アベンジャーズが第五次聖杯戦争に介入するようです   作:ドレッジキング

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アベンジャーズが第五次聖杯戦争に介入するストーリーとなります。かなり勢いに任せた構成なので色々拙い部分があるかもです。そういえばアベンジャーズ的にはサーヴァントってヒーロー扱いになるのかな?


プロローグ 冬木市

「集まったようだな。今回の任務を説明する。お前達はこれから"冬木市"へと赴き、そこで行われる"聖杯戦争"を阻止してもらう」

 

 

 シールドの長官であるニック・フューリーはヘリキャリアの指令室に集まったキャプテン・アメリカ、ホークアイ、ブラックウィドウにそう告げた。

 

 フューリーの横には副官であるマリア・ヒルがいる。

 

 

 地上最強のヒーローチームである『アベンジャーズ』。彼等は地球や世界に対するあらゆる脅威に対処するべく集められた。例えどのような存在であろうと彼等は臆する事なく立ち向かう。

 

 犯罪者、超人、怪物、吸血鬼、魔術師、宇宙人、悪魔、神…アベンジャーズはこれまでにありとあらゆる敵から地球を守り抜いてきた。地球を守護する最強の英雄集団(ヒーローチーム)であるアベンジャーズは今回も地球を脅かす存在を倒すべく異なる世界へと旅立とうとしていた…。

 

 

「"聖杯戦争"…ドクター・ストレンジも言っていた。やはり今回世界中で起きている異常はその"聖杯戦争"が原因なのか」

 

「あぁ。知っての通り、世界各地で起きている正体不明の"泥"による災害。今回の災害について調べた結果"冬木市"で起きている"聖杯戦争"が原因のようだ」

 

「フューリー、私達はその"聖杯戦争"という戦いを止めれば良いんだな?」

 

「そうだ。ストレンジから言われた通り、"衛宮士郎"という少年を護るのが最優先事項。その次が"聖杯戦争"を勝ち抜いた者に与えられるという『聖杯』の破壊、その次が冬木市に召喚されたサーヴァントの排除だ」

 

「フューリー、"サーヴァント"とは何だ? ストレンジからは"衛宮士郎"の守護、『聖杯』の破壊、サーヴァントの排除が条件だと聞いた。至高の魔術師である彼を以てしても『異なる世界』の事象は完全には見通せなかった」

 

フューリーはキャップの問いに数秒沈黙した後、口を開いた

 

「我々はサーヴァントについて色々と調べた。現地に向かったシールドの調査員が情報収集に当たった結果、色々な事が分かった」

 

 サーヴァントというのは聖杯戦争において魔術師が召喚する使い魔のようなのだ。魔術師が聖杯の力によって召喚されたサーヴァントを使役し、他のマスターとサーヴァントと殺しあう。

 

 サーヴァントというのは魔術における最上級の使い魔であり、本来であれば人間に使いこなせるような存在ではない。聖杯戦争における聖杯の力を借りてようやく魔術師が使役できるようになる。

 

 つまり聖杯の力が働く聖杯戦争でなければ基本的にサーヴァントは召喚できない。

 

 聖杯戦争においてはそれぞれのクラスに分けられた計七体のサーヴァントが呼び出される。

 

 剣士である"セイバー"

 

 弓兵である"アーチャー"

 

 槍兵である"ランサー"

 

 騎兵である"ライダー"

 

魔術師である"キャスター"

 

 暗殺者である"アサシン"

 

 狂戦士である"バーサーカー"

 

 マスターである魔術師とサーヴァントの計七組が最後の一組となるまで殺しあう。そして最後に勝利した者だけがあらゆる願いを叶える『聖杯』を手にする。

 

 『聖杯』を手に入れればどのような願いも叶えられるという。

 

過去に四回の聖杯戦争が行われ、今回キャップ達が向かう冬木市で行われる聖杯戦争は五回目だ。

 

 

 「なんか悪魔召喚じみているが、要するにサーヴァントってのは悪魔とか精霊の類みたいなやつか? ほら、ゴーストライダーみたいな感じの」

 

 ホークアイこと、クリント・バートンがサーヴァントを馴染みのダークヒーローに例える

 

 「それに近い。サーヴァントというのは神や悪魔のようなものらしい。最も、彼等とて"生前"は人間であったがな」

 

 「そりゃどういう事だ?」

 

 サーヴァントというのは過去の人類史において英雄とされた者達が死後、『英霊の座』に登録された英霊のデッドコピーのような存在である。

 

 座にいる英霊本体をそのまま現世に呼び出すのは魔術師であっても不可能。そこで役割に即した「英霊の一面」というものに限定、英霊が持つ側面の一部だけを固定化する事でその負荷を抑えている。

 

 「成程…それがサーヴァントのクラスというわけね」

 

 「その通りだブラックウィドィウ。サーヴァントというのは英霊本体に比べて劣化しているとはいえ、神秘の塊のような存在だ。あの世界の魔術師でさえサーヴァントに勝てる道理はない」

 

 「それなら何でサーヴァントは魔術師連中に従うんだ? わざわざ呼び出されて連中の犬になる事はないのに」

 

 「サーヴァントを律する"令呪"というのを魔術師は持っている。サーヴァントに対する三つの絶対命令権を以てサーヴァントを従えているというわけだ。最も、三つの令呪全てが尽きれば魔術師はサーヴァントに殺される事もあるようだが」

 

 「付け加えておくと聖杯戦争を主催している『魔術協会』と『聖堂教会』には気をつけろ。彼等は聖杯戦争が外部の人間に邪魔されるとあれば

全力で排除しに掛かるだろう」

 

「『魔術協会』と『聖堂教会』…?」

 

「聖杯戦争の裏に潜んでいる組織だ。連中に目を付けられれば厄介な事になる。冬木市の言峰教会に聖杯戦争を監督する為に派遣された神父がいる。

ソイツにも十分に気を付けるんだ」

 

「最も、これから向かう冬木市は我々のいる宇宙とは異なる世界にある街だ。当然の事ながら向こうには我々シールドやアベンジャーズを知る人間

はいない」

 

「けどその方がかえって動きやすいでしょうね。私達アベンジャーズが存在しない世界であるならば顔が割れる心配がないもの」

 

「冬木には既に二名のヒーロー…クライムファイターを送り込んでいる。"恐れを知らぬ者"と"髑髏の処刑人"の二人だ」

 

「そいつ等か…。フットワークが軽いってのは羨ましいね」

 

「所謂汚れ仕事には適任がいるという事なんでしょうね」

 

「ドクター・ストレンジとハルクも手が空き次第お前達の後に続いて冬木市に向かう手筈になっている。サーヴァントには十分に警戒しろ。人類史にその名を刻んだ英雄豪傑ばかりだ」

 

「フューリー、私達は如何なる相手にも油断はしない。誰であろうと全力で戦うだけだ」

 

 フューリーの言葉にキャップは力強く答える。そう、キャップはどのような相手であれ慢心や油断はしない。守るべき人々の盾となり敵に立ち向かう。

 

 人々を守る以上は常に全力であり常に自分の限界を出し切るのがキャプテン・アメリカだ。

 

「お前達に渡したマニュアルを読んでおけ。そこにサーヴァントや『魔術協会』、『聖堂教会』についての詳細が載ってある。連中と戦う為の対抗策もできる限り記入しておいた」

 

「ドクター・ストレンジが冬木に到着するまでくれぐれも無茶だけはするなよ。お前達だけではサーヴァントに有効打は望めない」

 

「分かってる。それより俺達はその衛宮士郎って坊やを保護すりゃいいんだな?」

 

「そうだ。何としてもその子を守り抜け。お前達は士郎少年が通う『穂群原学園』に海外から来た教師という立場で赴任する事になっている。彼の身を守るにはそれが一番手っ取り早い」

 

「了解した。今は私達だけがあの街に向かう。トニーやソーにも来て欲しいが生憎二人は任務で手が離せない」

 

そう、アイアンマンことトニー・スタークと雷神ソーは世界中に出現した正体不明の"泥"の対処に当たっている。

 

 ドクター・ストレンジがようやく世界中に出没した泥の原因が異なる宇宙にある冬木市にある事を突き止め、キャップ、ホークアイ、ブラックウィドゥの三名が冬木に向かう事になった。

 

 とにかく今は圧倒的に人手が足りていない。他のアベンジャーズのメンバーは泥の対処に追われている。

 

「キャップ…、先に到着している犯罪者殺しの狂犬とは連携するのか?」

 

「それはまだ考えていない、状況によっては彼の協力も必要になるが。マードックとは到着次第会いに行こう」

 

「了解した。そんじゃ行ってみようぜ、冬木市とやらなにな」

 

「あぁ…それでは行くか」

 

"Avengers Assemble !!"




このメンバーでサーヴァントに対抗できるんかな・・・(汗
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