拓人達がやって来て追い詰められた犯人は、人質にしていた亜里香の膝を銃で撃ち抜いた。
亜里香「痛いよ~!」
「ヒャハハハ!いいぞその叫び声!何て聞き心地がいいんだ!」
茉莉香(大)「亜里香!」
リン(大)「テメェ!あたし等の娘に何しやがる!!」
「何って?拳銃で膝を撃ち抜いたけど?別に死なないんだしいいだろ♪」
犯人はそう言い放つ。しかし、それを聞いた2名の堪堪忍袋の緒が切れた。
ブチッ!!
一同「ブチッ?」
拓人(大)「な~俺、今物凄く秘密道具で誰かを凝らしめたいんだが?」
拓人「奇遇だな♪俺もそう思っていたところだ♪」
拓人(大)「それじゃあ...」
拓人「やるか!」
拓人(大)「まずは...ウルトラストップウォッチ!」カチッ
それを押すと、両拓人以外は全員の時間が止まった。
拓人(大)「まずは亜里香を茉莉香達の所へ連れていく」
拓人「こいつに相手ストッパーをかけておくぞ?」
そしてウルトラストップウォッチを解除する。
「あれ~?いつの間にか人質がいないぞ?」
茉莉香(大)「亜里香!?」
亜里香「お母さん!?」
「別にいいや♪このままトンズラ...あれ?動けないぞ?」
拓人「当たり前だ」
拓人(大)「さて、覚悟は出来てるんだろうな♪」
ダブル拓人は物凄くいい笑顔で犯人に詰め寄る。
「あ、あははは...ほんの冗談だよ。だからね、助けてほしいな♪」
拓人「「却下だ!」」
そのまま犯人を奥の部屋に引きずっていく。そして暫くすると...
「ギャアァァァァァァァァァァァッ!!!!!!!!」
一同「!?」ビクッ
そこに響いたのは、犯人の叫び声だった。叫び声がなくなると、奥から拓人達が出てくる。
拓人「さて、帰るぞ」
茉莉香「た、拓兄?犯人は...」
拓人(大)「もう二度とこの世界には来れないぞ?」
拓人「だな♪この地平線ロープを着けない限り永遠にあそこから出れないよな?」
一同「......」
その時の顔は、今まで見た悪人より怖かったと茉莉香達は語っていたのであった。そしてこの世界の拓人逹の家に戻る。
拓人「さて、お医者さんかばんで亜里香の治療は終わった」
拓人(大)「助かったよ」
拓人「さて、今度がコイツらの説教だな。悪いが俺、部屋を借りるぞ?」
拓人(大)「ああ、俺もコイツらに話を聞かないとな?」
二人の拓人は、それぞれのファミリーを説教するためにそれぞれ部屋に入る。
拓人side
拓人「さて、言い訳を聞こうか?」
拓人はベッドに腰かけて、正座してる茉莉香達に問い掛ける。
茉莉香「えっと・・・」
拓人「勝手にタイムマシンを使って10年後の世界に来たんだ?」
チアキ「それは・・・その・・・」
拓人「そして挙げ句のはてに、お前らが来て子供も怪我をする事件に発展。どう責任を取るんだ?ん?」
リン「それはだな・・・」
拓人「それは?」
一同「・・ごめんなさい!」
茉莉香逹は一斉に、拓人に向かって土下座をした。
ミーサ「私も軽率だったわ」
ジェニー「ごめんなさい拓人」
それぞれ謝ってくる。
拓人「・・・分かった。お前逹はキチンと反省してるようだし、今回の説教はこの辺で終わる。全く、未来の俺が呼びに来なきゃどうするんだよ・・・」
すると、部屋の扉がノックされた。入ってきたのは未来の俺だった。
拓人(大)「そっちの説教も終わったか?」
拓人「ああ、どうやらそっちも終わったみたいだな」
拓人(大)「まあな。さて、説教も終わった事だし飯食って帰れよ」
拓人「なら俺も手伝うぞ?」
拓人(大)「なら頼む。調理場はこっちだ」
そして俺達は調理場に行き、料理を作るのであった。暫くして、食卓には物凄い数で豪華な料理が並べられていた。
子供達「すごーい!!」
大人達「久々に本気出したわね・・・」
茉莉香達「だよね~」
拓人「流石俺だな。腕は鈍る処か上がってるな♪」
拓人(大)「当たり前だ。俺はお前だぞ♪さ~食ってくれ」
一同「いただきま~す♪」
そして皆で楽しく食事をするのであった。何故か、現在と未来の俺の周りに、子供達が集まってまともに食事が出来なかったのは余談である。そして食事もおわり、いよいよお別れの時。
拓人「んじゃ、そろそろ帰るか」
茉莉香「そうだね」
チアキ「帰りましょうか」
リン「だな」
ジェニー「そうね」
拓人(大)「娘達が世話になったな。また来いよ俺」
茉莉香(大)「また遊びに来てね♪」
チアキ(大)「待ってるわ」
リン(大)「またな♪」
そして俺達はタイムマシンに乗り込んで、元のいた時代に帰ったのであった。
拓人(大)「行ったか」
茉莉香(大)「そうだね」
チアキ(大)「けど、とっても懐かしかったですね」
リン(大)「ああ」
ミーサ(大)「そろそろ戻りましょう」
クーリエ(大)「子供達も待ってるよ」
そして、未来の拓人達も自分の帰る場所に帰っていったのであった。そして、元の時代に帰ってきた拓人達。
拓人「あちゃ~、定員オーバーか・・・」
タイムマシンが壊れていたのであった。
拓人「しゃあない。無理矢理乗ったしな。丁度いいから更にパワーアップするか」
茉莉香「ゴメンね拓兄」
拓人「当然、支払いはお前等持ちな♪」
一同「そ、そんな~!」
拓人「勝手に使ったんだ。自業自得だ」
最後の最後で、茉莉香達は拓人の怖さを身に染みた瞬間であった・・・