っていた。
サーシャ(大人)「でも、改めて見るとこうだったね~」
ハラマキ(大人)「だよね~」
大人の茉莉香達が、過去の自分達をまじまじと見る。
チアキ「と、ところで拓人さんは?」
チアキ(大人)「拓人さんか~。懐かしい呼び方ね」
茉莉香(大人)「だよね~。今は私達と一緒で拓人かあなただもんね~♪」
チアキ(大人)「ばっ!?///」
チアキ「あ、あなた...///」
大人の茉莉香の言葉に、ダブルチアキは顔を真っ赤にしていた。
茉莉香「あはは...ところで、未来の拓兄は?」
茉莉香(大人)「拓人は仕事よ。もうそろそろ帰ってくる筈よ?」
リン「早く見てみたいぜ♪」
リン(大人)「ま~慌てるな♪」
それぞれ会話をしていると、別の女の子が慌てて入ってくる。
女の子「ママ~!」
見た目はミーサそっくりだった。
ミーサ(大)「どうしたの?そんなに慌てて」
女の子「こ、これ!」
女の子は未来のミーサに手紙を渡す。
ミーサ(大)「手紙?」
中を確認する。するとこう書かれていた。
『お前の子供は預かった。返してほしければ、私掠船免状を譲れ!』
一同「!?」
チアキ(大)「子供達をここに集めましょう!誰が拐われたか分かるわ!」
チアキ(大)が叫ぶと、今いる子供達が全員集まった。確かに1人足りない。
茉莉香(大)「そんな...亜里香が拐われたわ」
茉莉香「亜里香って?」
ジェニー(大)「茉莉香の娘よ」
サーシャ「そんな...」
茉莉香「助けに行こう!」
チアキ「そうよ!」
ジェニー「茉莉香(大)さんの娘は」
リン「私達の娘でもある!」
茉莉香(大)「皆...」
サーシャ(大)「そう言えば私達はこう言うんだったわね」
リン(大)「よ~し!亜里香を救出に行くぞ~!!」
一同「お~!!」
こうして私達は亜里香の救出に向かうのであった。
リン(大)「拓人(大)には連絡を入れてる」
茉莉香(大)「ありがとう」
ジェニー(大)「...ここが指定された場所ね」
茉莉香達は、手紙に書かれていた場所に到着する。そこは、街から少し離れた場所にある工場だった。
茉莉香(大)「亜里香!いるの!!」
亜里香「茉莉香ママ~!」
犯人「遅かったな。例の物は持ってきたんだろうな?」
茉莉香(大)「ここに入ってるわ。亜里香を話して!!」
犯人「駄目だ。まずはその私掠船免状を渡せ」
チアキ(大)「クッ!卑怯な...」
茉莉香(大)「...分かったわ」
茉莉香(大)は犯人にむけて歩き出す。
茉莉香(大)「これがそうよ」
犯人「確かに受け取った。なら、お前達全員消えてもらおうか」
男が手を上げると、周りからゾロゾロと男達が出てくる。
リン「汚いぞ!」
犯人「俺は無事に返す筈ないだろ?ハハハハハ!」
高笑いをあげる犯人。しかし、それが運のつきだった。
??「ほ~、それが聞けただけで十分だな?」
??「そうだな。これで気にせずに殺れる」
犯人「だ、誰だお前達!!」
犯人の言葉に全員が入り口を見る。そこに立っていたのは...
大人組「拓人!」
茉莉香達「拓兄(拓人さん)!」
拓人(大)「待たせたな」
拓人「遅くなった」
チアキ「でも、どうして拓人さんまで?」
拓人「10年後の俺が迎えに来たんだ」
拓人(大)「お前達がこの日に来るのを思い出してな」
サーシャ「そうなんですか」
拓人「さて、役者は揃ったしもう逃げられないぞ!」
拓人達は犯人に詰め寄る。しかし、犯人は驚くべき行動にでた!果たして、その行動とは!次回に続く!!