モーレツの世界にやって来た転生人【修正中】   作:シャト6

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遂にご対面、黄金の幽霊船

セレニティ艦隊との攻防があったが、なんとかその場を切り抜けた俺達は、百眼が出した観測データから割り出した場所に向かっていた。

 

ルカ「前方二分、深く20分、やや晴れ」

 

三代目「出力やや弱いが...よし行け!!」

 

ケイン「喜んで♪」

 

茉莉香「マラコット級戦艦一隻に、コーバック級護衛艦六隻...」

 

グリューエル「クイーン・セレンディピティ...セレニティ防衛軍の旗艦です」

 

クーリエ「何処までハッタリで、何処から本当の装備なんて解らないけど...星間戦争用に、全艦隊向けの指揮通信機持ってる。本気の戦略戦艦ね...」ポリッ

 

茉莉香「え~っと...セレニティの防衛軍って、戦力そんなに余裕あるの?旗艦がこんなところまで来ちゃって?」

 

クーリエ「分からないけど...ズズ~、これだけの戦力を引き抜いたら本国が心配ね」

 

茉莉香「そっか~、本気の本気か~...勝つのは難しいわね~」

 

グリューエル「茉莉香さん?」

 

拓人「心配するな♪さて、俺もそろそろ準備するか...」

 

茉莉香「拓兄どうするの?」

 

拓人「秘密兵器の出番だ♪」

 

俺はブリッジを後にする。

 

拓人「さてと...確かこの辺にあった筈...」ゴソゴソ

 

俺は四次元ポーチを探る。

 

拓人「あったあった♪ザンダクロス!!と、ビッグライト!!」

 

俺は、格納庫に行こうとすると、弁天丸に急ぎの跳躍の警報がなる。

 

茉莉香『ブリッジより全船へ、船長の茉莉香です。弁天丸は今、超光速跳躍の準備中で、データが揃い次第飛ぶ予定です。タッチダウン後に戦艦と一戦交える事になるかも知れませんので、そのつもりで準備しておいてください!繰り返します...』

 

拓人「超光速跳躍か...俺も、ショックに備えるか」

 

俺はショックに備えるために急いで格納庫に行く。すると、激しい揺れが弁天丸を襲う。

 

拓人「くそっ!!行くぞザンダクロス!!ビッグライトとテキオー灯、グレードアップ液!!」

 

俺はザンダクロスに全て振りかけて宇宙に出る。

 

拓人「なんだ ...あれは!?」

 

驚いている俺だが、弁天丸から通信が入る

 

 

拓人「此方拓人」

 

茉莉香『拓兄!?なんなのそれ!?』

 

拓人「今は話してる暇はない!!」

 

百眼『副船長!!今すぐそこを離れろ!どでかい衝撃波が来るぞ!!』

 

拓人「宇宙空間で衝撃波だと!?」

 

百眼『空間が裂けてるんだ!何が起きても不思議じゃない!?』

 

拓人「弁天丸は俺の後ろに来い!!」

 

茉莉香『拓兄どうするの!?』

 

拓人「一か八かだ!ヒラリマント!!で、ビッグライト」

 

ヒラリマントにビッグライトを当てて、ザンダクロスサイズに合わせる。

 

クーリエ『出た』

 

拓人「!?あれが幽霊船なのか!?」

 

百眼『全長24㎞、自然天体ならそれほどだが、超光速出来ない大昔の世代艦なら、特別サイズの大物だ。間違いない...黄金の幽霊船だ』

 

クーリエ『幽霊船に対する、投影面積を最小に、超新星並みの衝撃波が来るわよ!』

 

百眼『...来るぞ!!』

 

拓人「...来い!!」

 

構える俺。すると、物凄い衝撃波が俺達を襲う!

 

拓人「...っく!!」

 

茉莉香『拓兄!?』

 

拓人「...見えた!!ケイン、エンジンをフルブースト!!」

 

ケイン『了解!』

 

ケインがブーストを点火する。そして俺は、後ろから押す!

 

拓人「そのまままっすぐ行け!!そうすれば出られる!!」

 

茉莉香『拓兄~!』

 

俺は弁天丸と別の方向に逃げる。

 

拓人「ザンダクロス、もってくれよ...」

 

そして、なんとか俺も衝撃波を抜ける。

 

拓人「なんとか抜けたか...ん?あの戦艦弁天丸を狙ってるな。させるか!!」

 

俺は急いで弁天丸と合流する。

 

拓人「弁天丸!急いで幽霊船に向かえ!!後ろは俺がなんとかする」

茉莉香『了解』

 

すると、幽霊船から高出力レーダーが放たれる。

 

拓人「なんだ?」

 

それが終わると、幽霊船がみるみる黄金色に変わっていく。

 

拓人「すげ~...」

 

茉莉香『拓兄、今クーリエが幽霊船のデータを解析して今から、幽霊船に向かうから!!』

 

拓人「了解!俺もそのまま向かう」

 

茉莉香達が向かうと、護衛艦が動き出す。しかし、俺が立ちはだかる。

 

拓人「ここから先は行かせないぞ?って、ケイン!?いくらなんで早すぎだ!」

 

ケインが物凄いスピードで幽霊船に入っていく。

 

拓人「なっ!?上手く入ったな。なら俺も」

 

俺も急いで向かう。すると、ハッチが閉まり始めていた。

 

拓人「ちょっと待て~!」

 

俺はなんとかギリギリで船内に入る。

 

拓人「よし !!」

 

しかし、扉に脚が引っ掛かりそのまま弁天丸に向かって突っ込む。

 

拓人「ちょっと待て~!そこをどけ~!」

 

茉莉香『無理だよ~!』

 

拓人「ヒラリマント!!」

 

ヒラリマントを俺に向けて俺を弾く。そのまま壁にぶつかる。

 

拓人「いって~!」

 

茉莉香『大丈夫拓兄!?』

 

拓人「な、なんとかな~...」

 

情けない声を出す俺。すると、幽霊船全体が揺れ出す。

 

茉莉香『なにこれ?

 

百眼『こりゃ~...』

 

クーリエ『亜空間に戻るみたい...』

 

茉莉香『船体固定!!』

 

弁天丸から鎖が打ち込まれる。俺はそれを掴み衝撃がおさまるのを待った。衝撃がおさまり、弁天丸クルーが修理の為出てくる。

 

拓人「そう言えば、皆にテキオー灯当ててなかったな。ま、24時間あれば十分だろ?」

 

俺はザンダクロスをスモールライトで小さくして弁天丸に向かう。すると、丁度グリューエルが出てきたので、驚かしてみた。

 

拓人「ばぁ!!」

 

グリューエル「キャアァ!?」

 

拓人「あははは、ビックリしたか?」

 

茉莉香「拓兄、あんまり驚かせちゃ駄目だよ?」

 

拓人「悪い悪い。」

 

茉莉香「私も宇宙服脱ぎたい~!」

 

拓人「はいはい、じゃあ一端船内に戻るぞ?」

 

俺はそのまま船内に戻り中を調べる全員にテキオー灯を当てる。

 

百眼「お~これは凄いな♪」

 

シュニッツァー「俺と一緒だな」

 

ミーサ「でも、普段は宇宙服を着てるから、まだ慣れないわね...」

 

拓人「最初はな♪ほら!」

 

俺は、女性陣3人に手を差し伸べて引っ張る。

 

拓人「で、この扉開きそうか?」

 

百眼「そう複雑なロックが掛かってる訳じゃないから心配ない」

 

茉莉香「幽霊船と接続出来そう?」

 

シュニッツァー「弁天丸でクーリエがやっている。弁天丸からの電源ケーブルを接続。百眼、パワーを入れてくれ」

 

百眼「了解。定格200...どうする?もう少し上げてみるか?」

 

シュニッツァー「いや、このままでいい」

 

そう言うと、シュニッツァーがレバーを下げて扉を開ける。

 

百眼「ハッチの向こうは0.8気圧、酸素24%。今のところ有毒ガスや放射能は検出無しだ」

 

茉莉香が俺に、移動に使う道具を渡す。

 

拓人「いや、俺はいい」

 

俺は頭にタケコプターを取り付ける。酸素が24%もあるなら、普通にタケコプターは使用出来る。そして中に入る。その時、クーリエから通信が入る。

 

クーリエ『ブリッジより、茉莉香船長と拓人副船長聞こえますか?』

 

茉莉香「これから幽霊船に入るところ。何か分かった?」

 

クーリエ『はい、いくつか。幽霊船には発着デッキが2つ。その内、そことは違う別のデッキに船が侵入した形跡があります。構造上、戦艦がそのまま着艦したとは思いませんが、どれくらいの規模の人数が乗り込んでいるか分かりません』

 

拓人「了解した。引き続き調査を頼む」

 

クーリエ『了解』

 

拓人「しっかし、物凄く広いな...」

 

進めど進めど、未だにたどり着かない。

 

拓人「また扉か...」

 

百眼「ここは簡単に開く。」

 

茉莉香「じゃあグリューエル、何処へ行く?」

 

グリューエル「えっ?機関部やブリッジにまず向かうのではないのですか?」

 

拓人「それはセレニティ調査団に任せていいだろ?」

 

グリューエル「無責任ですね」

 

茉莉香「そりゃ~もう海賊ですから♪お宝の所へ急ぎましょう」

 

グリューエル「分かりました」

 

そのまま機関部等には向かわず、そのまま突き進む。すると、再び扉がある。

 

百眼「ん~...」pipipipi

 

しかし、扉は開かない。

 

グリューエル「駄目ですね...」

 

茉莉香「また金庫破りが必要?」

 

百眼「大丈夫なんじゃないかな?」

 

シュニッツァー「任せてもらおう...」ボキボキ

 

拓人「待てシュニッツァー。お前はまだ体力を残しておいてくれ」

 

シュニッツァーを止めて前に出る。

 

拓人「んじゃ...オラ!!」ドゴン

 

俺は力を入れて、扉を蹴飛ばす。蹴飛ばした扉は、形を変形させながら奥に倒れる。

 

拓人「こんなもんだろ?」

 

一同「...」ポカーン

 

拓人「どうした?」

 

百眼「いや...どうしたって...」

 

シュニッツァー「さすがと言わざるおえないな」

 

拓人「そうか?ま、普段は力を制御してるからな。こういう時位力出さないと♪」

 

グリューエル「か...格好いいです!!」

 

茉莉香「うん♪」

 

ミーサ「さすがね♪」

 

拓人「あ、ありがとな///」

 

俺は顔を少し染めながら頬をかく

 

百眼「いや~♪うちの副船長は、相変わらずモテるな~♪」

 

シュニッツァー「男としても頼もしいしな」

 

百眼とシュニッツァーに言われる。俺は、恥ずかしくなって先に入る。

 

百眼「この辺りは機関部と動力接続、それから船内大気圧維持の為のバフパータンクと、殺菌清浄成分調整の為の循環システムの元締めだ」

 

茉莉香「スリーパー...冷凍睡眠の区画は船体中央ね」

 

すると、突然船内に明かりが点る。

 

茉莉香「ね?向こうに任せて良かったでしょ?」

 

グリューエル「はい...」

 

拓人「この辺りの明かりが点灯したって事は、俺達の居場所のバレてると考えるべきだな...」

 

茉莉香「あっちに私達の居場所がバレてるって訳か...ま、しょうがない」

 

ミーサ「そうね ...そこを右よ」

 

グリューエル「えっ!?」

 

グリューエルは慌てて、柱を足場にして方向をかえる。すると、開けた空間に出る。

 

拓人「驚いたな...街がそのまま入ってる」

 

グリューエル「ええ...この宇宙で、真に普遍的な価値が持つものがあるとすれば...何だと思いますか?」

 

茉莉香「普遍的な...価値?」

 

グリューエル「かけがえのない物。貴金属は貴重ではありますが、手間と時間さえ使えばいくらでも作り出せます」

 

茉莉香「芸術とか...文化とか?」

 

グリューエル「そうですね。もし遥かな未来であっても、文明が文明としての知性を持っている限り、芸術や歴史には高い価値があります」

 

拓人「知性ね~...」

 

等とグリューエルから説明を受けてると、また扉にぶつかる。

 

グリューエル「これは?」

 

百眼「随分旧式だな~。うへ~こいつはスゲー!!」pipipi

 

グリューエル「何ですか?」

 

茉莉香「なんか変なモニター」

 

百眼「メカニカルディスプレイだ。画層一つ一つがちっこい歯車とクランクシャフトの組み合わせで出来ててな、三原色と白黒を加えた五色を高速で入れ替える事によって文字を表示する。生きてるやつは、初めて見たぜ♪どうぞ~♪王族の名前が必要だそうだ!文字入力は、従来通りでOKだ」pipipipi

 

グリューエル「...」pipipipi

 

グリューエルが自分の名前を入力する。

 

グリューエル「この先は、低重力環境で温度変化のない高温装甲...違いますか?」

 

百眼「その筈だ...大気圧は保たれてるが、成分の殆どが窒素ガスだ。後不活性ガスが微量...」

 

ミーサ「長期保存にはうってつけね♪」

 

茉莉香「いよいよお宝と対面かしら♪」

 

グリューエル「恐らくこの宇宙船の中には、皆さんが期待するような物は入っていません」

 

茉莉香「でも宝はあるんでしょ?」

 

グリューエル「...扉を開けます」pipipipi

 

グリューエルが扉を開けて、俺達は中に入る。すると、中にはなにも残っていなかった。

 

ミーサ「宝箱にしては寂しいわね?」

 

茉莉香「ハズレ!?」

 

グリューエル「他の倉庫も似た状況だと思います」

 

茉莉香「芸術品は?絵画は?窒素まで使って保存してたんじゃないの?」

 

グリューエル「確かに、かつてセレニティ王宮は、超光速以前の文化遺産を黄金の幽霊船に積み込みました。しかしそれは、過去の経済危機を克服する為に、その殆どを運び出した筈です」

 

拓人「その為の調査団か...」

 

グリューエル「はい...」pipi

 

茉莉香「もう覚えたの?」

 

グリューエル「百眼さんの操作を見て」

 

百眼「スゲーなやっぱり。王族の血筋ってやつかね?」

 

グリューエルが扉を開ける。

 

百眼「ここが、スリーパー区画だ」

 

茉莉香「なんだろうあれ?」

 

拓人「ヤクートーシュトラハイムアリアス?」

 

グリューエル「雪羊です。セレニティで飼われている羊の原種です」

 

茉莉香「へ~!羊が寝てるんだ」

 

ミーサ「ここが、幽霊船の本来の役目を期待された場所ね」

 

グリューエル「ここにはセレニティ星系に住む、全ての生物の遺伝子と実物のサンプルがあります」

 

百眼「ジーンバンクか」

 

茉莉香「凄いじゃないグリューエル。さすがセレニティ王宮ね。やることが大きいわ」

 

グリューエル「国民がいません...」

 

茉莉香「えっ?」

 

グリューエル「...ここにあるのは、かつてのセレニティの自然と、移民船によって持ち込まれた生命のバックアップでしかありません。仮に、何処かの星にセレニティの自然環境を再現しても、それだけの事です」

 

茉莉香「もっと大事な事があるのね」

 

拓人「だろうな...さて、ようやくゴールだな」

 

ようやく目的地に到着した。グリューエルが扉に近付くと、なにやら花のような物が出てきた。

 

茉莉香「何?」

 

グリューエル「昔ならば、血を一滴...と言ったところでしょうか?」

 

グリューエルは、髪の毛を一本抜き、その花らしき物に入れる 。それに反応して扉が開く。しかし!途中で引っ掛かる。

 

シュニッツァー「任せてもらおう!ふん!!ぬおぉぉぉぉぉぉ...!!」

 

拓人「手伝おう」

 

クルー「っしゃ!!」

 

拓&シュ「「ぬおぉぉぉぉぉ!!」」

 

男達が協力して、ようやく扉は開いた。

 

拓人「はぁ...はぁ...」

 

茉莉香「お疲れ拓兄」

 

茉莉香に励まされながら、俺はそのまま中に続く。中には、巨大な花の蕾があった。

 

拓人「なんだこりゃ!?」

 

茉莉香「自分一人で入ったら、ハッチ閉じようと思ってた?」

 

グリューエル「あの大きなハッチを開けている時に、それは諦めました」

 

茉莉香「これが、さっき言ってた大事なもの?」

 

グリューエル「はい...」

 

ミーサ「あらま!?いったい何時の時代の物?こんな大規模なプラントは始めてみたわ」

 

グリューエル「なんだか分かりますか?」

 

ミーサ「言っていいの?」

 

グリューエル「うん...」

 

ミーサ「人口子宮ね」

 

全員「!?」

 

拓人「なるほど...沢山コードが繋がっているとこが、受精卵を育てる人口子宮とその維持装置」

 

ミーサ「真ん中のブロックは、遺伝子のコーティングやチューニングを行うシステム。そんなところかしら?」

 

グリューエル「見ただけでそこまで分かるとは...」

 

ミーサ「半分デマカセ」

 

拓人「鎌をかけたんだ。これがセレニティ王家の生まれの証か...さてと、そろそろお出ましか?」

 

百眼「来るぞ」

 

頭上の扉が開き、セレニティの兵がやって来た。

 

拓人「シュニッツァー、何か棒みたいなもの3本ないか?」

 

シュニッツァー「これでいいか?」

 

そう言ってシュニッツァーは俺に鉄パイプを渡す。

 

拓人「サンキュー♪で、茉莉香。何か考えてるんだろ?」

 

茉莉香「バレた?」

 

拓人「ま~な。そっちは任せるぞ」

 

俺はそのまま、ヨートフとキャサリン以外の兵に襲い掛かる。

 

兵「撃て!!」

 

拓人「あまい!!」キンキン

 

俺は鉄パイプで銃弾を叩き落とす。

 

拓人「茉莉香今だ!!」

 

茉莉香「グリューエル伏せて!!」

 

拓人「ヨートフさん!!」

 

俺はヨートフさん声をかける

 

グリュンヒルデ「ヨートフ!?キャサリン!?」

 

ヨートフ「ここにおります!」

 

茉莉香とヨートフさんが、いいタイミングで二人に催眠スプレーを注入する。

 

拓人「ふ~さすがはヨートフさん♪」

 

ヨートフ「いえ、拓人様も素晴らしい剣術を御使いで...」

 

拓人「取り敢えず、二人をブリッジに連れて行こう」

 

眠っているグリューエル達をおぶりながら、幽霊船のブリッジに向かった。

 

グリューエル「うう~ん...」

 

茉莉香「あっ!起きた!!ごめんなさい!起き抜けで悪いけど、認証をお願い !」

 

グリューエルは、寝惚けながらパスワードを打ち込む。

 

百眼「通った!!」

 

通ると、全員が歓声をあげる。

 

グリューエル「貴方達!何故一緒に!?」

 

茉莉香「利害関係の一致ってやつ?」

 

グリューエル「何故!あのような無法をしたのですか!!」

 

茉莉香「あのようなって?」

 

グリューエル「私におかしなガスを...いったい何の目論みがあって!?」

 

拓人「平和的解決だ。セレニティの兵が、自分の国の姫に手は出せないだろ?そう言うことは、俺達無法者の海賊の仕事だ」

 

グリューエル「...は~...それで、皆さんは今何をしているのですか?」

 

茉莉香「幽霊船を母星に返すの」

 

グリューエル「!?幽霊船は、今セレニティ星系に向かっているのですか!?」

 

クーリエ「そうよ~。確率的量子論と、多元宇宙理論を同元時空で計算して辻褄会わせるの、大変だったんだから」

 

グリューエル「そんな!!私が...いったいなんの為に幽霊船に乗り込んだと思っているのですか!!」

 

拓人「だって、俺達に話さなかっただろ?」

 

グリューエルは、少し悄気ながら妹のグリュンヒルデを見る。

 

茉莉香「大丈夫よ。あの生態プラント、もう打ち止めみたいだから」

 

グリューエル「どういう意味です?」

 

拓人「あの薔薇の泉、すでに枯れていたんだ。あのプラントは、もう遺伝子サンプルも生態細胞も綺麗サッパリ無くなっていた」

 

グリューエル「そんな...」

 

グリューエルがショックを受けていると、扉が開く。ミーサとヨートフさんが入ってくる。ミーサ手には赤ん坊を抱えて。

 

拓人「すまん訂正だ。最後の一人で打ち止めだ」

 

グリューエル「最後の...一人?」

 

ミーサ「この宇宙船出身の、最後のセレニティ王家の系統ね。ちょっと早産だったけど大丈夫♪初めまして、御姉様」

 

ミーサが、抱えてた赤ん坊をグリューエルに渡す。

 

グリューエル「...私は、この子を殺してしまうところでした...」ポロポロ

 

茉莉香「このタイミングで来たから助けられた。それでいいじゃない♪」

 

拓人「その子、もう少し遅ければ、蘇生不能で凍り付いていたそうだ」

 

茉莉香「海賊家業は結果オーライ♪ね?」

 

グリューエル「ありがとうございます!!」

 

赤ん坊「オギャア~!オギャア~」

 

グリューエル「わっ!?」

 

突然泣き出して慌てるグリューエル。

 

拓人「ははは。そろそろ通常空間に復帰するぞ?」

 

通常空間復帰して、セレニティ星系に到着する。そして、俺達は弁天丸に戻り後はグリューエル達に任せた。

 

茉莉香「頑張って、グリューエル」

 

拓人「大丈夫さ。さて、俺達も帰るぞ!目標、海の明星!!」

 

一同「了解!!」

 

こうして、幽霊船の依頼を終了させて海の明星に帰るのであった...

 

 




作者「ど~も皆さん!!帰って参りました!本日は、セレニティ第七正統皇女の、グリューエル・セレニティさんに来ていただきました!」

グリューエル「こんにちは。セレニティ星系第七正統皇女の、グリューエル・セレニティです」

作者(お~...オーラが半端ない...)

グリューエル「どうかなさいましたか?」

作者「い、いえいえ!!それで、無事に幽霊船に会えて、新しい妹も出来ましたし、良かったですね♪」

グリューエル「はい♪」

作者「それに、拓人君に惚れ直したみたいですね♪」

グリューエル「はい!あの時の拓人さんは、とてもかっこ良かったです!!もう、それはもう本当に素敵でした♪」

作者「は!は~...」

グリューエル「それにですね、ヨートフとキャサリンと戦った時も素敵でしたが...」

作者「え~、お話が長くなりそうなので、この辺でサヨナラ~」

グリューエル「それでですね...」
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